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2025年10月28日 (火)

繰り返すことで、行動は身についていきます。

「それは正しい!」と繰り返し伝えて褒める(強化)ことで、その行動は頻繁に出るようになります(定着)。

これが、犬の学習理論に基づいて教えていくことが、犬にもわかりやすく、早く伝えられるということを意味しています。

「それはダメ!」「あれもダメ!」とネガティブなことばかりを言っても、犬には一切伝わりません。
なぜなら、ダメな行動ばかりを責めて、正しい行動を教えていないからです。

犬に早く伝えるのであれば、正しい(好ましい)行動を伝えて、何度もその行動が出やすい環境を提供することが一番ですね。


さて、今日は以前レッスンを受けてくださったLさんのフォローアップレッスンでした。

保護犬ということもあり、様々な面での社会化を少しずつやっていただき、日常のお散歩も大分上手に出来るようになってきました。

今日は公園を使って、ディストラクションに対するハンドラー側のサポート方法をお伝えしました。

いろいろな理由で、何かにロックしてしまったときは、「ノー」と言うより、犬が戻ってきやすい状況を作る。
ハンドラーが少し動くだけでも、犬はハンドラーに意識を戻しやすくなります。

202510281

誘惑や刺激が沢山ある中では、ハンドラーへ自発的に気持ちを戻してくれたとき、それだけで褒めてあげていたら、どんどんハンドラーを見る頻度があがってきました。

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名前を呼んで振り返ってもらうのではなく、自分からハンドラーへ意識が戻せるようなきもちづくりが大切ですね。


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