ドッグトレーニング

2020年9月10日 (木)

行動を習慣にする努力を惜しまない

今日は久しぶりにRさんのプライベートレッスン。

暑い時期はなかなか外でのレッスンが出来ないこともあり、
自主練を頑張って頂いていました。
その甲斐あって、外での集中もかなり高くなってきました。

もちろん、まだまだ気になるものが沢山ありますが、
ハンドラーに集中することを習慣にしていくことで、
刺激レベルが少しずつあがっていっても、
一度集中が切れても、戻るまでの時間が短くなってきました。

いいことを沢山褒めて、いい経験値を増やしていくことで、
行動は少しずつ習慣になっていきます。
そのためには飼い主さんの努力は欠かせません。

刺激を前にボーッとしていれば、なかなか犬の集中は戻ってきません。
戻りやすい環境づくりが必要ですね。
ご家族みんなで頑張ってくださると、その成果も早く出ます。

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楽しいトレーニングを続けることで、犬も飼主さんとの協働作業が楽しくなってきます。

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2020年9月 8日 (火)

ドッグトレーニング:普段やっていないことは出来ない

昔親に言われたこと、
「普段家でやっていないのに、外で出来るわけないでしょ。」
人間は、普段やっていなくても頭で理解しているので出来ることもあります。
例えば言葉遣い。
家では雑な物言いをしていても、外で目上の人と話すときは当然敬語や丁寧語を使うことが出来ます。
それは、普段から親に言われていて、家では面倒でも、外に出たら気をつけなければいけないと本人が理解しているからです。

しかし、犬の場合、普段出来ていないことが、刺激の強い外で出来る可能性は非常に低くなります。
もちろん、普段練習していれば出来る可能性は高くなりますが、日常的に練習していないことはできません。

例えば「オスワリ」。
日常生活では、「オスワリ」と一度言って座らなければ、二度も三度も言って、結果座ればいいわけです。
もちろん、23度言っても座らなかった場合、大勢に影響が無いから「まぁいいわ。」とそのままにしておけば、恐らく「オスワリ」を覚えることはないでしょう。
頑張って3度目でようやく座った場合、犬は三回目で座ればいいと学習していきます。

こういう習慣がついてしまうと、犬と一緒に何かドッグスポーツを楽しもうと思ったとき、お願いしたことをすぐにやってくれないことが習慣になっていると、やりたいスポーツがうまくできなくなってしまったりします。

例えばアジリティ。
スタートで待たせたいのに、犬が何度言っても待ってくれない。
例えばディスク。
次のスローをやりたいのに、犬が咥えているディスクを放してくれない。
例えばドッグダンス。
ここでスピンをやって欲しいのに、全然言うことを聞いてくれないので音楽が流れていってしまった。

というように、日常生活では大して問題ないことでも、ドッグスポーツを極めて行こうとすると、なかなか思うような結果に結びつかなかったりするわけです。

「なんでちゃんとやってくれないんだろう」と思う前に、日常生活ではすぐ自分の話を聞いてくれているのかどうか見直してみるといいかもしれません。

もちろん、ドッグスポーツなど特に楽しむ必要が無く、そばに居てくれるだけでいいと思っているのであれば、犬に多くを要求する必要はありません。
日常生活が円滑に回る最小限度のコミュニケーションが出来ていればいいと思います。
ただし、愛犬の安全を守るのは飼い主さんの義務なので、危険を回避するためには、普段から話を聞いてくれる関係を築いておく必要はあるかもしれませんね。

お預かりのNさん。
特に教えたわけではありませんが、1週間ほど前から私の前で自分から座る頻度が高くなりました。
そこで、座っている姿を見るたびに、「Sit」「Sit, Good♪」と声をかけていたら、「Sit」の声で座るようになってきたのです。

Nさんがこちらに意識を向けているときを確認して、「Sit」と声をかけます。
もちろん、すぐにはお尻が地面につかないので、ちょっと待ってみます。
すると一生懸命考えたNさん、お尻を地面に付けてくれるので、その瞬間「Good!」と言って褒めてあげます。
決して、「Sit, Sit, Sit!」と連呼はしません。
私がNさんにお願いしたいのは「Sit」の一言で、お尻を地面につけるという行動です。
理解できるまで、繰り返し練習していきます。

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オーナーさんにお渡しできるまでに、最低必要なキューと行動をリンク付けできるように頑張ります。

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2020年8月 7日 (金)

アイコンタクト

服従訓練(オビディエンス)競技において、脚側時に犬の顔があがっていることはある意味必須です。
もちろん、顔があがってなくてもハンドラーの指示をしっかり聞いている犬は沢山います。
犬の耳が向いている方向を見れば、ハンドラーに意識を向けているのかどうか確認することもできます。

一方ハンドラーは犬に顔は向けていません。
ハンドラーの姿勢はニュートラルに前を向いていることが基本です。
体を向ければボディシグナル(体符)として減点されます。

つまり、犬たちはハンドラーを視線があっていなくても作業をこなしていくわけです。
ハンドラーが自分を見てくれないからと不安になっていては自信を持って作業することはできないので、そういう練習をきちんと重ねていきます。

普段から「アイコンタクトが大事」と言われていながら、実際競技ではアイコンタクトなど必要ないなら、アイコンタクトを強化する必要などないのではと思われそうですが、「アイコンタクト」はハンドラーに意識を向けるきっかけとして習慣にしておきたい基本行動です。

子犬のアイコンタクトを強化することは、ハンドラーに関心を向けることで、ハンドラーの話を聞きやすくする基礎作りになります。
ハンドラーの話は指示ばかりではありません。
一緒に遊んだり、散歩に行くお誘いかもしれないし、ごはんのお知らせかもしれません。
ハンドラーの存在を感じていられるようになれば、いつも目が合っていなくても、自然にハンドラーの言葉が耳に入ってきます。
逆にいつもハンドラーと目を合わせようとすれば、お互い疲れてしまいます。

コミュニケーションが上手に取れるようになるきっかけとして、アイコンタクトを習慣にしてあげましょう。

今日の見習いの朝練。
少しずつ顔があがって作業ができるようになってきたので、次は私がそれを信頼してニュートラルな姿勢がとれるように練習していかなければいけませんね。

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2020年7月31日 (金)

犬も体つくりは大事

犬は動物だから運動神経が高いと思いがちですが、ネコほど上手に体を使っていないことは、最近の沢山見られる動画サイトなどの「犬の笑える行動」のようなものを見るとおわかりになるでしょう。
人間が思っているほどアスリートではないようです。

もちろん、元々運動神経が高い犬種や個体はいますが、全てではありません。
足も踏み外し、跳び越えたつもりでぶつかったり、着地に失敗して骨折したりと、意外と運動神経はよくありません。

わが家のボーダー・コリー、子犬の頃キッチンとの境目に置いていたゲートをよじ登ってキッチンに入って喜んでいた犬と、よじ登るのに失敗して骨折してしまった犬。
階段を降りるとき、足を踏み外して転がった犬など、ボーダー・コリーなのに・・と思われる行動を何度も見てきました。
犬だって目測を誤ることもあれば、運動神経抜群なわけでもないのです。

そこで、ドッグスポーツを志すハンドラーは、まず犬の体つくりから始めなければいけません。

例えばディスクドッグ。
最初から人間の身長ほどまで跳びあがってディスクをキャッチできる犬はそうそういません。
ディスクをキャッチする練習は低い位置から始めるとともに、体に負担にならないジャンプの練習も必要です。
もちろん、教えなくても綺麗に体を使える犬も中にはいますが、どの犬もそうではありません。

ドッグダンスのトリックであるSitUp
犬が座った状態から、前足を上にあげて平衡感覚を保ってじっとしていることも、練習せずとも出来る犬もいれば、何度も繰り返して、ようやくバランス感覚と筋力が伴って出来る犬もいます。

特に後ろ足を使った作業は、犬がその動きに慣れるまで時間がかかります。
なぜなら、犬は前肢の動きに合わせて、後肢がついて歩くという行動を無意識に行っているので、後肢の意識が低いからです。

以前テレビの動物番組で、ネコは目の前にある障害物の中を、障害物を倒すことなく上手に歩き切れるが、犬は前肢には気をつけていても、後肢は蹴り飛ばして歩く様子が映されていました。
猫の後肢にはセンサーが付いているようです。

つまり、犬の場合は後肢に対しての意識づけを行わないと、後肢を使った様々なトリックがスムースに行えないということです。
例えば、ドッグダンスにはハンドラーの足の間をくぐりながら歩くウィーヴという動きがあり、その動きを逆回しのように、後肢からハンドラーの足の間をくぐっていく動きもあります。
これは、単に犬が後退歩行するだけでなく、ハンドラーの足に沿って円を描くように動くというプラスアルファが含まれます。
この動きを教えるには、まず座り込むことなくまっすぐ後退歩行することを教え、後肢から歩き出すという動きに犬を馴らした後、円を描くように下がるというもうひとつの動きが出来ないとスムースに犬は動けません。

段階をひとつずつクリアしていくと、「出来ない。なぜ出来ないんだ。」という無用なストレス(負荷)を犬にかけることなく、成功に導けるようになります。

どんなトレーニングも、犬にとって楽しいものでなければハンドラーにはつきあってもらえないので、簡単なレベルから始めていきましょう。
それが成功体験の積み重ねに繋がっていきます。

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FCI
オビディエンス競技で「前脚固定」の「姿勢変更」を教えている見習い。
つまり、前肢は動かさずに、オスワリ、フセ、タッテの姿勢変更を教えているのですが、フラットな場所だとどうしても楽な動き方をしてしまいます。
そこで、前肢を動かさないで後肢を動かす練習。

当然、筋力のないアシスタントには出来ません。

何事も、少しずつ。ですね。

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2020年7月30日 (木)

ドッグトレーニングの方法

ドッグトレーニングにはいくつかの方法があります。
つまり、犬に新しい行動を教える方法はひとつではないということです。
アプローチの方法が様々あることは犬にとってはとてもありがたいことです。
犬も人間同様個々に性格や気質が違うので、全く同じ方法でうまく行くとは限らないからです。

しかし、その基本にある部分は、出来るだけ犬にストレスを与えない方法を取りたいと多くのトレーナーは考えているのではないでしょうか。

犬のトレーニング方法は日々進化しています。
海外のトレーニング方法が全て正しいわけではありません。
先日とある海外ドラマを見ていたら、ドッグトレーナーが出てきて、「強制訓練と負の強化とリードショックを使いながらビシビシやります。」というような場面がありました。
トレーニング手法として、そういった訓練方法を使っている人はまだいるということです。

そうはいっても、動物との接し方は西洋と日本では根本的に異なる部分もあります。
それは「安楽死」の考え方にも表れています。

「動物に無用な苦痛を与えないこと」がその神髄にあるようです。

いずれにしても、日本でも犬へのストレスを極力減らした方法を第一に考えるというトレーニング方法が主流になりつつあります。そんなとき、たまたまスマホのポップアップに表示されたツイッターの文言を見てちょっとビックリしました。

「人間と犬は友達ではない。犬は人間に服従しなければいけない。フセを教えるのはオスワリからではダメだ。」といったようなことが書かれていました。
ポップアップはすぐに消えてしまったので、誰が書いたのかはわかりません。

もちろん、そう言った方法でも訓練はできます。
恐らく、ハンドラーに絶対服従の犬が仕上がるのでしょう。
当然そういうタイプの犬を必要としている人もいます。
「躾が全部出来ている犬が欲しい」という人もかつて知っている人の中にいました。

「犬育て」を我が子のように楽しむ人もいます。
きちんと育てれば、よい家族やパートナーになってくれます。

ロボットのように、絶対服従の犬が欲しいのか、一緒に楽しめる犬が欲しいのか。
人それぞれです。

是非ライフスタイルにあった方法を選びんで欲しいと思います。
もちろん、トレーナー任せにしないで、一緒に関わって頂けるとご家族のルールも伝えやすくなります。

ちなみに、我が家では夜犬がベッドに乗ってきます。
舐められているのかもしれませんね(笑)。

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2020年7月27日 (月)

犬に舐められてますか?

犬への接し方。
犬との関係性。

そんな話が出ると、「犬に舐められてはいけない。」ということを言う人がいます。
「犬に舐められる」とはどういうことでしょうか。

「舐められる」とは、自分の方が上だと思っている人が、下だと思っていた相手に馬鹿にされたり、勝手な行動を取られて相手をコントロールできないときに言う言葉ではなないでしょうか。
つまり、「犬に舐められる」ということは、人間が犬を見下している言い方ですね。

かわいい愛犬を見下してますか?

そもそも、犬が人間の言うことを聞かないというのはどういうことでしょうか。

例えば「オスワリ」と言ったのに犬がまったくやってくれないのは「舐められてる」からでしょうか。
そういう変な誤解をしないために、以下のようなことを考えてみましょう。

・犬はちゃんと「オスワリ」の意味を理解していますか?(きちんと教えたでしょうか)
・「オスワリ」をいろんな場所で出来るように練習しましたか?
いろんな場所と言うのは、おうちの中だけでなく、散歩の途中、他の犬がいる中、知らない場所など、いろいろな刺激のある場所のことを言います。
・「オスワリ」と言ってはみたのもの、犬がやらなかったときそのままにしていませんか?

どれかひとつでも思い当たりことがあれば、犬は「舐めてる」からやらないのではありません。
きちんと学習していないからです。
「舐めてる」と相手を非難する前に、犬にちゃんと教えることができたかどうかを考えてみるのもいいかもしれませんね。

なかなか覚えてくれないときは、教え方がまずいのではと、改善案を考える必要があります。
人間同士の場合、理解できないときは「よくわからないのですが。」と言葉で言うことができるので、教え手はなんとか伝えようと努力をおしみませんが、相手が犬の場合は「この子はバカだから」とあきらめてしまうことが多いようです。

犬はバカでも、舐めたりもしないので、時間をかけて伝えてあげましょう。

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先日、それぞれの犬に違うキューを出したとき、ちゃんと出来るか試してみました。
つまり、片方の犬に「オスワリ」のキューを出したあと、もう片方には違うキューを出すというものです。
最初は出されるキューに釣られ、二頭共同じ動きをしてしまいました。
当然行動自体は理解できています。
しかし、誰に言われたか混乱してしまうこともあるわけです。

「たかがオスワリ、されどオスワリ。」奥が深いです。

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2020年7月22日 (水)

人は失敗から学び、犬は成功から学ぶ

人間は失敗したら、次は失敗しないようにと思うことで成長していくのですが、犬の場合はちょっと違うようです。

犬が失敗から学ばないと言う意味ではありません。
ただ、犬が失敗から学ぶときは、とても大きな失敗、つまり犬にとって大きなダメージとなったとき、その行動が出づらくなることがあるということです。
しかし、その行動自体を犬が失敗と思っているかは別です。
どちらかというと、不快や嫌悪を感じたことで、そういう目に遭わないような行動を取りやすくなるということです。

例を挙げると、欲しいものを取ろうとしていたら、棚の上の物が落ちてきて当たったとか、ケージから脱出しようと画策していて手を挟んだといった、衝撃的な経験や痛い思いをすると、その行動をやらなくなったり、やるときはとても注意するようになったりします。
これがいわゆる「天罰方式」とも言われるもので、人間が故意に天罰を起こして、犬の好ましくなく行動をやめさせようとすることがありますが、本当のアクシデントと人間が起こす「天罰」の違いを犬は意外と見ぬいているので、飼い主への信頼感を崩してしまう可能性があるとともに、大きなトラウマとなって後々弊害を引き起こす可能性があるので、犬のことを考えるトレーナーはあまり用いません。
つまり、失敗や嫌悪感から行動を変えようとするのはおすすめ出来ないため、成功から学んでもらうほうがいいというのが犬の行動学を学んだ多くのトレーナーの考え方です。

では、どうやって成功と犬がわかるのか。
簡単です。
犬は褒められることで「合っている」と理解することができるからです。
ただ、ここで問題となるのが、犬はどうやって褒められていると感じるかと言うことです。
人間が一方的に褒めているつもりでも、犬が「快」ではなく「嫌悪」と感じてしまえば意味がありません。

そこで大事なのは犬にとって何が報酬となるかを考えることです。
「正の強化」のトレーニングにおいては、報酬として食べ物が使われることが一般的です。
しかし、中には食の細い犬や、食べることにあまり興味のない犬もいます。
撫でられることが好きな犬もいますが、嫌いな犬もいるので、自分の犬が撫でられ好きかどうかも確認しなければいけません。
頭を撫でようと手を出すたびに、頭を引っ込めたり、逃げたりする犬は撫でられたくないのだと理解してあげましょう。

愛犬にとっての報酬が何かわかれば、それを与えることで犬は喜びますし、同じ行動に対して常に報酬が出ていれば、当然その行動が出る頻度は高くなります。

例えば、跳びつく子犬が座るたびにフードを一粒あげていると、何も言わなくてもオスワリをするようになります。
跳びつくより座った方がメリットがあると学習したからです。
犬にとって成功かどうかを区別するのは、報酬が得られるかどうかが大きなポイントになってきます。

したがって、人間側が意図して学習して欲しくない行動であっても、犬にとってメリットがある場合は、勝手に学習して身につけてしまう行動もあります。
例えば、食事中食べこぼしをする家族がいれば、人間の食事が始まれば必ずその人の足元に行って落ちてくる食べ物を待つという行動が習慣になってしまうなどがこれにあたります。
この場合、いくら飼い主が「やめなさい。」と言ったところで、すでにメリットがあると犬は学習しているので直すのはとても難しくなります。
これをやって欲しくないと思えば、家族に絶対食べこぼしをするなと言うしかありませんが、そんなことはまず無理なので、そもそも食事が始まる前に犬をハウスに入れておくというのがお互いストレスを減らせるでしょう。

間違っても、わざと失敗させて叱るという行動を繰り返さないようにしましょう。
叱られ続けている犬は、叱られない方法を考えますが、その選択肢の中には、「逃げる」や「何もしない」という行動もあります。
どちらも犬の立場に立ってみると楽しいことではありません。

犬のメンタル面も考えながら、犬と一緒に学んでいきませんか。

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見習いは、トリーツは大好きですが、目の前に目標物が見えてしまうと、そちらが気になってトリーツには見向きもしません。
何をご褒美に使うか、時と場合によって変わることもあるので、ハンドラーはいろいろ工夫しないといけませんね。

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2020年7月20日 (月)

ドッグトレーニング:トリーツ漬けにはなりません。

行動を変えるためには、その犬にとってのご褒美を使いながら、繰り返し(強化)練習をすることが必要です。
そして、様々な場所で練習することで、その行動はさらに「般化」され、多少周りの環境が異なっても、出来る確率があがり(信頼性が高くなる)強固なものになっていきます。

すぐに行動が変わらなくても、諦めずに繰り返すことで、次第にその行動は習慣化(定着)していきます。
習慣化し、自然にその行動が出るようになれば、毎回トリーツをあげる必要はなくなります。

「ウチの子はオヤツ(トリーツ)がはずせない」とよく言われますが、トリーツをはずす練習がうまくいっていないからでしょう。
もうできるだろうと、トリーツをあげないことが続けば、次第にその行動は消されて行きます。
トリーツをあげ続ける練習と、トリーツを外す練習は犬の状態を観ながら行うことが大事です。
どうしてもうまくいかないときはプロに相談してみてくださいね。

先日のレッスンのS君。
練習を繰り返すことで、お散歩(外を歩くとき)、リードの反対側に飼い主さんがいるということの自覚が少しずつ増えて来ています。

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飼主さんをずっと見続けている必要はありませんが、飼い主さんの存在を忘れてしまうと、犬と飼い主さん双方の安全性が確保できません。
まずは飼い主さんがいることをちゃんと理解したうえで、好奇心を満たしてあげることも大切。

おうちの中ではお互いうまくいっているように感じても、一歩外に出ると、関係性が全く崩れてしまうこともあります。
最低限のルールを教えてあげれば、好奇心を満たしてあげる時間があってもいいのがお散歩です。


様々な環境刺激に弱いタイプの子は沢山います。
少しずつ、環境刺激に馴らしてあげることで、メンタル面の不安も解消させてあげることができるはずです。
無理せず(距離を取って)、ゆっくり続けていきましょう。

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2020年7月 2日 (木)

マスクは犬にもストレス

「マスクをすることで、表情が伝わりにくい」という話を今朝テレビでやっていました。
確かに相手の表情はわかりづらいし、声はこもって聞き取りづらい。
人間同士でもそうなのですから、相手が犬の場合はさらに厳しくなります。

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家の中ではマスクをしないで話をすることで慣れていても、
外の散歩やレッスンなどでは当然飼い主はマスクを着用しています。

犬は人の話に耳を傾けようとしますが、同時に人間の口元もよく見ています。
マスクをしてしまうことで、飼い主が笑っているのか(喜んでいるのか)
機嫌が悪いのか(怒っているのか)、判別しづらくなります。
しかもマスクで声がこもってトーンも低くなります。

以前FCIオビディエンスクラスIの競技を見学していた時のことです。
あるハンドラーがパートナーに「持来」のキューを出していました。
犬はダンベルのところまで走って行きましたが、咥えませんでした。
そこでハンドラーはもう一度「持ってこい」と指示をだしました。
遠隔作業のため、多少声は大きめに出していました。

しかし犬は咥えずその場で立っていました。
ハンドラーはその後2回ぐらい、更に低い声で怒鳴るように指示を出していました。
ちなみに、このハンドラーは男性でした。
審査員の指示で、その課目はそこで終わりとなり、犬は呼び戻されました。

オビディエンスの競技においては指示のキュー(基本的には言葉)1回で犬が作業を行えず、追加でキューを出す場合は減点されます。
追加のキューが3回以上になると基本的にその課目は不合格(0点)になります。

クラスI11課目目は「総合評価」です。
そこではハンドラーと犬のチームワークや相互的な作業への喜びとスポーツマンシップが評価されます。
審査員からハンドラーに言い渡された一言は、「2回のキューで犬が作業に入らなかった時点ですでに得点はないのだから、さらに犬に圧をかけるように怒鳴ってはいけない。」というものでした。

競技会で犬が出来なかったのには理由があったからでしょうし、
そのような精神状態の時、ハンドラーからさらなる威圧を受けたら、
犬はますます動けなくなります。

同じ言葉を発していても、声のトーンが違えば当然犬はストレスを感じる可能性があります。
その言葉の中には、「なんでやらないんだ!?」「やれるはずだろう。」というハンドラー側のいら立ちが入っていることを犬は敏感に感じ取っています。

マスクをすることで、犬たちは飼い主の表情を読み取ることも難しく、
声まで聴こえづらくなっています。
マスクをしながら犬と話すときは、いつもよりちょっとトーンをあげて、
楽しそうにはっきり伝えてあげるとわかりやすいでしょう。


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2020年6月26日 (金)

ドッグトレーニング:般化

いろいろなことを一つずつ学んでいく子犬は
覚えることも速く、あっという間に学習しているように見えますが、
きちんと教えてあげないと、「こんなはずじゃ・・。」となってしまいます。

先日からお伺いしているパピーさん、
「オスワリ」は強化されて完璧。
今は「フセ」を理解し始めています。

「オスワリ」や「フセ」は最初に教えるときは向かい合わせで教えるので、
並んで歩いているときにオスワリしてもらおうと思うと、
ハンドラーの前に回り込んで座ってしまいます。

お散歩中や、いろいろな状況でも、「オスワリ」が出来るようにするには、
いろいろな場面で「オスワリ」をする練習が必要です。

今日はリードを付けて一緒に歩きながら飼い主さんの隣で
オスワリする練習。
飼主さんのリードさばきも重要ですね。

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まずはお家の中での練習から始めましょう。



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