姿勢は大事
恐らく前にも書いています。
停座(オスワリ)で横座りが癖になっていたり、伏臥(フセ)で腰を崩してしまったりと、
犬だって楽な方を選ぶことはありますが、人間同様、姿勢は大事。
犬が自分で気を付けることは無いので、ハンドラーがよく観察して、サポートしてあげることが不可欠です。
シニアになっても健康で、自分の足で歩いてもらうためには、人間同様体幹を強固にして、バランスよく動くことが大事なポイント。
跳んだり走ったりが得意で、外転筋が発達するのはよいのですが、内転筋とのバランスも重要です。
片方だけが発達しすぎると、可動域に制限がかかることがあります。
よくあるのが、筋肉が発達しすぎて、停座でお尻が地面に付かないケース。
日常生活では問題ないかもしれません。
でも、もし競技会に出るときは、NGになってしまうかもです。
さて、我が家のアシスタントは座るとちょっとネコ背気味。
作業意欲が強すぎて、前のめりになるからです。
スタート位置では、きちんと背筋を伸ばすようにサポートしていますが、
作業が始まると、やはり前のめり気味。
腰が浮かなくなったことは大きな進歩でしたが、
今月には10歳なので、これ以上の大きな変化は難しいかもしれません。
一方見習いは4歳。
こっちの課題は後肢の開き。
カエル座りにならないように、日々練習中。
姿勢を正すのは、人も犬も大変ですね。
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