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2025年11月 5日 (水)

犬の動きを止めたいときは?

人は犬の動きを止めたいとき、ついつい「マテ」と言ってしまいがちです。
しかし、犬は本当に「マテ」の意味を理解できているのでしょうか。

以前も書きました。
「マテ」をどういうときに使っているかによって、犬の理解は変わります。

例えば我が家の場合、階下に食事に行くときや、車に犬を置いて出るときなどは、「待っててね」と言います。
私が不在となるけれど、戻ってくるから、好きにしていていいよ。と言う意味です。
別にじっとしている必要はありません。

しかし、犬に「オスワリ」や「フセ」などをお願いして、動かずじっとしていてもらうときは「ステイ」と重ねて声をかけます。
「ステイ」と言わず、「オスワリ」や「フセ」などの姿勢のキューだけを言って犬から離れる人もいます。

いずれにしても、犬がそのキューの意味をきちんと理解できていないと、こちらが予測した行動をしてくれるかどうかはわからないということです。

例えば動いている犬を止めようとしたとき、犬に何を求めているかによって、かけるキューは当然変わってきます。

訓練競技では当然犬の動きを止める課題があります。
その際使うのは、「スワレ」「フセ」「タッテ」などの姿勢のキューです。
そのあと、ハンドラーが次のキューを出すまで犬はその姿勢を維持するように教えられています。

競技に出ないとしても、犬の動きを止めたいときはあります。
散歩中、車が走ってきて危険を感じれば、ハンドラーのそばでじっとしていることをお願いすることもあるでしょう。
道を渡ろうとしているとき、自転車が走ってくれば、犬を止める必要があります。
もちろんリードが付いているので、リードを手繰れば済みますが、ドッグランなどで、リードが付いていないときはどうでしょうか。

さて、我が家の犬たちは競技会にも出ているので、動いているときに止める練習もしていますが、突発的なときに果たしてきちんと出来るかどうかは周囲のディストラクション(刺激)によっても異なります。

特に見習いは、刺激が他犬や人の場合、挨拶をしに行きたくて仕方が無いので、行動を抑えるのが難しいタイプです。
今日たまたま休憩中に他の犬が寄ってきたことで、思わず立ち上がって挨拶しに行きそうになったので、「ダウン」と声をかけたところ、直ぐに伏せて、興奮せずにやり過ごすことができましたじ。

日々の練習の成果が少し出たのかもしれません。

202511051

もちろん、「ダウン(フセ)」は、ちゃんと解除してあげないと、いつまで伏せていればいいのかわからず、結果的に犬が勝手に立ち上がるようになってしまうので、きちんと伝えることが重要です。

ハンドラーはあきらめずに繰り返し伝えていくことが大事ですね。

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コメント

「マテ」の意味がふたつあること、ステイ=マテ・・・
ついつい同じに使っていたようです。
質問
ブロックアウトは、ステイと意味が同じと解釈して良いのでしょうか・・・?

投稿: 渡邉美智枝 | 2025年11月 6日 (木) 00時20分

渡邉美智枝さま

「ブロックアウト」とは、視線などを遮断するといった意味でしょうか。
意味が違っていたらすみません。

我が家の場合「ステイ」は、その姿勢を維持して動かないことと教えています。
視線の方向等は関係ありません。

投稿: WanByWan | 2025年11月 6日 (木) 11時07分

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