犬の行動は止めるのではなく変えることで改善する
様々な刺激に過剰反応してしまう犬は少なくありません。
過剰反応の理由は、興奮や警戒。
楽しくて大騒ぎする犬もいれば、怖くて吠えてしまう犬もいます。
そもそも、過剰反応の対象物に少しずつ馴らしながら、
犬自信が「大丈夫」とか、「関係ないね。」と平常心を保てるように
サポートしていくことがとても重要ですが、
そうは言っても、刺激対象物と日々遭遇する可能性がある場合は、
刺激対象物にハンドラーが早めに気づいて、犬が興奮する以前に
犬にとって報酬となるものを提供しながら、
気持ちを落ち着かせるという方法があります。
その際効果的なものが食べ物です。
犬が何か見てロックする前に、犬にとって好物となる食べ物を提供することを繰り返していくと、犬はロックする対象物が目に入ると、「オヤツ出る?」と学習し、ハンドラーに対して注意を向けるようになります。
つまり、「刺激対象物を見たら吠える。」という犬の行動を、
「刺激対象物が目に入ったら、ハンドラーからオヤツをもらう。」という行動に変えていくわけです。
逆に、刺激対象物が視界に入るたびに、「〇〇ちゃん、吠えちゃだめよ!わかった!?」とネガティブに声をかけていくと、犬は刺激対象物が目に入るたびにハンドラーに叱られると学習し、ますます刺激対象物にネガティブな感情を持つようになってしまいます。
しかしながら、ここで重要なのはタイミング。
犬が興奮して手が付けられなくなってしまえば、
ハンドラーの声も耳には届かず、オヤツも全く効果がありません。
愛犬のお困り行動を治そうと思ったら、一貫した態度が不可欠です。
愛犬と一緒に克服していきましょう。
さて、今日は5歳の男の子のプライベートレッスンがありました。
環境の変化と共に、ちょっと気になる行動が出始めたので
観させていただいています。
Tさんは、ちょっとしたことでも声が出やすいのですが、
今日はお散歩でママさんのハンドリングをちょっと変えていただいたところ、
ママさんへの意識があがって、不要な吠えも減りました。
一日で変えることではありませんが、ハンドラーの行動が変わると、
犬の行動も変えていくことができるので、
いろいろ工夫してみるといいでしょう。
これからが楽しみですね。
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