ドッグトレーニング

2025年2月 6日 (木)

ラリオビ定期レッスン4月期生若干名募集

毎月第一木曜日に開催しているWCRL規定ラリーオビディエンス定期レッスンに欠員が出ましたので、若干名募集します。
4月から9月までの6ヵ月です。

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WCRL既定のラリーオビディエンストライアルは、日本においてはAFC(アニマルファンスィアーズクラブ)さんをはじめ、オプデスさん、そしてWanByWan(年4回)が公式競技会を開催しています。

ラリーオビディエンス競技は、課題の途中で犬を言葉で励ましたり褒めることもできますし、課題によっては御褒美としてオヤツをあげることもできるので、発展途上の若い犬や、現役を引退したシニア犬などにも優しいドッグスポーツです。

課題はオビディエンスと言うくらいですから、基本はヒールワークですが、オスワリやフセなどの基本動作から、レベルが上がっていくと、遠隔作業やトリッキーな動きも入ってきます。
それぞれの課題を順番通りにクリアしていく双六のようなゲームです。

定期レッスンでは、愛犬との協同作業の基本、課題の取り組み方、コース体験などを行います。
また、サインカードの見た目は異なりますが、課題の内容はJKCさん主催のラリーオビディエンスにも共通しているものがあるので、課題をきちんと教えてあげればJKCの競技会にもチャレンジできるようになるでしょう。
現状我が家の見習いは、WCRL規定とJKC既定両方の競技会に参加しています。
FCIでもラリーオビディエンスが正式競技となりました。
基本をきちんと教えてあげれば、ハンドラーがサインカードに慣れるだけですね。

オビディエンス競技や服従訓練の経験者だけでなく、初めてオビデェインス競技にトライしようと思われる方も是非チャレンジしてみませんか?

詳細はこちら
https://www.wanbywan.com/lesson.htm#rally_o

お申し込みはWanByWanのサイトの「お問合せフォーム」から。

ご参加お待ちしております。

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2025年2月 5日 (水)

ディストラクション練習

何度も書いている「ディストラクション」。
「犬の集中をそいでしまうもの」は世の中に沢山あります。

人にとっては特になんの変哲の無いものでも、犬達にとっては大きな刺激になってしまうものは少なくありません。
特に特定の物を気にしてしまう犬にとってみれば、その存在自体で平常心を失ってしまうこともあります。
そんなときは、隣で何を言っても聞いてはくれないので、少しずつ刺激にさらしながら、平常心を保つ練習をすることが重要です。

加えて、一つ一つの作業をきちんと犬に伝えておくことは基本中の基本。

今日は2歳のMくんのプライベートレッスンに見習いを同伴しました。

以前にも多少ディストラクションとして参加させていますが、今日は少しハードルを上げて、動く見習いを視界にいれながら、飼い主さんと集中して遊んでいただくことにしました。

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一見、一般家庭犬にそんな練習必要?と思われるかもしれませんが、動きの速いボーダー・コリーにとって、ちょっとした刺激でも持って行かれてしまうと止められなくなることがあります。

ハンドラーと集中して遊ぶ。
ハンドラーの言葉に耳を傾ける。

そんな練習を兼ねての今日はゲームを混ぜたトレーニング。

途中見習いのおもちゃが気になって私に飛びついてきたM君ですが、「フセ」と言ったらストンと伏せてくれました。
興奮しても、ちゃんと言葉のキューに反応出来るようになってきたM君。
日々の飼い主さんの練習の成果でしょう。
ご近所でモテモテのM君だそうです。

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2025年2月 3日 (月)

般化は不可欠

なんとも専門用語でわかりづらいお題ですが、単純に言うと、「どんな状況でも教わったキューを聞けば出来るようにしてあげる」ということです。

いつも例としてあげているのが「オスワリ」。
初めて愛犬に「オスワリ」を教えた状況ままで、その後「般化」の練習をしていないと、いつの間にか「オスワリ」が出来ない犬になってしまうというもの。

つまり、最初に「オスワリ」を教えるとき、犬と向かい合って、人差し指を立てながら、前かがみになって「オスワリ」と言い続けていると、キッチンで料理をしているときに、窓際で外を見ながら吠えようとしている愛犬に「オスワリ」と言っても愛犬が座ってくれず、「ウチの犬はオスワリもわかっていない。」という結論に飛びついてしまうことになるということです。

これは、「オスワリ」という言葉のキューを犬が理解し始めたら、犬との位置関係を変えたり、ハンドラーの姿勢を変えながら、「オスワリ」とは、ハンドラーがどんな状況にあっても、犬が腰を下ろすことと教えていないからです。


さて、今日は見習いが私の前で前を向いた状態で「おじぎ」をお願いしたら、全然できませんでした。
「おじぎ」は知っているのでアイコンタクトが取れていれば言葉のキューだけでも出来る見習いですが、最近教えている前方を見ている状態でお願いしたところ、やはりできませんでした。

そこで、ターゲットを使って見習いの居場所をわかりやすく伝えてからお願いしたら、ちゃんとやってくれました。

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様々なシチュエーションで出来るようにサポートしていくことが大事ですね。

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2025年2月 1日 (土)

グループ相談会開催しました。

今日はグルーミングサロンアプシーさんで定例のグループ相談会を開催しました。

グループ相談会では、犬とのくらしに役立つヒントを含め、犬とのかかわり方や、問題行動の改善策をお話させていただいています。

今日は犬の健康の話から始まりました。

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犬の後肢を含めたボディメンテナンスの話では、見習いがデモをやってくれました。

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高齢になってからではなく、若いころから犬の姿勢や体の使い方を観察しながら、サポートしてあげるといいでしょう。

そのあとは、分離不安やお散歩の問題、ハウスの問題など、様々なご相談がありました。

今回はプライベートレッスンを受けてくださった生徒さんや、相談会に参加されるたびに愛犬との関係性の変化を伝えてくださる方、新たに子犬を迎えた方や、お困りのある方などがご参加くださいました。

プライベートレッスンと異なり、グループ相談会では、問題が個人のものではなく、みんなで共有できること。
改善策のアドバイスを聞いて頂くだけでなく、実際に改善された方の実体験も直接お伺いできるのがメリットです。

犬の行動そのもをを取り上げるのではなく、その行動がなぜ出るのかを考えていただきながら、愛犬のサポート法を考えていくことが重要ですね。

ご参加いただきましたみなさま、お疲れさまでした!
いつも場所をご提供いただいておりますアプシーさん、ありがとうございます!

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2025年1月31日 (金)

選択肢は大事ですが。

「犬のきもち」についてはよくお話していますが、それは、犬のきもちを全部尊重しましょうというお話とはちょっと違います。
なぜなら、全部犬任せにしてしまうと、犬任せにできない状況に遭遇した時に、犬がストレスを感じてしまうからです。
「いつもなにをやっても許してもらえるのに、なぜ今日はダメなの?」という感じですね。

犬のきもちを尊重することは大事ですが、犬のきもちを理解したうえで、折り合いをつけていくことも、人間との共同生活には不可欠です。

おうちのルールなどを教えてあげることで、犬にとっても暮らしやす環境を作ってあげることが必要です。

例えば、
ハウスに入りたくない。
散歩に行きたくない。
大好きなおもちゃを渡したくない。
散歩中好きな方に歩いていきたい。
などなど、放っておけばただのわがままな犬になります。

こういった犬たちのきもちに「いいよ、いいよ」と言っていれば、旅先で犬が安全に過ごせるようにハウスを用意しても、「入らない!」と主張されるでしょうし、一緒におもちゃで遊ぼうと思っても、「絶対渡さない」と言われてしまえば、遊びは終わってしまうでしょう。

犬の顔色を見るのではなく、犬のきもちを理解したうえで、上手に折り合いをつけていくためのトレーニングをしてあげることが重要です。
「トレーニング」と言うと、押しつけのように聞こえますが、要は犬と上手にコミュニケーションを取るということです。

それは、
ハウスは楽しい場所、美味しいものが食べられる場所、ゆっくり寝られる場所と教えたり、
散歩に行くと、楽しいことがあると教えたり、
おもちゃを渡してもすぐに遊びが終わってしまうわけではないと教えたりすることがトレーニングです。

愛犬が理解できるまで、根気よく伝えていきましょう。

今日は若いKさんのお散歩レッスンがありました。
マイペースで歩くので、気に入らない人を見ると吠えてしまうKさん。
ママがどうやって歩いてくれると嬉しいのか伝え続けていったら、
少しこちらを気にするようになってきました。

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我が家の見習いにも、「散歩は一人で行くんじゃないんだけど・・。」と言っているのですが、時々忘れてしまうようなので、日々繰り返しています。
犬にも個体差があるので、身に付く前時間のかかる子もいます。
あきらめないことが肝心ですね。

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2025年1月30日 (木)

首輪を持たれることに馴らす

今日たまたまポップアップされたSNSの投稿。
首輪を持たれた子犬が必死で反抗して自由になろうと、首輪を持っている人に唸ったり噛もうとしていました。
そして、その動画を見た人が「虐待」とコメントしているというお話。

確かに、必死でもがく子犬を保定している様子はある種の虐待にも見えるかもしれませんが、その後子犬は少し静かになりました。
もがいても無駄だと少し学習したのでしょう。

力づくで犬を押さえつけるのはいただけませんが、犬の動きを止めることはある意味重要です。
それは犬の安全確保においても大事なことだからです。

先日、「首輪を掴まれることに馴らす」ことを書きました。
犬はそもそも自由を束縛されるのを好みません。
初めてリードを付けた子犬はリードによって自由が阻害されて暴れることもあります。
それを「イケナイ」と叱るよりは、リードが付いているといいことがあると犬に教えた方が犬のストレスは軽減されます。

首輪を持たれることも同様です。
犬が好きなオヤツを使いながら、首輪に触ったり掴んだりされることに馴らしてあげることで、犬は首輪を持たれても反抗しなくなります。

要は楽しいことと結びつけることで苦手を減らしていくことです。

首輪を掴んでガンガン引っ張ったりするのではなく、首輪を掴みながらおいしいオヤツを一つずつ継続的に上げていくだけで、首輪への嫌悪感が軽減されます。

大したことには思えないかもしれませんが、嫌なことを無理強いするのではなく、小さいころから馴らしてあげるといいでしょう。


さて、我が家の見習いは、アシスタントが練習中静かに座っていることを学んでいます。
静かに待っていれば自分の番が来ることはわかっていますが、それ以前に静かに待っていられたらアシスタント同様見習いにもオヤツが届けられます。

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トレーニングは楽しくなければ続きませんね。

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2025年1月29日 (水)

要求吠え、なんで治らないのか。

犬の要求吠えに対する対処法として一番わかりやすいのは、リアクションしないこと。

よく「無視をする」とか、「その場を離れる」という方法も言われていますが、要は相手が何を言っても相手にしないことです。
それは、要求に応えてしまうことは当然のことながら、「ダメ!」と言ってみたり、手で押したりすることなども、犬にとっては自分い意識を向けてくれたことで「報酬」となるからです。

ここ十数年、体罰を使った強制訓練から「報酬ベース」のポジティブトレーニングに移行していることからもわかるように、アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点からだけでなく、犬の学習の観点からも、「報酬」を使った方が犬が学習しやすいと言われている理論の、まさにわかりやすい状況が要求吠えが治らない原因とも言えます。

つまり、こちらは叱ったりして犬をいさめているつもりでも、犬はこちらの意に反した報酬を得ているので、いつまでたっても治らないということです。

そこで、リアクションをしないことが、報酬を与えないこととなり、犬のその行動は次第に消去されていくというのが、科学的根拠をもとにした解決法になるわけです。
この方法によって、犬によっては、「なんだ、何も起こらないのか、吠えていても疲れるだけだ。」とその行動をとるメリットがないことを学習し吠えが減り、ハンドラーとしては吠えない状況を増やして報酬を出していく方法をとることで、改善されることが多くなります。

しかし、犬によっては、いつも書いている「個体差」ですが、あきらめの悪い犬もいて、いつまでも要求する犬もいます。
そんなときはどうするのか。
犬にやってほしくない行動が出る前に、やってほしい行動を教え、そのほうが報酬が出ると刷り込んでいくことが重要になります。

「鶏が先か、卵が先か」の理論のようですが、ハウストレーニングを上手に行うことで、犬はハウスの中から「出せ!」と吠えることはしなくなります。

同様に、オヤツが欲しいと騒いだり、飛びつく犬に対して、リアクションせずに根気よくじっと待っていると、やがておさまる瞬間がやってくるので、その瞬間に褒めてオヤツを渡し、次の要求が来る前に、再度褒めて渡すようにします。
その間、犬がもし「オスワリ」や「フセ」などの作業を知っているのであれば、お願いして、出来たときにすかさず褒めてオヤツをご褒美として渡していくことで、犬は頑張るとオヤツがもらえ、単に騒いだり飛びついてもオヤツには直結しないことを学んでいくことになります。

これらのプロセスにはタイミングがとても重要になりますが、そもそも犬が悪いのではなく、犬はなにがしかの学習をした結果行動しているだけなので、その行動が起きない環境づくりをする人間側の忍耐と根気が不可欠と言うことですね。

さて、いまだに引っ張ったら前に行けないとわかっているのにまだまだかぶり気味でチャレンジする見習い。
よく考えて行動しましょうね。

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2025年1月28日 (火)

四足の意識は大事

昨日バランスエクセサイズについて書きましたが、「キャバレッティ」も有効です。
「キャバレッティ」とは障害馬術などの練習で使われるエクセサイズで、等間隔に並べられた横木を馬が通り抜けていくものです。
犬の場合も、ポールのようなものを設置し、犬が躓かないように四足を意識して通るというもの。

焦って通れば当然躓いてしまうので、最初は落ち着いて作業に向かわなければ出来ません。
体が慣れてくると、次第に速度を上げていくこともできます。

このエクセサイズはスポーツドッグのウォーミングアップとして取り入れられたり、シニア犬のアンチエイジングエクセサイズとしても有効なのでお奨めです。


今日は素敵な縁側のあるM君のお宅で初キャバレッティ。
最初は足元に注意が向くように環境設定しながら、バーも低くして歩いてもらい、馴れてきたら少しバーの高さをあげてみます。

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バーとバーの距離も熟練度に合わせて変えていきます。

そのあとは遊びを混ぜたトレーニング。
遊びも、犬任せではなく、ハンドラーの誘いに乗せていきます。

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飽きないうちに、疲弊しないうちに、ハンドラー主導で止めるのがポイントですね。

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2025年1月26日 (日)

リードはちょっと長めがいい。

愛犬とのお散歩にリードは不可欠です。
畑の中の一本道や、自分の裏山などでのお散歩以外であれば、当然他の人やものと遭遇するので、愛犬の安全面だけでなく、他への迷惑防止のためにも必須のツールですが、都会での散歩では、他との距離が取れない分、どうしてもリードを短く持たなければいけない状況になってしまうことも少なくありません。

しかし、もし一緒に歩く練習をするのであれば、短いリードで、いつもリードのテンションが張った状態であるくのではなく、少し長めのリードを使って、リードが緩んでいる状態で歩く練習をすることが大事です。
なぜなら、リードが張っていることで犬の行動が変わってしまうことが多々あるからです。

さらに、リードが短いというのは、犬にとっての選択肢が少なくなるからです。
つまり、犬は刺激対象物から距離を取りたいと思っても、リードの長さが1メートル20cmぐらいの場合、特に小型犬であれば、犬の体高が低いことからも、ハンドラーのそばにいるだけでもリードが張り気味になりやすくなって、ハンドラーの後ろに隠れようと思っても動けない状況になってしまうからです。

ある程度の長さがあれば、長くも短くも手で調整が出来るので、犬の精神状態によって変えてあげることができます。

犬は逃げ場を失うと、「窮鼠猫を噛む」のたとえどおり、反撃に出ることもあります。
要は、犬が自分の安全を確保できる選択肢を持てるようにしておくことが大事と言うことですね。


さて、今日は、若いMさんの屋外レッスン。
日曜日と言うこともあり、都内の公園はあっという間に駐車場がいっぱいになるほどドッグランの利用者が集まります。
そんな中で、走り回る犬達を遠目に見ながら、どう行動したらいいのか、Mさんに少しずつ考えてもらうことにしました。

リードが張らない距離にいることを褒め、刺激が大きすぎないように環境を調整し、Mさんのそばには安心できる飼い主さんがいるということを学ぶレッスンとなりました。

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公園に、ランナーや子供や犬がいるのはあたりまえ。
いちいち気にしないで、ママとの時間を大事にしてもらうために、いろいろ頑張ったMさんでした。とれな

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2025年1月24日 (金)

落ち着いて待つことを教える

多頭飼いの「交替制」の話は以前にも書きました。
ハンドラーが一頭に集中してトレーニングを行っている間、残りの犬たちは静かに待っていられるでしょうか。

「待っていろ。」と言葉で言っても、待っている犬にとっては動きたい衝動を抑えるのはなかなか難しいものです。
そこで、最初は動きづらい環境設定が必要です。
場合によってはクレートを使うことも有効でしょう。

我が家の犬たちの場合、外で練習するときは、待っている犬はリードで係留しています。
その間、犬たちは大体伏せて待っているので、特に問題はなかったのですが、見習いは係留されていても、同居犬の動きによってはジタバタすることがあるので、敢えて係留ではなく、特定の少し高い場所で、座っていることや伏せていることも教えています。

最初のうちは、勝手に立ち上がったりしていましたが、最近少しずつ自制するようになってきました。

「自制」を強いるのではなく、ちゃんと待っていられたら、あなたにも楽しい時間がやってくると伝えていくことが重要です。

家の近所では大分静かになってきたので、今日はいつもと違う場所でも練習。

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コットのような少し高い場所にいてもらうように教えてあげるとわかりやすいでしょう。

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