犬との生活

2021年11月 4日 (木)

犬は人を舐めたりしない。

犬を擬人化する言い回しをよく聞きます。
「これみよがしに」
「わざと」
これって本当でしょうか。

「留守をするたびに寝室のベッドで排泄をするのは、嫌がらせだ。」
子犬のトイレの失敗にしても、「いつもはできているが、今日はわざと違うところでやった。」

果たして本当に犬は故意にやっているのでしょうか。
実際は不安から正常な行動が取れなかっただけではないでしょうか。

特に留守中は何が起こるかわかりません。
外の異音に不安を感じたり、一人で留守番をしていることで分離不安を感じることはよくあることです。

犬のいつもと違う行動(ミス)に対して叱責する前に、いろいろな原因を想像してみることも必要ですね。

また、ご家族の中で、パパの言うことは聞くけれど、ママの言うことを聞かないという話もよく聞きます。
そんなとき、「パパは怖いけど、ママは優しいから舐められている」と思われる人は少なくないはず。

確かに、ひどく叱られたり、怖い思いをしたとき、犬はその気持ちのやり場を怖くない相手にぶつけることがあります。
転嫁行動と言われるものです。
転嫁行動がママに向かい、パパに強く言われると、パパにはとりあえず大人しくしているという場合もあります。

しかし、実際犬はわかりやすいサインをくれる人の言うことを聞きます。
舐めているわけでも、順位付けをしているわけでもなく、単純に自分に何を要求しているのか理解できる相手の話を聴きます。
いつも一貫性を持って接してくださいとお願いしている理由がそこにあります。

日によって、あるいは時と場合によって言うことが違う人の話は聴きづらいものです。
いつも一貫していると信頼できるので、犬も安心して話を聴いてくれます。

たまに聞く話ですが、夜寝ようと思ってベッドに行こうとすると、先にベッドに乗っていた犬に唸られるということ。
これはある意味犬の勘違いで、舐めているわけではありません。

犬とベッドを共有する場合、ベッドは一緒に使うものだと最初から教えてあれば、自分のテリトリーと勘違いさせてしまうこともありませんが、「下りて」とお願いして下りてくれないときそのままにしてしまうと、犬は別に下りなくても問題ないと理解し、その後無理矢理下ろそうとすれば、自分のテリトリーを死守しようと頑張るようになってしまったりします。

愛すべき犬たちとの生活を快適なものにするためには、愛犬にわかりやすくこちらの気持ちを伝えることと、一貫性を持つこと。
そしてある意味、きちんと住み分けをすること。

今まで何も問題が無かったのに、最近ちょっとと思ったら、是非人間側の対応について再確認してみましょう。

犬とのコミュニケーション、適当にしていると、相手も適当に返してくるようになるので、一貫して伝えていきましょう。

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爆睡していても、声をかけてから下りるように頼めばすぐに下りてくれる見習いです。

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2021年10月29日 (金)

ペット保険の話


ペットの保険、ご存知無い方はいらっしゃいますか。
怪我したときや病気になったときにお世話になるものです。

中には、ペットが誰かに迷惑をかけてしまったときの損害保険が特約でついているものもあるようですが、一般的には病院にかかるようなときに、支払いの何割かを補てんしてくれるものです。
※支払い時に清算できる保険会社もありますが、後から請求する保険会社もあります。

会社によって、5割負担や7割負担というように、負担割合が異なる商品を用意しており、選択できるようになっています。
それによって、月々あるいは年額での支払い額が変わってきます。

なんでこのような話をするかと言うと、最近我が家が入っている保険会社の支払金額がどんどの上がっていることに不安もあり、ちょっと調べてみて気づくことがあったからです。

そもそも、犬が元気なら保険料を支払うのはもったいないと感じる方は少なくないと思いますが、それが「保険」なので、ある程度は致しかたないとも言えます。

我が家が保険に入ったのは先代のボーダー・コリーが10年以上前にガンにかかり、手術代とその後の抗がん剤治療費とバカにならなかったことから、以後他の犬たちは全頭保険に入るようになりました。

子犬で我が家に来てすぐの保険料は月齢も若いので少額ではありますが、年々歳を重ねていくと保険料は次第に高くなっていきます。
しかし、実際病気になって検査の費用や手術代、治療費を考えると、入っていてよかったと思うことの方が多いもの。

いずれにしても、保険会社も最近は増えているので、免責があったり、一日の支払限度額が決まっていたりすると、役に立たないこともあるので、よく調べてから入ることをおすすめします。

もちろん、いつまでも元気でいられればその方が当然ありがたいことですが、転ばぬ先の杖という言葉もありますので、機会があったら検討してみるのもいいかもしれませんね。

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いつまでも元気でいて欲しいですね。

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2021年10月25日 (月)

犬との生活:車酔いの話

日本で、中・大型犬と暮らしていらっしゃる方は、ほぼ車での移動が当たり前の生活となります。
なぜなら公共交通機関に犬を乗せられないからです。
顔を出さないように犬をパックするには、小型犬でなければ恐らく難しいでしょう。

そこで問題となるのが犬の車酔いです。
自分に車酔いの経験が無いと、犬が車に酔うとは思ってみなかった人は沢山いるのではないでしょうか。

子供の頃一緒に暮らしたコリー犬は車が大好きで、買い物に行こうとすると、いつも勝手に後部座席に座って待っていました。

その後、自身で世話をする初めての犬(ハスキー)を迎えたときも、車は大好きで、いつもワゴンのカーゴスペースに乗ってくつろいでいました。

ところが、その次にやってきたボーダー・コリーの女の子が車に弱かったので、初めて犬も車に酔うということを実感したわけです。
自宅に引き取って来る日も、後部座席で吐いていましたし、その後も、車に乗るたびによだれから始まり、用事を済ませて家に戻ってきて、ギアをバックに入れると吐くということを繰り返していました。
だからと言って車が嫌いなわけではなく、乗ることも躊躇しませんでした。

しかし、中には車に乗ること自体から練習しないと難しい子もいます。
小型犬は抱っこで乗せられるので、さほど苦労はしませんが、大型犬クラスになると、自力で乗ってもらう必要が出てくるので、嫌だ!と拒否されて座り込まれるとどうにもなりません。

ということで、車酔いするかどうかの前に、車に乗る練習が必要になってくる子もいるので、最初に車に乗せる日が旅行や遠出(ロングドライブ)というのはあまりにも無謀すぎます。
まずは車に乗ることだけの練習から始めましょう。

一緒に後部座席に座って本を読んだりしながら、動かない車の中で時間を潰すのもひとつです。
時々オヤツをあげながら、その環境にならしていきます。
場合によっては、車にクレートを積んで、その中で落ち着いていることから馴らす必要もあります。

自分から楽しそうに車に乗れるようになったら、エンジンをかけてみたり、家の周りを一回りしてみるといいでしょう。
付き添ってくれる人がいれば、運転者以外に、犬の傍で犬にオヤツをあげてくれる人がいてもいいかもしれません。

車が動いてから、よだれが出始めたりする場合は、車酔いの可能性があります。
無理はしないで止まって様子をみてみましょう。

基本的に、車に乗せるときは何も食べさせない方が無難です。
犬の消化時間は7時間程度と言われているので、食べてしまえばどうしても車酔いしやすくなります。

我が家の初代ボーダー・コリーの場合、長距離移動になるときは、車に乗る前に獣医師から処方された車酔いを飲ませることもありました。
ボーッとするので、車酔いしづらくなります。

車酔いする犬も、楽しく遊んで帰ってくるときは酔わないこともあるので、疲れさせてから乗せるのも一つの方法です。

子犬の頃は三半規管などが発達していないので、車酔いの確率は高くなりますが、成長と共に治る場合もあります。
初代ボーダーとその娘は両方とも子犬の頃から車酔いがひどかったのですが、1歳ぐらいまでに治ってしまいました。

一方、息子のボーダーは全く車酔いせず、現アシスタントと見習いも全く問題ありません。
個体差が大きいと言えるでしょう。

楽しい愛犬とのドライブのためには、予行演習から始めることをお奨めします。

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車酔いを克服した母(左)と娘(右)と、全く酔わない息子(中央)

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2021年10月24日 (日)

なんとかしたい!子犬の悪戯

子犬を初めて迎えると、犬との暮らしがこんなに大変なのかと思い知らされる人は沢山いると思います。
なぜなら、犬との楽しい生活、癒される生活を夢見て犬暮らしを始める人にとって、現実はあまりにも程遠かったりするからです。

これはいわゆる結婚生活とも似ています。
最愛の人と暮らすのだから、きっと楽しいに違いない。
しかし、実際朝から晩まで一緒にいると、今まで気づかなかったことにも気づくようになるし、それがいいことであれそうでないことであれ、とりあえず全てまとめて受け入れなければ結婚生活は長続きしないのと同じです。

「犬」という異種のことを知らずして、犬と共に暮らすことはなかなか難しいものです。
もちろん、全てを受け入れて下さればいいのですが、それ以前に日々の生活が大変過ぎて、疲れてしまう飼い主さんも少なくありません。

行動範囲が狭い時期はまだしも、散歩に連れていかれるかどうかぐらいの時期になってくると、動きも活発化し、狭いところに閉じ込めておくことは出来ません。

犬の立場に立ってみると、みなぎるエネルギーをどう発散させればいいのか悶々としているので、とりあえず身の回りにあるものをかじったり、ひっかいたりと、いろいろやるようになるわけです。

一番にターゲットにされるのは、トイレシーツ。
トレイに入れてあろうが、ネットが付いていようがお構いなしに引きずり出してビリビリにする。
破壊だけならまだしも、かじっているうちに食べてしまったりということも少なくありません。

せっかく寝心地よくしてあげようと用意したベッド。
気づいたらこれも破壊されて、最後はお腹を壊すまでに(我が家の見習いの場合)。

噛みたい衝動、掘りたい衝動。
こういったものを解消させてあげるためには、人間側もいろいろ工夫して付き合っていかなければいけません。
何の手も打たないで、「ウチの子は悪戯ばかり」というのは理不尽です。

おもちゃを介して遊びに誘ったり、追いかけたくなる安全なおもちゃを用意して、走らせてあげたり。
場合によっては小さいころから、頑張ればフードがゲットできる知育玩具などを取り入れてもいいかもしれません。

いずれにしても、思春期の高校生のように、子犬たちもそのエネルギーの発散先に悩んでいるので、飼い主としてはなんとか悪い方向に向かわないようにサポートしてあげることが必要です。

当然体を疲れさせるだけでなく、頭の刺激も必要です。

このようなサポートもしないで放っておくとどうなるか。
運動不足であれば、お腹も空かないので、そのうち食べることに興味が無くなってくることもあります。
そこで、いろいろ美味しいものを食べさせようと飼い主が努力してしまうと、美味しい物しか食べてくれなくなるという弊害も出ます。

体も心も持て余していれば、悪戯に没頭するようになります。
ドッグベッドに飽き足らず、クレートの破壊、サークルの破壊、さらには床剥がしと、子犬の悪戯はますますエスカレートしていきます。

散歩に出られるようになったら、是非散歩に連れて行って下さい。
様々な刺激を受けることで、心身ともに心地よい疲労感を得れば、食も進むし、イライラして破壊するという行動も減ってきます。

散歩に行かないことで、散歩に行けなくなってしまうと、今度は肥満と言う弊害も生まれます。

犬との暮らしで健康になったという飼い主さんは沢山います。
「散歩に連れて行ってあげないとかわいそうだから。」と仕事から帰って疲れていてもちゃんと行く人は行きます。
確かに一日フルタイムで働いて帰ってくると、本当に行きたくない日もありますが、犬たちとの散歩でリフレッシュすることは沢山ありました(自分の場合)。

「1時間行かなきゃ」という縛りを作るのではなく、犬と一緒に散歩に出たら、思いのほかリフレッシュできて、ついつい1時間ぐらい経ってしまったということもあります。

元気な犬たちと是非沢山散歩に行ってください。
そのうち、どんなに行きたくても、「もう歩けないよ」とシニア犬に言われてしまう日がやってきます。
元気で健康なうちは、是非散歩にいきましょう。

さて、今日は散歩嫌いなT君のレッスン。

相変らず、散歩に出るときは尻込みしているのですが、出てしまうとタッタカ歩いてくれます。
そして帰るころになると、今度は帰りたくないと言うT君。

もしかしたら、散歩の醍醐味がわかってきたのかもしれませんね。

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2021年10月23日 (土)

ロングリードの使い方

今日パピーレッスンで伺ったお宅で言われたこと。
「ロングリード(4.5メートル)で走らせたいんですけど、走らないんです。」

まず、犬は目的が無いとなかなか走ってくれません。
例えば我が家の見習いのように、私を中心に勝手に左周りで走っている犬もいますが、元々はおもちゃを咥えていると、アシスタントが追いかけて自然に走るようになったからで、最初から勝手に走っていたわけではありません。

ドッグランに行くと当然他の犬がいるので、仲良く追いかけっこということはあります。
片方が誘って片方が追いかける。
たまに両方が追いかけて欲しい場合は、なかなか遊びが成立しなかったりします。
いずれにしても相手があればこそ。

犬を走らせたい。運動させたい。ということであれば、やはりフェッチ(投げたものを拾って持ってきてもらう)が一番の早道ではないでしょうか。
もちろん、飼い主さんと一緒にジョギングという手もありますが、息が合うようになるまでは時間がかかります。

つまり、いくらロングリードにしたからと言って、犬は勝手に走り回るわけではないということ。

ある程度ハンドラーとの関係性が出来ていると、犬はハンドラーから離れず、どちらかというと指示を待つようになるので、逆に勝手には離れません。
反対に、ハンドラーにあまり興味のない犬は、ロングリードにすれば勝手に匂いを取りながら歩いて行きますが、別に走るわけでもありません。

運動させたいと思うのであれば、大好きなおもちゃで誘って投げ、犬に持って来させ、犬が戻って来るときに犬を追いかけさせながらさらに移動し、適当なところでおもちゃを回収してまた投げるという方法が、ロングリードを使った運動では効果的です。

ここで間違えないようにしてほしいのが、フレキシブルリードで同じことをやろうとすると危険だということです。
全速力で取りに行った場合、リードの長さがマックスになる前に上手に呼び戻したり、リードが張らないように飼い主が必死に走るということが難しいからです。
ましてや大型犬の場合は、犬の勢いに負けて持ち手が手から離れてしまわないとも限りません。
そうなると、持ち手は勢い余って犬の方に飛んでいき、犬は大きな音を立てながら自分を追いかけてくる持ち手から逃げようとパニックになってしまうこともあるからです。

目に見える長さのロングリードであれば、犬が投げたおもちゃに到達するには長さが足りないと思えば自分も走ればいいし、犬がリードの長さ以内でおもちゃをゲット出来れば、素早く呼び戻して反対方向に走るということもできます。
つまり、走っている犬をリードが張ったからと急に止めることは危険だということです。
ロングリードで犬を遊ばせる場合は、犬に負担をかけずに動いてもらうことが大事。
リードが張るほど走らせるのはよくありません。

いずれにしても、犬は勝手に一人で走ったりはしないので、一緒に遊ぶ方法を考えるといいでしょう。

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去年預かっていたNさん。
まだまだ外でおもちゃ遊びは出来なかったので、私が走って追いかけてもらいました。
当然呼び戻しの練習も出来たので、一石二鳥でした。

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2021年10月 3日 (日)

愛想の悪い犬は悪くない

犬を飼って散歩に出られるようになると、多くの犬と出会うようになり、飼主さんとも知り合いになって、世界が急に広がるというのはよくある話です。

我が家の長年の知人家族も、あまり愛想の良くないご主人(奥様談)が、犬が来てから変わったと昔聞いたことがありました。

しかし、だからと言って、犬同士がみんな友達になれるわけではありません。
子犬の頃知り合った犬たちであれば、長く良い関係が築ける場合もありますが、大人になって道端で遭ったからと言って、仲良くなれるとは限りません。

特に警戒心が強かったり、シャイな子、未去勢のオスなどは、なかなか友達が作りづらいものです。
だからと言って、決して自分の犬が悪いとは思わないでください。
人間だって人見知りな人は多いわけで、それは悪いことではありません。

我が家で1999年に繁殖したボーダー・コリーの女の子は、おてんばすぎて家の中で怪我をしてしまい、大事な社会化期に絶対安静を言い渡されたために、ちょっとシャイな子になりました。
しかも同胎の弟が、シャイな姉をかばっていつも前に出るので、ますます犬が苦手に。
それでも一頭だけ連れて歩いていると、一生懸命なじもうとするのですが、ようやく心が開けそうになると相手の犬が待ちくたびれて去って行ってしまうので、結局友達が作れませんでした。
と言っても、他の犬に吠えるわけでもなく、いつも一歩下がったところにいるタイプ。
個人的には、他の犬と仲良く遊べなくても、彼女がストレスを感じていなければ全く問題ないと思いました。

クライアントさんによっては、愛犬が楽しそうだからと、犬友達を沢山作らなくてはと思われる方もいらっしゃいます。
犬もそれを知ってか、前から犬が来るたびに座ったり伏せたりして動かなくなるそうです。
愛想がいいのはいいことですが、相手がいることなので、相手の犬が犬に対してどういう感情を持っているかをはかり知ることは出来ません。
中には、吠えかかってきたり、アグレッシブに向かって来る犬もいるでしょう。

我が家の場合、近所の散歩コースはごみごみしていることもあり、公園でなければ、基本挨拶はしません。
逆に伏せて待っていられたら、仕方なく引き返すか、横道に入って避けざるを得ません。
なぜなら、未去勢の見習いは誰でもウェルカムとは限らないからです。
基本女の子は大好きですが、黒い女の子がちょっと苦手だったり、自分と同じサイズ以上のオス犬には過剰に反応するからです。

また、毎回挨拶が出来るものと犬が思ってしまうと、出来ないときにストレスになり、挨拶させてもらえるまでその場を動かないという弊害も出てきます。

犬同士の挨拶には3秒ルールというのがあります。
「こんにちは。」と相手の匂いをサラッととったら、「じゃぁ。」ぐらいで離れていけば大きなトラブルにはなりません。

小型犬なら、座り込んだり伏せられても、ひょいと抱き上げられますが、40キロを超える大型犬になるとそうもいきません。

初めから、道端は3秒ルールにしておくと、犬も混乱しなくていいかも知れませんよ。

パーソナルスペースが広い見習いは、苦手な犬と遭遇した場合、相手との距離が近いとかなりのストレスを感じてしまいます。
よって、他犬との距離と見習いの反応は確認しておかなければいけません。
個人的には、どんな犬もスルーできる精神力が欲しいところです。

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2021年9月26日 (日)

ドッグトレーニング:コミュニケーションは双方向がいい。

愛犬とどうコミュニケーションを取ればいいのだろう。
なぜ、こちらの気持ちが伝わらないのだろう。
なぜ言うことを聞いてくれないのだろう。

そんなことを感じたことはありませんか?

愛犬のことを大切に思う気持ちは誰にでもありますが、ついつい手を貸し過ぎてしまったり、ついつい愛犬の要求を全てのんでいると、気が付いたら愛犬の一方的な要求ばかりを聞くようになってしまい、こちらのお願いはなおざりにされてしまっていたなんてことにもなりかねません。

「かわいい愛犬のため」とか、「この子にはまだ無理」などと過保護になり過ぎず、愛犬が自信を持って行動できるようなサポートをしたり、出来ることを増やしてあげるためのトレーニングをおこなうことで、愛犬とのコミュニケーションはもっと取りやすくなるはずです。

単に、何かを命令してやらせるのではなく、行動を教えたり、行動をサジェスチョンすることでも、愛犬とのコミュニケーションは取れます。

そのためには、こちらの意向をわかりやすく伝えること。
愛犬の気持ちを予測しつつも、出来るだけ自分でできることは自分でやれるようにサポートしていくようにすると、一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

先日のパピーレッスン、そろそろトイレのタイミングということで、その前に少し遊んで発散させたあと、「お水飲んでくれば?」と声をかけると、ボウルの水を飲みに行ったので、そのあとさりげなくトイレのキューを出したら、子犬は「あっ、そうだった。」とトイレトレーに向かっていきました。

興奮させたり、他のことに気を取られてトイレを失敗させるのではなく、運動不足で「遊んで~!」と催促される前に声をかけて遊んだり、タイミングを見計らってトイレを促したりするサポートで、犬も人との協働作業を楽しんだり、成功体験を積んで褒められることが増えると自信につながっていきます。

さりげない観察で、上手にコミュニケーションを取ってみませんか?

さて今日のレッスンはお散歩が苦手なTくん。
一時期散歩に出られるようになったものの、またいろいろ考えてしまい、なかなか一歩が踏み出せないそうです。
っが、なぜか私が行くと今日も歩いてくれました。
飼主さん曰く、散歩は私とご家族がセットで行くものと思い込んでいるのかもしれないと。
なるほど、そんな勘違いもあるかもしれませんと、途中で隠れてみたのですが、私がいなくてもちゃんと歩いてました。

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初めの一歩を踏み出す勇気が必要なようです。

目的地の公園では、楽しそうに走る姿も見られました。

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根気よく、散歩の楽しさを伝えていきたいですね。

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2021年9月 9日 (木)

子犬が大人になるのはいつ?

子犬を迎えられた方によく聞かれるのが、「いつになったら、落ち着きますか?」というようなこと。
※細かく書けば、「トイレはいつ覚えるのか。」「散歩はいつになったら上手にできるのか」などなど。

確かに子犬の頃は、日々様々な問題に直面し、飼い主はどうしても子犬にかかりっきりになります。
目を離せばトイレ、ごはんの時間は大騒ぎ、場合によっては夜泣き、要求吠え、甘噛み、悪戯と、かた時も目が離せないと感じていることでしょう。

そういった諸々が落ち着くのは果たしていつなのか。

いついつまでには、ちゃんと出来るようになります!
と断言出来れば、恐らく飼い主さんもその目標に向かって頑張れるのでしょうが、実際はどの子もそれぞれで、ステレオタイプのようにはいきません。

男の子と女の子でも成長の速度が違いますし、人間同様頭の造りも違います。

一般的には、おおよそ話が通じるようになるのは1歳前後ですが、実際はそのころはちょうど思春期とも重なり、犬たちは自分の世界をひろげながら、チャレンジしてくる時期でもあります。
同時に、恐怖心が出てくる時期でもあります。

いろいろなことが大分わかってきたからもう大丈夫と安心していると、実は予期していないことを学習していたり、気が付いたら、全く話を聴いてくれない子になっていたりすることもあります。

つまり、子犬育ては、1歳ぐらいではまだまだということ。

日々コミュニケーションを取り続け、なんとなく行き違いがあるようなときは、そのままにせず、再度伝えなおして納得してもらうといった補修作業が欠かせないということです。

阿吽の呼吸で、お互いが分かり合えるようになるまでには、まだまだ時間がかかります。

最近急に大人びて、話がわかるようになってきたと安心して放置してしまわずに、日々コミュニケーションの努力は続けていきたいですね。

※夜の散歩中、出会い頭でオス犬と遭遇。
尻尾があがって前のめりの見習い。
最初は相手と近すぎてこちらの声も耳に届きませんでしたが、一二歩下がって伏せるように言ったら、ようやく平常心に。
もうすぐ6歳なんですけどね。

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2021年8月20日 (金)

犬はイヌという動物です。

なんとも当たり前なお題で、タイトルだけ見て続きを読まない方は、恐らく犬をちゃんと動物として扱っていらっしゃる方だと思います。

もし、「えっ?子供と同じよ。」とか、「ウチの犬は鑑賞用です。」とおっしゃっている方は是非最後までお読みいただけると、こういう考え方もあるのだということを頭の隅において頂けるのではないかと思います。

子犬を迎えると、ワクチン接種が必要になります。
今巷でよく聞くコロナワクチンの接種同様、病気に罹患することを予防するために必要となるものです。
成犬は多少感染しても発症するリスクが低いですが、抵抗力の無い子犬は重症化する可能性があるので、ワクチンを接種し、抗体があがってくるまでの期間を経てからお散歩に連れて出ましょうというが一般的です。

ワクチン接種が済むまでは外を歩かせてはいけないという基本情報を獣医師に言われてしまうと、外に全く連れ出さない飼い主さんの方が当然多くなります。

しかし、犬との生活全般のサポートをする立場のトレーナーとしては、ワクチンが済む前でも、是非子犬を外に連れ出して下さいとお願いしています。
なぜなら、生後2か月程度の子犬は好奇心が旺盛なので、新しい環境への適応能力が高いため、新しい家族の元に行くのにちょうどいいタイミングと言われていますが、ワクチン接種が完了する頃には、少し大人になってしまい、いろいろ怖いものが出てきて、環境への適応速度が落ちてしまうからです。
怖いものが出てきてしまうと、散歩中何かに反応してフリーズしたり、あるいは吠えたりと、犬にとって散歩が楽しいもので無くなってしまう可能性が高いからです。
散歩に出て、よその犬に会う度に吠えずにいられないとしたら、それは犬にとっても飼主にとってもとても大きなストレスになり、飼い主はついつい散歩に出る回数を減らし、犬はさらに社会化不足となり、散歩に行きたくなくなるという悪循環が繰り返されてしまいます。

そうならないためにも、早くから犬を新しい環境に馴らしてあげる必要があります。

では、どうすればいいのか。

そこで、「抱っこ散歩」をお奨めしているわけです。

小型犬であれば抱っこ散歩はさほど大変ではありませんが、中・大型犬の場合は次第に重くなって、抱っこもなかなか大変です。
我が家も初代ボーダー・コリーを迎えたときは、家の近所を30分程度子犬を抱いて歩き回りました。
当時の家の前はバス通りで、車の往来が多かったのと、学校が隣接していて、散歩の途中で幼稚園生、小学生、中学生、高校生や大学生と遭遇する機会が多かったからです。
しかし成長と共に次第に重くなって、抱いて歩くのは結構大変でした。
もしそのころ、犬用のカートがあったら、もっと楽だったと思います。

今の見習いが我が家にやってきたときは、先住の犬たちがシニアになってから購入したカートがあったので、カートに乗せて散歩に出ることが出来ました。

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地面に降りられなくても、車や自転車、よその人や犬など、多くのことを観察することができました。
カートに乗っているときはほぼ箱乗り状態で、まったく飼い主の方など見ようとしません。
それぐらい、周囲の様子は彼にとってとても刺激的だったということです。

カートはとても便利ですし、特にマンションなどの集合住宅にお住いの方は、共有部分では犬を歩かせられないという規定があったりすると、カートが子犬の社会化期だけでなく、その後の日々の散歩でも、共有部分の通過時に使用できるのでコストパフォーマンスはとてもいいと思います。
当然シニア期のお散歩でも使えます。

しかし、敷地の外を歩かれるときは、是非自力で歩かせてあげて下さい。

犬は視覚だけでなく、嗅覚を使いながら多くの情報を入手します。
自分の足で歩き、様々な匂いで物を確認するという行動で、多くを学習していきます。
怖いものと遭遇した時の対処法なども、自分の足で歩いていなければ経験できません。

「この犬は散歩はいらないですよ。」と言われて入手されたとしても、もし一生犬を家の中から出さないのでなければ、是非散歩に連れ出してあげましょう。

なんの下準備(経験)も無い犬を、突然家族旅行に行くからと見知らぬ場所に連れていけば、犬のストレスは想像以上のものとなるでしょう。

犬はいろいろなことを感じ、考え、学習する動物です。
人間社会で共に暮らすことをお願いするのであれば、過保護にすることなく、きちんと自立できるようにサポートしてあげることが人間の役目とも言えるでしょう。

「かわいそうだから。」とか、「この子には無理だから。」と犬が自立するチャンスを奪うことなく、犬という動物との生活を一緒に楽しみながら学んでいってほしいですね。

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2021年8月 6日 (金)

コロナウィルスと犬(ペット)

CDC(米国疾病予防管理センター)がコロナウィルスのペットへのリスクについてネットにレポートをあげています。
https://www.cdc.gov/healthypets/covid-19/pets.html

犬だけでなく他の動物においても同様ですが、ペットとして人と共に生活をしている限り、飼い主が病気になった場合、病気の種類によっては犬に感染する、あるいは、犬が人に感染させる病気があることはご存知の通りです。
人獣共通感染症(ズーノーシス)と言われるものです。
誰もが知っているのが狂犬病です。

今回のコロナ(COVID-19)についても、やはりそのあたりは気になるところですが、CDCの発表では、濃密な接触があれば人から犬(動物)に感染する可能性はあるとしていますが、必ず発症するとは限らないようです。

いずれにしても、飼い主が感染している場合は、飼い主からうつる可能性があります。

しかし、犬から人に感染させたという事象はないようです。
そのため、犬にマスクをしたり、犬の被毛に消毒液をかけたりしないようにと記載されています。

ただ、そうは言っても人から犬に感染させる危険がある以上、知らない人が自分の犬に触りたいと近づいてきた場合は、やんわりと当たり障りのない理由を言ってでお断りしたほうがいいかも知れません。

我が家のアシスタントは自分から挨拶に行くタイプなので、まさに気をつけなければいけない状況です。

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「かわいいですね。触っていいですか?」と言われると、ついつい目じりが下がってしまいがちですが、病気の感染とは関係なかったとしても、どんな触り方をするかわからないですし、犬にとってストレスになる場合もあるので、よく犬の状況を見てから決めましょう。
特に小さいお子さんの場合、動きが読めずに犬が警戒して吠えたり、噛んだりすることもあるので要注意です。

人も犬も距離を取らなくてはならない昨今のコロナ禍は、様々な意味で生きにくい状況ですが、なんとか乗り越えていきたいですね。

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