仔犬の選択肢と思春期の犬の選択肢は違います。
仔犬を迎えて外に連れて出るようになると、仔犬は多くの刺戟にさらされ、
時には喜び、時には警戒し、時には固まるなど、さまざまな行動を見せるようになります。
そんなときは、仔犬に自信をつけさせるために、仔犬を無理やり刺激対象物に近づけるのではなく、
仔犬の意思を尊重し、自ら近づいていくという選択を待つことがあります。
もちろん、逃げようとしている犬を無理やり近づけることはしませんが、
本当に逃げなければいけない物以外については、
できれば自分で「大丈夫!」と実感してもらい、
次回遭遇した時に逃げなくても「大丈夫!」と学習してもらいたいからです。
しかし、ある程度社会化され、平常心で外を歩けるようになってくるころに
仔犬は思春期に入ります。
思春期の話はいつも書いていますが、この時期の犬たちは、
ホルモンのバランスや、身体の成長、脳の発達などの影響で
いろいろなことに心を奪われ、考えるようになります。
ハンドラーが呼んだときも、「行くべきか、行かざるべきか」と考えるときがあります。
行った方が得なのか、行かない方が得なのか。といった選択です。
彼らなりにいろいろ考えて、結果「やらない」選択をすることがあります。
しかし、この時期の犬たちの選択肢は、ある意味自己主張が通るかどうかの
チャレンジでもあるので、ハンドラーとしては、「その選択は違うよね。」と
教えなくてはいけないこともあります。
この微妙な変化を見過ごしてしまうと、呼んでも来ない犬になってしまうこともあるので
とても大事な時期でもあります。
さて、お散歩に出始めた当初はフリーズしまくり、なかなか前に進めなかったSさん。
オーナー様の努力の甲斐もあり、今や元気にお散歩を楽しんでいますが、
時に、驚いて止まることもあります。
今日は、変な形の木を見て腰を抜かしそうになったSさん。
ただの木です。
お散歩デビュー当時は、本人が大丈夫と思うのを待っていましたが、
さすがに、毎日のように散歩しているコースで今さら気づいたこの木に対しては、
何事もなかったように、「行くわよ。」と声をかけて歩き続けます。
一瞬ためらっても、今までの経験値で、すぐに切り替えられるSさん。
ちょうど人が通りかかったこともあり、人が大好きなSさんの気持ちはすぐにうつり、
また楽しそうにオーナー様について歩き始めました。
経験値が増えると回復力もついてきます。
上手にサポートしていきましょう。
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