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2025年12月30日 (火)

犬との接し方は犬の状況(レベル)に合わせて

昨日のインスタグラムで、仔犬に無理強いをしないということをお話しました。

可愛いからと、急に抱き上げたり、抱っこしっぱなしだったり、ずっと身体を触り続けていたり。
対象物が仔犬でなかったら、ハラスメントに相当してしまいそうな行動に見えませんか?

仔犬が人間に身体を委ねてくれるのは信頼があってこそです。
信頼できていればこそ、何をされても、許容してくれますが、、
まだ知り合って数日、数週間で、相手との信頼関係が出来ていなければ
許容することはできません。

そこで、「無理強いしない」というお話になるのですが、
これは、「犬の嫌がることは絶対やらない」ということではありません。

例えば、前足を触られるのが苦手だからと言って、一生前足を触らない生活は難しいもの。
要は、「苦手だ」ということを理解して、少しずつ、苦手意識を減らしてあげながら、
最終的には、「触ってもいいわよ。」と言ってもらえる状況にするためにサポートすることです。

「苦手だから」と伝えてくれているのに、無理やり前足を掴むのは犬への裏切り行為になります。

裏切られた犬はどうするか。

「嫌だな。」と手を引っ込めたのを無視していれば、次はこちらから手を出そうとしたときに恐らく唸るでしょう。
この唸りを無視していれば、次は噛もうとするかもしれません。
もちろん、逃げ場があれば逃げてしまうでしょう。

そんな関係性ではお互い疲れてしまいます。

そこで、犬よりもいろいろ工夫出来る人間が、犬にとっての「嫌」を少しずつ減らしてあげられるようなサポートをしていくことが必要になるわけです。

犬との関係性はまず「信頼」から。
その後、少しずつコミュニケーションを取りながら、「嫌」を減らしていかれると、その先の十数年のドッグライフが少し楽になってくるはずです。

よく道端で、「もう歩きたくない」とへたりこんでいる犬がいます。
仔犬であれば、怖いものがあるのか?疲れたのか?甘えているのか?などの理由があるでしょう。
そんなときは、仔犬の気持ちを切り替えてあげたり、仔犬が自信を持って歩けるような状況を作ってあげることで解決できるかもしれません。

しかし、成犬の場合、歩かないで帰ることのメリットをすでに学習している場合があります。
そういう場合は、ただ歩きたくなるのを待ち続けていたら、ずっと犬は動かないかもしれません。

すぐに抱き上げてしまわず、犬の自立心をサポートできるようにしてあげたいですね。
小型犬はすぐに抱き上げられますが、中・大型犬は難しいので、
そんな意味でも、犬が歩きたくなる状況を作ってあげると、
いつも抱っこしなくてもよくなるはずです。

要は、犬が嫌いなものは必ずあるので、それをどう対処できるようにサポートしてあげられるかが大事ということ。
ハンドラーの工夫力が試されますね。

我が家の犬たち、気になるものがあって立ち止まっても、経験値はあるので、「行くわよ。」と声をかければ、大体はついてきてくれます。

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嫌だと言われて座りこまれたらアウト。

会話が通じる関係性であることも大事ですね。

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