ドッグトレーニング

2020年4月 3日 (金)

ドッグトレーニング:練習しないと忘れます。

人間は犬に何かを教えると、ついついずっと覚えていてくれると思ってしまいます。

単純に言うと、犬に「オスワリ」を教え、出来るようになれば、
「オスワリ」はもうわかったものと考えてしまうのです。

当然のことながら、きちんと教えたとしても、
家など慣れた場所以外では出来ないこともあるので
犬がどこでも出来るようになったと仮定しましょう。

しかし、「オスワリ」程度のことであれば、日々使う頻度が高いこともあり、
自然に繰り返され、忘れることはありませんが、
ドッグダンスのトリックだったり、オビの遠隔作業だったり、
日常的にあまり使わない動きなどは、犬もど忘れしてしまうことがあります。

繰り返されなければ、行動はなかなか身につかないものです。

ここのところ、なかなか練習が出来なかった見習いの「前進」と「臭気選別」。
久しぶりにやったら、「前進」では昔の悪い癖が出て斜めに走り、
「臭気選別」では、正解をみつけるまでにちょっと時間がかかりました。

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身につけさせたい行動は、繰り返し練習させてあげることが大事ですね。

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2020年4月 1日 (水)

ドッグトレーニング:トリーツの使い方は難しい。

正の強化を使ったドッグトレーニングでは、
学習者(犬)にとって報酬となるものを強化子(きょうかし)として使うのですが、
トリーツ(食べ物)を使うことが主流になっています。
なぜなら、多くの犬は食べるものが好きだからです。

さて、トリーツを使う場合、教え手(ハンドラー)はトリーツを
トリーツバッグに入れていたり、ポケットに忍ばせていたり、
場合によっては口に入れていたりと、
様々な方法で犬に与えます。

その際、犬をすぐに褒めてやろうと、手にトリーツを持っていたり、
トリーツバッグに手を突っ込んでいたりすると、
犬は言われたことをやる前にトリーツに気持ちがいってしまい、
せっかくの学習が思うように進まなくなることもあります。
つまり、トリーツがディストラクション(気になる物)になって
犬の学習を妨げてしまうこともあるということです。

食いしん坊であれば、ポケットに手が入ったとたん、
トリーツをゲットすることだけに気がいってしまい、
ハンドラーのキュー(指示)を聞き逃してしまったりするわけです。
難しいですね。

また、トリーツのグレードがあがっただけで、
犬のテンションもあがり過ぎて、集中力を欠いてしまうこともあります。

トリーツの選び方も難しいですね。

202004011

ラリーオビディエンストライアルでは常に犬を褒めることができるし、
課題によってはトリーツをあげることもできますが、
犬が個々の課題を終了する前にポケットやトリーツバッグに手が入ると
「誘導(ルアー)」と取られて失格になってしまうこともあります。

ちょっとしたタイミングの違いですが、犬を惑わさないためにも、
犬が正解を出したことを確認してからご褒美をあげましょう。

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2020年3月25日 (水)

ドッグトレーニング:初めての場所ではゆっくりと

今日はS君がホームグラウンドから離れてお散歩レッスン。

車から下りてすぐに何かをさせるのではなく、
まずS君に情報集中をしてもらい、
気持ちを落ち着かせるところから始めました。

当然のことながら、ところどころで匂いを取ったり、
周囲で往来する人、子供、自転車、犬、キックスケーター、スケートボードなどなどに
興味津々で目を向けています。

ロングリードの長さを操りながら、ロックしてしまうことなく、
自力でロックオフするタイミングを褒めて行きました。

最初は少し前のめりだったS君も、後半は落ち着いて飼い主さんの横を歩く余裕が出てきました。

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自分の周りにあるものすべてにいちいち気にする必要はないことを伝えていきます。


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2020年3月23日 (月)

犬を混乱させないためには。

子犬のトレーニングでお邪魔すると、大概はご家族全員で
カウンセリングを受けてくださり、今後の方針などをお話しさせていただいていますが、
中にはメインでお世話をする人だけで、そのほかのご家族は全く参加されない場合があります。

犬も人間同様、育てるのに手間がかかるタイプと、特に何もしなくても問題ないタイプがいますから、
あまり肩に力を入れる必要はありませんが、
おおよその方向性は共有していて欲しいと思います。

犬は賢いので、自分にとってメリットがある人の言うことを聞いたり、
あるいは、怖い人の言うことを聞いたりと使い分けていることもあります。

「一緒にいる人の言うことを聞く」というのであれば、さほど問題はありませんが、
それぞれ違うことを言う人が一緒にいる場合、
犬は非常に混乱してしまいます。

例えば、パパが許してくれることが、ママにはダメと言われる。
犬にとっては、別に悪いことをしているつもりはまったくないので、
楽に暮らせる方を選ぼうとするのは当然です。

そこで、せっかく作ったルールが崩れてしまうこともよくあること。

そんなとき、飼い主さんがおっしゃるのは、
「人間をしつけるより、犬をしつける方が早い。」

確かに。
ご夫婦だったり、親子だったり、なかなか言うことを聞いてくれない人は
どこにでもいるものです。

そうなると、先に犬におりこうさんになってもらう方が早いというのは理にかなっていますね。

犬はきちんとわかりやすくキューを出してくれる人を信頼します。
いつも一貫性があることも大事です。

そしてまた、そうやって犬たちとちゃんとコミュニケーションが出来るようになることを知ると、
今までトレーニングに関わらなかったご家族も、愛犬の成長と共に
それをサポートしたくなってくるものです。

まずは、愛犬をしっかりサポートしてあげましょう。

🍀ラリーオビディエンス水曜定期クラス参加者募集中!🍀
ひとつひとつの課題を愛犬を褒めたり、励ましたりしながら、
一緒にクリアしていくオビディエンス競技です。
ゲーム感覚で楽しめるので、トライしてみませんか?

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4月期生:4月1日スタート
場所:横浜ワンダフルステップスタジオ

詳細はこちらを。
http://wanbywan.com/lesson.htm#rally_o

今回のアシスタントのトライアルの様子はこちら👇


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2020年3月 9日 (月)

環境刺激は犬にとって様々

今日のプライベートレッスンは、いつも室内で行っているのですが、
ちょっと事情があって外で行うことになりました。

屋外には様々な環境刺激があります。
道行く人、
走る子供、
吠える犬、
通り過ぎる自転車などなど。

どれをとっても犬には大きな刺激となります。
しかも、L君は日常的に、散歩の途中でお勉強することはないとのこと。
つまり、屋外での作業経験がほとんどないということ。

最初はどうなるかとちょっと心配したのですが、
表情を見ると、屋内レッスンよりリラックスしているようです。
もちろん、周りの刺激を気にはしていますが、
挙動不審にはなっていません。

なぜなら、L君あまり他犬や他人が得意でないので、
狭い空間に人や犬がいると集中しづらいのです。
屋外には多くの刺激がありますが、屋内と違って距離が取りやすいので
L君は周りの状況をゆっくり観察し、落ち着くことが出来るからです。


しかし、外での練習経験がないということで、
飼主さんの声掛けに対する反応があまりよくありませんでした。

そこで、L君が飼い主さんを見たら褒めておやつをあげてもらいました。

すると、何回かやっているうちに、外でもトリーツがもらえることがわかったのか、
飼主さんを見る頻度があがってきました。

集中が良くなってきたところで、初めて「ヒール」のキューを出していただき、
上手についてきたらさらに褒めてあげました。

外的刺激があっても十分な距離があると、落ち着いて作業が出来るL君。

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休憩タイムは「マットトレーニング」の効果で、自分からマットへ。

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リラックスできるまでには至りませんでしたが、
屋内で出来ることが、外でも少し出来るようになりました。

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2020年3月 1日 (日)

ドッグトレーニング:オンとオフを教える。

様々なドッグスポーツでは、競技会という発表の場があります。
日ごろ練習してきたことを発揮する場であり、
そのためにハンドラー(飼い主)は愛犬に多くのサポートを行っています。

しかしながら、なかなか練習の成果が出せないことも多くあります。
原因は練習不足だったり、当日の集中力だったりと様々です。

人間もあがり症の人がいるのと同じで、
犬も周囲の環境に馴れていなければ、緊張してしまい、
うまく集中できないこともあるでしょう。
ハンドラーの緊張感が伝わってしまったり、
当然ハンドラー自身のミスもあります。

特に走ることに関しては犬たちは興奮しやすくなるので、
他の犬たちの競技を見ているだけで、興奮しすぎて疲弊してしまうこともあるでしょう。


大事なのは、やるべきときと、そうでないときの使い分けです。
常に「オン」の状態でいれば、犬も疲れてしまい、
自分の番が来た時に本領発揮できないこともあります。
そのためには、自発的に休憩を取る、「オフ」の状態でいられることも必要です。

少しでもトレーニングの経験がある犬は、ハンドラーにアテンションを向けてきます。
「アタシちゃんとママを見てるわよ。褒めてね。」と言う感じです。
それはとても嬉しいことですが、常に「オン」の状態では犬も休まりません。

愛犬がこちらを見てくれると、ついつい見返してしまったりしますが、
トレーニングタイムでは問題ありませんが、
そうでないときにあまり見過ぎると、犬は常に指示待ちの状態になって休まりません。

たまには視線をそらすことも必要ですね。

Hさん、怖いものや嫌いなものを我慢したときはちゃんと褒めてもらえ、トリーツが出ます。
ママを見ることが習慣になってきて、喜ばしい限り。

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トリーツのタイミングをランダムにしながら、少しずつリラックスしたお散歩に移行中です。

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2020年2月24日 (月)

愛犬のためには家族みんなで!

6人家族の中で暮らすRさん。
主なお世話役はご長男と奥様です。
レッスンも大体お二人一緒に受けてくださいます。

っが、Rさんは一人娘のようなものなので、
ご主人様にとってはとてもかわいいお嬢さん。
朝のお散歩はご主人様が行かれています。

ご依頼当初、サークル内の要求吠えが酷かったとき、
いろいろお話を伺ったら、ご主人様がついついかわいそうで
出していることがわかりました。
申し訳ないけれど、みなさん一致団結して、Rさんにサークル(ハウス)で休むことを
習慣づけてあげましょうとお願いしたら、すっかり吠えなくなりました。
ご主人様が協力してくださったおかげです。

そしてRさんもすくすくと成長し、いろいろ楽しいことも覚えたのか、
最近はなかなかご主人様のお願いを聞いてくれなくなってきたとのこと。

ご主人様曰く、担当者がちゃんとトレーニングをやっていないのではないかと。

いえいえ、ご長男様も奥様もちゃんと頑張っていらっしゃいます。
なので、お二人の言うことはちゃんと聞いています。

ご家庭内でのこういう小さな勘違いはよくあることです。
犬は賢いので、ちゃんとコミュニケーションが取れている人の言うことは聞きますが、
言動がいろいろ変わったり、あるいは自分の言うことを何でも聞いてくれる人だと思うと
ついついわがままも出てしまいます。

きちんとトレーニングが出来た犬だからと言って、誰の言うことも聞くわけではないのです。

よく聞く話が、「預託訓練に出したが、ちっともお利口になっていない。」

犬はちゃんと学習してきたのですが、飼い主さんが訓練士のように指示をだせないと、
犬が混乱してうまく動けないということもあるのです。

いろいろお勉強をされたらしく、ご主人様が最近Rさんと真剣に
関わり始めたらしいとご家族から伺いました。
嬉しい限りです。
きっとRさんも、ご主人様とのコミュニケーションが取れるようになってくれば
きっと話が通じる相手になるはずです。

今日は外の刺激の中でじっとしていることをお勉強したRさん。

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お散歩で歩く姿も日々進化しています。

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2020年2月20日 (木)

ドッグトレーニング:気になるもの

今日のS君のレッスンはS君のホームグラウンド公園。
ホームグラウンドとは言え、走りまわる子供や犬、
飛び交うボールなどなど、ディストラクションは満載。
しかも、なぜか今日はやけに地面が気になる日のようです。

若い犬は日々成長しているので、「昨日と同じ」ということは
あまりありません。
昨日は大丈夫だったのに、今日はダメとか、
昨日までダメだったのに、今日はスルーできたとか。
毎日驚かされることばかりです。

だからと言って驚いているばかりではなんの対処も出来ないので、
その時の状況に合わせてこちらもいろいろ変えていきます。

ロングリードのボール遊びも今日のS君にとってはちょっと上の空。
ボールを咥えて走り回っているきは、周りばかりが目に入るようです。

ということで、ちょっと遊び方を変えてみたところ、

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遊び方、おやつのあげ方、いつも同じではなく、ちょっと変えてみると、
愛犬の集中力もアップするかもしれませんよ。

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2020年2月16日 (日)

ドッグトレーニング:「ちょうだい」

訓練競技の課目でよく出てくる「持来」は犬に頼んだものを取りに行って手渡してもらうことです。
一般に「持ってこい」や「テイク」と言ったキューで教えることが多いのですが、
持ってきたものを、噛み返すことなく、ハンドラーの指示で手渡すことを教えるのはなかなか難しいものです。

遊びの中で、投げたおもちゃを取りに行って手渡してもらうことを教えようとしても、
犬が興奮してしまい、なかなか離してくれないという話も聞きます。
ディスク競技でよく耳にします。

「離す」というのは意外と難しいものです。

逆に、手渡してもらおうと思っても、ハンドラーが離していいという前に、ポトッと落としてしまう犬もいます。
ボール遊びやディスク遊びでも時折見られます。
待っているハンドラーよりかなり手前で落として、走って行ってしまうせっかちな犬です。

わが家の最初のボーダー・コリー、クリスがそうでした。
近くまでテニスボールを持ってくるのですが、早く次のボールを取りにいこうと、
1メートルぐらい手前でペッと吐き出して走り出すのです。

そこで私は彼女が私の手の平にボールを乗せてくれるまではボールを投げないことにしました。
何度か繰り返しているうちに、彼女はようやく手のひらまで持ってきてくれるようになりました。

なかなか離してくれない子の場合は、今咥えている物と同等かそれ以上の物を見せて交換を打診すると素早く離してくれたりします。

それぞれいろいろお悩みがあるでしょうが、いろいろ工夫すると解決法が見えてくれるかもしれませんよ。

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2020年2月13日 (木)

オビディエンス練習会

今日は基本の服従トレーニングとラリーオビディエンスの練習会でした。

午前中は「休止」や「行進中の作業」「招呼中の作業」などの練習を
ディストラクションを入れながら行い、
午後からはラリーオビディエンスのコース練習。

アシスタントのニコルもレベル2のコースを久しぶりに体験。

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最近めっきりオビディエンスから遠ざかっているアシスタントは
ダンスばかりやっているせいか、
すっかり脚側停座のキューを忘れてしまったようです。

練習は継続しないと意味がありませんね。
毎日できなくても、リマインドは大事です。

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