犬の健康

2023年5月28日 (日)

犬との生活:夏場の水遊び

今日は久しぶりに犬たちと川遊びに行ってきました。
真夏ではありませんが、日中の気温が高かったこともあり、犬たちも楽しく遊んで帰ってきました。

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これから夏場に向けては、犬たちにとっても厳しい季節。
水遊びは、人も犬も涼しく、夏場の楽しい遊びのひとつです。

以前にも書いていますが、リマインドを兼ねて。

犬たちはみな水遊びが好きかと聞かれれば、答えは否。
苦手な犬もいます。

遊んでいるうちに、飛び込んで楽しいと学習した犬は、水を見るとすぐに飛び込みたくなりますが、初めの一歩を失敗すると、トラウマになって苦手になってしまう子もいますので、初めが肝心と言うところでしょうか。
無理強いしないで、自分から入れるようになるといいですね。

さて、水遊びには、プール、川、湖、海など様々です。
泳いでいる時おもちゃを咥えていたりすると、泳ぎながら水を飲んでしまうことがあります。

海水などは、飲み過ぎてしまうとお腹を壊すこともありますし、真水であれば、ナトリウムのパーセンテージがさがって「低ナトリウム血症」、いわゆる「水中毒」を起こすことがありますので注意が必要です。

川は水温が低いので、長く浸かっていると「低体温症」にもなりかねません。
また、川は上流の天候の変化によっては、急な増水が起こることもありますので注意が必要です。

楽しい水遊びが暗いものにならないためには、ハンドラーのケアが欠かせませんね。

また、水遊びばかりに気がいっていると、水場周辺の別の問題を見過ごしがちになります。
別の問題とは、ダニです。
水場の傍の茂みはダニが生息しやすい場所ですので、気を抜いていると、体中に付けて帰って来ることに(経験談)。

当然、熱中症にも気を付けたいところですね。

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2023年4月 5日 (水)

子犬は十分な睡眠が活力のもと

子犬は成犬以上に睡眠時間を必要とします。
しかし、飼い主さんの睡眠サイクルはご家庭ごとに違い、夜型のお家で育つと、夜更かしの朝寝坊の癖がついてしまいます。

夜更かしの朝寝坊のどこが悪い。と言われそうですが、朝寝坊でも、起きてからきちんと運動して、ごはんをしっかり食べることが出来ていれば問題ありません。
ところが、往々にして、夜更かしして朝起きられない子犬は、活動が始まる時間が遅くなり、ごはんもあまり食べたがらず、気が付くとお日様はすでにあがって暑くて散歩に行かれない。
じゃぁ、夜散歩に行こうとなってしまうと、子犬は昼間の外の状況を知らずに大人になることになります。

昼間と夜では街の様子は全く違います。
一生夜しか外に連れ出さない、ドラキュラ生活を送っていればいいのでしょうが、休みの日にはカフェにお出かけやら、連休にはお泊り旅行、なんてことになると、子犬はなかなか順応出来なくなります。

そもそも、睡眠時間が足りていないと、昼間ボーッとして動かず、お腹も空かず、夜になって目がさえて動き回るという昼夜逆転現象を起こしてしまいます。
すると、夜中人が寝静まってから排泄をして、吠えて起こす犬もいます。

人間は3~4時間の睡眠時間でも大丈夫な人もいるでしょうが、子犬の睡眠時間は16時間程度必要ですから、飼い主が昼間遊ぼうと思っても、まったく付き合ってくれなくなってしまいます。

夜は決まった時間に電気を消したり、あるいはハウスにカバーをかけてあげたりしながら、寝やすい環境を作ってあげることが大事です。

人間は睡眠が足りないとイライラしたりしますが、子犬も十分な睡眠時間が無ければ順調には育ちません。

昼間も活動して欲しいと思えば、是非子犬の睡眠時間をしっかり確保してあげましょう。

先日ドッグダンスのイベントに参加した際、クレート待機練習をしていた見習いは、日中ずっとクレートの周りを行きかう他犬を見張っていて昼寝をしないので、夜は早い時間に目がくっついてしまい、夜中もちょっとした音にも反応せず、朝までぐっすり寝てくれました。

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今月1歳6か月になろうという見習い。
まだまだ子供です。

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2022年11月26日 (土)

犬に安心と安全を提供する

JAPDT主催のカンファレンスは今日も続いています。
ちょっとバタバタしてしまい、ところどころ生で見られていない部分もありますが、アーカイブになってからゆっくり見直すことにしましょう。

昨日お話ししたLaura Monaco Torelli氏の動画の中に、ひとつのケージの中にいる野生動物に対し、別々(距離を取って)に食事を与える場面がありました。

食べ物がからむといろいろ問題が起きるのは人間社会でもあること。
動物の世界にだってある話です。
特に多頭飼いの場合、速く食べてしまった子が、遅い子のごはんを横取りするということは少なくありません。
横取りされまいとすれば、当然そこには喧騒が生じます。
そうならないための策を考えるのも、管理する側の責任でしょう。

我が家の初代ボーダー・コリーの母子の話しですが、家の間取りの問題もありますが、母は単独のフードボウル、娘と息子は2つ並べられるフードボウルスタンドで当初は何事も無く食べていました。
しかし、ある時、息子の方が早く食べ終わってしまったあとに、娘の方に顔を突っ込んで喧嘩になりそうになりました。

以来、娘の方はボウルが並べてあると落ち着いて食べられないので、食器に近づくのを嫌がるようになりました。
そこで、2個のフードボウルの間に、今のご時世に見られる衝立を置くことで視線を遮ったところ、2頭一緒にまた食べられるようになったのです。

もちろん娘の方はさっさと食べ終わると、そっと後ろに下がってからその場を離れるという彼女なりの方法を学んだようです。

兄弟姉妹であっても起こるのですから、普通の多頭飼いであれば起きても不思議はありません。
心の広い犬ばかりではないからです。

見習い1号と2号は各々ハウスで食べる習慣を付けました。
お互い安心して食べています。

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ハウスと言う環境自体が安心できる場所とすでに理解していることもあり、お互い急ぐことも無く、自分のペースでごはんが食べられているので、問題も起こりません。

食事一つとっても、安心できる環境で食べさせてあげると、早食い防止にもなりますね。

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2022年11月20日 (日)

散歩は歩くだけ?

パピーレッスンでお伺いする場合、当然お散歩についてお話をしますし、お散歩の方法などのアドバイスもさせていただいています。

問題行動に関してお伺いする場合も、お散歩中に問題が出る場合は当然お散歩の様子を観させていただき、アドバイスをさせていただいています。

お散歩はご家庭ごとに違います。
お住まいの環境によっても異なるので、「こうでなければいけない」というものではありません。

しかしながら、生き物である以上体を動かすことは必要です。

お散歩が5分だったり、トイレだけのためだったり、カートの中だけだったりでは、犬にとって楽しいものにはなりづらいでしょう。

外から得る刺激は沢山あります。
子犬であれば社会化に不可欠ですし、シニアであればアンチエイジングにも役立ちます。

もちろん、犬の状況によって、お散歩は変わることもあります。

我が家のシニア犬の場合、家の周りは坂なので、往きか帰りに歩けなくなることがありました。
そこで、車に乗せて大き目の公園に連れていき、歩けるところまで歩き、歩けなくなったらカートに乗せて帰ってきました。

元気なうちは出来るだけ沢山歩かせてあげたい。

若い犬であれば、歩くだけでなく走らせてあげることも必要でしょう。
日常的に走ったことのない犬に、ドッグスポーツの時だけ「走れ。」というのはちょっと理不尽。

ロングリードを使ったり、安全なドッグランを使ったりしながら、健康維持をサポートしてあげたいですね。

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2022年10月13日 (木)

じっと立つ。

犬は動いているのがあたりまえなので、ドッグスポーツをやっているとさらにその瞬発力やスピード感を求めがちです。
しかし、何をおいても一番基本となるのはじっと立っていること。

なぜじっと立つことを重視するかと言えば、体のバランスが良くなければ人間同様じっと立っていることが出来なきくなるからです。
人間で言えば「姿勢よく」立つということですね。

4本の足に均等に体重を乗せて立っていることで、バランスよく動き出すことができます。

さて、まだまだ成長過程にある見習い2号。
妙に足が長くて、まだまだバランスがよくないので、きちんと立つことを教えていきます。

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ポイントは背線と飛節の角度。

メス犬の場合、2歳ぐらいまでに体が完成してきます。
メンタル面も含め、まだまだ成長途上です。

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2022年8月14日 (日)

犬のボディバランス

今日は見習い2号のボディバランスレッスンの日でした。

犬の成長には個体差があります。
一般的に、小型犬の方が中型、大型犬より速く成長します。

かつて初代ボーダー・コリーとドッグショーに出ていた頃のこと。
生後7か月だった彼女は、急に胴が伸びたり、脚が伸びたりと、見た目が非常にアンバランスでした。
個体差があるので、バランスよく伸びている子と比べると、大層貧相に見えたものです。
また、この時期は人間の成長期同様、骨格がしっかりするための期間なので、激しい運動は避けたいところです。

さて、犬の体の使い方は何度も書いていますが、きちんと伝えないと犬は自分に楽な動きだったり、自然に身についた動きをするようになります。

以前トレーニングで見させていただいた中型犬は、家にいるときいつもソファに寄りかかるように横座りしていたそうで、レッスン中にオスワリをお願いすると、必ず腰を崩して座っていました。
競技会などに出なければ、別にどんな座り方をしてもいいのかもしれませんが、まっすぐ座っていないということは、背骨が歪む可能性があったり、きちんと体を支える筋力がつかない可能性があります。
犬も人間同様、楽な方に傾くようですね。

単純に「立ってじっとしている」という行動さえ、個体によっては足をバタつかせたり、動き回ったりして出来ない子もいますが、この「立ってじっとしている」というのは本来犬自身の体重をきちんと四肢に載せるという意味では重要なポイントでもあります。

成長途上にある生後9か月の見習い2号の立ち姿はまだまだ未完成ですが、できるだけニュートラルに、かつきちんと筋力を使いながら立っていることを教えるのは大事です。

下の画像は、後肢を後ろに引きすぎているため、体重が四肢に均等にかかっていません。

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少し足場を変えて、もう一度やってもらったら、少しニュートラルになってきました。

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誘導しなくても、普通にこの形が取れるようになるといいですね。

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2022年8月10日 (水)

姿勢変更のメリット

競技会に出ない一般家庭犬であっても、「停座(オスワリ)」や「伏臥(フセ)」などの姿勢変更は普通に教えますが、その姿勢変更の方法をきちんと教えてあげると、犬にとってはとても良いエクセサイズになることはあまり知られていません。
エクセサイズとは、いわゆるインナーマッスルなどの強化と言う意味です。

ただし、姿勢変更する際、瞬時に体勢を変える方法ではなく、ずるずると足を動かしながら行うとあまりメリットはありません。
どこの筋肉を使っているかがポイントということです。

例えば、以前見習いたちの姿勢変更の際、どこを基軸にしているかによって、姿勢変更の方法が変わると書きました。
見習い2号の場合は、後肢(後ろ足)を基軸にしているので、停座から伏臥に移る際、お尻の位置を変えずに、前肢(前足)をぐっと前に突き出して伏せます。

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 同様にその位置から停座に戻るときは、体の前部をぐっと後ろに戻して元の位置に戻ります。

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体幹が無いとなかなか移動できません。

逆に年齢を重ねると、少しずつ筋力も衰えてくるので、こういった姿勢変更は負担になる場合があります。
そういうときは無理をする必要はありません。

若い犬の場合は、体が出来て来たら、少しずつ練習することで体幹アップに繋がります。

また、これらの動きは基本の姿勢がきちんと出来ていないと出来ません。
つまり、腰を崩して座る癖がある場合、崩した状態のままでは上手に姿勢変更できないということです。

単なる姿勢変更ですが、どんな風にやっているか、観察してみるのもおもしろいですよ。

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2022年8月 3日 (水)

夏場の犬遊びに注意!

年々亜熱帯化しているような日本の気候ですが、住みづらくなるのは人間だけではなく愛犬も同様です。
特に子犬にとって初めての夏は厳しいことが多く、体調を崩す犬も少なくありません。
お腹を壊したり、食欲が落ちたり、気を付けてあげたいですね。

さてそんなとき、犬たちとの水遊びはとても楽しいもの。
水を得た魚のように楽しそうに遊ぶ犬たちも少なくないでしょう。

今日は犬たちとの夏場のレジャーで気を付けたいことをいくつかお話ししましょう。
毎年のように書いていることもありますが、リマインドも兼ねて。

①熱中症
当然のことながら、この気温で毛皮を着た犬たちには地獄のようなものとも言えるでしょう。
だからと言って、サマーカットはあまりおすすめできません。
なぜなら、毛皮には犬の皮膚を守る役目もあるからです。
さらに、地面の照り返しも小型犬などにはとても厳しいと言っていいでしょう。
アスファルトなどの地面の熱さも犬の足裏(パッド)にはとても危険ですので、出かける前のチェックは必要ですね。

犬の中には、暑いと日影を探して暑さをしのぐことの出来る犬もいますが、多少の暑さぐらいなら気にしない個体もいます。
そういった犬の場合、飼い主がきちんと管理していないと、ついつい度を越して、倒れるまで遊んでしまうこともあるので要注意です。

②低体温症
暑い日の水遊びは人も楽しいもの。
特に川の水は思いのほか冷たいので、長く浸かっていると低体温症になってしまうこともあります。
我が家の見習い1号はとにかく水が好きなので、水の中に入ってしまうと、まったく上がってきません。
口の中が紫色になるまで遊んでいるので、強制的に水からあげると、河原でプルプル震えていることも。
子供と同じで、楽しいことはなかなかやめられないので、飼い主のコントロールは欠かせませんね。

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③水中毒
水泳も含め、水遊び中に水を飲み過ぎて「低ナトリウム血症」になってしまうことです。
水まき用のホースから出る水と楽しそうに戯れる犬も注意が必要です。
熱中症が心配だと、ついつい水分を多めにと考えてしまいますが、水の過剰摂取も命取りになることがあります。
症状は「ふらつき」や「意識混濁」などですが、水遊びの直後に出るとは限りません。
家に帰ってしばらくしてから出ることもあるので注意が必要ですね。

④虫
自然の中に行くと、様々な虫と遭遇します。
我が家も湖畔のキャンプに出かけた時、見習い1号が100匹以上のダニを連れて帰ってきました。
翌日からダニ取り用具で一匹ずつ引きはがすのがどれほど大変だったか。

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愛犬との楽しいアウトドアレジャーが残念なことにならないよう、出来るだけケアしてあげたいですね。

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2021年10月28日 (木)

ウンチは健康のバロメーター

都内に住んでいますが、散歩に行くと、以前に比べれば格段と減ってはいるものの、たまに放置ウンチをみかけます。
恐らく夜の散歩時、スマホに夢中になっていて自分の犬を見ていない方の愛犬ではないでしょうか。
もちろん、故意に置いて行かれる人もいなくはありませんが。

しかし、愛犬の便はとても大事なものです。
色、形、固さなど、今の愛犬の健康状態をとてもよく反映しているので、是非きちんと確認して欲しいものです。

例えば、いつもよりやわらかかったり、あるいは血が混じっていたり、変な物がまじっていたりしてはいませんか?

特に子犬はよく誤飲をします。
おもちゃの一部(我が家の場合、コングのへそ部)や、ドッグベッドの糸など、びっくりするようなものが出てくることもあります。
特に大型犬は、靴下やタオル、ラップに包まれた食品など、丸ごと食べてしまうこともあります。
ウンチに紛れて出てくれればまだしも、中には開腹手術となることもあるので、便の確認はとても大事です。

また体調不良の時は、粘液便(包状便)、水様便、血便など、いつもと見た目が違う状態であれば、何か病気を疑わなければいけません。

そろそろ寒くなってきたので、毎朝拾う犬たちのウンチも暖かく感じるようになってきましたが、先日アシスタントのウンチを拾ったらやけに熱かったので、帰宅してから体温を計ったら39度ありました。
幸い大事には至らず、その翌日には平熱に下がっていました。

健康な犬の便は地面につかない程度の固さです。
成犬になれば、一日2回ぐらいが平均回数ですが、少し多めに運動したりすると、回数が増えて、いつもより少し緩めになることもありますが、軟便が続かなければ問題ありません。

いつもやわらかめの場合は、フードが合っていないか、量が多い場合もあります。
子犬の場合は消化機能も発達途上ですから、回数を増やして一回量を減らしてあげると改善される場合もあります。

いずれにしても犬のウンチは健康のバロメータ、是非拾って確認しましょう。

チビの頃、ドッグベッドを3台破壊して、お腹を壊した見習い。
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2021年9月15日 (水)

太りやすい犬種?

今日のチワワさんのレッスンで、トリーツを貸していただいたところ、なんとも小さい。
確かに、小型犬の場合大きなトリーツをあげてしまうと、食べることの時間が取られてしまい、何のご褒美だったかわからなくなってしまうことがあります。
さっと口に入れて、すぐに飲み込んでくれると、続けて行動を強化しやすくなるので、ドッグトレーニングにおいてはトリーツの大きさも重要になってきます。

飼い主さんは、チワワさんが太ってはいけないので、トリーツの大きさや量もよく考えていらっしゃるようです。

確かに、トリーツをあげすぎてしまうと、当然一日の適正食事量をオーバーしてしまい、結果ウェイトオーバーしてしまう可能性は高くなります。
そこで、子犬の場合は、一日の食事量からトリーツとして与える分を分けておくと、全体量を増やすことなく、適正体重を維持しやすくなります。

先日、別の犬種のパピーさんのレッスンに伺ったとき、飼い主さんがブリーダーさんに、「この犬種は太りやすい犬種」と言われたそうです。

太りやすい犬種?

適正量の食事と、適正な運動量があれば、おそらくどんな犬種であっても、太り過ぎを防ぐことはできるのではないでしょうか。

確かに、避妊や去勢といった施術後に太りやすくなることがあります。
ホルモンのバランスが変わったり、基礎代謝量が減ったりすることで、施術前と同じ量の食餌量を与えていると、当然のことながら消費量が少ないので、ウェイトオーバーしてしまうからです。

太りやすい犬種ではなく、太らせてしまうのは人間側の問題とも言えるでしょう。

「かわいいからオヤツをあげる。」
「欲しがるからあげる。」

あげるのは構いませんが、多めに上げたときはご飯を減らしたり、あるいはちょっと運動量を増やすといった工夫も必要ですね。

ちなみに、我が家のアシスタント、ちょっと運動量が減って、ちょっとオヤツが増えたとき、ウェイトオーバーしたことがあります。
お腹にくびれがなくなり、走っていても重そうで、板障害を跳び越えるときにお腹をぶつけてしまいました。
ちゃんと管理してあげなかったこちらの責任です。

体が重いと、人間も動きづらくなるもの。
体重管理、大事ですね。

こちらの方は、ちょっと増やしても太ることはありません。
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その代わり、量が増えるとお腹がゆるくなります。
ちゃんとコントロールしないといけないですね。

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