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2026年2月28日 (土)

仔犬の選択肢と思春期の犬の選択肢は違います。

仔犬を迎えて外に連れて出るようになると、仔犬は多くの刺戟にさらされ、
時には喜び、時には警戒し、時には固まるなど、さまざまな行動を見せるようになります。

そんなときは、仔犬に自信をつけさせるために、仔犬を無理やり刺激対象物に近づけるのではなく、
仔犬の意思を尊重し、自ら近づいていくという選択を待つことがあります。
もちろん、逃げようとしている犬を無理やり近づけることはしませんが、
本当に逃げなければいけない物以外については、
できれば自分で「大丈夫!」と実感してもらい、
次回遭遇した時に逃げなくても「大丈夫!」と学習してもらいたいからです。

しかし、ある程度社会化され、平常心で外を歩けるようになってくるころに
仔犬は思春期に入ります。

思春期の話はいつも書いていますが、この時期の犬たちは、
ホルモンのバランスや、身体の成長、脳の発達などの影響で
いろいろなことに心を奪われ、考えるようになります。

ハンドラーが呼んだときも、「行くべきか、行かざるべきか」と考えるときがあります。
行った方が得なのか、行かない方が得なのか。といった選択です。
彼らなりにいろいろ考えて、結果「やらない」選択をすることがあります。

しかし、この時期の犬たちの選択肢は、ある意味自己主張が通るかどうかの
チャレンジでもあるので、ハンドラーとしては、「その選択は違うよね。」と
教えなくてはいけないこともあります。

この微妙な変化を見過ごしてしまうと、呼んでも来ない犬になってしまうこともあるので
とても大事な時期でもあります。


さて、お散歩に出始めた当初はフリーズしまくり、なかなか前に進めなかったSさん。
オーナー様の努力の甲斐もあり、今や元気にお散歩を楽しんでいますが、
時に、驚いて止まることもあります。

今日は、変な形の木を見て腰を抜かしそうになったSさん。

202602281

ただの木です。

202602282

お散歩デビュー当時は、本人が大丈夫と思うのを待っていましたが、
さすがに、毎日のように散歩しているコースで今さら気づいたこの木に対しては、
何事もなかったように、「行くわよ。」と声をかけて歩き続けます。

一瞬ためらっても、今までの経験値で、すぐに切り替えられるSさん。
ちょうど人が通りかかったこともあり、人が大好きなSさんの気持ちはすぐにうつり、
また楽しそうにオーナー様について歩き始めました。

202602283

経験値が増えると回復力もついてきます。

上手にサポートしていきましょう。

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