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2026年4月27日 (月)

犬との認識の違い 

先日、犬は個体によって、認識が異なるというようなことを書きました。
今日は、ハンドラーとの認識の違いについて。


ドッグダンスでは、犬に様々なムーヴやトリックを教えます。
方法も様々で、ルアーリング、ターゲッティング、シェーピングなどなど、
犬が理解しやすい方法を用いて教えます。

特に、シークエンスのように、いくつかのムーヴを組み合わせて
流れるように動いてもらうには、ひとつひとつのムーヴだけでなく、
ポジションも重要な意味を持ってきます。

特に、その動きがどこから始まってどこで終わるのか、
始点と終点をわかりやすく伝えることで、
犬の迷いも少なくなります。

つまり、「その辺に立っててね。」というあいまいさは
犬にとっては混乱の元になってしまうので、
教えていく段階では、ターゲットなども使いながら、ピンポイントでいて欲しい場所を伝えていきます。

さて、先代のアシスタント犬と踊っていた時、
私は犬と向かい合わせの状態から、犬だけ180度ターンしてもらい、
そのあと、バックで私の方に戻ってくるというムーヴを教えました。

その時に使うキューは、離れているアシスタントに対して「レバック(レフトターンアンドバックの略)」というキューだけでした。
彼女はそのキューを聞くと、その場で反転ターンし、バックステップを踏みながら
私の方に向かってくるので、近くに来てから、最終ポジションを伝えればかったのです。

一方、現見習いには、単独バックステップと、こちらを向いている状態から
180度の反転ターンで前方を向いたり、また反転ターンでこちらを向くというムーヴを
別々に教えてあります。

そこで、今回最近教えた反転ターンと、バックステップを組み合わせて、
私の足の間のポジションに戻ってくるムーヴをやってもらおうと考え、
バックステップのキューを言って一度離れてもらった後、
反転ターンのキューを出し、見習いが前方を向いた時に、
バックのキューを出してみたら、見習いは再び勝手に反転して
私から離れるようにバックしていってしまいました。

何度やっても、「バック」と言ったとたんに、私の方に顔を向け
そのままどんどん離れていって、まったく戻ってくる気配がありません。

つまり、見習いにとって「バック」は後ろ向きに歩くことだけではなく、
私から離れることがセットになって認識されているようです。

そこで、反転ターンした後に、足の間のポジションを言ったら、
ようやくそのまま戻ってくることができました。

202604273

勝手に思い込んでいると、犬との認識が違っていることに
気づけないこともあります。

特に右と左の方向性など、人にとっての右左なのか、
犬にとっての右左なのか、認識を擦り合わせておかないと、
予想外の動きをしてしまうかもしれません。

反転ターンの動きはインスタグラムに載せていますので、
文字で分かりづらい方は、動画で確認してみてください。

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