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2025年11月25日 (火)

賢い犬はちょっと面倒くさい。

最近ボーダー・コリーの若い犬たちを見させていただくことが多いのですが、お話を聞いていると、ほとんどの犬たちがやっていることがあったのでちょっと驚きました。

別に犬たちは何も悪くないのです。
犬たちはただ賢い。

犬たちと遊ぼうと思うと、ついついやりがちなのが、オモチャを投げて持ってきてもらおうすること。

犬たちは動くものに反応しやすいので、ボーダー・コリーであれば、当然追いかけるという行動が出やすいものです。

追いかけて行ってはみたものの、その場で遊び始めてしまう犬は少なくありませんが、ボーダー・コリーの中には、ボールなどの転がるオモチャを口から放して、ハンドラーの方に転がすケースが今回よく見られました。

彼らは上手に転がすので、ハンドラーはそのテクニックに感激して、直ぐに拾い上げて投げ返してしまいます。
子犬の頃から、そんな芸当を見せてくれたら、恐らくみんな感激するでしょう。

ところが、賢い彼らは、転がしておけば、ハンドラーが勝手に拾って投げてくれるだろうと考え、自分でルールを決めてしまいます。
すると、ハンドラーの手前1メートルであっても、それ以上ハンドラーに近づけようとはせず、伏せて、ハンドラーが投げるのを待つようになります。

かくいう私も1997年に初めて迎えたボーダー・コリーのその手に乗ってしまいました。

一見何も問題ないこの遊びですが、これは犬のルールで始まった遊びになります。
犬はどこも悪くなく、人間が勝手に犬のルールに従っているだけです。
この状態が続いていくと、犬は何かお願いしても、自分のルールを決めてハンドラーに強要するようになる可能性が高くなります。

仔犬の頃は、あまりの可愛さについつい言いなりになってしまいがちですが、賢い犬ほど、自分のルールを早く決めてしまうので、ハンドラーのルールをちゃんと伝えてあげることが大事です。

ちょっとした勘違いは、繰り返し伝えてあげることで、正してあげることができます。
必要なのは、人間側の根気。


さて、先日レッスンに伺ったLさん。
生後5ヵ月でルールを決めてしまったようなので、「本当はこうやって遊ぶのよ」とルール改正を提案。
最初は・・・な感じでしたが、しつこくお願いしたら、新しいルールも少し試してくれました。

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すぐには変われないかもしれませんが、根気よく伝えていきましょう。

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