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2025年12月22日 (月)

なぜ仔犬の行動を制限するのか

パピーレッスンに伺うと、必ず聞かれるのは、
「いつになったらフリーにできますか?」というご質問。

「フリー」と言うのは、サークルもハウスもなく、犬に好きな場所にいていいという環境を提供することです。

仔犬の一番の課題は「トイレ」です。
トイレの場所を覚えてもらわなければ、家中トイレになってしまうからです。

どこでトイレをしてしまってもいいのよ。と初めのうちは言えても、
成犬になっても、家中でトイレをされたら困りませんか?

子犬の頃からちゃんと理解できなかったことを
大人になって急に賢くなるわけではありません。

小さいころから、「トイレはここだよ。」とトイレのキューと一緒に伝えることで、
仔犬は大人になっても、トイレの場所を理解し、キューを聞けばトイレに行くことを学ぶわけです。

しかし、もし、小さいころから、「自由にしていいよ」と家中を開放してしまえば
当然ミスが増えてしまい、なかなかトイレを覚えることができません。

そこで、居場所を制限することで、トイレの失敗を減らし、
成犬になっても、トイレの垂れ流しに悩まされることがなくなるわけです。

同様に、様々ないたずらも、フリーの生活の中では、普通に起こりうることです。
何も家の中に置かない家庭であれば問題ないかもしれませんが、
キッチンの出入り、寝室の出入りなど、全てをフリーにしてしまえば、
好奇心の塊の子犬にとっては、全てがオモチャになりかねません。

何がよくて、何はやって欲しくないのかをきちんと伝えることが大事です。

我が家の犬たち、アシスタントは結構早くにフリーでした。
なぜなら、彼はほとんど悪戯をしなかったし、
トイレのミスもほとんどなかったからです。

夜先住犬が入っているクレートに潜り込み、
トイレに行きたくなると自分からクレートを出て、トイレシーツで排泄を済ませ、
またクレートに入って寝るということを勝手に決めていました。

しかし、見習いは悪戯が多かったので、なかなかサークルを外すことができませんでした。
さらに、最近でも時々やらかすので、目が離せないときはクレートにはいってもらうこともあります。

もちろん、扉を閉めておいても、要求吠えはしません。
扉が開いていても、クレートの中に入って寝ることが習慣になっているからです。

いずれにしても、きちんとおうちのルールが理解出来てから、
フリータイムを増やしていくといいでしょう。

大事なのは、家を守るのは犬ではなく、ハンドラー(人間)だと理解すること。
間違ってしまうと、犬が自分で人をコントロールしようとしてきます。

ちょっとした勘違いを生まないためにも、小さいころはきちんと伝えておくことが大事ですね。


目が離せないときはサークルやクレートを利用し、
ちゃんと向き合ってあげられるときにフリーにするようにすると、
仔犬を叱る必要がなくなります。

202512221
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