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2025年11月14日 (金)

パターンを崩すことも大事

犬に行動を教えるときは、ひとつずつ教えてくださいと昨日書きました。

一つ一つ別個に教えた行動を組み合わせることで、
様々な複雑な行動にもつなげていくことができます。

ドッグダンスのルーティンとはそんなもので、
それぞれをつなげることで、流れるように様々なムーヴを犬が出来るようになります。
その一連の動きを「シークエンス」ともいいますが、
ある程度流れが出来てくると、流れのパターンでも繰り返し練習します。

例えば、1のムーブ、2のムーブ、3のムーブ、4のムーブと言う組み合わせがあれば、
1~2をつなげて練習したり、2~3をつなげて練習したり、
最後は1~4までつなげて練習したりと、
様々なパターンで練習していきますが、
何度も練習を繰り返していけば、犬は当然次の動きを予測するようになります。

つまり、1の動きをやったあとは2が来て、次は3と言うように覚えてしまうので、
場合によっては、ハンドラーがキューを出す前に勝手にやるようになります。

しかし、ドッグダンスに限らず、様々なドッグスポーツの課題は
ハンドラーのキューがあって初めて行動に移すものでなければいけません。
勝手にやっていれば、ハンドラーのキューを聞かないで、勝手にやることになるからです。

そこで、ハンドラーとしては、いつも同じ練習をするのではなく、
時には違うことも言うようにします。
そうしないと、犬は単に行動のパターンを覚えたのであって、
行動のキューを理解していないかもしれないし、
ハンドラーの声など耳に届いていないかもしれないからです。

よくあるのが、ご飯の食器を手に持ったハンドラーが、
「オスワリ、お手、お変わり、フセ、マテ、ヨシ!」と言ってご飯をあげていると、
犬は食器を持ったハンドラーの前で、勝手に全部やるというケースです。

確かに犬は賢いので覚えてしまったのでしょうが、
「勝手に」やって、ご飯をもらおうというのはちょっと違います。
というか、そもそも、無条件でもらえるはずのご飯を、仕事をしないとあげないというのも
どうかと思うのですが・・・。

いずれにしても、犬はパターンで覚えてしまうと、融通が利かなくなることがあります。

今朝の練習で、見習いにドッグダンスのルーティンをお願いしたところ、
前進して前を向くところまではよかったのですが、

202511141

次はこれでしょ?
と、勝手にターンしてしまいました。

202511142

私がお願いしたかったのは、まっすぐまた私の足の間(センターポジション)に
戻ってきてくれることだったので、ちょっと違います。

そこで、それではないよ。と伝えながら、何度か繰り返すのですが
出てくる答えは同じ。
頭がもう固まってしまっている感じでした。

仕方なく一度中断して頭を冷やしてもらいました。

人間と同じで、思い込んでしまうと、なかなか行動が変えられない見習いです。

様々なパターンで練習していきましょう。

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