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2026年4月14日 (火)

分離不安にさせないために

「分離不安」と言うと、ある意味病気のように聞こえますが、
程度の差はあっても、、「分離不安症」になる犬は少なくありません。

「分離不安」とは、飼い主と離れることで不安になり、
留守中の行動に異常をきたすというものです。

異常とは、
・吠え
・トイレの失敗
・破壊活動
などなどです。

よく、「留守中わざとトイレじゃないところでトイレをする。」
と言われますが、たいていは「わざと」というより、
不安な気持ちから、いつも出来ていることが出来なくなると言った方がいいでしょう。

「吠え」も単なる要求吠えを超えてしまい、声がかれるまで吠え続けてしまうという
異常な行動になります。

かつて、コロナ禍に家族が自宅にいる時間が増えたあと
コロナが解除になって通常モードに戻ったとき、
飼い主さんが留守中、リビングのドアの前で、
飼い主さんが帰ってくるまで吠えながら2足で立ち続けた犬がいました。
疲れもなんのそので、2足で立ち続けたので、
獣医さんが驚くほど、体型が変わってしまいました。

不安な気持ちは、人間でも「うっかり」など、いつもと違う失敗を引き起こしますが、
犬の分離不安症は、その犬にとっては日々辛いことが続いていくことと同じです。

そうならないためには、
一生、犬を抱いて動けるのでなければ、犬が一人でいる時間を子犬の頃から作ること。

「ハウスやケージに閉じ込めるなんて可哀そう。」
と思うのではなく、「一人の時間も楽しんでね。」ぐらいの気持ちで
ゆっくり休める場所で隔離すること。

ドッグベッドをリビングに置くのではなく、勝手に人にアクセスできない場所に
馴らしてあげることが、将来的に犬にとって不安を軽減させることになります。

不在中の愛犬の悪戯を「かわいい」と観ているだけでなく、
なぜそんなことをしなくてはいけなかったのかという犬のきもちを予想してみることも大事。

留守中、ゆっくり寝ていてくれる方が、ハンドラーも犬も安心できますね。

成犬になってからでも、習慣を変えることは可能です。
時間はかかっても、犬のストレスを軽減させるために、
環境を変えたり、いろいろ工夫して、愛犬と折り合いをつけていきましょう。

さて、諸事情で若干分離不安が出始めているMさんでしたが、
新たにケージを設置していただいたことで、
自分からケージの中に入ったり、休んだりすることが出来るようになってきたそうです。
ごはんもケージの中で食べるような習慣になったら、
ご飯の支度をしていると、自分からケージの中に入って待っているそうです。

少しずつ、環境を変えながら、行動変容していくといいですね。

ちなみに、我が家の犬たち、留守中は自分のハウスだったり、
ソファで寝ていたりと、それぞれリラックスした状態で休んでいるようです。

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※見習いはソファ、アシスタントは左端のハウスで寝ています。

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