« ハンドラーの影響は絶大 | トップページ | 犬の学習について »

2025年10月14日 (火)

犬の姿勢の話

以前にも書いていますが、犬にも姿勢の良し悪しがあります。
オスワリやフセのときに腰を崩してしまう場合、
骨格に問題があるのか、崩す癖がついているだけのか、筋力が足りないのか、
様々な理由が考えられるので、人間同様、姿勢が悪いことで
なにがしかの弊害が起きないようなサポートが必要になることもあります。

特に、ドッグスポーツにおいては、犬の身体や身体の使い方は、
競技犬としての時間を短くしてしまうこともあるため、
ちょっと変だなと気づいたら、早めの対応が必要です。

もちろん、成長と共に犬の身体のバランスは変わってくるので、
若い犬の場合は、見た目にアンバランスであっても、
身体の使い方に問題が無ければ、少し見守ってあげることも大事です。

我が家の初代ボーダー・コリーは、生後7か月あたりから、
身体のパーツの成長のバランスがバラバラだったために、
急に後ろ足が伸びて、背中が丸くなったり、やせっぽちに見えたりと
いろいろ見た目が変化した時期がありましたが、
最終的には落ち着きました。


さて、我が家の見習い、ご存じのようにヒョロヒョロに見えますが、
筋肉量はあるので、アシスタントより体重は重いです。

問題は、その筋力がどこに付いているのか。

一時期、後肢が外に開く、カエルのような足になっていたことで、
きちんと足先が前方に向くようにバランスエクセサイズを強化していました。
大分よくなったかとちょっとさぼっていたら、昨日指摘がありました。
脚側停座させていると、後ろ足が外に向いていることになかなか気づきにくいのです。

言われてみれば確かに。

来週に4歳を迎える見習い。
身体はできああがってよいころです。

そこでしばらくは姿勢矯正を行うことにしました。
そのためには、意識して座ってもらうことから始めます。

202510142

左脚側時に、ハンドラーに寄りかかったり、あるいはハンドラーの顔を見ようと
左方向に傾いたりと、変な癖がつかないよう、右脚側での練習もしていますが、
基本的には左脚側が多いので、背筋も気にしてみていきます。

202510141

人間同様、筋力アップには時間がかかるので、
日々少しずつですね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« ハンドラーの影響は絶大 | トップページ | 犬の学習について »

犬の健康」カテゴリの記事

ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事

ドッグスポーツ」カテゴリの記事

犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事

バランスエクセサイズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ハンドラーの影響は絶大 | トップページ | 犬の学習について »