ディストラクション練習
何度も書いている「ディストラクション」。
「犬の集中をそいでしまうもの」は世の中に沢山あります。
人にとっては特になんの変哲の無いものでも、犬達にとっては大きな刺激になってしまうものは少なくありません。
特に特定の物を気にしてしまう犬にとってみれば、その存在自体で平常心を失ってしまうこともあります。
そんなときは、隣で何を言っても聞いてはくれないので、少しずつ刺激にさらしながら、平常心を保つ練習をすることが重要です。
加えて、一つ一つの作業をきちんと犬に伝えておくことは基本中の基本。
今日は2歳のMくんのプライベートレッスンに見習いを同伴しました。
以前にも多少ディストラクションとして参加させていますが、今日は少しハードルを上げて、動く見習いを視界にいれながら、飼い主さんと集中して遊んでいただくことにしました。
一見、一般家庭犬にそんな練習必要?と思われるかもしれませんが、動きの速いボーダー・コリーにとって、ちょっとした刺激でも持って行かれてしまうと止められなくなることがあります。
ハンドラーと集中して遊ぶ。
ハンドラーの言葉に耳を傾ける。
そんな練習を兼ねての今日はゲームを混ぜたトレーニング。
途中見習いのおもちゃが気になって私に飛びついてきたM君ですが、「フセ」と言ったらストンと伏せてくれました。
興奮しても、ちゃんと言葉のキューに反応出来るようになってきたM君。
日々の飼い主さんの練習の成果でしょう。
ご近所でモテモテのM君だそうです。
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