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2025年11月 3日 (月)

行動を教えて、問題を回避

犬のトレーニングでは、様々な行動にキューを付けて教えていきます。
「オスワリ」「オイデ」「マテ」のような基本の動きだけでなく、
個々のライフスタイルにあわせて教えてあげなければいけないこともあります。

例えば、我がやの場合、ハンドラーが転ぶといけないので、
階段を一緒に上り下りするときは、「ゆっくり」というキューを付けていますし、
散歩から帰って足を拭くときは、それぞれの足(4本)にキューが付いているので、
拭きたい足をあげてくれるなどです。

キューを付けることで、犬が自分で行動するので、
人に強制されることではありません。
行動を強制するためには、どうしても犬の身体に触れなければいけないので、
嫌がる犬の場合は、逃げたり、吠えたりすることあります。

そうならないために、敢えて犬に行動を教えることで、問題を回避することも可能になります。

さて、きょうはB君に、ソファやベッドに「上がる」ことと「下りる」ことにキューを付けました。

202511031

202511032

例えばソファに犬が乗っているときに、家族がソファに座ろうとすると、唸る犬がいます。
自分専用の場所と勘違いしている犬によく見られる状況です。
そこで、ソファから抱いて下ろそうとすると噛まれることもあります。

そうならないために、キューで下りたり上がったりすることを教えておくと、
キューを聞いて反射的に行動できるようになるので、
余計なトラブルを回避することができます。

要は楽しいゲームのように教えること。
「やれ!」ではなく、「やるといいことがあるかも~♪」と言うスタンスで、
繰り返して伝えていくことで、習慣になっていきます。

ハンドラーの根気が大事ですね。

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