« 分離不安にさせないために | トップページ | シェーピングのはなし »

2026年4月15日 (水)

愛犬はお散歩を楽しんでいますか?

公園や街中を、ハンドラーとつかず離れず歩いてくれている犬たちは、
落ち着いていて、お散歩を楽しんでいるように見えます。

時には、何かを見て前のめりになったり、
驚いて立ち止まることもあるでしょうが、
基本的に落ち着いて散歩が出来ていることは、
ある意味きちんと社会化が出来ているとも言えます。

よくお困り行動のひとつとしてあげられるのが、
お散歩中のリードの引っ張りです。

犬がリードを引っ張る理由を考えてみましょう。

・お散歩に出ることに興奮している。
・引っ張ると飼い主がくっついてくる。
・行きたい場所に早く着きたい。

ドッグラン付きの公園で、車から降りた犬が、まさにドッグランに早く行きたくて
ハンドラーを引っ張っている状態もそのひとつです。

そういう犬たちは、周りの刺激に負けてしまい、
ハンドラーのことなど眼中にないことが多いものです。

引っ張らないで歩いて欲しいことを伝えるためには、
ハンドラーが一貫して、引っ張られてもついて行かないこと。
しかし、忙しい人間たちは、ついついついて行ってしまうので
なかなか犬に伝わらないのが現状です。

だからと言って、引っ張ると痛いことが起こると犬には伝えないでください。
繊細な犬の場合、敢えて引っ張ったわけでもないのに、
偶然リードが張った状態になって痛い思いをしてしまえば
お散歩自体が楽しくなくなるし、リードが嫌悪刺戟になってしまうでしょう。

引っ張らないで一緒に歩く方がいいことがあると伝えていくのは
時間がかかるかもしれませんが、犬にとっては優しい方法です。
子犬の頃からやることで、早く覚えてくれるでしょう。


引っ張る理由のひとつに、
「早くその場から立ち去りたい」という犬の感情があります。

いい経験値を積ませたいときに、外の刺激にさらされていない犬は
大人になるにしたがって、警戒心が出てきてから外に連れ出されると、
外で落ち着いていることができなくなります。

すると、散歩自体を拒否するようになりますが、
小型犬の場合、拒否しても人間の方が力があるので、
結局行かなければいけなくなり、ならば周りを見ないでさっさと行って
帰ってこようと考える犬も少なくありません。


さて、今日は生後8か月の男子のお散歩レッスンでした。
彼は大分外にも慣れて、上手に歩いてくれているのですが、
どこかに、「外は怖い」という気持ちがあるので、
帰り道はがんがん引っ張っています。

と言っても小型犬なので、ハンドラーは別に気にしませんが、
早く帰りたいその気持ちを、少しでも和らげてあげられるなら
もっとお散歩が楽しめるはず。

ということで、彼の大好きなマットを持って散歩に出て、
所々でマットを地面に置いてみたら、
自分から乗って伏せていてくれました。

202604151

気になるものに突進することもなく、
怖がって震えることもなく、
とりあえず、外にいても、怖いことが起こらない経験値を増やしていきます。

何度か地面に置いて様子を見ていたら、帰り道は少しゆっくりになりました。

愛犬とのお散歩を楽しむには、ハンドラーの努力も大事ですね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« 分離不安にさせないために | トップページ | シェーピングのはなし »

ドッグトレーニング」カテゴリの記事

犬との生活」カテゴリの記事

ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事

犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事

子犬生活」カテゴリの記事

子犬の社会化」カテゴリの記事

犬の学習理論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 分離不安にさせないために | トップページ | シェーピングのはなし »