引っ張られていませんか?
愛犬との生活の中でのお困りごとのひとつに「お散歩時の引っ張り」があります。
歩かないのも困りものですが、引っ張られるのも大変です。
引っ張る理由を考えてみましょう。
①行きたいところがあって気持ちが急く。
②怖いものから逃げたくて一目散。
③ひたすらマイペースで、先に行きたがる。
①のケースは、公園に行きたい。ドッグランに行きたい。友達に早く会いたい。など、
犬が興奮している状態です。
②のケースはあまりないかもしれませんが、我が家のアシスタントは近寄ってくる犬が苦手なので、早くその場を立ち去ろうと足早になります。
③のケースは、飼い主を引っ張って歩くことが犬の習慣になっている状態です。
仔犬や小型犬の引っ張りは、ある意味大人がハンドリングしていればそんなには困りません。
ハンドラーが引っ張る犬について行かなければ、犬がグイグイ前に行こうとしても、自分のペースで歩くことが出来るからです。
しかし、中・大型犬が大人になったら、自分のペースで歩きたくても、グイグイ手を引っ張られて、痛い思いをしたり、腰が痛くなったりと、様々な弊害が起きてきます。
まずは、③のように引っ張りを習慣にしないこと。
そのためには、大勢に影響がない仔犬のころであっても、引っ張ったら前には行かれないと学習させることが重要です。
大きな刺激が無い環境で、平常心を保って引っ張らない習慣をまず付けること。
次に、①のように、刺激が目の前にあって、犬が行きたがっている場合でも、犬のペースにさせないこと。
そのためには、犬がハンドラーに意識を向けられるように環境づくりをしていくことが大事です。
つまり、一人で散歩しているのではなく、ハンドラー(飼い主)と一緒に散歩に行くということを意識させることです。
顔を見てくれたら褒めてご褒美をあげたり、名前を呼んだときに、直ぐに振り向いてくれたらご褒美をあげるなどして、ハンドラーの存在をちゃんとアピールしておくことが重要です。
リードが張った状態でハンドラーを引っ張り続けることで、ハンドラーの存在を意識させるのではなく、リードが張っていなくても、ハンドラーを傍に感じていることが大事。
引っ張ると首が閉まって痛いから引っ張るのを止めるのではなく、ハンドラーのそばにいると楽しいからと思えるようになるといいですね。
さて、一か月ほど前から、お散歩を見させていただいているTさん。
当初は右へ行ったり左へいったり、好きなように歩いていたそうですが、
飼い主様の努力の甲斐もあり、集中力もとてもよくなってきました。
楽しそうに飼い主さんを見上げる顔がいいですね。
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