ドッグトレーニング

2018年11月14日 (水)

ドッグトレーニング:ディストラクションのレベルを知る

犬が気になるものは犬によって違いますし、気になるレベルもそれぞれ違います。
気になるものも、怖いものだったり、大好きなものだったりと様々です。

日常生活でも気になるものがあると平常心でいられなくなる犬は沢山いますが、犬の平常心や精度が要求されるオビディエンスやドッグダンスなどでは、気になるものがあると、なかなか普段の練習の成果が出ません。

気になるものを全く気にならなくするのは時間がかかりますし、簡単ではありませんが、何が気になるのか、どの程度なのかを知っておくと予防策はとりやすくなります。


ちなみに、見習いはダンベルなどの持来が大好きで、それがあるだけで、人の話が聴こえづらくなるし、頭の中は持来一色になってしまいます。

そこで、今日の練習では、ダンベルを背に、前にはダンベルより大好きなボール。
さて、どっちが勝つか。

当然ボールが勝ちました。

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頭をリセットする方法をいくつか知っておくと、いざというときに助かるかもしれませんよ。
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2018年11月13日 (火)

ドッグトレーニング:パーツとパーツを繋ぐ

ドッグダンスやオビディエンスでは犬たちに様々な動きを教えていきますが、一つの作業の中には多くの要素が含まれています。

オスワリひとつとっても、ただお尻を地面に付けるだけではなく、ハンドラーとの正しい位置関係で、腰を崩すことなく、お尻を浮かすことなく、まっすぐ座らなければいけません。

ヒールウォークも同様です。
ハンドラーの横をただついて歩くだけでなく、ハンドラーと一定の距離感を保ちながら、ハンドラーを意識し、ハンドラーの前後左右の動きに合わせて犬も動かなくてはいけないことを教えなくてはなりません。
場合によっては、ハンドラーが止まると同時に座る(オートマティックスィット)ことも教えていく必要があります。


これらのことを犬に伝えるのは簡単ではありません。
ひとつひとつの動きを、わかりやすく、繰り返して教えることによって習慣にしていくことが大事です。


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※ハンドラーに付いていくだけでいっぱいいっぱいの見習い。
耳は私の方に傾けていますが、顔を上げる余裕がありません。
こんなとき、過度に要求するとストレスで吠えが出たりするので、気を付ける必要があります。


同様に、トリックなど、単体ではすぐ覚えられても、ヒールウォークの中でおこなったり、ハンドラーとの位置関係が変わったところでおこなおうとすると全くできなかったりすることがあります。
なぜなら、それぞれのパーツがきちんと繋がっていないからです。
これらのパーツがちゃんと組み合わされてこそ一連の動きがスムースにできるようになるわけです。

止まっているときはできるのに、ヒールウォークをしながらスピン(回転)と声をかけてもできない場合は、止まっているときだけでなく、歩きながらスピンする練習していないからかもしれません。

一つのパーツだけを見ていてできると思っても、流れになった時に出来るかどうかは個体差もあります。
犬に多くのことを要求している側としては、どこで躓いているのか、ちゃんと見極めなければ先には進めません。

それは犬の問題ではなく、犬にきちんと伝えきれていないハンドラー側の問題です。

個々のパーツが完成したら、パーツ同士を繋ぐ練習もしていきましょう。
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2018年11月12日 (月)

トレーニング:精度をあげるためには

オビディエンスを含め、多くのドッグスポーツでは速さや俊敏さが求められます。
当然と言えば当然ですが、犬の動く速さは犬種や個体によっても違います。

我が家のアシスタントニコルは、ボーダーコリーではありますが、俊敏と言うにはほど遠く、どちらかと言うと、テケテケテケテケという擬態語が似合うタイプです。
(トコトコよりは速い)

一方見習いはビューンという感じで、訓練士会の50メートル走で一席を取るほど。
おそらくディスクやアジリティをさせたら彼の要求を満たすことができるのではないかと思っていますが、私は彼に敢えてオビディエンスを教えてきました。

オビディエンスでも俊敏性が重視されるので、彼の能力を最大限生かしてやれると思ったからでしたが、それは楽観的だったのかもしれません。

クラスIは「招呼」「持来」「障害飛越」などどちらかというとシンプルな課題なので、スピード命の見習いは一発で合格できましたが、クラスIの課題をさらに深堀するクラスIIはスピードだけでなく、頭を使うことが要求されます。

練習ではハンドラーの言うことが聴けるのに、本番になると、考えることより目の前のオブジェクトに気がいってしまい、「方向変換の持来」も「臭気選別」も「障害を伴う持来」も、「持来」しか頭になくなってしまう見習い。
精度を求めるには冷静であることが欠かせません。

最近の我々ペアの状況を見かねたいつもお世話になっているオビの先生から競技の後アドバイスをいただきました。

ドッグトレーニングには様々なアプローチの方法があります。
頭が固いとどんどんドツボにはまってしまうので、こういったアドバイスは大変参考になります。

頭を柔軟にしながら、見習いと相談しつつ作業を進めることが必要です。

今回の結果は当然不合格でしたが、参加頭数が少なかったので入賞。
実力が伴うと良かったのですが・・。

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2018年11月10日 (土)

リングドッグ最終章:Eくん

2か月ほど前から今日の大仕事に向けて練習してきたEくん。

今日は朝から初めてのことばかりでしたが、ほんとうによく頑張ってくれました。

現地に着いてからパパやママと離れて私やアシスタントたちと待機。

新郎新婦の写真撮影に合わせて出番。
なかなかオスワリが出来なかったEくんが、慣れない場所で新郎(息子さん)のキューで座ってくれたり、動かないでじっとしていてくれたりと、素晴らしい成長ぶりです。

本番前にはタキシードを着て、重要なお仕事のリングピローを背中に付けてくれました。
これはすでに練習していたので全く気にしません。


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さて本番。

リハーサルは参列者がいなかったので、まっすぐ走って行ってくれましたが、さすがに本番は参列者が気になり、新郎の声が届かずみなさんのところへご挨拶に。

そして一度仕切り直し、ちょっと心を鬼にして新郎に、「Eくんにもわかるように、両手を広げて大きな声で呼んであげてください!」

そしてEくん、無事新郎の元へ。

ホッ。

いい歳のおばさんと違い、若い男性が人前で愛犬の名前を大きな声で呼ぶ、しかも新郎と言う緊張する立場では難しかったかもしれません。
練習ではちゃんとやってくださっていましたから。

お務めが終わったEくんはママのそばでちゃんとお座りをして式が終わるまで待っていられました。


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式の後は参列者の方々からねぎらってもらったE君。

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そしてみなさんと記念撮影。

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幸せのおすそ分けをいただきました。
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2018年11月 9日 (金)

ドッグトレーニング:犬を置いてきぼりにしていませんか?

犬には様々な犬種があり、サイズもまちまちです。
動作のペースも犬種だけでなく、個体によっても異なります。

小型犬だから、よく動くとも限りませんし、体の大きい犬でも俊敏な犬もいます。

ハンドラーにとって、自分と同じペースで歩いてくれる犬はとても楽ですが、実際そううまくは行かず、前に出過ぎたり、遅れ気味にあとから付いて来たりします。

そこで、まずハンドラーと並んで立つ位置(ヒールポジション)を犬に教え、そのポジションを維持するように伝えていくと、出過ぎたり遅れることなくついてくることができるようになります。
もちろん、すぐにできるようになるわけではありませんので、日々の繰り返し練習は不可欠です。

そこまでやっても、なぜか愛犬が遅れて付いてくるように見えるときがあります。
なぜでしょう。

愛犬に「さぁ、行くよ」とちゃんと伝えてから一歩を踏み出していますか?

例えば「ヒール」というバーバルキュー(言葉の指示語)で歩く場合、「ヒール」の「ヒ」と言う言葉と同時に足を踏み出したりしていませんか?

「ヒ」で反応できる犬もいれば「ヒール」と最後まで聞いてから納得して動き始める犬もいます。
それがその犬のペースです。

犬のペースに合わせて慌てたりゆっくりしたりするのではなく、犬のペースを読んで動いてあげると犬の動きに同調することができるはずですよ。

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2018年11月 8日 (木)

オビの練習会

普段の練習ではできるのに、本番でうまくいかない。
ということはよくお聞きします。

理由は沢山ありますが、その中の一つは環境の違いです。

家の中やいつもの場所で出来ても、本番の会場とは当然異なります。

人のスポーツでも、ホームとアウェイの違いがあるように、慣れた場所とそうでない場所では当然犬にも影響が出ます。

全く同じ場所で練習できるラッキーな犬は少ないでしょう。

出来る限り本番に近い環境で繰り返し練習することがポイントです。

グラウンドのコンディション、周囲の犬たちなど、多くのディストラクションの中でいつも通りにできるようになるためには、いろいろな場所や環境で経験を積むことが欠かせません。

今日の練習会では、目の前に動いている犬がいる中での練習や、屋外での休止など、いつもと違う環境で練習してみました。

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環境が変わっても平常心でいられるようにするには、ハンドラー側のサポートも必要ですし、同時にハンドラーも平常心でいることが大事ですね。

後半はWCRL規定のラリーオビディエンスのコース練習でした。
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(見分中)

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2018年11月 7日 (水)

ドッグトレーニング:無意識の動きに注意

ドッグトレーニングでは脚側(ヒールポジション)が基本になるので、まず愛犬にポジションを教えます。

ポジションが理解できれば、ポジションを維持したまま前後左右に歩くことを教えていくのですが、これがなかなか難しいもの。

前に出過ぎたり、後ろに下がり過ぎたり、お尻が離れたりと安定しづらいものですが、ドッグダンスをやっていると、基本はノーリードなので、リードで誘導することはありません。

ではどうするのかと言えば、犬が好きなトリーツやプラットフォームなどを使って正しいポジションに犬を誘導するわけです。
ところが、犬のポジションがちょっと離れてしまうと、ハンドラーが犬との距離感を縮めようと犬の方に寄るという行動に出る人が意外と多いのです。

つまり犬を押すことになるので、犬はさらにハンドラーから離れてしまい悪循環。

先日のラリーオビディエンストライアルでのこと、ジャッジより、犬の方に動いてしまう人が意外といるというご指摘を受けました。

私は犬を引っ張る派(犬がこちらに寄ってくるのを待つ)なので、ヒールポジションを教えるために犬を押すことはありませんが、ある課題の中で、犬を迎えに行っていると言われました。

実は全く意識していなかったことなので、トライアルが終わった後ビデオで確認してみたら、確かに斜め左方向から走ってくるアシスタントの方に半歩踏み出していました。
これには我ながらびっくり。

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人間の無意識の行動は意外と多いのかもしれません。

ドッグトレーニングの様子は、犬の成長を確認するだけでなく、ハンドラー自身の無意識の体符や視符、歩様などを確認するうえでも是非ビデオで確認することをおすすめします。


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2018年11月 1日 (木)

ドッグトレーニング:そのキューの意味、愛犬は理解していますか?

愛犬にしてほしい行動を伝えるためには、言葉やハンドシグナルなどのキューが必要です。

先日、似た言葉を使うと犬が間違えやすいということを書きました。
母音が似ているとどちらか判別しづらく、適当にどちらかをやったり、両方一度にやってみたりという行動を取るという話です。

もう一つ間違えやすいのが、キューと行動がハンドラーと共通の認識になっているかどうかということです。

多くの犬の訓練は「脚側停座」で始まり、「脚側停座」で終わります。
競技によっては、ハンドラーに「オスワリ」のキューを出されなくても、ハンドラーが止まると同時に自発的に停座するオートマティックスィットを要求されます。
そこで問題になるのが、ハンドラーの左側で立っていればいいのか、座らなくてはいけないのかという部分です。

「オスワリ」のキューを出してもいい競技であれば、脚側位置を犬に教え、座ってほしいときは「オスワリ」、立っていて欲しいときは何も言わないと区別して伝えることができますが、オートマティックスィットを教えてしまうと、立っていて欲しいときは敢えて「タッテ」と声をかけなければ犬は座ってしまいます。

教えるキューの数が少なければ犬はひとつのパターンとして、「アトヘ」と言われて脚側停座し、「アトヘ」と言われて歩き始めることに違和感を感じない犬もいるかもしれませんが、ドッグダンスのように、動きやポジションのキューが増えてくると、状況は刻々と変化し、「この場合はおそらくこうであろう」という予測だけでは犬は動けないこともあります。

それが適当になってくると、実際やってほしいときにキューをかけても犬が迷ってすぐ行動に出られなかったり、行動が安定しなくなったりしてきます。

「正面停座」も同様です。
多くの訓練競技では、犬と向かい合わせになる場合はほとんど座らせることが多いため、「フロント」や「コイ」のキューに対して正面停座すること覚えている犬が多いのですが、ドッグダンスでは犬と向かい合った状態でサイドステップを踏んだり、バックステップを踏むといった動きも出てきます。

愛犬がハンドラーの出したキューにすぐ応えず迷っているようでしたら、キューの意味をもう一度見直してみるといいかもしれませんね。

ちなみに、我が家の場合、「ヒール」はハンドラーの左脚側位置で立っていること。
「アトヘ」は左脚側で座ること。
しかし、見習いはFCIオビディエンスをやっているので、ハンドラーが止まれば自動的に座ってしまいます。
果たして見習いとダンスは踊れるようになるでしょうか。


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ハンドラーが止まっても勝手に座らないと教えるのも意外と大変です。

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2018年10月29日 (月)

ドッグトレーニング:ディストラクションは犬によって異なる

犬にとって気になるものは様々です。
例えば他の犬、ボール、人、子供、食べ物、地面の匂い、音などなど。
それは時に楽しいものであり、時に怖いものであったりします。

気になるものがあれば犬は当然集中できません。
いわゆる冷静さを欠いてしまうことになります。

そのためには、気になるものに左右されないような精神力(集中力)を培う練習が必要になります。

前述のように、個体によって気になるものが違うので、どの犬も同じ練習と言うわけにはいかないでしょう。

ちなみに我が家の見習い、人も犬もボールもあまり気になりません。


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ところが、コーンやダンベルを見ると、頭の中は、コーンとダンベルでいっぱいになり、勝手に駆け出していきそうです。
そのため、彼にとっては、そういう物が散らばっている中での練習が必要になるわけです。


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今日の練習会では、コーンやフードボウルなど、犬たちがちょっと気になる物、そして他の犬たちがいる中でのオビディエンス練習を行いました。

気になるものが気にならないものになるためには、コツコツ練習ですね。

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2018年10月27日 (土)

リングドッグへの道 その3

来月の大仕事に向けて、ひたすら修行中のE君ですが、今日は天気が良かったので外で練習。
しかも本番で着るタキシードも着用して行いました。

洋服大嫌いな我が家のアシスタントや見習いと違い、E君タキシードを着ても全く気にすることなく動けます。

新郎に呼ばれて走っていくところがとにかくメインなので、今回も呼び戻し強化。

更に、リングを渡すまでじっとしていることが必要なので、呼ばれて来たら、キューですぐ座る練習もしています。


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出来たことを沢山褒められて、作業の楽しさが少しずつ分かってきたE君。
本番までもう少しです。


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