パーソナルスペースのおはなし
犬も人間同様パーソナルスペースが必要なのをご存知でしょうか。
人間の場合、ある程度の空間のあるスペースで、自分の真横に人が立ったり、
あるいは、ガラガラの電車なのに、隣に座ってこられたらある意味恐怖を感じるものです。
つまり、人間には個々に心地よい状態でいるための空間が必要です。
親密な間柄であれば、肩が触れ合うほどの距離でも問題ありませんが、
見ず知らずの人間であれば、それ以上は寄って欲しくないと思うのは当然のこと。
犬同士でも同じです。
初対面の犬が、真正面から向かってきたら、警戒心や恐怖心を感じる犬は少なくないでしょう。
様々なものを受け入れやすい仔犬の頃は、距離感など無縁でも、
思春期を迎え、大人になってくると、パーソナルスペースはそれなりに必要になります。
もちろん、犬種や個体によってもその距離感は異なります。
犬同士を無理やり近づけるのではなく、
犬が自分から近づいて行かれる環境や、「嫌だ」と言える環境が重要になります。
さて、我が家のアシスタント、パーソナルスペースがかなり広いので、
自分から近づいていくことはあまりありませんが、
散歩中、距離を詰められそうになると、私の反対側に逃げます。
相手の犬が小さかろうと大きかろうと関係ありません。
広い公園で遭遇した場合は全く気にせず平常心が保てますが、
狭い路上でのすれ違いはかなりのストレスなので、
道の反対側に移動したりして、喧噪を避けるようにしています。
他犬を怖いと感じるようになったのは、
ドッグランでの噛まれたトラウマもあるようです。
集合写真の時は、必ず一番端で、みんなと距離をとったところにいます。
まだ子犬の頃、イベントの集合写真で、他の参加者たちと一緒に撮ろうとしたとき、
あまりの喧騒にビビッてしまったことも要因のひとつかもしれません。
最近は見知ったお仲間以外では、集合写真には入りません。
逆に見習いはパーソナルスペースが小さいので、
グイグイ行こうとします。
それはそれで、相手のあることですから、当然行かないように止めなくてはいけません。
犬たちのきもちを推し量ることも、ハンドラーの大事な仕事ですね。
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