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2025年11月17日 (月)

正の強化(Positive Reinforcement)とは。

ドッグトレーニングにおいて、先進国では今や当たり前のように「正の強化」で犬に様々なことを教えています。
一般的にはわかりやすいように「褒めるしつけ」などと言われていますが、何を褒めるかが大事なポイントです。

つまり、人がやって欲しいと思う行動を引き出すために、犬がその行動を取りやすい環境を作って、犬が正解を出したら褒めて報酬を出すことで、犬がその行動を頻発するようになり、最終的にはその行動が身についていくというものです。

犬が行動を覚えるというのは、「学習」にほかなりませんが、人がいとして教えたこと以外のことも学習するのが犬です。

時には好ましくない行動も覚えてしまうことがあります。
では、それにどう対処するのか。
叱って罰を与えるのか。

ちょっと違うような気がします。

もちろん、罰にもいろいろあるので、体罰や叱責のように、「正の罰」と言われるものは、犬にとって恐怖心を植え付ける可能性が高いため、使って欲しくはありません。
しかし、犬がやって欲しい行動が出るまでは、犬にとって報酬となるものが手に入らいないというのも、ある意味罰とも言え、「負の罰」と言われています。

例えば、「玄関扉から飛び出そうとする犬の目の前でドアが閉まる」というのは、飛び出そうとすると、行きたいところには行けないという罰が来ることを教えるのと同じです。
しかし、ドアが目の前で閉まる状況を何回か繰り返すと、たいていの犬は飛び出さないで一瞬待つようになるので、その瞬間をしっかり褒めてからドアを開けることで、犬は、待った方がいいらしいと学習することができます。

「やらないで」と言うだけでなく、代わりの行動を教えてあげないと、犬には届きません。

もちろん、ドアの前で座らせるというのも一つの方法ですが、「解除」を教えてあげないと、座った後に飛び出すということもあり得ます。
また、急いでいて「オスワリ」を言い忘れてしまうと、犬がそのまま出てしまうこともあるでしょう。

要は犬に考えることも伝えてあげることが大事。

こういう時はどうすればいい?

そんなことが上手に伝わるようになるといいですね。

さて、我が家の見習いはアシスタントの練習中は、静かに伏せて待っていることが要求されています。

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ちゃんと待っていられないと、いつまでたっても順番が回ってきません。

これも、ある意味罰とも言えますが、ちゃんと待てたら、しっかり褒めて、自分の番がやってくると伝えるのがポイントです。

もちろん、待っている間にご褒美が出ることで、待ちやすい環境を作っています。

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