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2026年5月 9日 (土)

犬と海外へ

犬を海外から輸入する話は別として、日本から犬を連れて海外に行く場合、
相手国の基準に従って、様々な書類を用意しなくてはいけないのですが、
それ以上に、日本に帰ってくるときの書類がとても大変という話をよく聞きます。

理由はなぜか?

一応、日本は狂犬病清浄国となっていることから、
海外から狂犬病を持ち込まないことに非常に重きを置いているからです。

これは、先ほど言った、海外から犬を輸入する際にも大きく影響してきます。
つまり、日本に海外から犬を入れるには、狂犬病の予防接種を行った後、一定期間の待機時間が必要となるため、結果として、3ヵ月齢の仔犬を入手することはできないということです。

ただし、輸出国が日本同様狂犬病清浄国の場合は、これにあたりません。

同様に、日本から犬を連れて海外に滞在し、また帰国するためには、相手国が狂犬病清浄国でない限り、出国時に狂犬病の抗体検査を行い、基準値以上の値が出ることが必須条件となります。

もちろん、狂犬病だけの問題ではなく、マイクロチップの挿入による個体識別や、他のワクチン等、個体の健康診断が行われ、必要書類をすべてそろえることが重要です。

何か一つ欠けていても、犬だけ帰国できないというアクシデントに遭遇してしまう可能性があるからです。


なぜこんな話を書くかというと、最近クライアントさんの中で、海外旅行も含め、愛犬と海外に出国し、また帰国する予定のかたが何人かいらっしゃるからです。

現に一人のクライアントさんの愛犬は、抗体検査の数値が基準に達していなかったため、予定日に出国できなくなってしまいました。

人のストレスが犬にも伝わり、ちょっと情緒不安定になってしまうことも。

再検査で抗体があがっていれば、問題なく出国、帰国できるので、今は検査の結果待ちです。
しかも、検査は血清を持ち込んでも、結果が出るのは1週間先。
抗体値があがらなければ、同じ血清で再検査を行う場合もあるとか。

また、個体によっては、狂犬病の予防接種をルール通りに行っても、抗体があがらない子もいるので、その場合は、海外旅行自体が出来なくなる可能性もあります。

いずれにしても、日本は他国よりかなり厳しいルールが適用されているので、世界を飛び回っているクライアントさんにとっては、大きなストレスになっているようです。

オーストラリアも同様に厳しいルールが適用されていると聞きます。

いずれにしても、帰国予定で海外に出国する際は、かなりのペーパーワークが必要となるので、早めの対応がお奨めです。

実は、数年前、我が家で1ヵ月近く預かっていたパピーさんも、海外への出国にあたり、どこでどう取り違えられたのか、必要書類がコピーだったとかで受け付けられず、出国直前にストップとなり、2週間近く待機を余儀なくされたことがありました。

その間、パピーさんはボーダー・コリーとの暮らしを満喫し、ボーダー・コリーのように走り回って過ごしていました。

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犬のストレスを軽減させるためにも、必要書類のチェックは最重要課題ですね。

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