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2026年2月

2026年2月28日 (土)

仔犬の選択肢と思春期の犬の選択肢は違います。

仔犬を迎えて外に連れて出るようになると、仔犬は多くの刺戟にさらされ、
時には喜び、時には警戒し、時には固まるなど、さまざまな行動を見せるようになります。

そんなときは、仔犬に自信をつけさせるために、仔犬を無理やり刺激対象物に近づけるのではなく、
仔犬の意思を尊重し、自ら近づいていくという選択を待つことがあります。
もちろん、逃げようとしている犬を無理やり近づけることはしませんが、
本当に逃げなければいけない物以外については、
できれば自分で「大丈夫!」と実感してもらい、
次回遭遇した時に逃げなくても「大丈夫!」と学習してもらいたいからです。

しかし、ある程度社会化され、平常心で外を歩けるようになってくるころに
仔犬は思春期に入ります。

思春期の話はいつも書いていますが、この時期の犬たちは、
ホルモンのバランスや、身体の成長、脳の発達などの影響で
いろいろなことに心を奪われ、考えるようになります。

ハンドラーが呼んだときも、「行くべきか、行かざるべきか」と考えるときがあります。
行った方が得なのか、行かない方が得なのか。といった選択です。
彼らなりにいろいろ考えて、結果「やらない」選択をすることがあります。

しかし、この時期の犬たちの選択肢は、ある意味自己主張が通るかどうかの
チャレンジでもあるので、ハンドラーとしては、「その選択は違うよね。」と
教えなくてはいけないこともあります。

この微妙な変化を見過ごしてしまうと、呼んでも来ない犬になってしまうこともあるので
とても大事な時期でもあります。


さて、お散歩に出始めた当初はフリーズしまくり、なかなか前に進めなかったSさん。
オーナー様の努力の甲斐もあり、今や元気にお散歩を楽しんでいますが、
時に、驚いて止まることもあります。

今日は、変な形の木を見て腰を抜かしそうになったSさん。

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ただの木です。

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お散歩デビュー当時は、本人が大丈夫と思うのを待っていましたが、
さすがに、毎日のように散歩しているコースで今さら気づいたこの木に対しては、
何事もなかったように、「行くわよ。」と声をかけて歩き続けます。

一瞬ためらっても、今までの経験値で、すぐに切り替えられるSさん。
ちょうど人が通りかかったこともあり、人が大好きなSさんの気持ちはすぐにうつり、
また楽しそうにオーナー様について歩き始めました。

202602283

経験値が増えると回復力もついてきます。

上手にサポートしていきましょう。

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2026年2月27日 (金)

うまく行かないときは、初心に戻って

仔犬の頃は、いつでもどこでもついてきてくれたのに
生後5~6か月を過ぎたあたりから、全然付いてきてくれなくなった。というのは普通の話。
なぜなら、いつも書いている思春期だからです。

人間の子供同様、思春期の犬たちも、いろいろ気になるものが増えて
集中力が続きません。

そんなとき、無理に何かをさせようとするのではなく、
犬が平常心を取り戻すのを待ってみるのもいいでしょう。

昨日のドッグダンスグループレッスンでは、まさに思春期のSさんの気持ちが飼い主さんに戻ってくるまでには、かなりの時間を要しました。
そんなときは、仔犬時代に戻って、アイコンタクトが取れただけでも褒めていきます。

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「オスワリ」とか「フセ」とか、何かをさせるのではなく、
無心に飼い主さんと繋がりたい気持ちを強化していきましょう。


外での社会化レッスンに付き合ってくれたLさんも同じ。
車の往来、騒音、自転車、様々な環境刺激の中で、
平常心が保てたら褒め、アイコンタクトをくれたらさらに褒めるを繰り返しました。

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いろいろなものを当たり前に受け入れられるようになるといいですね。

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2026年2月26日 (木)

ダメ!を教えるのは難しい。

人間は言葉で伝えることが出来るので、
「〇〇しないでください。」を言われれば、単にその行動を取らなければいいと理解します。
しかし、仔犬に「〇〇しちゃダメ!」と言ってもなかなか伝わるものではありません。

よくあるのが、「あっ、トイレシーツ以外の場所でトイレしちゃダメ!」
人間ならすぐわかりますが、もしあなたが犬だったらどうでしょう。

「トイレシーツ以外の場所?」それってどこよ。
仔犬であれば、そもそもトイレシーツって何よ。というところからかもしれません。

それよりも、
「トイレシーツがある場所でトイレをする」と教える方が簡単です。
犬がトイレに行くタイミングを見計らって、トイレにいざない、
排泄するまで待ってあげればいいのです。
排泄出来たらそこで褒めることで、
犬は「この行動はいいことなんだ。」と学習していくことができるからです。

排泄するまで待っていると、どこかにいなくなる。と言うのであれば、
いなくなれないように、囲われている場所にトイレを設置すればいいことです。

成功体験が増えて、褒められる回数が増えれば、犬は次第にトイレを覚えるので、
覚えてからオープンスペースにトイレを設置してあげればいいのです。
まだまだ生まれて間もない仔犬に、多くを求めるのはフェアではありません。

学習を手伝ってあげるのが人間のお仕事。

様々ないたずらも同様です。


さて、我が家の見習い、小さいころドッグベッドを破壊し続けたので、
12月でしたが、クレートの中から布製品を撤去しました。
しかし布を齧る楽しさをすでに覚えてしまったので、
時折病気が出て、ソファカバーの結び目を噛むことがあります。
小さいころにやった面白いことはなかなか消去できないようです。

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退屈するとやる可能性があるので、4歳になった今でも、
不在の時は、ソファの気になる場所にアクセスできないように
環境設定して出かけます。

202602262

さすがに、ドッグベッドそのものを破壊する思考は消えたものの、
布の結び目は誘惑があるようで、フリーで不在にするときは、
危険物が無いかすべて確認して出るようにしています。

犬にとってわかりやすく伝えてあげることが大事ですね。

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2026年2月25日 (水)

トレーニングのご褒美は?

ご褒美と言うと、ついついオヤツを考えてしまいがちですが、
基本は褒める言葉と、犬にとってご褒美となるものがご褒美です。

犬にとってのご褒美は食べるものに限りません。
遊ぶことや、撫でてあげることなど、個体によってご褒美は変わります。
人間と同じです。
和食が好きな人もいればフレンチが好きな人もいるので、
勝手に相手のご褒美を決めることはできません。

ご褒美がその犬にとってご褒美にならないと学習が進まないことは以前も書いています。

こちらが提供しても、「それならいらない」と言われてしまえばそれまでです。

また、いつもはご褒美となるものであっても、周りの状況が異なれば、常にそれがご褒美となるかどうかはわかりません。
特に、犬のメンタルがいっぱいいっぱいの時は、いつもはご褒美となるオヤツであっても、口にできないこともあるからです。


さて、昨日に続いて、今日もLさんのシッティングに伺いました。
職人さんの出入りや、工事の音は、Lさんにとっては大きなディストラクションであり、ある意味ストレスです。

その中で、いつも通りに過ごしてもらうことが、Lさんの気持ちをネガティブにさせないことに繋がります。

ということで、今日はLさんが普通に出来ることをお願いして、
ご褒美はオモチャ遊びにしました。

お願いしたのは「オスワリ」や「フセ」。

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刺戟が高い中で、難しいことはお願いしません。

出来たらオヤツよりも好きな遊び。

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騒々しい環境であっても、いつも通りでいられることが大事ですね。

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2026年2月24日 (火)

警戒しそうなことを特別なことにしない。

仔犬の社会化は、仔犬を人間社会の様々な刺戟に対して
過剰反応しないでいられるようにサポートしていくことで成し遂げることができます。
人間のサポート無しで、仔犬が様々なことやものに対して平常心を保てるわけではありません。

初めて見るもの、いつもと違うもの、大きな音などなど、
今まで見知ったことが無いものと遭遇した場合、
人間同様びっくりするのが(仔)犬です。

びっくりすると大体フリーズします。
それをそのままにしておくと、次回遭遇した時吠えるかもしれません。
最初にフリーズした時の対処が大事です。

よくあるのが、「大丈夫、大丈夫。」という声掛け。
仔犬がびっくりしたり、怖いと思ったときにこの言葉をかけ続けていると、
仔犬はこの言葉を聴くたびに、何か怖いことが起きるのではないかとかまえてしまいます。

「大丈夫」かどうかは仔犬が決めるもの。
そのために、「大丈夫」と感じられる環境づくりが大事ですね。


今日は午前中若いLさんのシッティング。
改装工事で、普段は聞かない音がする中で、いつも通りのトレーニングと遊び。

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その後かなり大きな音がしたときは、Lさんのお気に入りの場所に誘って、
トリーツを食べてもらったり、しながらまったりの時間。

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時折音に反応して動きが止まっても、気にせずふつうに話を続けていたら、
大分音に馴れてきました。

普段と違うことは、人間も戸惑うもの。
犬も同じですね。

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2026年2月23日 (月)

行動制限がなぜ必要なのか

仔犬を迎えると、通常はケージやハウスを使いながら、仔犬の居場所を作ってあげます。
仔犬の居場所とは、寝床やトイレの場所などがメインです。

仔犬は人間の赤ちゃんと同じなので、空間認識や視野なども未発達です。
家の中全てを自由に散策できるようにしてしまうと、仔犬にとっては世界が広すぎて、
トイレの場所が見つけられず失敗してしまったり、
落ち着いて寝られる場所がなく、十分な睡眠がとれなくなったりします。

しかし、成長と共に、仔犬の認知機能も発達するため、
遊びに夢中になっていても、トイレに行ったり、眠くなればハウスに入ることが出来るようになります。

そのころになると、飼い主はついつい仔犬を自由にさせてあげたくなるものです。
「自分でトイレも行かれるし、ハウスにも入れるから、もう大丈夫。」
しかし、生後5~6か月の仔犬たちは、まだまだ精神的にも子供です。

恐らく、2~3歳になると、仔犬は身体的にもメンタル面でも成長するので、
さまざまな家のルールも理解できるようになっているため、
よほどのことが無い限り、誤飲したり家を破壊することはないのですが、
1歳未満の思春期の犬を自由にしてしまうと、
まだまだ悪戯をする可能性もあり、
一度その楽しさを覚えてしまうと、大人になってもやる可能性があります。

また、悪戯に限らず、家の外が見える場所に自由にアクセスできると、
外を通る人や犬、車などに反応して吠えたり、
来客時も、玄関まで突っ走っていて、吠えかかったり、噛んだりするようになることもあります。
これは、ある意味、テリトリー意識から来る防衛本能にもあたるので、
そもそも「番犬」のお仕事をお願いしないのであれば、
犬の居場所をある程度制限し、かまってあげられるときは自由にしてあげても、
かまってあげられないときは、ケージやハウスで休んでもらうようにすると
余計な仕事を自分で始めるのを防ぐことができます。

犬が身体的にも精神的にも成熟するのは、女子で2歳ぐらい、男子で4歳ぐらいとも言われているので、
あまり小さいころから、自己判断に委ねてしまうと、飼い主の思ったような行動と違う行動を取るようになるかもしれません。

成長をよく観察しながら、少しずつ大人の扱いに移行していくといいでしょう。


今日はパピーレッスンの頃からお付き合いのあるRさんのシッティングに行ってきました。

間もなく7歳のRさん、お留守番の時はケージにいるのですが、
今日はご家族が閉め忘れたのか、伺ったときに玄関で出迎えてくれました。
しかし、おうちの中は問題無し。
トイレもトイレシートの上で済ませてありました。

トレーニングの合間に一緒に遊んだりして過ごしましたが、
会話が成り立つので楽しい時間です。

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2026年2月22日 (日)

いい行動を見逃さない

仔犬育てをしていると、ついつい目につくのは仔犬の(人間にとって)好ましくない行動です。
教えていないことはもちろんのこと、教えたことであっても、なかなか思うように仔犬が学習してくれないと、ついつい仔犬の失敗が目についてしまいがちです。

そもそも、人間と違って、仔犬は失敗から学ぶことは無いので、成功体験を増やしてあげることが重要です。
そのためには、人間側があの手この手でサポートしていかなければいけません。

しかし、仔犬に限らず犬たちは、昨日も書いたように、勝手にいろいろなことを学習しています。
好ましくない学習を防ぐことも大事ですが、好ましい行動を「強化」して学習してもらうことがとても大事なので、好ましい行動を見過ごさないことがとても重要になってきます。

例えば、何も言わなくてもオスワリをしてこちらを見上げてくれる仔犬がいたら、100点満点です。
スリッパを咥えながら逃げ回る仔犬と比べてみるといいでしょう。

人を見上げたら褒めるということを繰り返すことで、この行動は見について行きます。
一方、スリッパを咥えて走る犬を、声をあげて追いかけて行けば、犬はそれは楽しいことの始まりと学習するので犬を呼び戻すのは至難の業です。

何かをさせようとする前に、犬たちの取るいい行動を褒めてあげましょう。


さて、今日は若いLさんのプライベートレッスンを公園でやりました。

様々なディストラクションがある中で、学習して欲しくない行動が出づらい環境設定をし、好ましい行動はすかさず褒めて、Lさんの好きな遊びに繋げていくという、特に何かをさせようとするのではないレッスンでした。

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Lさんは楽しくご家族と遊び、気になる動くものより、ご家族と遊ぶ方が楽しいかもと学習し、集中が切れる前に休憩を入れ、最後はトイレを促されて済ますことができました。
素晴らしい時間でした。

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頭と体を使った犬は、適度な疲労感を持って落ち着くので、帰り道もほとんど先行しません。

都会暮らしの犬たちには、なかなか自由に遊べる場所が無い分、エネルギーの発散場所がありません。
しかし、身体を使って遊ぶことは仔犬の成長には不可欠です。
犬同士の遊びだけでエネルギーを発散させるだけでなく、人とも楽しく関われるようにしていくと、日常生活のコミュニケーションも取りやすくなります。

少しずついい習慣が出来てくるといいですね。

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2026年2月21日 (土)

犬の学習のはなし。

犬が様々なモノやことを覚えて学習することは周知の事実です。
だからこそ、飼い主は愛犬たちに、日常生活のルールだけでなく、
一緒に楽しめるドッグスポーツのルールも教えながら、
ひとつずつステップアップしていくことができるのです。

犬にしてみれば、ある意味多くのことを学ぶわけですが、
教えたわけでもないのに、勝手にやっている行動があるのにお気づきでしょうか。

例えば、人間が食事をしているときに、食べている人のそばから離れなかったり
ダイニングテーブルの下で寝そべって動かなかったりする行動。

要求吠えまではしなくても、食事中の人間のそばにいれば
なにがしかの食べ物にありつける可能性があると犬が学習していることから起こる行動です。

もしかしたら、家族の誰かがこっそりあげているかもしれないし、
もしかしたら、食事中よくこぼす人が中にいるのかもしれません。

こういう行動は、教えなくても犬は勝手に学習することで出る行動です。
毎回はありつけないかもしれないけれど、たまにもらえたりすることで、
その行動はなかなか消去されません。
ある意味ギャンブルのようなものです。

つまり、犬は自分にメリットがある行動を繰り返し行うことで、
その行動が習慣になっていくわけです。


一方、人間が教えたいと思っている行動をなかなか犬が覚えてくれない場合は、
犬にとってメリットが無いからかもしれません。

「ご褒美なんかなくても、服従心や義務感を持って、きっちり仕事をしなさい。」
というのは人間の身勝手のような気がします。

楽しく学習することで、犬はどんどん学ぶことが出来るので、
頑張った犬たちにはきちんとご褒美を出してあげましょう。

そして、一度教えたからと言って、そのまま放置するのではなく、
日々繰り返してリマインドしてあげることが、犬にとってわかりやすいでしょう。


ドッグダンスではポジションの数も多いので、日常生活ではほとんど使わないようなポジションは犬も一瞬、???となることがあります。

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※日常では使わない前横ポジション。

教えたことを忘れないためのリマインドはハンドラーのお仕事ですね。

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2026年2月20日 (金)

オス犬のマーキングのはなし

お困りごとでたまにあるのが、家中マーキングするオス犬の話。

そもそもマーキングとはなんでしょうか。

マーキングはオスがすると思われがちですが、実はメスもやる場合があります。
特にヒート(生理中)のメスは、自己アピールのためにマーキングをしますが、
今回はヒートの場合以外の犬の話です。

特にオス犬のマーキングは屋外にとどまらず、屋内でも行われることがあるので、
早めの対策が必要になります。

自宅に広いバックヤードがあって、庭中好きにマーキングをしていい環境であれば問題ないかもしれませんが、都会に暮らす犬たちのマーキングは、時として近隣の迷惑になることもあります。

排泄ですら迷惑行為とされてしまいがちな昨今なので、いたるところでカドヅケされるのは、される身になって考えなければいけません。
毎朝玄関を開ける度に、門扉にマーキングされていて笑っていられる人いるでしょうか。

オス犬のマーキングが始まるのは、早ければ生後5か月ぐらいからです。
いわゆる早熟なオス犬は、早くに思春期を迎え、
散歩に出て他犬の排尿の匂いにマーキングの衝動を抑えられなくなるわけです。

マーキングなのか、通常の排尿なのか、そのあたりの区別が出来る人はどれくらいいるでしょうか。

マーキングは犬の自然な行為なので、やらせてあげなければかわいそう。と思う人もいるかもしれませんが、そもそも他犬の排尿場所に長居しなければ、出にくい行動でもあります。

我が家は40年近く前から犬暮らしをしていて、オス犬、メス犬両方と暮らし続けています。
初代のオス犬は、自転車で散歩に行っていたので、排泄していい場所で自転車を止めて声をかければ排泄を済ませることができました。
一回の散歩で、適当な場所に数回私が止まって声をかけることで、彼は排泄のために急に止まって自転車をひっくり返すことはありませんでした。

その後の犬たちも、歩いて散歩しているときに、排泄しても迷惑にならない場所で声をかけることで、突然排泄やマーキングをすることはありませんでした。

オス犬のマーキングは名刺交換やコミュニケーションとも言われていますが、テリトリーを主張させる必要が無ければ、敢えて他犬の排尿の匂いをかがせる必要はないのでは?と個人的に思っています。
わざわざ電柱に鼻をくっつけなくても、犬たちの嗅覚は、その道を誰が通ったかぐらいわかっているので、別にそばまで行って嗅がせる必要はないのでは?と感じています。

現アシスタントも、小さいころから散歩中のマーキングの習慣はないので、車を避けて道端の電柱のそばに行って匂いを嗅いでもマーキングはしません。
恐らく習慣がないからでしょう。

要は飼い主がどう考えるか。
どうしたいのか。

ネガティブな言葉で止めようとすれば、それはそれで犬のストレスになります。
ストレスを感じると、マーキングとは異なる排尿行為が始まることもあります。

個体によって早くにオス化する犬もいるので、油断しているとマーキング大魔王になってしまいます。

愛犬の状況をよく観察しながら、上手に環境設定してあげられるといいですね。


さて、今日は生後6か月のSさんのプライベートレッスンがありました。

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なんと、今日初めてSさん外でトイレをしましたが、実は家の中でも最近足を上げ始めたとのこと。
トイレシーツの上ならまだしも、ソファの背やカーテンなども対象になっているそうなので、
トイレタイムの管理や日常生活での行動範囲の見直しをもう一度お願いすることにしました。

日々成長し、賢くなるとともに、思わぬ行動が出ることもあるのが犬たちです。
上手に伝えていかれるといいですね。

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2026年2月19日 (木)

愛犬との距離

貴方の犬はどれくらい近くまで来てくれますか?

飼い主が呼んだ時に、直ぐ近くまで来てくれないと犬の安全が確保できないので、
そこは距離を取らないで、すぐそばまで来て欲しいところですが、
意外と距離を取って止る犬は少なくありません。

理由は様々です。

その距離間で良しとして褒めていれば、犬もそれでいいと学習します。
また、かつて近づき過ぎたらすぐに捕獲されて、楽しい時間が終わってしまったなどと言う場合も、犬がすぐそばまで戻ることの足かせとなります。
自分から用があるときや、飼い主が美味しいものを持っているとわかっているときはすぐ近くまで戻って来るけれど、それが不確かな場合は、ちょっと距離をおいて様子を見る。などです。

確か、以前にも書きました。

犬がどこまで戻ればわからないのであれば、正しく伝えてあげることが必要です。
つまり、求める位置まで犬が戻ったときにきちんと褒めて、その位置でご褒美を渡せばいいのです。

もし、捕まるのが嫌で戻ってこないのであれば、戻ってきたときに楽しいことが起こると刷り込みし直すことが必要です。
場合によっては、言葉のキューを変える必要があるかもしれません。

オヤツが無いとやらないというのであれば、オヤツを持たなくても、ちゃんとご褒美は出るという練習を繰り返すことで、犬の行動は変わってきます。

要は、いい習慣を小さいころから作ってあげることで、犬が余計なストレスを感じないようにすること。


さて、今日は生後2か月半のパピーさんのオンラインレッスンがありました。
飼い主さんへの集中力もとてもよく、話もよく聴いています。
何より仔犬なのに落ち着きがある。

しかし呼ばれたときの距離感が少し離れているので、
少しずつ距離を縮めていく練習。
もちろん、身体に負担がならないように行っていきます。

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賢い方なので、直ぐに覚えてくれるでしょう。

いい行動を習慣にしていくことが重要ですね。

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2026年2月18日 (水)

パピーレッスン

仔犬のレッスンと聞くと、一体何をやるのだろうと思われる方は少なくないでしょう。

お迎えしたばかりの仔犬のレッスンは、仔犬に何かをやってもらうというより、
仔犬が自然に行動しても、安全かつ快適な環境づくりをしてもらうこと。

もちろんその中には、仔犬の居場所、トイレなど、
日常生活に不可欠な要素が沢山含まれます。

トイレ一つをとっても、どこに設置すれば失敗がすくなくなるかなども
おうちの様子を拝見しながらアドバイスをさせていただきます。

その次にお願いするのが、仔犬とのコミュニケーションです。
ただ抱っこしているのではなく、こちらの気持ちをどう伝えるのか。
仔犬のきもちをどう理解するのかなど、
仔犬の様子を見ながらアドバイスさせていただくわけです。
その中には、仔犬との遊び方も入ってきます。

仔犬と言っても、数百グラムから数キロまで、サイズもまちまちですから、
こちらの対応もそれぞれです。
みな同じではありません。


さて、今日は生後2か月のPさんのレッスンがありました。

初対面のとき私に唸ったPさんも、今では大歓迎してくれ、
今日はなんと、顔をあげてこちらを見てくれるまでになりました。

そんなの当たり前と思われがちですが、何しろ数百グラムのサイズなので地面に近い。
普通に歩いているときは、前方か足元しか見ていないので、
人がそばにいても、視線は足元に行きます。

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そこで、呼び戻しの練習では、ハンドラーさんに、Pさんの目線にあわせていただくようお願いしたことで、
Pさんは、だんだんと人の顔を見上げるようになってきました。

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少しずつコミュニケーションが取りやすくなってきたことで、
今日はおうちの中で一緒に歩く練習。

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足元を見ずに、ちゃんとハンドラーさんの顔を見上げようとする行動が増えてきました。
少しずつ進化しているPさんです。

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2026年2月17日 (火)

初心に帰って、意識改革

仔犬の頃は、呼ばなくても後ろをついて歩いてくれたのに、
散歩に出るようになると、リードは引っ張り、どんどん前に進む愛犬。
それは、あたかもハンドラーのことなど眼中にないかのよう。
どうしてこんなことに・・・。
と言うのは一般的なお話で、特に愛犬が悪いわけではありません。

人間の子供と同じで、小さいころは母親のスカートの端を握りしめていたのに、
中学生になれば、全然家に帰ってこない。なんて話聞きませんか?

我が家の息子、中一のときに、零時を過ぎても帰宅しないので、
近くの警察署まで出向いて、何か情報が無いか聞いたところ、
警察官の「中一でしょ?そんなこと普通ですよ」の一言にショックを受けたことがありました。

つまり、成長と共に、様々な刺激や誘惑に負けて、ハンドラーの声が耳に届かなくなるのが思春期。
ある意味仕方がないのですが、放置しておいても、人間の子供と違って元には戻らないので、
なるべく、周りの刺激よりも、ハンドラーの元に戻るメリットを伝えていく必要があります。

そんな時に役に立つのが、初心に帰って、アイコンタクトを取るといいことがあると刷り込みなおすこと。

これは、名前を呼んでこっちを向かせるのではなく、犬の方からこちらに意識を向けたことを褒めて強化していくことがポイントです。

さて、今日は思春期男子のプライベートレッスンがありました。
お散歩中の引っ張り。
確かに、気持ちは前に行っていますが、
ちょっと基本に戻った練習をしたら、ハンドラーへの意識が良くなってきました。

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まずは、ディストラクション(刺激)の少ない場所での練習が重要です。

ハードルは少しずつ上げていきます。

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2026年2月16日 (月)

ドッグダンス:バックステップの導入

先日のサイドステップに続き、今日はバックステップの導入方法について。

サイドステップ同様、バックステップにもいくつかの方法があります。
どの方法であっても、犬を引っ張ったり押したりはせず、
犬の自然な動きを引き出しながら教えていきます。

ひとつは、ヒールポジションを理解している犬とともに
ハンドラーが後退することで、犬はヒールポジションを維持しようと
バックステップをするようになります。

しかし、サイドステップ同様バックステップも犬が日常的に
自然に取る行動ではないので、
後肢を上手に動かすサポートをしてあげる必要があります。

今回Kさんには、フロントポジションでハンドラーについて行こうとする動き(モメンタム)を利用して、ハンドラーが後ろに下げた足を前方に体重移動をすることで、Kさんが前進しようとする前足を逆回転させるという動きを練習してもらいました。
このときハンドラーは体の正面にトリーツを持って、Kさんの動きをサポートします。

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横にスライドしていくピボットターンとは異なり、フロントポジションのKさんの後肢は前進しようとしていますが、ハンドラーが体重を前にかけたことで、Kさんは前肢を後ろに下げようとするため、後肢もあわせて下げようとするようになります。

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このとき、犬を無理に押すのではなく、ハンドラーの体重移動だけで、犬が避けようとする動きを利用しています。

体重移動だけで、犬が後ろに下がり始めることがスムースに行くようになったら、体重移動する前に「バック」などのキューを乗せていきます。

ハンドラーとヒールポジションを維持している後退歩行のキューは「ヒール」ですが、犬だけの単独の後退歩行では、ポジションは関係なくなるので、犬が単独で後ろに下がることを意味するキューが不可欠です。

バックステップの意味がわかっても、まっすぐ下がれるようになるまでには時間がかかるので、繰り返し、ゆっくり教えていきましょう。


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2026年2月15日 (日)

訓練競技会でした

今日はJKC東日本ブロック訓練士協議会主催の訓練競技会に見習いと参加してきました。

今回のカテゴリーはFCIオビディエンスクラスI。
一昨年の暮れの出陳を最後に14か月ほどオビディエンス競技から離れていました。

見習いにはまだまだ集中力と、課題への理解が足りないと感じ
基礎トレーニングのやり直しにもっと時間をかけることにしたからです。

オビディエンス競技に出ていなかった間は、オビディエンスの課題にも通じる、
家庭犬訓練の「服従スペシャル」や、ラリーオビディエンス、ドッグダンスに参加していた見習い。

もちろん、まだまだなところは沢山ありますが、
少しだけ進化が見られました。

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302.5点/320点満点、メジャーポイント取得
(結果公表後計算間違いにより修正)
2席/12頭

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※左は出番がなかったアシスタント

犬とのトレーニングは楽しいものです。
犬の成長を感じることが出来るからです。

まだまだ紆余曲折があるでしょうが、
悩みながらも、ともに正解をだしていくことは本当に楽しいものです。
地道に続けていきましょう。

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2026年2月14日 (土)

犬の動きのモメンタム(推進力)を利用する

今日はDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンが2枠ありました。

午前中は遠隔作業のプロセスについて、午後はサイドステップやバックステップの導入についてお話しました。

サイドステップもバックステップもドッグダンスには欠かせない動きで、
ハンドラーと一緒に動くことで、ハンドラーとの一体感が生まれるとともに、
遠隔作業においても、ハンドラーのキューに対して作業が行われることで、
そのクォリティも上がってきます。

では、どうやって教えていくのか。

少しずつ、様々なトリックを体得していくKさんに、
サイドステップの導入をやってもらいました。

そもそも、犬が前肢と後肢を平行に動かしながら、左右に動くというムーヴは、
犬の自然な動きの中にはありません。

そこで、サイドステップの動きを引き出すための方法のひとつにポジションの強化があります。

昨日ピボットターンのことを書きましたが、これもヒールポジションが理解できていると
スムースに進む動きです。

ヒールポジションを維持しながら左右に動くことで、犬がついてきてくれると
サイドステップに入りやすいのですが、
ピボットターン同様、後ろ足がきちんと動いていないと、
前肢と後肢が平行してサイドステップを踏むことが難しくなります。

しかし、口で言ってわかることではないので、
今回はピボットターンの推進力を使って、身体の動きを体得してもらうことにしました。

ハンドラーの左ヒールポジションにいるとき、ハンドラーが左方向へその場回転(ピボットターン)を行うと、犬はポジションを維持するために、前肢がヒールポジションを維持するだけでなく、後肢も回転させながら、ハンドラーとの位置関係を維持しようとします。

202602141

この動きを使いながら、ピボットターンのあと、右方向へ一歩踏み出すと、犬はそのままサイドステップに動きを変えるというもの。

202602142

そもそも、ヒールポジションが理解出来ていて、ピボットターンが出来ることがベースになっていますが、後肢の動きを意識すると、上手にサイドステップへ移行することが出来るようになります。

まずは身体に覚えてももらうことが大事です。

これが理解できてくると、ハンドラーのヒールポジションからの左右のサイドステップが可能になります。

202602143
※私が右方向に足を踏み出すと、見習いの後肢も右方向に動きます。


その先は、フロントポジション(ハンドラーと向かい合わせ)や遠隔においてもサイドステップが踏めるようになります。

少しずつ理解を深めていきましょう。

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2026年2月13日 (金)

ポジションを利用したフィットネス

オビディエンスやドッグダンスなどのドッグスポーツでは、ポジションが重要になります。
オビディエンスでは基本がハンドラーの左側のヒールポジション、ドッグダンスであれば、左右に限らず、数個のポジションがあります。

犬たちは、ハンドラーが移動するのに同調して一緒に動きますが、
その際ヒールポジションを維持し続けることで、ハンドラーとの位置関係を変えることなく、常にハンドラーと一緒に動くことが出来るようになるわけです。

つまり、全ての基本がヒールポジションにあるわけです。

話は変わりますが、犬の後肢は前肢に比べると弱いと言われています。
前肢は前進するための原動力ですが、後肢は前肢について歩くので、
敢えて意識させないと、上手に使えなかったり、可動域が広がらなかったりします。

先日、キャバレッティのことを書きました。
犬が一定の幅のバーの間を、バーを踏んだり躓いたりすることなく、
スムースに超えていくエクセサイズです。

躓かないためには、後肢をどこに着地させるか、きちんと意識させることが必要です。
ハードルの幅は、犬のスキルによって、広くしたり、狭くしたりすることで、
後肢の可動域も変化させることができます。

年齢を重ねて衰えやすい後肢の柔軟性を高めるためにも、
意識して動かすことを犬に教えてあげることが重要です。

後肢を前に踏み出すだけでなく、後退歩行したり、左右にスライドさせることも
犬のフィジカルエクセサイズではお奨めです。

先ほど書いたように、犬がポジションをきちんと理解していると、
ハンドラーの動きにあわせてポジションを維持しようとしていくので、
その行動を使って、後退歩行やサイドステップ、ピボットターンなどをやってあげると、後肢への意識が高くなります。


さて、今日はドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
Kさんには、前肢をターゲットに乗せた状態で、
ヒールポジションにいるハンドラーが回転することで、
後肢をスライドさせながら、ヒールポジションを維持するテクニックを体得してくれました。

押したり引いたりするのではなく、犬が自ら動くことがポイント。

202602131

上手にヒールポジションに着いたら、ハンドラーがまた少し角度を変えて動くことで、
スムースに犬も回転していくことができます。

場所も取らないので、良い練習になります。
犬がポジションの意識をきちんと持っていることが大事ですね。

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2026年2月12日 (木)

仔犬のトイレ問題

仔犬を迎えて一番初めに頑張らなければいけないのがトイレ。
部屋中、どこでもトイレになってしまうといけないので、
仔犬が安心してトイレが出来る場所、例えばケージの中などに一つ目を設置し、
ケージから出して遊んでいるときのために、ケージの中以外にもトイレを設置するのが一般的です。

ここで問題になるのが、ケージの中以外ではいくつトイレを設置するのか。

まずは部屋の広さを見てみましょう。
6帖?
8帖?
20帖?

仔犬の目線の話は先日も書きましたが、
仔犬の視野は成犬と違ってかなり限られています。
視野だけでなく、行動範囲も同様です。

広い部屋の中で遊びに興じているうちに、トイレに行きたくなっても、
目の前にトイレが無ければ当然その場でしゃがんでしまい、
いわゆる「失敗」となります。
人間の三歳児とほぼ同じです。

早めに声をかけてもらえれば、トイレまで間に合っても、
ギリギリになってしまえば、トイレにはたどり着けません。

そこで、部屋の広さにあわせて、トイレの数を増やすことが重要なポイントになってきます。

さらに、ある程度馴れてくると、決まった場所でしかトイレをしなくなるようになる子もいます。

せっかくいくつか設置したのに、一定の場所でしかトイレをしない。
その場合は、その場所以外は撤去しても大丈夫でしょう。

犬は足場の素材でも認識しますし、場所でも認識できるので、
「ここ!」と決めてしまうと、他ではトイレをしなくなることもあります。

そこで大事なのは、最初にトイレを設置するときに、
ある程度将来を見越して設置すること。

万が一、希望通りの場所以外を選んでしまった場合は、
少しずつ場所をずらしながら、安全なスペースに移動していくことも可能です。

犬も人間同様、犬にとって落ち着いた場所でトイレをしようと考えるので、
最初の設置場所はよく考えておくことが大事ですね。

ちなみに、我が家の見習い、初めは狭い部屋に二箇所設置し、
いずれは一箇所にまとめようと考えていたのですが、
撤去する予定の場所を気に入ってしまい、
最終的なトイレと考えていた場所では一切しなくなりました。

202602121

おかげで、今でも家の中でトイレをしてもらわなければいけないときは、
屋上にあがる階段の前と言う不便な場所でお願いしています。
その代わり、トイレタイム以外トイレシーツは敷かないようにしています。

愛犬の気持ちが上手くくみ取れる場所にトイレが設置できるといいですね。

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2026年2月11日 (水)

犬同士で遊ぶということ

犬を迎えると、犬友を作ったり、ドッグランで楽しく他犬と遊ぶ我が子の姿を楽しみにしている人は少なくありません。

しかし、様々なドッグスポーツを愛犬と目指そうとする場合、
犬同士の遊びを推奨しない訓練士やトレーナーは少なくありません。
なぜでしょうか。

犬に興味がありすぎると、ドッグスポーツ(競技)中、他犬に気持ちをそがれる可能性がゼロではないからです。
様々なドッグスポーツ会場には、当然犬が沢山集まります。
遭う犬すべてと挨拶しようとしたり、犬の存在に目が釘付けになってしまえば、
当然ハンドラーの声が耳に届きにくくなるからです。
中には、犬を追いかけてリングアウトしてしまう犬もいます。

もちろん、犬も人と同じで個体差があります。
もともと持っている性格で、犬に対してフレンドリーな犬もいれば、
大して気にしない犬もいます。

ちなみに、我が家の犬たち、同じボーダー・コリーであっても
性格はみんな違います。
他犬の存在をあまり気にしないタイプもいれば、
目が釘付けになる犬もいます。

釘付けになる犬が、犬を無視できるようになるには時間がかかります。
黙っていてもそうなるわけではありません。

要は周りにどんなディストラクションがあったとしても、
ハンドラーから声がかかれば、集中して作業にあたれるようになること。

日常的に、他犬と遊ぼうが、呼んだらダッシュで戻れる犬であれば、
犬に対してフレンドリーだったり、犬同士で遊んでもいいのです。

ただ、誘惑に負けてしまう可能性があるタイプの犬に、
敢えて楽しいものを与えておいて、ハンドラーに集中しなさいというのは
少々人間の身勝手かもしれません。

他犬と遊ぶ楽しさを知ってしまったら、セルフコントロールが出来ない可能性がある場合は
敢えて犬同士で遊ぶことにこだわる必要はないのではないでしょうか。


ある意味、人間の勝手のようにも見えますが、人との協同作業を楽しめるようになることで、犬同士のワンプロをしなくても、犬が不幸であるとは限らないからです。

付け加えると、犬友がいないからと言って、不幸だと感じている犬ばかりではないこと。
犬同士の関わりを求めない犬もいるということです。

もちろん、そういうタイプの犬たちに「社会化が出来ていない」とは口が裂けても言ってはいけません。
他犬がいても、平常心を保てる犬が、社会化が出来ている犬なのですから。


さて、我が家の犬たち、アシスタントは他犬との距離を重んじるタイプ、
見習いは、小さいころから距離をがんがん縮めたいタイプ。

202602111

縮めようとすれば、それなりにリスクもあります。

個々の犬にあわせて、ハンドラーに集中しやすいような環境を整えてあげることが大事ですね。

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2026年2月10日 (火)

仔犬の1歩踏み出す勇気をサポートする

仔犬の散歩で必要なのは、仔犬が自分から動こうとする気持ちをサポートすること。
そのためには、少し長めのリードを使うことをお奨めしていますが、
それは仔犬のわがままを許すということとはちょっと違います。

今まで家の中だけが世界だった仔犬にとって、外の環境は全く新しいもの。
見るもの、聞くもの、抱っこ散歩で経験していたとは言っても、
実際自分の足で歩くようになると、その視界は別のものになります。

全てが巨大。
まるでガリバーの世界です。

怖いと尻込みする仔犬を引っ張るのではなく、
仔犬が自分から踏み出す勇気をサポートすることが大事です。

もちろん、楽しくて制御できなくなる時は、リードを止めるだけ。

グイっと引っ張るのではなく、ただ動きを止めるだけです。


さて、今日はパピーさんたちのお散歩レッスンがありました。
Pさんは、今回2度目の練習。

刺戟の少ない駐車場から始めましたが、
駐車場の中にもハードルはいろいろあります。

ちょっとした段差に躊躇するPさん。

ちょっと自信を失った耳。

202602101

しかし、「できるよ!」っと声をかけながら待っていたら、
意を決して、下りることができました。

202602102

202602103

その後も、目の前のグレーチングにも躊躇しましたが、
リードを引っ張ることなく待っていたら、
自ら飛び越えてくれました。

202602104

これらは、仔犬の当たり前の行動です。
「何を怖がっているんだ。大丈夫だから。」と無理にリードを引っ張ると
犬は自分で「大丈夫」を実感することができません。

要は、仔犬に選択肢を与えることと、仔犬が自分から乗り越えるのをサポートすること。

その後も、マンホールの鉄板に一瞬踏みとどまっても、
すぐに乗り越えて行かれるようになったPさん。

すこしずつ自信をつけていくのをサポートしていきます。

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2026年2月 9日 (月)

トレーニングは楽しく♪

「犬のしつけ」や「訓練」と聞くと、厳しいものと想像するのではないでしょうか。
「出来るようにしなくてはいけない。」とか
「ちゃんとやらなければいけない。」とか。
ある意味、スパルタ的な印象を持つ人は少なくないでしょう。

恐らく2~30年前であれば、そういうこともあったでしょう。
犬が言うことをきかなければ、耳をつねるとか、
首に着いたチョークチェーンを吊り上げるとか、
当たり前のように行っていた人もいました。

しかし、欧米を含む、犬先進国からの様々な研究により
犬のトレーニングは確実にアップデートされているので、
古い(Traditional)トレーニング方法は大分見直されるようになってきました。

では、先進国から入ってきた新しいトレーニング法とはなんでしょう。

それは、犬を力で押したり引いたりするのではなく、
犬が自発的に動く好ましい行動を褒めることで、その行動の頻度を増やし
行動を習慣にしていくということです。
そのためには、人間も、好ましい行動が出やすい環境を作ってあげる必要があります。

好ましくない行動は褒めないだけで、罰が出るわけではないので、
犬は怖いとか嫌だと思うことはほとんどありません。

楽しいことは学習を進化させることができます。
これは人間にも言えることでしょう。
分かりづらかったり、怖かったりすれば、もっと勉強しようという気にはなかなかなりません。

当然、犬は勉強しようと思っているのではなく、
楽しいからハンドラーについてくるだけです。

ただ楽しいだけでなく、ハンドラーとの作業に大して
喜びを見出してくれると、「義務感」を強要する必要がなくなるので、
そんな関係性を築いていくことが一番重要なのではないかと思います。

この「関係性」がある意味難しいので、
犬にとって、信頼できる人間になるように、日々一貫性と
わかりやすい教え手になれるよう努力するのは人間ですね。


さて、昨日は若いLさんのプライベートレッスンがありました。

伝えなければいけないことは沢山ありますが、
同時に、身体が成長途上にあるので、そちらもケアしていきたいところ。

昨日は初めてキャバレッティにチャレンジしてもらいました。

202602091

ただ前足でバーをまたぐだけではなく、
後肢の意識ももっていないと、後肢をバーに引っ掛けてしまいます。

最初は3本という少ないバーで始めましたが、
それでも、数往復すると、ちょっと疲れてしまったLさん。
ちゃんと後肢をあげて動くことだけでも、筋力が欠かせません。
少しずつ慣れていきましょう。

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2026年2月 8日 (日)

犬の目線にあわせる

「アイコンタクト」とは、犬とハンドラーの視線を合わせること。
視線が合った方が、コミュニケーションが取りやすいので、
アイコンタクトは推奨されます。

いろいろな理由で、人間の視線を極端に嫌う犬もいるので、
そういう場合は、こちらから犬を凝視しないことも大事なポイントですが、
一般的には、関係性が出来ている犬と人の場合、
アイコンタクトによって、お互いが安心できるということもあるので、
基本的には、アイコンタクトが取れているときキューを出してあげるようにします。

もちろん、トレーニングが上級レベルになってくれば
アイコンタクトが取れていなくても、犬がハンドラーのキューを聴く姿勢を作ってあげることも
重要になってきます。

いずれにしても、最初は「誰が話しかけているのか」分かりやすくするためにも
アイコンタクトを取ることを習慣にしていくことから始めます。


さて、今日は生後2か月のPさんのプライベートレッスンがありました。

前回、警戒心から唸られたのですが、2回目の今日は、自分から寄ってきて
歓迎してくれました。

しかし、Pさんは何分小さいので、なかなかアイコンタクトを取るのは難しいのです。
近すぎれば、Pさんは首を激しく上に向けなければならないので、
健康上そんなことはお願いしたくありません。

しかし、あまりに遠いと、呼び戻したときにそばに戻ってこられません。

そんな時は、人間が姿勢を低くして、犬の視線にあわせてあげることが大事です。

今日は「お名前ゲーム」で、Pさんには楽しく走ってもらいました。

202602081

オーナー様も、Pさんに視線を合わせて呼んであげるので、
Pさんも、すぐに気づいて走っていかれます。

今出来ることを、楽しく繰り返すことが大事ですね。

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2026年2月 7日 (土)

わかりやすく繰り返すのが早道

「鉄は熱いうちに・・」と言われるように、何事もタイミングが大事。

犬に何かを教えるときも、気が向いた時にちょっと教えて、
また何日か経って気が向いた時、では犬の学習は進みません。

教えたいことは、犬の学習度合いを観ながら繰り返すことがポイントです。
しかも、余計なことは言わず、分かりやすく伝える。

例えば、跳びつき癖のある犬に、跳びつくたびに「ダメダメ!」と手を振り回して声をかけても、犬には伝わりません。
跳びつかないで、足が4本地面に着いているときや、自発的に座ったときだけを褒め続けていると、跳びつき行動が減ってくるのと同じです。


さて、今日は生後6か月のEさんのプライベートレッスンがありました。

オーナー様は、将来的にEさんとカフェなどに行って、
ゆっくり過ごしたいとのこと。
どうすれば、大人しく待てる犬になるのかというご質問に、
「待ってい易い環境を作るのがわかりやすいので、マットトレーニングから始めましょう」とお答えしました。

いつも書いていますが、「マテ」の概念はシチュエーションによって異なります。
カフェなどで、ハンドラーがお茶を飲んでいる間静かに待つのは、
「微動だにしないで待つ」のとは違い、リラックスしながら休めることがポイント。

そこで、「マットに行け」ではなく、「マットに乗りたくなる」環境づくりをしながら、

Eさんにゆっくり学習してもらうことにしました。

わずか10分程度の中で、数セッション行っただけですが、
Eさん、最後は自分からマットに乗って伏せてくれるようになりました。
その間、こちらは何もキューを言いませんでしたが、
こちらの言いたいことは確実に伝わったようです。

202602071

行動が身についてきたら、言葉のキューを乗せていくだけです。

仔犬の学習能力にはいつも驚かされるとともに、
観ているのは本当に楽しいですね。

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2026年2月 6日 (金)

仔犬のチャレンジ精神の芽を摘まない

仔犬には、なんでも受け入れやすい「感受期」がありますが、
その期間はとても短く、成長と共に、警戒心や自立心などが育っていきます。

ワクチンプログラムなどの関係で、お散歩デビューは感受期が終わってからになることが多いので、
デビューする前から、抱っこ散歩などで、様々な刺激に馴らしておくことはとても重要です。

我が家の犬たちは中型犬なので、スリング期はすぐに終わってしまい
カート散歩で連れ歩くようにしていました。

抱っこ散歩よりも、カートの方が自由がきくので、
我が家の犬はカート散歩を楽しんでいました。

202602060

いずれにしても、実際自分の足で外を歩くときは
晴天の霹靂のような状況になる子もいます。

先日お散歩デビューしたSさん、
とにかくフリーズして動かないので、待つのみでした。

今日はクライアントさんと2度目のお散歩レッスン。

エントランスの段差も全く超えられませんでした。
もともと、境界線が苦手なSさんなので、
段差が無くても、床面の色が変わったり、
ラインのように、境界線が引かれていると超えられません。

しかし、Sさんは食べることが好きなので、
超えたい気持ちになるように、トリーツを使っていきます。

それでも躊躇するときはひたすら待ちます。

202602061

小型犬なので、抱っこしてしまえば、早く先に進むことはできますが、
それではいつまでたっても境界線を自ら超えることはできません。

そんなSさんの様子を、飼い主様もじっくり待ってくださり、
Sさん最後は勇気をもって、段差を超えました。

202602062

ひとつひとつを乗り越えていくメンタルが、
それからの生活にも影響を与えていきます。

出来ない!
抱っこ!
と要求されないためには、自己解決能力を育てていくことも大事です。


帰りは、ちょっと楽しそうに走ったSさんでした。

202602063

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2026年2月 5日 (木)

「馴らす」工程は少しずつ

先日来、仔犬の苦手克服で、掃除機やドライヤーの話を書きました。
大きな音がしたり、目の前を動くものは犬にとって苦手なものに入ります。
それを苦手でなくするには、少しずつ、犬が「大丈夫」と学習していく必要があります。

苦手なものだらけの中に放り込むのではなく、
小さい苦手から克服していくというのが重要なポイントで、
専門的に「脱感作」と言われていることも前に書きました。

「小さい」とは、その刺激の強さのレベルが「低い」ということです。
それには、距離などが大きく関係してきます。


さて、今日は子犬の頃から見させていただいたRさんのフォローレッスン。

犬種柄、動くものや大きい音に反応しやすいところがありましたが、
お引っ越しなどの環境の変化で、様々な弊害も出てしまい、
時々見させていただいています。

歳を重ねて、会話も通じるようになり、おうちの中では大きな問題もありませんが、
苦手なものはあるので、それを克服するための「脱感作」のプロセスをお伝えするとともに、
初心に戻ったコミュニケーション強化もお願いしました。

大事なのは自分からハンドラーに意識を向けること。

いっぱいいっぱいになると、オヤツさえも口にできないことがあるRさん。
今日はゆっくり、落ち着いていることを練習しました。

202602052

刺激対象物に目が行ったとしても、自らハンドラーに意識を戻せることが大事ですね。


202602051

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2026年2月 4日 (水)

仔犬の唸りを無視しない

犬が自分のきもちを表す方法は様々です。
いわゆる「ボディーランゲージ」を使いながら表現することもありますし、
声を発して表現することもあります。

どれも、犬のきもちを表していますが、
人間の言葉と違い、聞いてすぐに理解することが難しいこともあります。
しかし、ウソは言わないので、慎重に聴くことが大事ですね。


昨日初パピーレッスンにお伺いしたPさん。
生後2か月で、最初は私のそばに来て、ひとしきりチェックをしましたが、
そのあとは全く私の方に寄ってこず、
飼い主さんを背中に、私に小さく唸ったり吠えたり。

初対面ですし、外部からの侵入者ですから、
警戒されても仕方ありません。

「仔犬はみんなフレンドリー」ではないので、
ここでPさんが警戒しているところに無理に近づいたりはしません。

Pさんが自分からまた寄ってきてくれるのを待つことにしました。

その途中で、フードが食べられることも確認できたので、
フードを使いながら、心を開いてくれるのを待っていたら、
自分から寄ってきてくれるようになりました。

202602041

もちろん、急に動いたり、驚かせることはしません。

その代わり、遊びを混ぜていろいろなところにフードを隠したり、
オモチャを動かしたりしながら、Pさんが自分から能動的に動く機会を作りました。

202602042

仔犬の気持ちを無視しないことはとても大事です。
無視してしまうと、大きなトラウマになってしまうこともあるからです。

これからが楽しみですね。
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2026年2月 3日 (火)

横で座ることも教える

オビディエンスなどの訓練競技は「脚側停座に始まり脚側停座に終わる」と言われるように、
ハンドラーの左側について座ることが基本姿勢です。

ハンドラーと並んで座って、ハンドラーに意識を向ける犬の姿は
見ていてとても気持ちがいいものですが、
訓練などの競技をやらない人にとっては、
ちょっと堅苦しく感じる人も多いでしょう。

子犬の頃、呼んだらすぐに戻ってくることを教えますが、
その時の場所は、特に指定しません。
ハンドラーの正面に来てくれればGood!
ハンドラーのすぐ前であれば、ちょっと曲がって座っていても、
大勢に影響はありません。

しかし、もし1メートル手前で止ってしまうようであれば、
足元まで戻ってくるように教える必要があります。
なぜなら、戻ってきた犬にリードを着けようと近づくと
踵を返して逃げてしまうことがあるからです。

言わゆる、手の届く範囲に戻ってくることを教えなければいけません。

これらのことが出来るようになってから、犬に脚側停座を教えることをお奨めします。
脚側停座から見上げるハンドラーの景色に馴れるまで
沢山繰り返し、上手に出来たら褒めていきます。

すると、お散歩中に信号待ちするときも、犬の背中を車道に向けずに済みます。


さて、今日は生後4か月のPさんに、脚側停座を教えてあげました。

202602031

でも、やはりこれくらいの角度の方が馴れているので、

202602032

ゆっくり伝えていきます。

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2026年2月 2日 (月)

仔犬のお散歩デビュー

仔犬期の社会化はとても重要です。
小さいころ、まだ好奇心旺盛な時期に、多くのことや物に触れることで、
少しずつ怖いものを減らし、無用な興奮を減らし、
自信をつけさせてあげることができるからです。

しかし、犬も人間同様個々に性格が異なるため、
刺戟の受け入れに時間のかかる子もいれば、大して大きなハードルを越えることなく
受け入れられる犬もいます。

目の前の犬の状態をよく観察しながら、待つべきか、背中を押してあげるべきか
見極めていくといいでしょう。


さて、今日はSさんの初散歩でした。

以前、抱っこ散歩に同伴させていただいたときは、
特に問題もなく、静かに抱っこされていたSさん。
実際、自分の足で外のアスファルトを踏みしめた途端、
時間が止まりました。

想定内の行動なので、あとは待つだけ。

202602021

目や耳、鼻に入ってくる満載の刺激に対して、
Sさん、ゆっくりチェックしています。

無理にリードを引っ張ることなく、声をかけて歩き始めれば褒め、
止ってしまえば、歩きたくなる環境を作りながら、一歩一歩増やしていきます。

202602022

怖くて動けない状態ではあるものの、人間は好きなので、
飼い主さんが知り合いの人と立ち話をし始めると、
その人の前でオスワリをしながら、自己アピール。

たまたま大型犬と遭遇したのですが、
やはりフリーズしていたので、吠えなかったことを褒めてトリーツ。

わずか数十メートルの距離に30分以上かかりましたが、
帰り道は少し自信がついたのか、楽しそうに走る場面も見られました。

焦らず、ゆっくり馴らしていきましょう。

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2026年2月 1日 (日)

思春期をあきらめない

犬にも人間と同じような思春期があります。
生後6か月くらいから1才半ぐらまで。
もちろん、個体差もあります。
っが、この時期の若犬たちは、仔犬時代の「この子天才!」のイメージを
ことごとく打ち壊してくれるもの。

今まで出来ていたのになぜ。

当然です。
犬たちのハンドラーへの気持ちは変わらなくても、
自分の行動が制御できなくなるのが思春期。

思春期だから、そのうち治る。と放置しておくと、
その間も犬たちは学習しているので、聞いてくれる状況で
繰り返し伝え続けていくことが大事。

ただ、あまり言い過ぎると、BGMになりがちなので、
そのあたりも要注意。
大事なポイントで、しっかり伝えて、しっかり褒める。ことが重要です。


さて、今日は丁度思春期真っ盛りなボーダー・コリーの男の子たちの
プライベートレッスンがありました。

ちょっと前までは、キラキラした目で、「次はなにするの?」と見ていた犬たちが
「どうしようかなぁ。」
「今やりたくないよなぁ。」と自己主張が少しずつ出始めています。

主張は構わないけど、母はこうして欲しいの。としっかり伝えることが大事。
放っておくと、自分に都合のいい選択肢ばかりを選ぶようになります。

たまには、心を鬼にして、「母はこうして欲しい!」と主張してみるのも大事ですね。

そのためには、普段から真剣に遊んで、絆を深めていくことが重要です。

Lさんは、ハンドラーと遊びたくなる気持ちづくりのリマインド。

202602011_20260201204601

Bさんは、ついつい羽目をはずして一人遊びになりそうなところを、
自分からハンドラーの元に戻ってきたくなる気持ちづくり。

初めはウィニングランをしそうになっていましたが、
戻ってきやすい環境づくりをしたところ、
オモチャを取りに行っても、自分から戻ってくるようになってきました。

202602012

繰り返すことで、少しずつルールがわかってきますね。

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