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2026年9月28日 (月)

基本はポジティブレインフォーシング(正の強化)

正の強化によるトレーニングは、今さら言うまでもなく、
犬にとってストレスを軽減したドッグトレーニング手法です。

正の強化は犬にとって力によるなんの強制もないトレーニング法なので
当然のことながら、犬が精神的にも肉体的にも痛みを感じることはありません。

しかし、時に、環境設定で誤った解釈をされていることがあるので
今日はリマインド。


これは、かつて「正の強化」によるトレーニングを基礎としたトレーニングをしている人たちが参加するライブ配信において書き込まれたコメントがきっかけで、改めてきちんと認識する必要があると感じたので、また書いています。

例えば、拾い食いの癖がある犬の場合、それをどうやめてもらうかと言うお話。
敢えて地面に犬が気になるものを置くという環境設定をして、犬に拾い食いを止めさせるトレーニングをするという話になったとき、とあるコメントに、「犬が落ちているものを口にする瞬間に罰を与えるのが一番効果的」というものがあり、配信者も私もびっくりしたことがありました。

トラップを作るのは犬に罰を与えるためではありません。
そういう環境の中で、ハンドラーは犬が食べ物を口にするよりもっといいことがあると伝えることで、拾い食いの癖を他の行動に変えていくというもの。
そのためには、罰を与えるのではなく、犬と拾い食い対象物との距離をハンドラーがきちんと確認し、犬が口にする前に呼び戻し、戻ってきたことを褒めてその行動を強化するというのが「正の強化」です。

口に咥える瞬間に罰を与えてしまったら、それは「正の罰」となってしまい、犬は代替行動を学ぶことはできません。

わかりづらいかもしれませんが、犬がミスをしたことを罰するより前に、犬のいい行動を褒めていくためには、ハンドラーが注意深く犬を観察する必要があります。

努力せずに、おりこうさんの犬に育てることはとても難しいし、
努力しなくてもいい子に育ったとしたら、それはとてもラッキーなこと。

好奇心旺盛で、遊び好きなアクティブで賢い犬ほど、ハンドラーは大変です。
愛犬が正解を出しやすい環境づくりをしてあげましょう。


さて、我が家の見習い、今回のドッグダンスルーティンに「腕の輪跳び」をいれました。
後ろから跳ぶのは問題ない見習い。

202609281

ところが、前から跳ぶのがお気に召さず、あーだこーだと文句を言いながら違うところを跳んでいたので、
動画を見ながら、なるべく跳びやすいようにと工夫したところ、
ようやくちゃんと跳べるようになりました。

202609282

その間一切ネガティブなことは言っておらず、
本犬が跳びやすいように、そして、他を跳んでも誉められないことを繰り返しました。
見習いはそれなりに考えて跳ぶことを覚えました。
少しずつですね。

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