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2026年1月 5日 (月)

ハウスは楽しい場所に

仔犬を迎えると、仕方なくサークルやケージ、ハウスを使うという人は少なくありません。
「仕方なく」と考えている人たちにとって、ハウスは「可愛そうな場所」や「自由を奪う場所」と考えられているため、トイレの失敗がなくなったら、すぐにでも撤去して、フリーの生活を楽しませてあげたいと考えている人は少なくないようです。

果たして、ハウスは犬にとっては牢獄なのでしょうか。

ある意味「牢獄」にしているのは人間とも言えます。

犬が悪戯をしてしまうと、「ハウスに入っていなさい!」とお仕置き部屋のような使い方をしていると、犬にとってもハウスは牢獄になってしまいます。

そもそも、犬はハウスという、ちょっと狭くて、暗い場所は嫌いなのでしょうか。

仔犬のレッスンでお伺いしたお宅の大多数は、最初から何の疑いもなく、ハウスを設置してくださったご家庭だけでなく、ちょっとネガティブな印象を持っていて、最初は躊躇されていたご家庭でも、犬たちは基本的に、自分から暗い場所を選んでハウスに入って寝ています。

もちろん、最初から「お仕置き部屋」にしないようにお伝えしていることもありますが、ハウスは暗くて落ち着いて寝られる場所であり、たまに美味しいものが落ちていたり、いつもご飯を食べる場所と理解しているので、ネガティブな印象を持ちません。

ハウスのメリットは、犬の行動を制限するだけでなく、地震や何かのアクシデントで、上から物が降ってきても、犬に当たることが無い、犬にとっての安全が確保できる場所でもあります。

もちろん、犬が苦手な来客があるときは、ハウスに入っていてもらうことで、人も犬もストレスを軽減することができますし、車での移動や、旅先で部屋で留守番をさせるようなときでも、ハウスがあることで、犬は安心して待っていることが出来るわけです。

「ウチの犬は、ハウスが嫌いで、フリーが好き」と感じている場合は、おうち全体を犬が自分のハウスだと考えていて、人は間借り人と思っている場合もあるので、気を付けてくださいね。

さて、今日はパピーのPさんのプライベートレッスンがありました。
名前の認識も大変よくなり、呼べば吹っ飛んでくるPさん。
周囲に誘惑になるものがあっても、一目散に走ってくる姿は、「今だけかも」と感じる部分もありますが、日々習慣にしていきたいところ。

202601050

合間にハウストレーニングもやりました。

もともと、ケージの中にハウスを設置していただき、ご飯もハウスで食べてもらっているし、夜寝るときなどは、自分からハウスの中で寝てくれているPさんだそうですが、「ハウス」と言われても、なかなか入れないそうなので、キューの認識も含め、ハウスが入りたくなるような環境づくりをやりました。

最初は、前足だけだったPさんも、中に入ってとどまる時間が増えてきました。

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後半は自分からハウスの中を覗きにいくようにもなりました。

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今後は、少しずつハウスの扉を閉める時間を増やしていくことが課題ですね。

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