ドッグトレーニング

2017年3月21日 (火)

男性の声と女性の声

十数年前、イギリスから講師を招いてドッグダンスのワークショップが開かれたときのことです。
初めて日本に来た講師の方が私たち日本人の犬の褒め方を見て、「それじゃぁ全然褒めてないわ。」と言われました。

確かに日本人は往々にしてシャイなので、愛犬を褒める時も「いい子。」とか「おりこう。」とか、淡々としゃべっている方が多いものです。
ただ、男性と比べれば声のトーンは高いので、怒っているように聞こえることは少ないとは思いますが、反面男性の声のトーンは低いので、「よ~し、いい子だ!」と褒めていても、犬にするとなんとなく叱られているような気持ちになってしまう場合があるようです。


オーストラリア人の奥様は、いつも上手に愛犬を褒めていらっしゃいます。愛犬もちゃんとわかっていて、「頑張ったらおやつくれる?」と嬉しそうに奥様の周りでお勉強してくれるのですが、奥様のお話によると、ご主人様が接すると犬がビシッとなるというのです。

ご主人様はどちらかというとクリッカーを使った陽性強化トレーニングに対して、犬を甘やかしているとおっしゃっているそうなので、当然声のトーンを上げながら愛犬を褒めるタイプではなさそうです。
もちろん、強制的なことをなさっているわけではないのですが、おそらく声のトーンで犬は多少なりとも良い意味で緊張しているのでしょう。

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奥様が新しいことをきちんと教えて、ご主人様が当たり前のように実践するという状況に奥様はちょっとがっかりしているようですが、楽しそうに学習しながら、進歩していく愛犬の様子を実感して下さっているので、このまま続けていかれそうです。

いいとこ取りの男性陣にちょっと・・・な奥様方の気持ちがわかったような気がします。

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2017年3月18日 (土)

「マテ」と「トマレ」


「マテ」と「トマレ」の意味が違うのは字を見ても明らかですが、例えばドッグランなどで走っている犬を止めたい時、つい「マテ!」と声をかけていませんか?

この「マテ」と、パンを買ってくる間、お店の前で待っていてもらう「マテ」は同じ「マテ」でも違いますよね。
※買い物中に犬を外に係留しておくことを推奨しているわけではありませんので。

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この違いを愛犬はどの程度理解しているでしょうか。

前者の場合は「動きを止める」ことであり、後者の場合は「動かないでいる」ことです。
人間は、「ちょっと待って」と言われればその場の状況でどちらかを理解できますが、犬にこれは理解できるでしょうか。

多分わかる犬もいると思います。
でも、もしかしたら、ニュアンスで理解している可能性もあります。

飼い主に向かって歩いている時「マテ」と声をかけられながら手で静止するような動きを見てとりあえず止まってみる。
パン屋の前のガードレールにリードを繋がれて「マテよ。」と言われれば、動けないので待っている。

「なんとなく」の理解であれば、私は前者の場合「マテ」ではなく、「フセ」や「スワレ」と言った方が犬にはわかりやすいのではないかと思います。
「フセ」も「スワレ」も動きながらでは出来ないので、当然その場で立ち止まることになります。

もちろん、オビディエンスなどの競技の場合は確実にこちらの意図を伝えるためにキューを変える必要もあるかもしれません。っが、日常生活の中であれば、動かないでいてくれれば、立ったままでいる必要性はないので、「フセ」や「スワレ」でもかまわないと思います。


危険を感じて犬をいち早く止めたい時、めったにないとは思いますが、そんな時でも、「フセ」や「スワレ」などの言葉のキューに素早く反応できるように普段から練習しておくことも大事だと思います。

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2017年3月 3日 (金)

ベーシックプラスレッスン@世田谷池尻

水曜日に行われたベーシックプラスのレッスンでは、前々回の「コーン周り」と前回の「前進」の復習と、もうひとつ課題を増やした練習を行いました。

前半それぞれの動作のリマインドが終わったところで、コーンまでの距離を伸ばしたり、コーンを増やしたりと、バリエーションを増やして練習しました。


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ハンドラーから離れるのは苦手な犬たちも、「コーン周り」や「前進」を覚えたことで、自信を持ってターゲットに向かっていきます。


この子たちは特に競技会を目指しているわけではありませんが、こんなことを覚えると、お散歩の途中でみつけた切り株をゲーム感覚で回ってみたり、一味違ったお散歩を楽しんでいるようです。


実際の生活では特に役に立たないようなことでも、愛犬が学習することを楽しんでくれると、コミュニケーションが増えてハンドラーも楽しくなりますよ。

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2017年2月28日 (火)

マットトレーニングの効果

パピーレッスンも含め、日常マナーのレッスンやグループレッスンでは、「マットトレーニング」をとり入れています。

マットとは、いわゆる「カフェマット」と呼ばれるように、犬と一緒に入れるカフェ「ドッグカフェ」が出来てから一般的になりました。

犬にとって落ち着いて待っていられる場所ということを伝えやすいので、ターゲットトレーニングで「マットに乗る。乗ったら座る。あるいは伏せて待っている。」ということを教え、じっとしていて欲しい時にマットを取り出して「マット」のキューを出すと犬たちは家の中のドッグベッドと同じような感覚でその上で待っていてくれます。


何もない場所だと、どうしても立ったり座ったりと落ち着かない行動が出やすくなりますが、マットを利用することで、その場所から動かないという概念が理解しやすくなるためマットはとても有効です。

オープンキッチンのお宅で、キッチンの中をウロウロされると危ないので、「on your Mat」と声をかけて、マットを有効に利用して下さるクライアントさんもいらっしゃいます。


パピーレッスンからのLさん、すっかりお嬢さんになりましたが、小型犬のすばしっこさは相変わらずです。
でも、カフェに行けばきちんとマットで落ち着いて待っていられることを今日はきちんと検証してくれました。


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繰り返しの練習が功を奏しています。
これからも、いろいろな場所にお出かけできますね。


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2017年2月27日 (月)

トレーニング方法は進化する

犬のトレーニング方法は様々です。
私がドッグトレーニングをかじりはじめたのがおよそ20年前。
たかが20年と言われてしまえばそれまでですが、そのたかが20年の間でも、メソッドは確実に変わっています。

トラディッショナルと言われる昔からのリードコントロールの方法から、陽性強化(ポジティブトレーニング)と言われる、犬の行動学をベースに犬に新しい行動を教えて行く方法が広まっている昨今、両方のメソッドを使い分けるハイブリッド的なトレーニング方法まで、ドッグトレーニングのアプローチ方法は様々です。


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※ポジションとして左脚側の意味を理解しているので、リードが無くても離れません。


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※ターゲットを使った練習で、一人でも前進してコーンを回ってくることを理解しました。


かつて、トイレが上手に出来ない子犬に対して、その子犬の鼻を失敗した尿に擦り付けて「イケナイ!」と叱る方法は今はもう受け入れられません。
なぜでしょう。
それは、科学的に犬の行動学を研究していくうちに、犬が何を、どう理解するのかといったことが検証されてきたおかげでもあるでしょう。

トイレの失敗に関して言えば、この教え方では、「トイレの場所以外で排泄してしまったことがイケナイことだった。」と犬が明確に理解できない可能性があることがわかってきたのです。
では、犬はどう理解するのでしょう。

個体差はあるものの、「トイレをしたことがイケナイ。」や「人が見ているところでトイレをしたのがイケナイ。」といった誤解をしてしまい、人が見ていない場所でこっそりトイレをする可能性が生まれることで、状況を更に悪化させてしまうことが想定されるからです。

そこで、トイレのタイミングを見計らってトイレシーツにいざない、トイレのキューと関連付けたり、パピーの頃はトイレの場所を増やして、失敗をなるべく少なくしていき、上手に出来たことを沢山褒めていくという方法が最近ではとられるようになってきました。


また、「跳びつきをやめさせたいときには、犬が跳びつきそうになった時に、犬の胸に膝を当てる。」こんなことも昔はよく言われていました。
「跳びついたら痛い目にあった。」⇒「もう跳びつくのはやめよう。」
これもひとつの図式かも知れませんが、別の見方によっては、
「大好きな人に抱き着こうとしたら蹴られた」⇒「人間は危ないからもう傍に行くのはやめよう。」
こんな風に学習してしまわないとも限りません。


どうやったら犬にわかりやすく伝えられるか。
科学的検証も大事なトレーニングの知識のベースになっていることを忘れてはいけません。
犬へのストレスを軽減しながら、わかりやすく伝えられるといいですね。

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2017年2月21日 (火)

食餌のトラブルは環境変化で改善されることもある

「犬はネコと違って、出されたご飯は全部食べる。」というのが以前は当たり前のように言われていました。

確かにネコは食器に入っているごはんを好きな時に好きなだけ食べて残しています。
入っているだけ食べてしまうのは犬の特権のような気がしますが、実は犬も食べないと言うことが最近では当たり前に言われるようになっています。

よく言えば「お口がきれい。」言い方を変えると「食べることにあまり興味が無い。」
つまり危機感があまりないというわけです。


危機感の無い子は一頭飼いによく見られます。
一人っ子だと誰とも競争する必要がないので、好きな時に好きなだけ食べて、またあとで食べたくなったら食べればいい。
そんな感じの子がよくいます。
我が家でかつて預かった大型犬も一人っ子だったので、食器を目の前に置いて、ウチの子たちと同時に「いただきます。」とご飯を始めようとすると、その子だけ食器から2~3粒フードを拾い上げては床に落として、食べたり食べなかったり。

そのままにしておくとウチの犬たちが取に行ってしまうので、「他の犬がいて落ち着かないからだろうか」と隔離してみたのですが、やっぱり一人で遊び食いをしているので、「食べないのならと片づけますよ。」と下げたところ、3度目の食餌から、みんなと一緒に食べ始め、とりあえず出されたものは全部食べられるようになりました。

この子の場合は、自宅でもいつも食器にフードが入れっぱなしの状態だったので、食べられないと言う危機感を全く持っていなかったのが原因でしょう。
衛生面からも、食べ残しはそのまま置いておかず、さっさと片付けることをお奨めします。


一方ごはんが食べられない状態を経験し、保護犬として一般家庭に預けられている子は食べることへの執着が強く、よその子の分にまで顔を突っ込む勢いです。
場合によっては取られまいとして、食事中に人が近づくことすら拒む犬もいます。


前者のタイプは、同居犬が増えたりすると真面目にご飯を食べるようになる場合もありますし、後者の場合は、一頭で落ち着いて食べる時間を作ってあげることで、精神的な落ち着きが保てるようになる場合があります。

ご飯は人にとっても犬にとっても楽しい時間であって欲しいと思うので、周囲の環境に気を配ってみるのもトラブルの改善になるかもしれません。

ちなみに先住クリスは自分の食器に子供たちが近寄ることは許さなかったので、子供たちからは1メートルぐらい離れた場所で食べ、子供たちはハンスがニキーと目が合うとうるさかったので、二頭の間についたてを置き、ニキーはハンスより先に食べ終わり、バックでその場を立ち去っていました。


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現状アシスタントはウチに来た時から早食い。おそらく5か月まで大家族でご飯を食べていたので、さっさと食べる癖がついたのでしょう。見習いは教えた訳でもないのに、ご飯の時間はクレートに入って静かに待っています。アシスタントが歓喜の舞を見せてくれるのとは対照的で、ゆっくり味わって、最後の最後まで食器を舐めています。

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飼い主としては、きれいに食べきり、満足して食後の惰眠をむさぼっている犬を見るのが楽しいですね。


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2017年2月18日 (土)

持来を伴う板障害

JKCの訓練競技会やオビディエンスの課目の中には、「持来を含む往復障害飛越」というのがあります。
板障害を飛越したあとダンベルを咥え、また障害を飛越して指導手の元に戻ると言う課目です。

アシスタントはCDX(大学科)までの競技経験があるので、選択科目として練習していましたが、オビディエンスを始めてから必須科目となってしまったので、まだ練習を続けています。

ということで、オビディエンスをやっていなければ絶対出来なければいけないものではないのですが、今日のオビディエンス(服従訓練)自主練会では、みんなで練習してみることにしました。


ダンベルを取に行くと言う作業と、障害を飛越するという作業を同時に行うので、かなりハードルは高くなりますが、前回の練習会で「障害飛越」の練習と「持来」の練習は別個に行っているので、それを繋ぎ合わせればいいわけです。

もちろん、今回は初トライなので、リードを付けて板障害に向けて一緒に動きながら練習し、最後は犬だけで飛越するように声をかけます。

元々ジャンプが得意な参加犬たち、楽しそうに課題をクリアしていました。

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「持来」や「飛越」はドッグダンスのトリックでも使うので、こんな練習もたまにはいいのではないでしょうか。


ちなみにこちらは最近のアシスタント。
ダイエットも成功し、とりあえず軽々と障害を跳んでいます。


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2017年2月17日 (金)

リードの長さは?

愛犬のリードやカラーはちょっとしたお洒落ポイントでもあるので、こだわる方は色や素材など気に入った物を探されると思います。

我が家の犬たちは毛足が長いので、せっかくお洒落なカラーを付けてみても、ほとんど見えないと言う悲しい現実があります。
ならリードをお洒落にとも思いますが、やはり一番使いやすいのが女の子は幅9mm、男の子は幅12mmの革リード。
手になじんで、もう20年同じ商品をリピートして使っています。
ちなみに、代々女の子は体重が12キロから18キロ。
男の子は見習いが12キロと現在軽いですが、先住ハンスは20キロでしたので、一応見習いは12mmを使っています。というか、見習いはハンスのお古をそのまま使っています。

小型犬の場合は、重さも大事なので、革にこだわる必要はありませんが、手に馴染みやすい素材を選びたいですね。


そして、素材だけでなく重要なポイントになるのが長さです。

以前、環境馴致などのトレーニングに使うにはロングリードが犬に選択肢を与えることが出来るので、ドッグランを利用したりして呼び戻しの練習などに最適と書きました。
しかし、日常のお散歩の場合、ロングリードは扱い慣れていないともたもたしてしまうので、通常のリードで良いと思いますが、ある程度の選択肢を与えるという観点から、1.4~1.8メートルぐらいの物をお奨めしています。


匂い嗅ぎや拾い食いの防止ということで、先日お店の人にショートリードを奨められた方がいました。
確かに犬が下を向こうとすると、それ以上に頭が下がらないので、地面に顔を付けることを防止することは出来ますが、常にテンションがかかった状態になってしまい、お散歩自体いつもハンドラーの緊張感を直接感じて歩くことが習慣になってしまいます。

引っ張り防止では、リードを緩めるという作業が大事になるお散歩練習。
リードさばきが上手になると、犬にストレスをかけない距離感で歩くことを学ぶ機会をあげられると思うので、あまり短くないものをお奨めしたいところです。

今日のパピーレッスンはおうちの中での飼い主さんとの遊び方や、お散歩練習。
お散歩が楽しくなるように、素敵な関係を築いて行かれるといいですね。

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2017年2月16日 (木)

犬同士の遊びは必要?

パピーレッスンに伺うと、よく「犬同士仲良くなって欲しい」と言われます。
他の犬を見るたびにガウガウと喧嘩を売っているようでは犬も疲れてしまうし、飼い主さんも神経がすり減ってしまいますから、当然のご希望とも言えます。

一方、「散歩で他の犬を見るたびに、遊びたくて伏せてキューキュー鼻を鳴らして困ってしまう。」というお声も聞きます。

どちらがいいかと言えば、後者の方が安全ですし、微笑ましくもありますが、大型犬が動かなくなると、これまた日常生活に支障が生じてしまいます。


公園やドッグランで犬と会ったら犬同士楽しく遊び、散歩の時は知らん顔で通り過ぎる。なんてことが出来たらいいに決まっていますが、なかなか都合よくは行かないものです。

ただ、「嫌いなもの」「怖いもの」と認識した対象物に対して、犬も黙っているわけにはいかないので、「嫌いなもの」や「怖いもの」を出来るだけ少なくしてあげるお手伝いはしなくてはいけません。

そのために、私は個人的に子犬の頃から他の犬と遊ばせることは否定していません。「他の犬に馴れさせる」という意味で他の犬との接触は欠かせないものだと思っているからです。
良い先輩と出会うことで、良い経験を積み、自分も良い先輩となって欲しいと思っています。

特に我が家の犬たちはレッスンのアシスタントを務めるというお仕事があるので、犬が苦手な子にとっては、その子の犬慣らし。初めて他の犬に出会う子にとっては良き先輩。遊びが好きな子にとっては、少し遊んだあとは呼び戻してクールダウンさせることで、遊びがエンドレスでないことを教えて行く。そんなことのお手伝いが出来るように彼らに様々な機会を与えています。
ですから若干特殊な環境とも言えますね。

当然彼らは競技会にも出ているので、そんな時は他の犬の存在がディストラクションになって集中力を落とさないとも限らないので、遊びたくても遊べない時があることも教えて行きます。
お互いがベストな距離感を学んでいって欲しいと思います。


小さい頃沢山遊んでもらった見習いは、今自分が少し年上になって、どう対応すればいいのかを模索しています。

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アシスタントのニコルは老犬たちに囲まれながら育ちましたが、レッスンのパピーさんと沢山出会うことで、小さい子への接し方も得意です。


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人間の監督は必要ですが、ある意味犬が犬を育てるということも大切にしたいと思います。
もちろん犬も個体差があるので、ハンドラーが神経質にならなくても、上手に接することが出来る子たちもいます。

無理せず、少しずつ、様々な経験を与えてあげることで、犬たちも学んでいかれるので、初めのうちはいろいろな機会を増やしてあげられるといいですね。


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2017年2月 7日 (火)

二つのことは同時に出来ません(?)

犬たちに行動を教える時、「段階を踏んで」とか「パーツごとに」とかよく書いていますが、そういう段取りの中で、時々「あれ?」と思うことがあります。

つまり、それぞれの動きはちゃんと出来るのに、合体させると出来ない。

例えば、「板障害をダンベルを咥えて跳ぶ」。

これについては、先月「板障害の導入」でダンベルを咥えることと、板障害を跳ぶことを別々に教えると書いていますが、実はこのあとの練習で、見習いは一度出来るようになったにもかかわらず、ダンベルを投げると板障害を避けて取に行き、帰りは障害を跳んで戻ってくるという変な動きをし始めたのです。
その時は一度「持来」と「板障害」を分けて、それぞれを成功させて終わらせたのですが、また同じことを繰り返されては困ります。

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「ジャンプ」「テイク」それぞれの意味はわかっているのになぜやらなかったのか。


そんな時は、横にバリアとして壁際でやるなどの方法もあるのですが、ご覧の通りの住宅街。
そこで、バリアを自分にして、リードを付けてやり直し練習をすることにしました。
リードを付けた練習などは、ずっと前に済んでいるのですが、先日の練習リングでのアドバイスで、もう一度リードを付けてはどうかと提案してもらったのでやってみることにしたのです。


するとリードが付いた途端、先日の横逃げはどこへやら、真っ直ぐ普通に跳んでいきます。リードを外しても全く変わらず跳んでいきます。あの日の行動はなんだったのでしょう。
若犬は日々変化しますね。


いずれにしても、一時的に「ダンベルを取に行くこと」と「板障害を跳ぶこと」が同時に出来なくなったわけですが、とりあえずなんとか修正することは出来ました。


しかし、実はもう一つ同時にやってもらわなくてはいけないことがあるのです。
それは、「ダンベルを噛み直さない。」
これは、同時進行で別の方法で教えています。
犬って大変ですね。


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