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2026年2月23日 (月)

行動制限がなぜ必要なのか

仔犬を迎えると、通常はケージやハウスを使いながら、仔犬の居場所を作ってあげます。
仔犬の居場所とは、寝床やトイレの場所などがメインです。

仔犬は人間の赤ちゃんと同じなので、空間認識や視野なども未発達です。
家の中全てを自由に散策できるようにしてしまうと、仔犬にとっては世界が広すぎて、
トイレの場所が見つけられず失敗してしまったり、
落ち着いて寝られる場所がなく、十分な睡眠がとれなくなったりします。

しかし、成長と共に、仔犬の認知機能も発達するため、
遊びに夢中になっていても、トイレに行ったり、眠くなればハウスに入ることが出来るようになります。

そのころになると、飼い主はついつい仔犬を自由にさせてあげたくなるものです。
「自分でトイレも行かれるし、ハウスにも入れるから、もう大丈夫。」
しかし、生後5~6か月の仔犬たちは、まだまだ精神的にも子供です。

恐らく、2~3歳になると、仔犬は身体的にもメンタル面でも成長するので、
さまざまな家のルールも理解できるようになっているため、
よほどのことが無い限り、誤飲したり家を破壊することはないのですが、
1歳未満の思春期の犬を自由にしてしまうと、
まだまだ悪戯をする可能性もあり、
一度その楽しさを覚えてしまうと、大人になってもやる可能性があります。

また、悪戯に限らず、家の外が見える場所に自由にアクセスできると、
外を通る人や犬、車などに反応して吠えたり、
来客時も、玄関まで突っ走っていて、吠えかかったり、噛んだりするようになることもあります。
これは、ある意味、テリトリー意識から来る防衛本能にもあたるので、
そもそも「番犬」のお仕事をお願いしないのであれば、
犬の居場所をある程度制限し、かまってあげられるときは自由にしてあげても、
かまってあげられないときは、ケージやハウスで休んでもらうようにすると
余計な仕事を自分で始めるのを防ぐことができます。

犬が身体的にも精神的にも成熟するのは、女子で2歳ぐらい、男子で4歳ぐらいとも言われているので、
あまり小さいころから、自己判断に委ねてしまうと、飼い主の思ったような行動と違う行動を取るようになるかもしれません。

成長をよく観察しながら、少しずつ大人の扱いに移行していくといいでしょう。


今日はパピーレッスンの頃からお付き合いのあるRさんのシッティングに行ってきました。

間もなく7歳のRさん、お留守番の時はケージにいるのですが、
今日はご家族が閉め忘れたのか、伺ったときに玄関で出迎えてくれました。
しかし、おうちの中は問題無し。
トイレもトイレシートの上で済ませてありました。

トレーニングの合間に一緒に遊んだりして過ごしましたが、
会話が成り立つので楽しい時間です。

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