ディストラクション練習の重要性
いつも書いている「ディストラクション」のはなし。
ドッグトレーニングにおける「ディストラクション」とは、犬の集中力をそぐもの。
ポジティブなものもあればネガティブなものもあるディストラクションですが、ポジティブなものは犬を引き寄せるために、犬の気持ちを持って行かれてしまうことがあります。
そうならないために、日々様々な状況(環境)で練習を重ねるわけですが、オモチャやトリーツなど、物のディストラクションはお一人様の練習でプラン通りに用意出来ても、人や犬、車などはうまい具合にはいかないので、人の助けが必要となったりします。
さて、我が家の見習い、子犬の頃から人や犬に興味津々で、楽しそうに遊んでいる犬や走っている犬を見ると、心を全部持って行かれます。
故アシスタントや現アシスタントは、小さいころから人は好きですが、特に犬には興味が無かったので、犬を見て興奮するということがほとんどありませんでした。
しかし見習いは全く違い、その行動にはとても驚かされました。
そこで、見習いが小さいころから、ディスクで遊ぶ犬たちの横で追いかけないことを強化し続け、最近では走っている犬を見ても、そうそう興奮しなくなっていましたが、場所が変わると状況も変わるようで、今朝の練習場所では、ロングリードで楽しそうに遊ぶ大型犬にロックしました。
幸い飛んでは行きませんでしたが、チラチラと視線が引っ張られます。
そんなときは、難しいことはせず、ヒールポジションが維持できただけでも褒め、すぐにおもちゃで遊ぶようにしました。
要は、他犬よりも私と遊ぶことが楽しいと思ってもらえること。
ドッグトレーニングは体力勝負ですね。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
最近のコメント