犬の姿勢のはなし
愛犬がオスワリしているときやフセをしているとき、腰(脚)を崩していませんか?
仔犬の頃は、体が柔らかいので、きちんと座ることができないのは当たり前ですが、生後6~7ヵ月になってくると、骨格や筋肉が大分しっかりしてきます。
もちろん、過度に負荷のかかるような運動はお奨めできないお年頃です。
一般的に、犬の骨格が出来上がるまでには諸説あります。
個体差もありますが、犬のサイズ(小型犬や大型犬の違い)によっても異なり、18ヵ月から24ヵ月と言われています。
したがって、それ以前の時期における過度な跳躍や過激な運動は、様々な弊害の元になるので、お奨めできません。
よって、仔犬の成長度合いをよく見ながら、筋力や体幹を付けていく作業が必要になります。
最近よく言われている、バランスエクセサイズやボディフィットネスなどもそのひとつです。
犬も人と同じで、楽な姿勢を取ろうとする個体もあります。
以前、生徒さんがいつもソファに寄りかかってテレビを見ていたそうで、何もないところでオスワリをお願いすると、どちらかの脚を崩す傾向がありました。
そこで、まっすぐ座るエクセサイズをお願いしたところ、きちんと座れるようになりました。
オスワリやフセなどの姿勢に限らず、歩様(歩き方)も観察することが大事です。
よく知られる「股関節形成不全」などの傾向があると、歩様にも現れてきます。
単純に、癖や習慣になってしまっているのであれば、是非姿勢変更のエクセサイズを試してみてください。
フセをした状態から、犬の鼻先に美味しいもの(オヤツなど)を見せながら犬の頭の方向に手を動かしていくと、犬はオスワリの姿勢になります。
オスワリとフセを繰り返し練習していると、足を崩した状態ではなかなか難しいと犬が学習し、きちんと足をそろえて座ったり伏せたりするようになります。
一日、短い時間でも、こんな練習をすることで、改善することもありますので、やってみませんか?
ちなみに見習いの動きは、後ろ足は動かさず、前足のみの移動で姿勢を変えています。
オビディエンスなどで、前足固定で後ろ足を動かす姿勢変更をやっている方であれば、敢えて、オスワリやフセのキューは出さず、誘導だけで、体の動かし方を学習してもらうと混乱しづらいでしょう。
やり過ぎは禁物。
人間も筋トレしすぎると、筋肉痛になったりしますよね。
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