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2025年8月21日 (木)

遠隔作業の導入

「遠隔作業」と聞くと、訓練競技やドッグダンスなどを含め、いわゆるバリバリのドッグスポーツに必要なもので、一般の家庭犬には必要ないと思われる方は少ないくないのではないでしょうか。

ところが、ドッグスポーツをやっていなくても、「遠隔作業」の概念をちゃんと教えてあげないと、普通の生活の中でも犬が混乱してしまうようになるので、出来ればきちんと基礎を教えてあげることをお奨めします。

例えば、家の中でガラスを割ってしまったとしましょう。
家の中を自由に動き回っている犬に怪我してほしくないので、その場でじっとしているようにお願いしたいとき、貴方はどうしますか?

床一面にガラスの破片が飛び散っています。

もし、「ハウス」がわかっていれば、ハウスに入ってもらうことも一つの方法。
こちらに来てほしくはないので、呼び戻しはできません。
「あっちに行って」って、どっちでしょう。
犬は慌てている飼い主を面白がって、遊んでくれるかと思い、ますますこっちに来たくなってしまうでしょう。

そんなとき、愛犬に「オスワリ」や「フセ」をしてもらって、その場から動かないようにお願いしたいとは思いませんか?

すぐ目の前にいない犬に何かをお願いするのは「遠隔作業」です。

「オスワリ」とお願いした時、愛犬はその場ですぐ座ってくれるでしょうか。
貴方のそばまできて、貴方の目の前でオスワリしようとしたりしませんか?

そんなシチュエーションはそうそうないかもしれませんが、似たようなことはあるはずです。

食べて欲しくないものを床に撒いてしまうなんてこともあるかもしれません。

そこで大事なのが、愛犬にお願いした時は、愛犬にその場でやってもらうこと。
そのためには、日常的に、ハンドラーのすぐ目の前にいなくても、ハンドラーがお願いしたことを愛犬がすぐにできるような練習をしておくことが不可欠です。
普段やっていないことを急にお願いしても、出来る確率はとても低いので。

さて、今日は等々力のDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。

ダンスのルーティンの中に、遠隔作業を入れたいKさん。
ハンドラーさんの目の前では出来るようになったトリックやムーヴも、離れているとなかなか思うように伝わりません。

そこで、まずは簡単な姿勢変更から、少しずつKさんとの距離を離していくような練習をお願いしました。

202508211

202508212

細かいステップで教えてあげれば、必ず出来るようになります。

ちなみに、見習いのルーティンは10メートルほど離れて、スピンやおじぎ(バウ)をお願いしています。

202508213

こちらに戻ってこないことを教えるには、ターゲットとなるものがあると教えやすいですね。

ドッグダンスに限らず、日常的に教えてあげると有効なデイリートレーニングは、出張トレーニングだけでなく、オンラインでもお受けいただけます。
お気軽にお問合せ下さい。

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