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2026年8月10日 (月)

「マテ」の教え方

レッスンにお伺いして、現時点で愛犬が理解して出来ることをお伺いすると、
「マテが出来ません。」とおっしゃる方は意外と多いものです。

そもそも「マテ」とはなんなのか。

これは以前にも書いています。
①人はちょっと犬を置いて出かけるときなどに「待っててね」と声をかけることがあります。
②また、よくあるのは、ご飯を目の前にした犬に「マテ、マテ、マテ!」と声をかけながら、手で遮ること。
③そして、写真を撮るときなどに、「マテだよ!マテ!マテ!!」と行って、スマホを片手に後ろに下がる。
④玄関から出るとき、犬が飛び出さないように、「マテ」と言う。

つまり、いろいろな「マテ」をハンドラー(飼い主)は使い分けているのですが、犬にとっては、耳にする言葉は同じだったりします。
どう弁別すればいいのでしょうか。

犬が待てない大きな理由のひとつは、「マテ」の意味が理解できていないこと。

①は、飼い主が出かけてしまうと、一人になることが「マテ」。
②は、食餌のときには「よし」と言われるまではご飯を食べないことが「マテ」。
③は、飼い主がスマホを持って後ろに下がったときは動かないことが「マテ」
④は、玄関の扉が開いても、すぐに飛び出さないことが「マテ」。

このように、同じ「マテ」でも、全部状況にあわせて理解しているので、
突然道端で「マテ」と言われても、恐らく状況は理解できないでしょう。

まずは、「マテ」が何を意味するのかをきちんと伝えることが大事です。
そのためには、ハンドラーも理解していなければいけません。
上記の①は家の中を自由に動き回っていてもいいわけなので、他の「マテ」とは全く意味が違います。
②③④を共通の「マテ」にするためには、
そもそも、「マテ」とは、動かないでじっとしていることだと伝えなければ犬は理解できません。

まずは、何もない状態から「マテ」の意味を教えていくことが大事です。

さらに、立った状態でまっているのか、オスワリして待つのか、あるいは伏せて待つのかなど、
いろいろな状況が想定されるのであれば、「マテ」とひとくくりにせず、
待っている状態(タッテ、オスワリ、フセ)を持続することを教えていく方が
犬にとってはわかりやすいかもしれません。

そして、一番忘れがちで、一番重要なのが、いつまで待てばいいのかを
犬にきちんと伝えること。
専門的には「解除」といいますが、その行動(作業)を止めて言いキューを教えないと、
犬はいつまでやっていればいいのかわからず、
そのうちハンドラーが解除せずにいなくなったりしてしまえば、
犬は勝手に解除していいと学習してしまい、ますます「マテ」の理解から遠ざかります。

お願いしたことをいつまでやってもらうのかをちゃんと伝えることが重要ですね。

さて、昨日はDogLifeDesignさんでプライベートレッスンがありました。
若いMさんは元気でよく動くので、じっとしていることが苦手。

そこで、「オスワリ」をお願いして、ちゃんと「解除」しながら、
「オスワリ」の持続時間を増やしていきました。

202608101

もちろん、ちゃんと待てていれば報酬が出ます。

202608102

ルールがわかればちゃんと出来るようになります。

出来るようになったら、いろいろな場所でやってみること(般化)も忘れずに。

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