犬関連情報

2021年1月21日 (木)

トレーニング用ダンベル再発注いたします。

ご好評いただいております訓練用ダンベル(練習用軽量ダンベル含む)、ご希望者がいらっしゃいますので、再発注いたします。
ご予約(お申込み)締め切りは1月31日といたします。

お渡しは、送料着払いでの発送(ゆうパック)や訓練競技会場での手渡しなどになります。

🍀軽量合成樹脂ダンベル
落としても痛くないので、練習用にご利用いただけます。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約125mm/2,200円~2,700
M
:約115mm/1,700円~2,200
S:約80mm/1,200円~1,700

※ご注文時に、色(赤・青・黄・緑・紫)とサイズ(LMS)と各数量を教えてください。
Dscn6848


🍀木製ダンベル(白木)
FCI世界大会で公式に利用されているダンベルです。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm/2,100円~2,500
M:約105mm/1,600円~2,000
S:約84mm/1,100円~1,500

※ご注文時に、サイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Wood

🍀木製ダンベル(色付)
サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm /2,500円~3,000
M
:約105mm /2,000円~2,500
S:約84mm /1,500円~2,000

※ご注文時に、色(赤・水色・黄・緑・紫・ピンク・白)とサイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Color

※在庫の状況によっては色指定がご希望に添えない可能性がございますので、ご了解いただきたく、何卒宜しくお願いいたします。
入荷次第、金額及び振込口座を個別にお知らせします。


Vinが咥えているのはMサイズです。
Img_7536
【お申込み方法
WanByWanホームページの「お問合せフォーム」
②Facebookのメッセンジャー(お名前、郵便番号・ご住所、ご連絡先をお忘れなく!)

※御注文数が最低数に達しない場合は見送る場合もあります。
その場合は個別にご連絡させていただきます。

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2021年1月 9日 (土)

血統書(血統証明書)の話

今日は「血統書(血統証明書)」について少しお話したいと思います。
今回ここでお話しする「血統書」は、一般的に日本で流通しているJKC(ジャパンケネルクラブ)の血統書についてです。

「ウチは血統書なんてついていないから関係ないわ。」と思っていらっしゃる方。
次回ペットショップなどで、たまたま出会った子犬を迎えるとき、もしかしたら「血統書」というものが付いていたりするかもしれません。
そんなとき、「血統書付き」という言葉だけで満足してしまうのではなく、どういったものなのか、その血統書はどんな役にたつのか。
どういう意味があるのか。などなどの参考になるので是非最後まで読んでみてください。

昨年たまたま「ブリーディング」について書いた記事がありますので、それも合わせて読んでみていただけるとさらにわかりやすいと思います。

「ブリーディングについて」
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/07/post-b7cade.html

「血統書付き」と言う言葉だけでは、実際に血統書がついているかどうかはわかりません。
「この犬は血統書付きですよ。」と聞いただけで、安心したり、「すごい犬」と思い込むのは間違っています。
「血統書」が付いているなら、まずそれを見せてもらう必要があります。
「書」というくらいですから、当然のことながら書面になっているからです。

「ブリーディング」の記事にも書きましたが、血統書は家系図と一緒です。
表面には繁殖者及び所有者の名前、その犬の両親犬、祖父母犬の名前や色、どんなチャンピョンを持っているのかが記載されています。
さらに、その犬が何頭兄妹だったのかの記載もあります。

一般的に、母犬を持っている人が繁殖するにあたり「犬舎名」を登録します。
つまり、正式な犬名の頭か後ろに、〇〇JPと書かれている〇〇にあたる部分です。
これで、どこのブリーダーが繁殖した犬なのかがわかるわけです。

母犬が子犬を生んだとき、それぞれの子犬をJKCに登録します。
登録は生後90日以内に行うことが原則とされています。

90日以内に、新しい家族が決まれば、新しい家族がその犬の正式名称を決めることも可能ですし、まだ行き先が決まっていない犬に関しては、繁殖者が正式名称を決めてJKCに登録します。

登録されると、JKCは個々の子犬の血統書を送ってくるので、繁殖者はその血統書を子犬の新しい家族に渡すことで、正式に「血統書付き」の子犬が手元に来ることになるわけです。

ただし、その時点で血統書の所有者欄は繁殖者になっているので、譲り受けた人が自分で「名義変更」の手続きをJKCに行うことになります。
※こういった手続きは、直接JKCに依頼するのではなく、「〇〇ボーダー・コリークラブ」のように、事務手続きを代行して行うクラブを通してJKCに入会することが必要となります。

書面の手続きには全て「手数料」なるものがかかってきますが、「名義変更」も同様で、血統書が発行された日から6か月以内であれば1,200円ですが、6か月を超えると3,600円になります。

ただ、問題は金額だけのことではなく、一般飼い主さんは名義変更していない状況ではJKC主催の競技会に出られません。
なぜなら自己所有(家族所有)の犬でなければパートナーとして認められないからです。

また、これは実際我が家が経験したことなのですが、飼っていた犬の交配を考えたとき、相手の犬の血統書が名義変更されていなかったため流れたことがありました。
名義変更をしようとしたときには、すでに元の所有者と連絡が取れなくなっていたそうです。

「血統書」はただ、飾っておくものではありません。
かわいい愛犬の家系図でもあり、自分の犬であることを証明する大事なものです。

子犬を迎えたときは何も考えていなかったとしても、服従訓練やアジリティなど、ドッグスポーツを楽しめるようになったときに、競技に参加できないということにならないよう、また、とてもいい性格だから、是非ウチの犬の相手にと請われたときにも、「自分の犬になっていなかった」ということにならないように、今一度「血統書」を確認してみてくださいね。

ちなみに、訓練競技会は生後9か月と1日以上経てば参加できます。

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見習い生後1歳と約2か月、海外から血統書がなかなか届かずJKCの競技会に出られなかったので、ローカルな訓練士会の競技会に参加して場慣らししていました。
※入賞と思わず、見習いを車にしまっていたので、この写真は後から合成です。
見習いはゴールデンレトリバーより大きくはありません。

※血統書が無くても、JKC以外の団体の競技に参加することは可能です。
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2020年12月24日 (木)

訓練用ダンベルご注文承ります。

訓練用ダンベルを年明けに海外発注しますので、ご希望の方は202114日までにご連絡ください。
お渡しは、送料着払いでの発送や競技会での手渡しなどになります。

🍀軽量合成樹脂ダンベル
落としても痛くないので、練習用にご利用いただけます。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(注文数によって変動します)
L
:約125mm/2,200円~2,700
M
:約115mm/1,700円~2,200
S:約80mm/1,200円~1,700

※ご注文時に、色(赤・青・黄・緑・紫)とサイズ(LMS)と各数量を教えてください。
Dscn6848


🍀木製ダンベル(白木)
FCI世界大会で公式に利用されているダンベルです。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(注文数によって変動します)
L
:約130mm/2,100円~2,500
M:約105mm/1,600円~2,000
S:約84mm/1,100円~1,500

※ご注文時に、サイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Wood

🍀木製ダンベル(色)
サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(注文数によって変動します)
L
:約130mm /2,500円~3,000
M
:約105mm /2,000円~2,500
S:約84mm /1,500円~2,000

※ご注文時に、色(赤・水色・黄・緑・紫・ピンク)とサイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Color

※在庫の状況によっては色指定がご希望に添えない可能性がございますので、ご了解いただきたく、何卒宜しくお願いいたします。
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Vinが咥えているのはMサイズです。
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お申込み方法:
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2020年11月 5日 (木)

ブリーディングで気をつけたいこと

私がかつてブリーディングをしたときはまだこの法律が出来ていませんでしたが、現在は動物の取り扱う場合(本業でなくても)は、行政に「動物取扱業」の登録を行わなければならなくなりました。
ブリーダーは動物取扱業の区分の「販売」にあたります。

つまり、「我が家の愛犬がかわいいので、その子供が欲しい」と思った場合、生まれた子犬の対価を得た場合は業と判断されるからです。

ブリーディングには、メス犬とオス犬両方を持っていて交配する方法と、メス犬を持っていてお相手を探す場合、オス犬を持っていてお相手を探す場合があります。

両親犬を持っている場合トラブルはありませんが、お相手を探す場合にはあらかじめある程度の取り決め(契約)をしておかないと問題が起きることもあります。
多くは金銭問題です。

双方ともに動物取扱業を持っている場合は、オス犬側の飼い主に交配料を払うか、生まれた子犬の中で気に入った子を渡す「子返し」と言う方法があります。
この場合、子犬が何頭生まれるかわからない(場合によっては一頭しか生まれない)ので、そのあたりの取り決めも必要になります。

双方ともに動物取扱業を持っていない場合は、法律上子犬の譲渡に関して金銭や金銭に変わる対価が動くと違法になってしまいます。

では、片方が動物取扱業を持っている場合。
この場合持っていない方は対価を得られないために、一方的に持っている方のみが利益を得る形になってしまいます。
生まれた子犬によって利益を得ない場合は問題ありませんが、おそらくそういうことはまずないでしょう。
計画的な交配は、種のスタンダードを残すためには必須であり、当然のことながらそこには対価が生じるものだからです。
さらにメス犬側は母犬の「出産」というリスクを負うだけでなく、出産までの検診などの医療費、出産後の子犬のケアなど、とても大変な作業になります。

一般の飼い主さんは当然こういう情報を知らない方が多いと思われます。
交配を考えたら、まずは動物取扱業を持っている人(プロ)のアドバイスを受けて、トラブルにならないようにすることをおすすめします。
親戚犬になるわけですから、その後の関係も良好でありたいですよね。
信頼できるブリーダーさんを探すとともに、わからないことはどんどん質問して、モヤモヤしないようにしましょう。

安産のお守りにもされている犬ですが、実際は安産ばかりではありません。
幸い我が家ではみんな元気に生まれてくれましたが、死産だったり、仮死状態で生まれてきたりと、犬のお産も簡単ではありません。

愛犬の一大イベントですから、オス側の飼い主さんはメス犬側の飼い主さんの様々な負担を思いやるとともに、お互い良い関係が続くように協力しあえるといいですね。


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年の我が家の一大イベント

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2020年7月10日 (金)

ブリーディングについて パート2

先日犬のブリーディングについて長々書きました。
楽しい犬との暮らしを考えて一歩を踏み出す人を奈落の底に突き落とすようなブリーディングは問題があるんじゃないかというような内容でしたが、今日は少し一般的な話を書きます。

 

そもそも犬の場合、様々な犬種があるのはご存知の通り。
なぜかと言えば、それぞれの犬種には役割があって、その役割に適した遺伝子を残すように選択交配が意図的になされてきたからです。

「犬ならなんでもかわいい」というのとは別次元の話として「犬種」というものが存在します。
犬種によっては、問題が出る可能性を持つものもありますが、そこまで立ち入ってしまうにはあまりにも問題が大きくなるのでここでは書きません。

ある犬種を存続させていこうという信念のもとに、犬種のスタンダードを証明する「血統書」が発行されているので、万が一血統書のある犬と、血統書の無い犬(純血種と証明されていない犬)が交配してしまった場合は当然血統書は発行されません。

血統書の本来の意味はそういうことです。

血統書を見ると、現在JKC(ジャパンケネルクラブ)の発行する正式な血統書には三代祖まで載っています。
(以前は五代祖まで載っていました。)
つまり該当犬の曽祖父母までが記載されています。
前回「血統書」は「家系図」と書きましたが、まさにそういうことです。

それぞれの犬の名前には犬舎名が付いていて、どの犬舎で繁殖したのかわかるようになっています。
つまりラインがわかるわけです。
親戚犬を探すというサイトがあったかと思いますが、それを見ると、「ウチの子と何ちゃんは親戚ね。」ということがわかったりします。

血統書の中の犬たちの名前の中には同じ名前の犬が入っていることがあります。
例えば父犬と母犬のおじいちゃんが同じだったするわけです。

これは同じ血のいいところを受け継いでいくために、犬舎側が意図して行っていることですが、ラインブリード(系統繁殖)と言われ悪いことではありません。

我が家の初代ボーダー・コリーのクリスの血統書を見ると、オーストラリアのMinimbah犬舎の犬たちとBorderfame犬舎の犬たちが並んでいて、父方と母方の親戚の中に同じ犬が入っていたり、親戚犬の中には同じクリスに似たおにぎり顔(マズルが丸い)の犬がいたりします。
ある意味受け継がれた容姿のひとつで、選択交配していたともとれます。

わが家で生まれたハンス。
202007102

どことなく母方の血統にあるBorderfame犬舎の犬に似ています。

202007103
(出典bordercollie.ru)

人間では考えられませんが、犬の場合ある程度の近親交配は問題ないとされています。
ただし、親子、兄弟姉妹、叔父と姪のように近い近親交配はインブリードと言って血が濃くなりすぎて弊害が起きる可能性が高いことがわかっているので、JKCでは特に親子や兄弟姉妹の極近親繁殖は認めていません(許可制)。

そこで、良識あるブリーダーはあまり血が濃くなりすぎないように、時折他の犬舎の遺伝子を入れるために「アウトクロスブリード」を行うわけです。
他のラインを入れると言うことは、逆に言うとどんな子が生まれてくるか未知数とも言えますが、健全な犬種保存のためにはある程度のチャレンジはブリーダーとしても必要なことではないでしょうか。

 

このような意図的交配はどのようなブリーダーでも行っていて、特に注意しなければいけないのは、遺伝性疾患や被毛の色です。

単純に血統書のラインを見るだけでなく、遺伝的に持っている疾患の可能性があれば交配を見合わせなければいけません。
そのために両親犬には様々なヘルスチェックが行われます。

また、犬の被毛の色は他の疾患との関連性もあるので、単純に色だけを選んだ交配を行えば、弊害を伴ってしまいます。
例えばボーダー・コリーの場合、マール因子同士を持つ犬を交配すると、その25%の確率で、目や耳に疾患がある犬が生まれてきます。
マールの色が綺麗だからと無謀な交配を行えば、結果として不幸な犬が生まれてしまいます。

先日も書きましたが、血統書に載っている犬たちの被毛の色も大事なポイントになってくるわけですね。
一般の人には当然わかりづらいことですが、プロのブリーダーであれば勉強していなければいけない重要な部分です。

売れるからと言う目的での意図的交配ではなく、健全で性格(気質)のいい犬たちを作出するための意図的交配がなされることを望みたいです。

先日、まだまだ先の話ですが、とあるブリーダーに問い合わせをしたところ、来年交配予定の犬たちの予約はいっぱいだとか。
きちんと考えてブリーディングをしている犬舎の犬たちには、かなり前から予約が入っているものです。
犬も大事な家族です。じっくり探しましょう。

🍀 2020年9月4日~6日🍀
3Days イベントの申し込み受付始まりました。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年7月 5日 (日)

ブリーディングについて

今日はちょっと長文です。

仕事柄多くの飼い主さんと出会い、様々な犬たちとの出会いがあります。
カウンセリングで伺うとき、情報源として、犬をどこから入手されたのか伺います。
入手先は、ブリーダー、ペットショップ、保護団体等いろいろです。

以前はペットショップや保護団体の場合、多少なりとも問題行動の原因がある可能性があって、ブリーダー出身の場合は安心できると思われがちでしたが、最近ブリーダー出身でも問題を抱えているケースが増えています。


ブリーダーと称するところでも、パピーミル(子犬工場)と言われるように、施設内にケージがカプセルホテルのように並び、繁殖犬は繁殖のためだけに生かされていて、散歩に連れ出してももらえないというケースがあります。
こういうところでは、繁殖犬として使えなくなると、保護団体に渡してしまうこともあります。

そこまで大がかりでなくても、年に2回シーズンが来る雌犬に、シーズンごとの交配をさせるという虐待に近い繁殖をしているところもあります。

わが家も20年以上前に一度だけ繁殖したことがあります。
母犬は交配から2か月ほどで出産、その後離乳食が始まるまで、おっぱいを飲ませ、排泄の処理をし、寝る間もなく子犬たちの面倒を見ていました。
離乳食が始まっても、子犬たちは相変わらず母犬を追いかけて、チャンスがあればおっぱいに吸い付いていました。

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子犬が新しい家族の元に旅立つのが生後およそ2か月後。
母犬はその後少しずつ体力を戻していきますが、しばらくすると被毛がごっそり抜けて子犬たちに栄養を取られてすっかり痩せたしまったボディラインがはっきり見えるようになります。
体力が戻るまでにはまだまだ数か月はかかるわけです。

そのため理想的な繁殖計画は、1年半から2年ぐらいあけてからとも言われています。

生まれてくる犬の頭数によって、当然収入は変化しますし、母犬のケアにも費用が掛かります。
所有している母犬の数が増えれば、当然その負担もかかります。
食費、ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア、トイレシーツなどなど。
母犬の健康管理や生まれてきた子犬たちの世話を考えると、ブリーディングはとても大変な仕事です。
生業にしようとすれば、人件費もかかるかもしれません。

簡単に言うと、ブリーディングは儲からないということです。

「血統書付き」と言うと、100パーセントの安心保障がついているように考える人がいますが、それは大きな勘違いです。
血統書はその犬の素性を明らかにする家系図です。
血統書には両親犬とさらにその上の両親犬の記載があり、どんなラインの犬かということがわかります。

名前にCHと言う記載があれば、何かのチャンピョンになったということです。
色も記載があるので、両親ともに白黒だったのに、生まれた子が白茶だったというときは、祖父母の犬の色を見て、「あ~、そういうことなんだ。」と納得出来たりすることもあります。

チャンピョンにもいろいろな種類があり、ドッグショーのチャンピョンだったり、トレーニング(オビディエンスなど)チャンピョンだったアジリティチャンピョンだったりと様々です。
しかし、それを見ることで、その犬がその犬種のスタンダードを受け継いでいるのか、運動性能を受け継いでいるのかを確認することもできるわけです。

もちろんCHが付いてなくてもいいんです。
要はその犬が、その犬種であることをきちんと証明して、両親犬がわかっていることが大事です。

「血統書が付いているから値段が高い」と言われれば、ある意味ちゃんと証明された犬だからという保証はあるかもしれませんが、健康上問題が無いかどうかはブリーダー次第です。

繁殖前に、健康チェックがきちんとなされたか、生まれた後の子犬の健康管理がきちんとされていたか。
全てはブリーダーの責任とも言えるでしょう。

確かに何頭も生まれれば、中にはドッグショーでチャンピョンを取れない犬もいるでしょう。
同じ犬種であっても、スタンダードには厳しい決まりがあります。
その良し悪しは別として、急にサイズが小さい子ばかり増えてしまったり、あるいは、半立耳がスタンダードなのに、立ち耳の子が生まれてしまったりする場合もあります。
そういう犬たちはドッグショーをやりたい人には向かないので、スタンダードを基準にしているブリーダーであれば、家庭犬として譲ると言う選択をします。
その場合当然販売価格はスタンダードの犬より割安になります。
別にそれはいいんです。
値段が安いからその犬の価値が下がるわけではなく、性格が良ければ、家庭犬として申し分ないのですから。

要はそういうことをきちんと新しい飼い主さんに告げることが大事なのです。

犬は生き物ですから「不良品」という言葉は使いたくありませんが、健康な子犬がやってくると信じていた人たちをだますようなことをしてはいけないと思います。
良心的なブリーダーであれば、それも含めてサポートします。
そもそも、きちんと健康管理がされていても、生き物である限り100パーセント問題ないとは言い切れません。
それをわかったうえで、取り扱うことがプロとして必要なのではないでしょうか。

余談ですが、ドッグショーのチャンピョン犬になるにはとても費用がかかります。
審査基準がジャッジの眼に頼るしかないため、スタンダードの基準を満たしていても、ショーに出れば必ず勝ってタイトルが取れるという保証はどこにもありません。
そのため、全国のショー会場に足を運び、高いエントリーフィーを払い、場合によってはプロのハンドラーにハンドリングを頼まなければいけないこともあります。
生半可な費用ではないので、当然投資した分が子犬の値段に上乗せされることも考えられます。

そこがオビディエンスやアジリティなどのチャンピョンと違うところです。
オビやアジは競技での成績が良くなければチャンピョンにはなれません。
成績は「出来たか出来なかったか」で数字化されているので、
ドッグショーに比べればわかりやすいと言えるでしょう。
もちろんエントリーフィーはかかりますし、トレーニングに費やす費用もバカにはなりません。

しかし、どんな犬がやってきてもかわいい我が子になっていきます。
良心的なブリーダーであれば、かわいい我が子の産んだ子犬をどこに嫁がせるかとても悩みます。
お金の問題ではなく、その犬が幸せになれるかどうかを考えるからです。

決まった犬種の犬を探そうと思ったら、労を惜しまず情報収集してください。
ご縁はいつやってくるかわかりませんが、子犬がやってきたら、終生お世話をする気持ちで、犬と一緒に勉強していきましょう。

もうすぐ七夕です。
21年前、生まれる前から予約が入っていたにもかかわらず急なキャンセルで行き先がなくなってしまった我が家のイケメン君。
いい家庭が見つかりますようにと短冊に書き、車のウィンドウに写真付きのチラシを貼って1ヵ月走り回ったところ、七夕のその日に連絡をもらい、素敵なご家族の元に旅立ち、終生かわいがっていただきました。

202007052
この時期はどうもセンチメンタルになっていけませんね。

長文失礼いたしました。


🍀 2020年9月4日~6日🍀
3Days イベントの申し込み受付始まりました。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2019年8月30日 (金)

JAPDTカンファレンス

今日はJAPDTのカンファレンスでした。

201908301

今回楽しみにしているのはドイツのドッグトレーナー、ジモーネ・ポール氏によるセミナー。

前回見習いと「インパルスコントロール」のワークショップに参加し、とても興味深かったので今回再参加。

ワークショップが無かった分、座学はとても細かく説明されていました。

明日は「攻撃性行動と対処」。
明日も楽しみです。

明日おいでになる方は、上に羽織るものをお忘れなく、エアコンが効きすぎたり、蒸し暑くなったりで、なかなかうまく調整できません(汗)。

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9月開催予定の3Daysイベントの申し込み間もなく締め切りです。
リハーサルショウはキャンセル待ちになります。
詳細・お申し込みはこちらから。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2019/05/post-16c194.html?fbclid=IwAR2twkdfbmqocH9VAKg47--L3YsVUTP0fvG0Sl7mC23BxNY29q0hxAaDfEo
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2018年6月28日 (木)

動物取扱責任者研修@東京

今日は東京都の動物取扱責任者研修でした。

ドッグトレーニング等で他人様にお教えしたり、お預かりする場合や、ブリーディング、販売、展示など、動物に関する仕事をしている人間はこの資格を取得し、毎年研修に出ることが義務付けられています。

今年の研修のお題は「動物感染症と動物由来感染症のリスク管理」と「動物福祉に配慮した飼養管理について」と言うものでした。

前半は、犬や猫、輸入動物などの持つ感染症や、人獣共通感染症などについてのお話で、今までの知識の再確認といった感じです。


後半は「動物愛護」と「動物福祉」の違いと、「動物福祉」を踏まえた動物の取り扱いについてのお話。

この「動物福祉」というのは、昨年FCI (Federation Cynologique International)で規定が決められたドッグダンス競技の評価項目の中にも入っています。

すなわち、「表現」「内容」「芸術的解釈」に加えて「動物の福祉」が一つの項目として記載されているのです。
ここで言う「動物の福祉」とは、演目が犬種や犬の個性、身体的能力や精神的能力などを重要視しているか。犬の健康や安全を考えているか。犬との協調性はあるか。などを着眼点にしています。

ただ犬をかわいがるだけでなく、犬が不快を感じていないか、痛みを感じていないかなど、犬を生き物としてきちんと尊重することが「犬の福祉」の基本になっているわけです。


人間側の気持ちでなく、犬の立場になることが大事ですね。

一日留守番をさせられていたのに大歓迎の犬たち。
健気です。

201806281


早速散歩です。

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2017年10月31日 (火)

JKC本部競技会中止


会場となる江戸川河川敷(埼玉)が今月立て続けにやってきた台風のせいで冠水したために競技の開催が見送られるとJKCより連絡がありました。
前代未聞です。

オビモードにシフトチェンジしたばかりだと言うのに。
世の中、そうそう予定通りには行かないものですね。
しかし、このまま次の競技会(12月)まで勢いを持続できないといけないので、別の練習会に参加することにしました。

2年前の本部競技会。
201710311
CDIIIに参戦したアシスタント

1年以上JKCの競技会から離れていたので、今回の本部はとても楽しみにしていただけに中止は残念です。

さて、来月頑張りましょう。

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2017年10月30日 (月)

犬の記憶力

今日のレッスンでは、目的は別だったのですが、おもちゃの弁別を途中に入れてみました。

「持って来る(持来)」を楽しそうにやってくれる犬たちは、ハンドラーがおもちゃを投げてくれれば喜んで取りに行ってくれます。
しかし、もし取りに行くものが二つあったら、どっちを持って来るでしょうか。

中には無理をしても両方咥えて戻ってくる犬もいますが、大体は好きな方を咥えて持って帰って来ます。
そこで、今日はJ君のお気に入りの、優越がつけがたいおもちゃを2つ前方に置き、遊ぶときに使っているそのおもちゃの名前を言って持ってきてもらうことにしました。

このゲームは初めてだったので、彼が好きな方のおもちゃを選ぶ確率は高かったのですが、はっきり名前を言ってから送り出したところ、いつもは走って取りにいくのに、今回はゆっくり目標物に向かって歩いて行って言われたおもちゃを咥えました。

おもちゃを左右置き換えたりしながら3回繰り返し、3回とも正解。
正解の理由はちゃんとおもちゃの名前を理解して覚えていたということと、冷静に私の話が聞けていたからでしょう。


今回は持って戻ることが目標ではないので、選んだ時点でクリックして褒めてあげました。
最初はちょっと不安気におもちゃに向かって行きましたが、最後には自信を持って正解のおもちゃに向かっていました。
ゲームの意味が少しわかってきたのでしょう。


犬の記憶力に関しては、2008年NATIONAL GEOGRAPHICに6歳のボーダーコリー、ベッツィの素晴らしい記憶力の記事が載り、その後2011年には1000以上の単語や文章を聞き分けるスーパーボーダーコリーChaserが様々なメディアに登場しています。
http://www.chaserthebordercollie.com/chaser

さすがにそれほどの言葉を記憶させることは通常の飼い主はしませんが、犬たちは普通に人間の言葉を理解し、物の名前を憶え、弁別することができるのです。

201710291
(2015年アシスタントと家で弁別ゲームをしたとき)

また、言葉だけでなく、行動もきちんと記憶しています。
以前犬たちとボール遊びをしたあと、私がボールを置き忘れて30メートルほど離れた場所で犬たちと休憩をしていたのですが、突然見習いがさっき遊んでいた場所に向かって走り出し、置き忘れたボールを咥えて戻ってきました。
30メートル離れた場所からは、草むらに置き忘れたボールを目視することはできなかったのに、10分以上も経っていても、彼はしっかりボールを置き忘れていることを覚えていたのです。


犬たちの能力ってほんとうに素晴らしいですね。

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