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2025年12月

2025年12月31日 (水)

仔犬は日々賢くなっていきます。

仔犬を迎えると、まさに本能のままに動く動物の姿を見ることができます。
トイレはしたいときにしたい場所で済ませ、動く人の足をめがけて追いかけ、なんでも口に入れて確認し、噛み応えがよければ噛む。
寂しくなれば鳴き、怪しいと思えば唸ったり吠えたりしながら、心の向くままに生きています。

そこでハンドラー(飼い主)は、子犬の頃は仔犬のストレスを減らしながら人への親和性を高めるために、愛情をたっぷり注ぎ、人とコミュニケーションが取りやすくなるように、言葉を教えたり、行動を教えていきます。

一方仔犬は、日々人も含め周囲の状況を観察し、自分にとって何が楽しいことなのかを追及していく中で、人にとって好ましくない行動は、代替行動を教えてもらうことで、その行動を取る頻度を減らしていき、人との共同生活に慣れていくわけですが、たまに、これくらいは大丈夫?というようなチャレンジ行動も見せてきます。
どちらかと言うと、すべてがチャレンジ行動にも見えますが、いずれにしても、人はよく仔犬を観察していないと、気づいたときは、すでに好ましくない行動が習慣化していたということがよくあります。

なぜなら、昨日までやらなかったことを急にやりだしたりするからです。

お互いまだよく知らないのに、突然一緒に暮らし始めるのですから、いろいろ行き違いや勘違いが起きるのは人間同士の共同生活でもよくあること。
人は言葉にすることができますが、犬は行動で示してくるので、観察力は大事です。

犬の一生は平均10年から15年と言われていましたが、最近はご長寿のワンコさんも増えています。
長きにわたり、共に暮らすのであれば、相互理解を深めることはとても重要です。

昨日も書きましたが、まだ無邪気な仔犬には、無理強いすることなく、抵抗力がついてきたら、少しずつハードルを上げていくように、仔犬の成長にあわせた対応が欠かせませんね。


さて、我が家の見習い、ひとつだけ許容できない悪戯があります。
どんなに悪戯できない環境設定をしても、急にそれをやりたくなるスイッチが入るようで、先日も見守りカメラを見ていたとき、ソファの上で寝ていた見習いが突然スイッチが入ったようにその悪戯を始めたのには驚きました。
小さいころ、よほどその悪戯が楽しかったのか、しっかりインプットされているようです。

子犬の頃やっていない悪戯を大人になって急にやることはほとんどありません(経験から)が、子犬の頃味を占めたことは、大人になってもちょくちょくやるので注意が必要です。
※ゴミ箱漁りは特に注意が必要。初めから犬が届かない場所に置くか、蓋付の物を使いましょう。

今年も見習いにはいろいろ試された一年でしたが、来年はどんなことをやるのかと、内心ドキドキでもあります。
アシスタントは、小さいころから悪戯はほとんどしなかったので、その差にもびっくりです。

どうぞ皆さま、ワンコさんたちと、よいお年をお迎えください。

今日は朝練納めでした。

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2025年12月30日 (火)

犬との接し方は犬の状況(レベル)に合わせて

昨日のインスタグラムで、仔犬に無理強いをしないということをお話しました。

可愛いからと、急に抱き上げたり、抱っこしっぱなしだったり、ずっと身体を触り続けていたり。
対象物が仔犬でなかったら、ハラスメントに相当してしまいそうな行動に見えませんか?

仔犬が人間に身体を委ねてくれるのは信頼があってこそです。
信頼できていればこそ、何をされても、許容してくれますが、、
まだ知り合って数日、数週間で、相手との信頼関係が出来ていなければ
許容することはできません。

そこで、「無理強いしない」というお話になるのですが、
これは、「犬の嫌がることは絶対やらない」ということではありません。

例えば、前足を触られるのが苦手だからと言って、一生前足を触らない生活は難しいもの。
要は、「苦手だ」ということを理解して、少しずつ、苦手意識を減らしてあげながら、
最終的には、「触ってもいいわよ。」と言ってもらえる状況にするためにサポートすることです。

「苦手だから」と伝えてくれているのに、無理やり前足を掴むのは犬への裏切り行為になります。

裏切られた犬はどうするか。

「嫌だな。」と手を引っ込めたのを無視していれば、次はこちらから手を出そうとしたときに恐らく唸るでしょう。
この唸りを無視していれば、次は噛もうとするかもしれません。
もちろん、逃げ場があれば逃げてしまうでしょう。

そんな関係性ではお互い疲れてしまいます。

そこで、犬よりもいろいろ工夫出来る人間が、犬にとっての「嫌」を少しずつ減らしてあげられるようなサポートをしていくことが必要になるわけです。

犬との関係性はまず「信頼」から。
その後、少しずつコミュニケーションを取りながら、「嫌」を減らしていかれると、その先の十数年のドッグライフが少し楽になってくるはずです。

よく道端で、「もう歩きたくない」とへたりこんでいる犬がいます。
仔犬であれば、怖いものがあるのか?疲れたのか?甘えているのか?などの理由があるでしょう。
そんなときは、仔犬の気持ちを切り替えてあげたり、仔犬が自信を持って歩けるような状況を作ってあげることで解決できるかもしれません。

しかし、成犬の場合、歩かないで帰ることのメリットをすでに学習している場合があります。
そういう場合は、ただ歩きたくなるのを待ち続けていたら、ずっと犬は動かないかもしれません。

すぐに抱き上げてしまわず、犬の自立心をサポートできるようにしてあげたいですね。
小型犬はすぐに抱き上げられますが、中・大型犬は難しいので、
そんな意味でも、犬が歩きたくなる状況を作ってあげると、
いつも抱っこしなくてもよくなるはずです。

要は、犬が嫌いなものは必ずあるので、それをどう対処できるようにサポートしてあげられるかが大事ということ。
ハンドラーの工夫力が試されますね。

我が家の犬たち、気になるものがあって立ち止まっても、経験値はあるので、「行くわよ。」と声をかければ、大体はついてきてくれます。

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嫌だと言われて座りこまれたらアウト。

会話が通じる関係性であることも大事ですね。

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2025年12月29日 (月)

仔犬育ては時間がかかります。

仔犬と暮らし始めると、犬暮らしの経験があっても、
個々の犬はそれぞれ性格も癖も違うので、
日々驚かされることが沢山あって当然です。

同じ犬種だからと言って、同じ犬にはなりません。

特に先代の犬がよくできた犬であればあるほど、
「この子おかしいんじゃない?」という疑問が出てくることもあるでしょう。

しかし、それはすべて個々の犬の個性です。

我が家もボーダー・コリー6頭と暮らしてきましたが、
どの子も個性的で、特に現見習いはいつも私を驚かせてくれます。

また、先代の犬が仔犬だった時から時間が経っていると、
仔犬育ての大変さを忘れていることもあるので、
目の前の子犬と向き合うことが大事です。

将来の夢(目標)があることはいいのですが、
早く到達しようと焦るのは禁物です。
その犬のペースに合わせてあげることが大切ですね。


さて、今日は生後4か月の男の子のプライベートレッスンがありました。

座ることが少し習慣化してきたので、少しずつ言葉のキューを乗せながら、
座り続ける時間を伸ばしていきます。

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オモチャ遊びも得意なので、楽しく引っ張りっこ。
甘噛みが少しエキサイトしてしまうときは、
お気に入りのオモチャにシフトして、噛みたい衝動を発散させてあげます。

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遊びが終わったら、トイレを促しますが、
「まだしたくないよ~。」と。

ゆっくり待ってあげることが大切ですね。

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2025年12月28日 (日)

犬に選択肢を与える

犬に与える選択肢は様々です。
中には、ハンドラーのお願いを無視するといった選択肢を選ぶ犬もいますが、
基本的には、無視しようと思っているのではなく、他のことが気になって
ハンドラーの声が耳に届かないだけ。

もちろん、きちんと犬にメリットを伝えていないことによって、
犬が望ましくない行動を選択することもありますが、
その場合は、教え手がちゃんと伝えていないことによる結果ともいえるので、
犬に非が無いことは沢山あります。

そして、今回の課題の選択肢は、犬のメンタルを正常に保つための犬の選択肢です。

犬にとって怖いものや、興奮をあおるような刺戟は世の中に沢山存在します。
そんな中でも、平常心を保てるようにサポートしてあげるのがハンドラーのお仕事。

他犬が視野に入ることで、気持ちが騒いでしまう犬の場合、
どれくらい他犬との距離があれば平常心が保てるのかを知ることが重要です。

そのためには、刺激対象物から距離を取るという犬の選択肢を無視しないこと。

犬が自ら取る回避行動を把握して、少しずつその距離が短くなるように
ハンドラーが助けてあげることが、犬の平常心の助けになります。

無理に近づいたり、相手に近づけさせたりしないで、
犬が自分で相手との距離が取れるような環境を作ることが大切ですね。

そういう場合は多少長めのリードを使うのが効果的です。


さて、今日は少し他犬が気になるBさんのプライベートレッスンに見習いを同伴しました。

まだまだ途上の見習いですが、大分人の声は耳に入るようになっているので、
今回は頑張ってもらうことに。

もともと黒い顔の犬は嫌われるので、視野内に入れば吠えられることは想定内でしたが、
その吠えを激化させないことが重要です。

最初は「知らない子がいる!」というBさんの吠えがおさまる距離を取ってから、
次第に見習いの存在に馴らしていき、Bさんが吠えていないときを褒めて強化していきます。

最後はこの距離まで。

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双方、きちんとハンドラーのキューに対応できるレベルなので、
同じ空間を共有することができました。

他犬馴らしは、他犬と親しくなることではなく、他犬がいても、気にせず平常心を保てるようになること。
当然、同じ空間を共有していても、一緒の遊ばせるようなことはしません。

これも社会化のひとつなので、社会化は成犬になっても続けられます。

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2025年12月27日 (土)

甘やかすのと、信頼してもらうのは違います。

仔犬がエキサイトしすぎて、甘噛みが強くなってしまうことはよくあります。
とにかくまだまだ赤ちゃんなのですから、初めから上手に加減できないのは当たり前。

強く歯があたったからと言って、仔犬を罰するのは少し違います。

エキサイトしすぎているようであれば、ハウスやケージに戻ってもらい、クールダウンしてもらえばいいこと。
人間の子供同様、寝ぐずりすることもあるので、
興奮し過ぎたら、寝かしてあげればいいのです。
叩いたり、マズルを掴んだり、ましてやリードを釣り上げるなど言語道断。
犬には何も伝わらず、人に対する恐怖心だけが植え付けられてしまいます。

すると、手が目の前に出てくると、怖いので歯をむいたりするようになります。
ある意味負のループにはまっていく感じでしょうか。

そうならないためには、噛んでいいものを与えて仔犬と一緒に遊び、
仔犬がオモチャを噛んでいることに対してポジティブな印象を与えながら、
手は優しく子犬に触れたり、オヤツを運んだりするものと教えていきます。


さて、今日は生後4か月のSさんのプライベートレッスン。

伺った当初はよく噛まれていたそうですが、タグ遊びを混ぜてもらったり、
「お名前ゲーム」で呼び戻しの練習をたくさんしてくださったので、
興奮の「噛み」が大分減ったそうです。

私とも、オモチャで一緒に遊んでくれました。

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時折、唸り声を上げながら首を振って獲物をやっつけるSさんに、
人間の手は優しく触ってくれるもので、噛んでもいいオモチャとは違うと教えていきます。

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今日はシェーピングで座る動作の出現頻度があがりました。

どんどん成長していくSさんです。

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2025年12月26日 (金)

家庭犬と競技犬はトレーニングが違う?

パピートレーニングに伺うと、たまに、「ウチは家庭犬で競技はやらないので、適当でいい」と言う人がいます。
「適当」というのは「精度はいらない」ということなのでしょう。

犬のトレーニングは、犬の成長にあわせて行っていきます。
パピーはパピーに必要なこと、生後5~6か月の小学生、生後7か月ぐらいから1歳半の思春期など、犬の成長ステージやレベルにあわせて行わないと、犬には理解できません。

犬の成長にあわせた基礎トレーニングは、一般家庭犬であろうと競技を楽しむスポーツドッグであっても変わりません。
ドッグスポーツを楽しみたい人は、基礎の上に、それぞれの課題にあわせたスキルを積み上げていくだけです。

もちろん競技を目指している場合は、パピーの頃から、競技に向けた体の使い方を教えていく必要があります。
いわゆるプラスアルファですが、犬の健康を考えると、家庭犬はやらなくてもいいのではなく、やった方が怪我が少ないといったメリットもあります。

トレーニング自体でも、「オスワリ」とは何かを教えるのは、家庭犬も競技犬も同じです。
座り方に細かくこだわらなかったとしても、「オスワリ」をお願いした犬が1秒で立ち上がっていたのでは、「オスワリ」の意味がちゃんと伝わっていないことになります。

このような観点から考えると、「適当」に教えていいトレーニングなどありません。

先日も、コンビニの前に繋がれていた小型犬がいました。
夜なので本当は気づかないはずでしたが、飼い主が出てくるまで10分以上ずっと吠えていたので気づきました。

寂しいからなのか、置いていかれて怒っているのか、その犬のことは知らないので何とも言えませんが、ストレスがかかっているのは間違いありません。

コンビニの前に繋ぐうんぬんは別として、「待っててね」と言われて静かに待てなかったのは、待つことを教えられていなかったからでしょう。

いずれにしても、日々人間と共に暮らしている生活は、競技犬であろうと家庭犬であろうと違いはありません。

きちんと教えてあげることが大事ですね。


さて、今日は生後3か月のPさんのプライベートレッスンがありました。
ケージの位置を変えたことで、トイレの失敗が減ったことや、お名前ゲームで名前に対する意識が少し出てきたことは飼い主様の努力の賜物。
Pさんは日々着実に成長しています。

今日はリッキーマットを使って、身体に触らせてもらう練習と、「オスワリ強化」練習。

初めてのリッキーマットで、ちょっと楽しくなったPさん。
しつこくならない程度に、足回りを触らせてもらいました。

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何も言わなくても、呼ばれて飛んでくると座ってくれるPさんなので、キャプチャリングしながら、「オスワリ」のキューを刷り込んでいきます。

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初対面の時は、エネルギーが溜まっていて、思い切り歯が刺さりましたが、オモチャ遊びをお伝えしたら、大分加減ができるようになって、今日は本当の甘噛みでご挨拶。

これからが楽しみなPさんです。

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2025年12月25日 (木)

犬のやる気を起こさせるには。

いつも書いていますが、犬はお勉強だと思ってトレーニングに参加しているわけではありません。
楽しいゲームだと思っていればこそ、ハンドラーとの楽しい時間が好きだからこそ、協働作業に参加してくれます。

もし犬がつまらないと感じたら、すぐにいなくなってしまいます。

ちょっと気が散ることはあり得ますが、作業中にどこかにいなくなってしまうのは、ある意味楽しくないからです。

そんなとき、ハンドラーはよく言います。
「うちの犬は集中力が無くて。」

確かに、犬の集中力はさほど長くは続きません。
しかし、遊んでいるときの犬の様子はどうでしょうか。
すぐに飽きていますか?

家の壁紙はがしや、ダイニングの椅子の足かじり。
疲れてやめることはあるでしょうが、
普通は楽しそうに続け、それをさらに繰り返してやります。
犬にとってはそれが楽しいからです。

子犬の頃は、呼ばなくても後ろをついて来ていたとしても、
成長と共に、犬の脳もメンタルも変化するのはあたりまえ。

ずっとついてきてくれるようになってもらうのは、
ハンドラーの魅力を落とさないことが大事ですね。


今日はDogLifeDesignさんで、初めてのプライベートレッスンに参加してくれたMさん。
初めての場所でも動じないMさんでしたが、若干テンションが低め。

これから楽しいことが始まると伝えるウォーミングアップで、「オイデゲーム」をやったら、
楽しそうに動いてくれました。

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そのあとは、自分から「次はなに?」

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人も犬も、楽しくないと勉強は進まないですね。

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2025年12月24日 (水)

犬の勘違いを見過ごさない

生まれた時から悪魔のような犬はいません。
甘噛みも、トイレの失敗も、犬の問題ではなく、
環境設定のミスなどから起きることが多いので、
解決法は、犬にいかにうまく伝えるかにかかっています。

一方人もパーフェクトではないので、犬への接し方を間違えてしまうことがあります。
間違えてしまっても問題ないこともありますが、
状況によっては、犬が大きな勘違いから、ちょっと困った行動を取るようになることもあるので注意が必要です。

例えば、犬が自分から寄ってきて、人に「撫でて~」と言ってくる場合、
普通は、ついつい撫でてしまいます。

これで問題にならなければ別にいいのですが、
犬によっては、自分から寄ってきたにも関わらず、
途中で「いい加減にやめろよ。」とハンドラーの手にガブッといく犬もいます。

これは犬のサイズに関係ありません。

どちらかと言うと、小型犬に勘違いが起きやすいです。
なぜなら、小型犬は抱っこが簡単なので、
せがまれると、ついつい抱っこしたり、膝に乗せたりしながら、
人間が無意識に撫でていることが多いからです。
しかし、急にガブッとくる場合も少なくありません。

このような勘違いにどう対処すればいいのか。

基本、体罰では解決になりません。
ますます犬の攻撃行動を誘発してしまうからです。

小型犬であれば、すぐ立ち上がって、犬が自由に人間の膝の上に
アクセスできないようにすること。

膝の上に乗らない犬であっても、「撫でろよ。」と来た時に、
片手間に犬を撫でないこと。
撫でたり、接触するようなときは、犬に来てもらったりして、
自分が出向かないこと。

こんなことをいちいち気にしなくても問題にならない犬は沢山いますが、
一部の犬たちの中で、勘違いをしてしまう犬がいるので、
あらかじめ注意が必要と言うことです。


さて、今日は若いボーダー・コリーたちのプライベートレッスンがありました。

以前も書きましたが、オモチャを取りに行っても、ハンドラーの手元に
きちんと持ってきてくれない場合の対処法についてお話しました。

Aさんも、ハンドラーの手元に転がして、ハンドラーが取ってくれないと、
「早く取って投げてよ!」と要求吠えが出るようになりました。

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そこで、根競べ。

貴方が持ってきてくれないと、投げられないんだけど。とゆっくり伝えていきます。

結果、Aさんが手元にまで持ってきてくれる頻度が上がってきました。

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少しずつ、新しいルールに馴れてくれると、もっと楽しく遊べるようになれるでしょう。


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2025年12月23日 (火)

犬の気持ちにどう応える?

犬が気持ちを表そうとするとき、一番分かりやすいのは「吠え」です。
「吠え」の理由が様々なのはいつも書いていますが、
愛犬の吠える声を聞いて、「理由はこれだ!」と即答できる人はどれくらいいるでしょうか。

しかし、実際犬の表現は「吠え」だけではありません。
いわゆるボディランゲージを観ることで、
犬の気持ちを憶測しやすくなります。

犬の気持ちが理解できるようになると、
人間側の勝手な思い込みは減ってくるので、
コミュニケーションは取りやすくなるでしょう。

しかしながら、愛犬の気持ちを理解し、
愛犬が吠えるたびに、愛犬の欲しいものを与えていれば、
犬は吠えると要求が叶うと簡単に学習してしまうので、
欲しいものがあれば吠えて要求するようになります。

要求が叶えば、犬のメンタルは満たされるでしょうが、
果たしてそれでいいのでしょうか。

犬の要求が叶えてあげられないとき、犬のメンタルはどうなるでしょうか。

そんなことを考えながら、愛犬とうまく折り合いをつけていく方法を見つけることが、
人にとっても犬にとってもストレスレスの生活のベースになるはずです。

時にはかなわないことがあると愛犬に学んでもらうことも
教え手側の大事なお仕事になります。

叱ってやめさせるのではなく、犬が学べる環境を作ることがポイントですね。


さて、我が家の見習い、人が大好きで、挨拶したくて仕方がありません。
放っておけば、自分から勝手に挨拶に行き、場合によっては跳びついたりします。

顔が黒く、身体も黒くて大きい犬が、急に近寄ってきて跳びつくという行為は
基本的には許されません。

そこで、挨拶したい気持ちをネガティブに止めるのではなく、
落ち着けたら挨拶してもいいよと伝えることもあります。

興奮している犬がいつ落ち着くのかというのが大きな疑問でしょう。
私は見習いが興奮しているときは、さりげなくリードを踏みます。

リードを踏むことで、物理的に見習いは跳べなくなります。
そのとき、後ろで文句を言うより、黙っている方が、見習いはハッと気づいてくれます。

最近は足を動かしただけで、「これでしょ?」と伏せる見習い。

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要は、犬に何をして欲しいのか伝えること。
自ら伏せたら、すかさず褒めます。
場合によっては、挨拶を許可します。

時間をかけて伝えていくことがポイントですね。

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2025年12月22日 (月)

なぜ仔犬の行動を制限するのか

パピーレッスンに伺うと、必ず聞かれるのは、
「いつになったらフリーにできますか?」というご質問。

「フリー」と言うのは、サークルもハウスもなく、犬に好きな場所にいていいという環境を提供することです。

仔犬の一番の課題は「トイレ」です。
トイレの場所を覚えてもらわなければ、家中トイレになってしまうからです。

どこでトイレをしてしまってもいいのよ。と初めのうちは言えても、
成犬になっても、家中でトイレをされたら困りませんか?

子犬の頃からちゃんと理解できなかったことを
大人になって急に賢くなるわけではありません。

小さいころから、「トイレはここだよ。」とトイレのキューと一緒に伝えることで、
仔犬は大人になっても、トイレの場所を理解し、キューを聞けばトイレに行くことを学ぶわけです。

しかし、もし、小さいころから、「自由にしていいよ」と家中を開放してしまえば
当然ミスが増えてしまい、なかなかトイレを覚えることができません。

そこで、居場所を制限することで、トイレの失敗を減らし、
成犬になっても、トイレの垂れ流しに悩まされることがなくなるわけです。

同様に、様々ないたずらも、フリーの生活の中では、普通に起こりうることです。
何も家の中に置かない家庭であれば問題ないかもしれませんが、
キッチンの出入り、寝室の出入りなど、全てをフリーにしてしまえば、
好奇心の塊の子犬にとっては、全てがオモチャになりかねません。

何がよくて、何はやって欲しくないのかをきちんと伝えることが大事です。

我が家の犬たち、アシスタントは結構早くにフリーでした。
なぜなら、彼はほとんど悪戯をしなかったし、
トイレのミスもほとんどなかったからです。

夜先住犬が入っているクレートに潜り込み、
トイレに行きたくなると自分からクレートを出て、トイレシーツで排泄を済ませ、
またクレートに入って寝るということを勝手に決めていました。

しかし、見習いは悪戯が多かったので、なかなかサークルを外すことができませんでした。
さらに、最近でも時々やらかすので、目が離せないときはクレートにはいってもらうこともあります。

もちろん、扉を閉めておいても、要求吠えはしません。
扉が開いていても、クレートの中に入って寝ることが習慣になっているからです。

いずれにしても、きちんとおうちのルールが理解出来てから、
フリータイムを増やしていくといいでしょう。

大事なのは、家を守るのは犬ではなく、ハンドラー(人間)だと理解すること。
間違ってしまうと、犬が自分で人をコントロールしようとしてきます。

ちょっとした勘違いを生まないためにも、小さいころはきちんと伝えておくことが大事ですね。


目が離せないときはサークルやクレートを利用し、
ちゃんと向き合ってあげられるときにフリーにするようにすると、
仔犬を叱る必要がなくなります。

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2025年12月21日 (日)

まったく、思春期ってやつは・・・。

人間同様、犬たちにも思春期があります。
思春期の犬たちの行動パターンとしてよく見られるのが、「不服従」。
それによって、ある意味「反抗期」と言われてしまうわけですが、
犬たちは、自ら反抗しようと思っているのではなく、
他のことに気を取られて、人の声が耳に届かなくなっているだけです。

外に出れば、単純に他の犬の匂いや、他の犬の存在に心を奪われ、
冷静さを失ってしまうのは当たり前の行動とも言えます。

今までこんなことなかったのに・・・。と飼い主さんが驚くような行動を取ることもあります。

犬たちは本能のままに行動し、今まで言われてきたことはちゃんとわかっていても、
成長の過程で、身体の変化や脳の発達やら、様々なものに阻害されて
自制できなくなってしまうのが思春期です。

ここでハンドラーが頑張らなければいけないのは、
犬に罰を与えることではなく、粘り強く、やるべきことを伝えていくこと。
場合によっては、犬が好ましい行動を取りやすいようにサポートすることも必要です。


さて、今日は思春期に入ったばかりの若いLさんと、思春期真っ盛りのBさんのレッスンがありました。

Lさんは、もうかわいいパピーさんではありません。
(十分可愛いですけど)
赤ちゃん扱いをやめて、一貫性を持って、家のルールを伝え続けていかなければいけません。

Bさんは、いろいろディストラクションに心を奪われてしまうので、
我に返してあげることが大事。
そのためには、ハンドラーさんとの信頼関係も含めた関係性の構築。

遊びの中には様々なルールが入れられるので、
遊ぶことも大事。

まずはディストラクションが少ない家の中から。

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2025年12月20日 (土)

犬の要求に応えない理由。

仔犬は何をやってもかわいいもの。
ついつい、要求に応えてしまいがちです。

犬の要求は無視するというのが今は一般的なしつけの常識です。

なぜ犬の要求に応えないのか。
答えは、犬の要求に応えることで、犬の要求がさらにエスカレートしていくからです。

では、なぜ無視するといいのでしょうか。

犬は学習する生き物です。
犬が行動を起こして、その行動に対してなにがしかの報酬が得られた場合、
その行動の出現頻度は増えていくことが様々な研究によって明らかにされています。
これが一般的に言われている「正の強化」です。

逆に、報酬が何も得られなければ、その行動はどんどん消去されて行きます。
つまり、何か行動する度に、楽しいことが減っていく場合、その行動の頻出頻度が下がるというもので、いわゆる「負の罰」と言われています。

つまり、吠えても、跳びついても、いいことが起きないことが学習されると、「吠える」や「跳びつく」という行動の頻出頻度が減るので、犬の要求に対してリアクションしないことが推奨されるわけです。

しかし、ただ無視するだけではダメなんです。

犬が無視される行動を取るのをやめて、好ましい行動を取ったときに、すかさず「褒める」ということが重要なポイントになります。

つまり、犬の要求を無視しているだけでは解決しないということ。


仔犬育ては時間がかかるので、繰り返し、あきらめずに伝えていくことが大事ですね。


さて、今日はパピーレッスンが続きましたが、雨のやみ間を縫ってPさんと抱っこ散歩に出かけました。

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抱っこ散歩は、ワクチン未接種期の仔犬たちの社会化には欠かせない課題です。
急に外で独り歩きを始める前に、安全な場所で、様々な刺激にさらしてあげることで、
社会化を進めていくことができます。


初めて入るバッグも、トリーツを使いながら、入りたくなる気持ちづくりから始め、入ったあともトリーツがもらえたり、撫でてあげたり、褒めてあげたりと、バッグの中で静かにしていることを褒めながら歩きました。

何事も、楽しいことと関連付けることが大事ですね。

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2025年12月19日 (金)

なぜ犬との遊びが大事なのか

以前から「遊び」の話は何度も書いています。
そして、ただ遊べばいいのではなく、どう遊ぶのかも大事かということも。

人と同じで、犬も楽しい相手と遊びたいものです。
テンションが違っていたり、気が合わない相手とは遊びません。

楽しい相手とは、信頼できる相手。

信頼できる相手であれば、気にもなるし、一緒にいたいと思うものですが、
そうでなければ、無関心になってしまいます。

要はいかにハンドラーが犬にとって魅力的になれるか。

ただリードの反対側にいるだけのハンドラーにならないために、
愛犬とのコミュニケーションを取る努力が不可欠ですね。


さて、今日は若いMさんのレッスン。

いろいろ気になるものが多い思春期なので、
基本に戻ってMさんの気持ちをいかに引き付けるか、
ハンドラーさんに頑張っていただいています。

前回外で遊べるようになった後、
遊び方も少し変えてみたところ、
Mさんの気持ちに少し変化出始めたそうです。

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遊びはただの遊びではありません。
ハンドラーと愛犬の関係性を深める手段の一つ。

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遊びが楽しいと感じてもらえると、
いつもは気になる他犬に対しても、

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ハンドラーさんに遊びに誘われると、

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他犬よりも遊びを優先することができました。

思春期の犬たちがいろいろなものに心を奪われてしまうのは
人間の思春期と同じ。

頑張って思春期を乗り越えていきましょう。

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2025年12月18日 (木)

訓練競技会に参加してきました。

今日はJKC主催、東京ブロック訓練士協議会に参加してきました。
前回の競技会からおよそ一か月半。

アシスタントの作業は安定しているので、問題は気持ち(メンタル)をどう持ち上げるかが課題。
それでも、頑張ってすべての課題をこなしてくれたと安堵していたら、最後にジャッジからの一言。
ハンドラーの指示ミスで減点が付きました。
犬はちゃんとやっていました。とのこと。
しかしジャッジには、「お互い通じ合っていていいペアです」と言われました。

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2歳の頃からオビディエンス競技に出始め、お互いのペースが合うまでにとても時間がかかったので、10歳過ぎても、「通じ合っている」と言っていただけたのは嬉しかったですね。

一方見習いは、ここ1年脚側(ヒールワーク)メインに練習してきて、大分落ち着いて作業ができていると思っていたものの、やはり本番のリンクに入ると、テンションがあがってしまい、コントロールできなくなる場面が・・・。

個々の作業は上手にこなすのですが、脚側だけが落ち着かない、ピョコピョコしている。
いつか「通じ合ってますね」と言われるような脚側が出来るよう頑張りましょう。


結果は2頭ともかろうじて合格点(ポイントカードが出る)に乗り、1席、2席を頂きました。

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ハンドラーのメンタルが一番弱いようです。

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2025年12月17日 (水)

犬だって怖いものがある

犬も人と同じで、具合が悪くなれば獣医さんのお世話にならなければいけません。
具合が悪くならなかったとしても、ワクチンや狂犬病接種など、定期的に行かなければいけないので、出来れば嫌いになって欲しくないもの。

そこで重要なのが、初めての獣医さんでトラウマを作らないこと。
一度トラウマを作ってしまうと、その後本当に苦労してしまいます。(経験から)

初代の犬たちの通っていた獣医さんは、行くとオヤツがもらえるので、犬たちは病院に行くのを楽しんでいました。

それから犬たちを初めて病院に連れて行くときは、必ず犬にとって好きなオヤツを持参するようになりました。
待合室や診察台の上でもオヤツを食べてもらいながら診察してもらうようにしています。

それでも、初めての病院で知らない人に急に体を触られれば、犬だって緊張します。
その緊張感を和らげるものとして、食べ物が効果的な犬は沢山いるので、是非使って欲しいものです。


かつてのクライアントさん、甘噛みが酷いと獣医さんに相談したら、首輪に付けたリードを引っ張り上げて首を吊り上げてくださいと言われ、真面目に繰り返していたら、家族全員が噛まれるようになったため私が呼ばれました。

獣医さんは獣医のプロですが、犬のトレーニングのプロではありません。

先日お聞きした話では、獣医師に甘噛みした仔犬のマズルを獣医師が掴んで、仔犬が悲鳴をあげたそうです。
なぜ、仔犬にそんな怖い思いをさせなければいけないのでしょうか。

我が家のアシスタントはトラウマがあるので、獣医師に行くときはマズルガードを付けていきます。

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15キロの成犬のオスの歯には殺傷能力があるので、獣医さんの安全を確保しなければいけません。

しかし、診察していないときは、獣医さんや看護師さんにもこんな風に愛想を振りまきます。

怖いことをされることに対する自己防衛行動とは言え、出してほしくないもの。

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仔犬が甘噛みでなく、本気で噛もうとしたのなら、それほど怖い経験をしたという風に考えましょう。

トラウマを作らないように。
サポートしてあげたいですね。

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2025年12月16日 (火)

トリーツで釣るのと、報酬は違います。

よく聞くお話が、「うちの犬はオヤツが無いとやらない」というもの。
つまり、ハンドラーがオヤツを持っていないときは、何を言われてもやらないということ。

それはちょっと困りますよね。

様々な言葉のキューは、犬に伝えることで、犬とのコミュニケーションを増やしていくための大事なツールなので、オヤツがなければコミュニケーションが取れないというのは本末転倒。

行動を教える過程においては、オヤツを使うことはあっても、次第にオヤツが目の前になくても、犬が理解している行動を取れば、必ず報酬が得られることを繰り返し、最終的には、その行動自体が習慣化することで、報酬が出なかったとしても、犬はきちんと言われた行動が取れるようになるところまで伝えなければ意味はありません。

上手に伝えられていますか?

さて、今日はBさんのプライベートレッスンで、持来の話が出ました。
手元まで持ってきてくれない。
一人で遊んでしまう。
などの課題があったので、実際にやっていただきました。

取りに行くのも好きだし、オモチャ遊びも好きなBさん。
そしてオヤツも好きなBさんでしたので、
ちょっと工夫してみたところ、投げたコングをちゃんとハンドラーの手の上まで持ってきてくれました。

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工夫とは、ちゃんと手渡し出来たら、ご褒美が出るというもの。

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ハンドラーはご褒美を手に持っていません。
持つことによって、Bさんにとってディストラクションになってしまう可能性があるからです。

ハンドラーが手に持っていなくても、頑張ったら必ずご褒美がもらえるということをすぐに理解したBさんでした。

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2025年12月15日 (月)

行動にキューを付ける

犬は賢いので、人の言葉を理解できることはみなさんご存知の通りです。
しかし、それは論理的に理解したのではなく、
行動と関連付けることで、行動と言葉の意味がリンク付けされたということです。

例えば、仔犬が自発的に座っているときに、「オスワリ」という言葉を乗せたり、
仔犬が排泄しているときに、「ワンツー」や「おしっこ」などのキューをのせていくことも同じです。

行動に対して、常に同じ言葉を耳にすることで、行動と言葉のキューがリンク付けされ、
犬はそのキューを耳にすると、行動することが出来るようになるというものです。

専門用語では、この行動の教え方を「キャプチャリング」と言います。
つまり、犬の行動を捉えて、キュー付けしていくことで、
犬の学習をサポートするというものです。

ドッグダンスのトリックでも、キャプチャリングで教えられるものがあります。
例えば、「おじぎのポーズ」。
犬はおじぎをしようと思ってやっていませんが、
毎朝目覚めた時に、気持ちよさそうに伸びをしている様子に対して
「おじぎ」や「バウ」という言葉を乗せていくことで、犬はその言葉を学習するからです。


さて、昨日のパピーレッスンでは、生後5か月のLさんに、
階段の上り下りの方法を教えました。
フローリングの階段に、犬用滑り止めマットを取り付けてくださったので、
重くなってきたLさんが自分で階段を上り下り出来るようにする練習でした。

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最初はおっかなびっくりなので、人間がLさんの隣に座って、
一段ずつ下りるところから始めます。
怖がっているLさんのためには、階段の上に一段ごと大好きなオヤツを置いてみます。

首輪を引っ張るでもなく、お尻を押すでもなく、Lさんが自分から下りる気持ちになるのを待ちます。

一度上り下りの方法をマスターしてしまうと、意外と勝手にさっさと上り下りするようになってしまうものですが、ちょっと高さと距離があるので、階段の行き来はゆっくりやってもらうために、敢えて、「ゆっくり」という言葉をかけながら下りたり上ったり練習しました。
そうすることで、階段は駆け下りたり、駆け上ったりするのではなく、落ち着いて歩いてもらうことを教えるわけです。

我が家の階段も、私と一緒に上り下りするときは、「ゆっくり」と声をかけます。
我先にと駆け下りられたら、転ばされる可能性が高くなりますし、
犬が足を踏み外すこともあり得ます。

毎日繰り返されることで、必ず犬は言葉を学習していきます。

現に、遊んだあとLさんに、「お水飲んできたら?」と声を掛けたら、
ちょっと間があったものの、自分からサークルに入って、
水を飲んでいました。

人間の子供と同じで、言葉をかけることで、犬も必ず言葉を覚えることができます。
コミュニケーションを取りやすくするためにも、黙ってやるのではなく、
声掛けしながら、状況を伝えてあげるとわかりやすいですね。

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2025年12月14日 (日)

慣れるには時間がかかります。

犬に限らず、人も新しい行動を習慣にするには時間がかかってしまいます。
ましてや、初めての体験となると、犬の受け取り方によって、その後の行動に大きく影響を及ぼすこともあります。

そこで、初めての経験には、老婆心となったとしても、犬にとってポジティブな経験にしてあげることが大事です。

犬との生活は15年以上。
「あれはやだ、これはやだ。」と言われてしまうと、
共に暮らしていくのはいろいろ大変です。

そうならないために、楽しい初体験を作ってあげることがポイントですね。


さて、今日は生後4か月のEさんのプライベートレッスンがありましたが、
クライアントさんのご要望で、車に乗る練習でした。

車に乗るなんて、抱いて乗れば簡単。と思われてしまいますが、
基本は安全のためにクレートを利用していただきたいので、
車の中でも、クレートの中で、落ち着いて待機出来るようにサポートしていきます。

後部座席に入れたクレートはフラットにならないので、
まずは、クレートをフラットにするために、クレートの下にタオルを挟んで安定させます。

次に、クレートがぐらつかないように、助手席の椅子を後ろに下げてクレートをホールドさせます。

それからEさんをクレートにいざないますが、
最初は、トリーツを入れたり、ご飯をコングに詰めたり、大好きなオモチャやタオルを入れて、
大好きな場所を作ります。

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もちろん、ドアは閉めず、車も移動せず、ゆっくり過ごします。

慣れてきたら、扉を閉めてからも、落ち着いていられたら褒めてトリーツをあげます。

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こんなことを繰り返していると、次第にEさんも落ち着いて来て、
自分から伏せてくれるようになりました。

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伏せているときも、褒めてトリーツをあげます。

大分落ち着いてきたら、ようやく車を動かしてみたところ、
クレートの扉が閉まっていても、興奮したり、パニックになることもなく、
落ち着いていることができました。

と言っても車が動いている間の乗車時間は10分足らず。
Eさんの、乗車初練習の日でした。

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2025年12月13日 (土)

焦ってはダメ。

「正の強化」では、犬の好ましい行動を褒めることで、その行動の頻出頻度を上げ、犬の学習を助けていくものです。

そのためには、「あれをやれ」と強制するのではなく、自発的に犬がやっている行動を強化していくことがポイントです。

しかし、人はついつい、「あれをやれ!」と言ってしまいがち。
焦って言えば言うほど、犬は何をすればいいのか分からなくなってしまいます。

自発的に取る犬の行動をキャッチするのは人間のお仕事。
見落とさないためには、ちゃんと観察することが必要ですね。


さて、今日は生後3ヵ月半のMさんのプライベートレッスンがありました。

ケージから出るためには何をすればいいのか。
Mさんに考えてもらう大事な一歩です。

なぜなら、ケージに限らず、玄関ドアや、様々な扉から、どう出ればいいのかを学べるからです。

「オスワリ」や「マテ」もいりません。
Mさんが落ち着いて座ったら、ドアを開けてあげるだけ。

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何度も繰り返すことで、Mさんは、興奮しているとドアが開かないことを学習します。
「オスワリ」や「マテ」など言わなくても、どうすればいいのかをちゃんと学ぶことができるのです。

言葉は、その行動に対して付けていけばいいこと。

今日は沢山座ってくれ、名前を呼ばれれば、飛んでいくMさんでした。

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2025年12月12日 (金)

WCRL規定ラリーオビディエンストライアル開催しました。

今日は、昨日の練習会に続き、公式ラリーオビディエンストライアルを開催しました。
40ペア近くが参加してくださり、寒い中みなさん頑張ってくださいました。

WCRL規定ラリーオビディエンスは、持ち点200点プラスボーナスポイント10点の中から、ミスがあった部分をマイナスしていく競技です。
マイナスポイントも規定書に明記されているので、ミスをした内容と減点内容を確認することができます。

基本的には、ハンドラーのミスが犬の足を引っ張ることが多いラリーオビディエンス。
きちんとサインカードを理解しておくことが大事ですね。

我が家もアシスタントと見習いと参加しましたが、アシスタントと参加しているとき、一瞬課題の内容にまごついて、アシスタントを焦らせてしまい、その後ミスを重ねさせてしまいました。

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ハンドラーが落ち着いて作業課題に向き合うことが大事なラリーオビディエンス。
どんなドッグスポーツも同じですが、人と犬との一体感が重要です。

犬に作業内容をきちんと教えておくことは当然ですが、犬が落ち着いて作業に迎えるようにサポートすることも大切ですね。
今回は反省点満載になりました。
次回はもう少し落ち着いて頑張らなくては。

入賞された皆様、クォリファイされた皆さま
おめでとうございます!

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2025年12月11日 (木)

ラリーオビディエンス練習会開催しました。

今日は山中湖のドッグリゾートワフにて、ラリーオビディエンスのコース練習会開催しました。

午前中はJKCのコース練習、午後からはWCRLのコース練習です。

ラリーオビディエンス初体験の方から、明日のトライアルに向けての練習を兼ねていらした方など、様々な方が参加されました。

初参加の方々のために、見習いがデモをやりました。

Img_e2909

もう少し集中力が欲しいところ。

ラリーオビディエンスはオビディエンスの課題をひとつずつ順番にすごろくのようにクリアしていく競技です、
課題には、「お座り」や「伏せ」といった基本の動きから、遠隔作業や脚側のポジションチェンジ、姿勢の持続などなど、様々な動きが含まれます。

主催団体によって、細かい規定が異なるため、基本の動きは同じでも、やり方が違っていたりします。

両方の団体の競技を経験されている方にもご参加いただき、違いも含め、規定への理解を深めていただきました。

ラリーオビディエンスは、課題によっては終わった後にオヤツをあげられたり、作業中に褒めてあげることができるので、一見簡単そうに見えますが、次から次へと出される課題に対応するのは意外と難しいものです。

初めてご参加くださった方からも、「楽しい」という感想をいただきました。
是非続けていただきたいですね。

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2025年12月10日 (水)

落ち着くことは意外と難しい

活動的で元気な犬を見ているのは楽しいものです。
しかし、いつも元気で走り回っていては、ゆっくり散歩にもいけないし、
落ち着いてドッグカフェにも行かれません。

つまり、まったりと「オフ」になることも教えてあげないといけないのです。

よく、「この子はいつになったら落ち着きますか?」と聞かれることがあります。
特に活動的な犬種の場合、放っておけば、10歳過ぎてシニアにならないと落ち着かないでしょう。

落ち着くには何が必要なのか。

それは、先日書いたように、「フセ」と言われて、解除されるまでじっとしていることではなく、
リラックスした状態で、のんびりしていること。
場合によっては、横になって寝ていても構いません。

しかし、日常的に落ち着く習慣がついていなければ、
常にオンモードになってしまいます。
特に作業犬は、仕事をしたくて仕方が無いので、
じっとしていれば、何かおもしろものは来ないかと、常にアンテナを張っている状態です。

そうならないためには、ゆっくり落ち着く時間を作ることも大事。

様々な場所で、ハンドラーも一緒にのんびりする時間を作ることで、
犬も落ち着くことを学習していくことができます。

まずは刺戟の少ないところから始めましょう。

昨日プライベートレッスンに参加してくれたMさん。
社会化も含め、視野内に犬が見えても、子供た走っても、
関係ないのでのんびり落ち着く練習をやってもらいました。

最初は耳がピンと立って、周りばかりみていましたが、
少しずつハンドラーさんに意識を戻せるようになって、
ちょっとだけ、のんびりした時間を過ごすことができました。

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オンとオフを教えることも大事。
いろいろな経験を積ませてあげましょう。

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2025年12月 9日 (火)

犬との遊びにもルールはあった方がいい

先月、犬との遊び方で、ボールを持ってきてくれない仔犬の話を書きました。
別に仔犬が悪いわけではなく、持ってこなくても、ハンドラーが拾ってくれると学習しただけの話です。

犬の学習能力は素晴らしいので、こちらが意図してないことも学習します。
特に、その行動によって報酬が得られる場合、学習はとても速く進みます。

ボールを転がせば、ハンドラーが拾ってまた投げてくれる。というのも単純な学習の結果です。
しかし、いつもハンドラーが拾ってくれるわけではありません。
愛犬のために、必ず拾ってあげられる人はいいのですが、
遠くに転がしてしまったボールを人が走って取りに行くとなると、
どっちが遊ばれているのかわかりません。

たった一つ、ボールを咥えたら、ハンドラーに手渡すだけで、
楽しい遊びが続くと覚えてもらえれば、
犬は必ず持ってきてくれるようになります。

実は昨日ぎっくり腰をやってしまった私は、犬の排泄物を拾うのも苦労しています。
しかし、犬との遊びは休めないので、今日も練習を兼ねて遊びました。
もしご褒美にボールを投げてしまったら、私は腰をかがめて拾わなければいけません。
もちろん、さすがにボールは投げていませんが、
持ってきたら手渡しすることを教えてあげる方が、
単なる遊びであっても、ディスクの競技会に出る場合でも、
お互いスムースに遊びが継続できるようになるはずです。

さて、今日は思春期のMさんとのレッスンでした。
外でもハンドラーさんと一緒に遊べるようになったMさん。
それによって、気にしなくていいものへの関心が少し薄れ、
飼い主さんとの時間を楽しんでくれるようになったのですが、
飼い主さんが投げた引っ張りっこオモチャを咥えて戻ってくると思いきや、
今日は楽しそうにウィニングランが始まりました。

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確かに、それも楽しいかもしれませんが、
走り回っている犬を人間が追いかけるほど、意味がないものはありません。
なぜなら、絶対捕まえられないからです。

そこで、付いているロングリードを手繰り寄せて、
一人遊びじゃなく、ハンドラーと一緒に遊ぶルールを教えてあげたら、
またちゃんと持ってきてくれるようになりました。

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ルールを伝えてあげれば必ず理解できるので、
あきらめず、一貫性を持って伝えていきましょう。

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2025年12月 8日 (月)

仔犬の社会化サポート

仔犬には社会化が進めやすい感受期だけでなく、警戒心が芽生える時期も混在しています。
特に、ワクチネーションの問題から、一番受け入れやすい時期を過ぎたころに、お散歩デビューを迎えることになるため、お散歩に出られる前から、「抱っこ散歩」なるものをお願いしています。

抱っこされて、目線が高い状態で見る景色と、実際に自分の足で歩くのでは全く違いますが、様々な環境刺激に馴らしてあげるという部分では、抱っこ散歩やカート散歩はとても重要です。

我が家の代々の犬たちも、散歩の前には必ず抱っこ散歩をしていましたが、だんだんこちらが歳を重ねると、抱いて歩くのも大変なので、「大五郎」のようなカート散歩に変更して、連れて歩きました。

おかげで、国道や都道などの騒音にもめげず、ボーダー・コリーでありながらも、
動くものには、犬以外は全く興味を示さない犬に育ちました。

要は自分で「大丈夫」や「関係ない」を実感させることが大事ですね。

さて、今日は生後4か月になったEさんのお散歩デビューでした。

リードには、ずいぶん前から馴らしていただいているので、
装着しても、あまり気にしません。

玄関のドアの出方を伝え、集合住宅の外に出ました。

幸か不幸か、現在外壁工事の真っ最中なので、
ずっと工事の騒音がしています。

その都度、周りを見回して警戒するEさんですが、
コングにトリーツペーストを入れたものを持って行ったので、
最初から舐めさせてあげたら、ちゃんと舐め続けていることができました。

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犬も人間同様、恐怖心が出てしまうと、何も口にすることはできません。
舐める行為自体は、気持ちを落ち着かせる効果もあるので、
沢山舐めてもらうことに。

歩き始めるときも、無理にリードを引っ張るのではなく、
Eさんが「大丈夫」と思えるまで待ってみたり、
気にしなくてもいいときは、ハンドラーが少し動いて離れてあげることで、
自分からハンドラーに付いて行きやすい状況を作ってあげます。
ちょっと長めのリードがあると、無理強いしないでサポート出来ます。

家の前を行ったり来たりしているうちに、だんだんと落ち着いて歩けるようになったEさん。

ハンドラーさんを見上げながら、「オヤツもっと!」と楽しそうに歩いてくれました。

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まだまだこれから成長するにしたがって、いろいろな面を見せてくれるので
安心してはいられませんが、上手に散歩が出来るようにサポートしていかれるといいですね。

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2025年12月 7日 (日)

エネルギーの発散は不可欠

歳を重ねた犬を除き、仔犬も、思春期の犬も、成熟した犬であっても、
日々のエネルギーの発散はとても重要です。

よく言われる、「疲れた犬はいい犬」ではありませんが、
犬も人間同様、適度の運動や頭を使うことなしに、
心地よい疲労感は得られません。

散歩に出るとき、あまりに勢いが強すぎるのであれば、
まずは軽くウォーミングアップしてみるといいでしょう。

「往きはガンガン引っ張るけれど、帰りはあまり引っ張らない」と言うお話をよく聞きますが、
よほど散歩が嫌いな犬でない限り、犬たちは外に出ることを楽しみにしているので、
玄関ドアを勢いよく飛び出していくというのはよく聞きます。

その勢いで散歩に出れば、当然犬はコントロール不能になり、
ハンドラーは疲弊してしまうでしょう。

そういう場合は、多少ガス抜きをして、少し落ち着いてから散歩に出るという方法があります。


さて、今日は我が家の犬たちと車のメンテナンスでディーラーに行きました。

何回も来たことがある見知った場所ですが、日中犬たちだけでの留守番が長かったこともあり、
車から降ろした時点で、テンションはかなりあがってしまい、
テーブルについても、ソワソワ。

伏せているように言えば、とりあえずは伏せますが、言われたからやっているだけで、
気持ちにゆとりはありません。

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そこで、待ち時間に犬たちと散歩に出たのですが、
ディーラーの外を歩くのは初めてなので、これまたソワソワ。
いつもの散歩では見られないような動きを見せる2頭に驚かされました。

しかし5分ほど歩くと、いつものペースに戻りました。

初めての公園を覗き、知らない犬と遭遇しても、
距離が取れていれば平常心を保つことが出来ていました。

ディーラーに戻って、水を飲んで一息入れると、
言われたわけでもないのに、自発的に伏せている犬たち。

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最初に来た時とは違います。

エネルギーが溜まった状態でも、伏せたり座ったりすることは出来ますが、
メンタル面で落ち着いていられるとは限りません。
言われなくても、落ち着く(Calm down)メンタルを身につけることも大事ですね。

サイズに関係なく、犬たちには、適度なエネルギー発散が不可欠です。

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2025年12月 6日 (土)

教える過程がコミュニケーション

犬と暮らし始めると、様々な人間のルールを教えていくことになります。
昔は一般的に「しつけ」と言われていましたが、
今は、おうちのルールを教えるだけでなく、様々なことを教える人が増えています。
ドッグトリックと言われる、昔風に言えば「芸」を教えるのもそのひとつです。

「芸」はお手お変わりにとどまらず、様々なトリックがあります。

犬が自発的に見せる動きもあれば、教えることで犬が学習する動きもあります。

「しつけ」と言われてしまうと、何やら堅苦しく、厳しい感じがしますが、
トリックを教えるのは、どちらかと言えば楽しいものです。
なぜなら、愛犬の可能性を広げていくようにも感じられるからです。

もちろん、様々なドッグスポーツにおいても、犬に多くの動きを教えていきますが、
いずれにしても、犬に教えるのは楽しいものです。
教える過程で、様々なやり取りが生まれるからです。

動きを教えるにしても、教える方法は様々なので、
どの方法が自分の犬に合うのか、犬の様子を観察して、
試行錯誤しながら、成功への道筋を考えていく必要があります。

簡単に覚えてくれるものもあれば、なかなかマスター出来ないものもあるでしょう。

しかし、その過程を楽しむことが大事。
それが、愛犬とのコミュニケーションに繋がっていくからです。


さて、今日はDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬は4歳の女の子と男の子。
どちらも、ハンドラーさんとの時間を楽しんでくれています。

今日は、SitUp(チン)やCross Paw(クロス)の導入をやってみました。

どちらも、体幹が大事なので、直ぐにできるようにははりません。

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上手にサポートするには、ハンドラーの動きも大事ですね。

ちなみに、我が家のアシスタントは、前回見学したワークショップで課題になっていた動きの導入。

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果たして完成するでしょうか。
10歳のおっさんですが、楽しみながら続けていきましょう。

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2025年12月 5日 (金)

一貫性が大事

仔犬の頃は、いたずらは激しくても、どちらかというと単純で扱いやすいもの。
しかし、成長と共に、知恵がつき、学習したことを身に着けていくとともに、
様々な刺戟への好奇心が芽生えて、心ここにあらずになることもしばしば。

これは必ず通る成長の道なので、がっかりすることはありませんが、
今まで伝えてきたことは一貫して伝え続ける必要があります。

なぜなら、人間の子供同様、ある程度落ち着いてくれば、犬もちゃんと人の話が
耳に届くようになるからです。

犬の成長も個体差があるので、他の犬と比べても意味がありません。
その子にあわせてサポートしていくことが大事ですね。

さて、今日は若いKさんのお散歩レッスンがありました。
様々な刺激に翻弄されるKさんですが、
ハンドラーの声が耳に届く瞬間を見逃さないで声をかけたり、
褒めることで、環境刺激よりも、人に意識を向ける方が楽しいと伝えていくことが重要です。

そのためには、ハンドラーも動くことが重要です。

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何かにロックしてしまう前に、ハンドラーが動きましょう。

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ちゃんと集中出来たらしっかり褒めます。

犬にとって楽しいパートナーと思えるようになるには、常にハンドラーが魅力的であることが大事ですね。

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2025年12月 4日 (木)

仔犬の好ましい行動を習慣にする

仔犬育てが大変なのは当たり前。
共通言語が確率されていないうえに、相手はまだまだ赤ちゃんです。
一回で言うことを理解できるわけではないし、ましてや、周りに様々なディストラクション(気になるもの)があれば、集中できないのは当然です。

そんな相手と上手にコミュニケーションを取るには、早く共通言語を見つけることが大事です。

共通言語と言っても、人間が犬の言葉を話すことはできないので、犬にこちらの言葉を時間をかけて教えていくことが不可欠です。

一番わかりやすいのは、犬の好ましい行動を褒めること。

褒めることで、犬はどんな行動をとれば、いいことがあるのかを学習していくことができます。
これが一般的に言われている「正の強化」。

ダメなことを叱っていくのではなく、いい行動を褒めながら、そこに言葉のキューをのせていくことで、犬は人間にとって好ましい行動を取りやすくなるので、それを習慣にしていくことが大事です。


さて、今日は若いLさんのお散歩レッスンがありました。
落ち葉も、人も、犬も、自転車も、自分の周りで動くものはみんな気になるLさんです。
こちらの声も耳に届かないので、まずはディストラクションが少ない場所で、
人に対しての意識付けをしていきます。

顔を見てくれただけでも褒めることで、ハンドラーを見るといいことがあると学習します。

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落ち葉を拾って食べるより、ハンドラーを見ると美味しいものがもらえると思えば、ハンドラーを見る頻度が上がってきます。

褒め続けることで、ハンドラーを見る行動が習慣になっていくわけです。

202512041

焦らず繰り返し続けていくことが大事ですね。

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2025年12月 3日 (水)

仔犬の苦手を減らすためには

犬にとって苦手なものは沢山あります。
仔犬の頃の対処がうまくいくと、苦手を減らしてあげることができますが、
苦手意識を気づかなかったり、苦手を無視して強要していたりすると
犬によっては悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、ブラッシングや爪切り、歯磨きなど、人間にとっては当たり前のことでも
犬にとっては「とんでもない!」ことは沢山あります。

家の中で人と一緒に暮らすようになって、足を拭くことが日常的になっていることも同様です。

特に日本の家庭は土足厳禁ですから、飼い主は当たり前のように足を拭こうとしますが、
自然の中で走り回っている犬たちにとって、足拭きなんて言語道断。
センシティブな部分を無神経にゴシゴシこすられたら、嫌がる犬は少なくありません。

人間の立場と犬のきもちが違うことを理解して、
ちょっとでも嫌がるそぶりを見せたら、強要せずに、苦手意識を減らすサポートを
していきましょう。

四の五の言わずに言うことを聞かせようとは思わないでくださいね。


さて、今日は生後3か月のG君のカウンセリングがありました。

カウンセリングの大きな課題は、「噛み対策」と「身体に触られることを嫌がらなくすること」。

噛み対策は、そもそも仔犬なので、甘噛みは当たり前。
本気噛みとの違いを観察し、上手にコントロールしていく方法をお伝えしました。

そのためには、まず思い切り遊ばせて、噛みたい衝動を他に向けて発散させること。

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持参した紐付きオモチャで楽しそうに遊んでいただき、
遊びに興じている間に、身体にも触らせてもらいました。

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要は、体に触れることが嫌じゃない状況を増やしていくこと。

これからが楽しみな元気なパピーさんでした。

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2025年12月 2日 (火)

犬にとって楽しい散歩とは

愛犬との散歩の楽しみ方は人それぞれです。
人も犬も楽しい時間が過ごせれば何の問題もありません。

しかし、人だけが楽しいとか、犬だけが楽しい、というのはちょっと違う気がします。
一緒に暮らしているのだから、お互いが楽しい方がいいに決まっています。

犬が人にあわせたり、人が犬にあわせたり、ということをお互いがお互いを尊重しておこなっているのであればいいのですが、犬が主体になってしまい、人が振り回されているとすると、改善した方がいいかもしれません。

ハンドラーと一緒にお出かけするだけで楽しいと思ってもらえるのが一番いいのですけど、なかなかそうはならないのが現実です。

家の中と違って、外の刺激は犬にとってはとても大きいものです。
音、匂い、視界に入るものなどなど、多くの刺激に翻弄されるのが犬です。

日常のご近所散歩であっても、毎日がブランニュー状態なので、特に若い犬たちにとっては刺激が強すぎて、気持ちを持っていかれてしまうこともあるでしょう。

また、犬種的にも、アクティブだったり、作業が好きなタイプは、散歩が単調になると、自分でお仕事を探してしまう犬も少なくありません。

もちろん、居住エリアの環境自体も千差万別なので、自由に散策できる場所がある散歩コースをお持ちの場合は、人も犬も、満足いくまで散策を楽しめますが、車やバイク、キックボードが走り回る都会だと、なかなか優雅な散歩は望めません。

どんな環境にあっても、ハンドラーへの意識は常に持っていてほしいので、外に気持ちを持っていかれそうな犬の場合は特に、ハンドラーが魅力的になって、自然とハンドラーに意識が向けることが習慣になるといいでしょう。

要は、周囲の状況を把握しつつ、意識をハンドラーに向けられるようになること。
刺激対象物を見ることが悪いのではなく、見ても平常心を保てるようにサポートをしてあげることです。

「ダメ!こっちを向きなさい!」ではなく、
「こっちを見た方がいいことがあるんじゃない?」と、犬が自発的に行動できる環境を作ってあげるのがポイントです。

基本のアイコンタクトに立ち返ってみると、犬にはわかりやすいかもしれませんね。



さて、今日は若い男の子Mさんのお散歩レッスンがありました。

気持ちを持っていかれる刺激の種類が多いので、まずは刺戟が低い場所での基礎練習。
上手に出来たら遊びにさそってみます。

202512021

前回のレッスン以降、おうちでも遊び方のルールを少し変えていただいたせいか、
外でも、オモチャを持ち逃げしないで、ちゃんとハンドラーさんの元に戻ってこられるようになりました。

202512022

一人遊びよりも、人と遊ぶ方が楽しいかも。と少しずつ学習している思春期です。

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2025年12月 1日 (月)

バックステップの導入

ドッグダンスに限らず、オビディエンス競技会においてもバックステップ(後退歩行)は課題に含まれます。
つまり、犬に教えなければいけない。

そもそも犬は後ろ向きには歩きません。
もちろん、遊びに誘うときに多少後ろに下がる犬もいますが、冷静にバックステップを踏んでもらうには、まず身体の使い方を教える必要があります。

そのためには、犬が自発的に後ろに下がる行動が取りやすい状況を作ること。

例えば、ヒールワークやヒールポジションをしっかり教えてある犬の場合は、ハンドラーが前に進もうが後ろに下がろうが、果ては左右に動いたとしても、ヒールポジションを維持するという概念を理解できていれば、ハンドラーが後退歩行を始めたら、試行錯誤しながら、後ろに下がる行動を取ろうとします。

しかし、基本的にヒールポジションが理解できていない場合は、犬が後ろに下がりやすい環境設定が必要になります。

教え方は一つではないので、犬にとって理解しやすい方法を選択することが大事ですね。

さて、今日はドッグダンスのプライベートレッスンで、Kさんにバックステップを教えました。

以前から、ハンドラーと向かい合わせで、ハンドラーの前進に対し、Kさんが後ろに下がる動きを引き出してきました。

最初は曲がったり、座り込んだりしていたKさんですが、次第に後肢を真後ろに下げるという動きを理解するようになり、スムースな動きが出てきたところで「バック」というキューをのせながら練習しました。

202512011

日々の繰り返し練習によって、ハンドラーがキューを出しながら前進する距離を短くていき、今日はハンドラーが動かなくても、「バック」のキューで自発的にバックステップを踏むことが出来るようになりました。

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もちろん距離はまだ出ませんが、次の課題は、どこまで下がるのかを教えていく段階に入ります。
距離が少しずつ伸ばせるようになるといいですね。

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