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2025年8月22日 (金)

愛犬は、「フセ」できますか?

多分ずっと前にも書いていたかと思いますが、どこだか忘れてしまったのでリマインド。

愛犬に「フセ」をお願いした時、すぐ伏せてくれますか?

昨日の話にもありましたが、言われた場所ですぐに「フセ」するという以前に、立った状態から「フセ」の姿勢に移ることができるでしょうか。

犬によっては、「フセ」と言われると、まず「オスワリ」をしてから前足をズルズルっと前に出して伏せるタイプの犬がいます。
「フセ」と言われてから、実際に「フセ」の姿勢になるまでの時間が長いので、ハンドラーは「なんですぐに伏せないの?」とか、「この子フセがわかっていない。」と感じることもあるでしょう。

なぜ立っている状態から直接伏せられないのか。

答えは「教えていない」から。

最初にオスワリを教えることで、犬は座る行動が強化されます。
それはとてもいいことです。
ウロウロ動き回ったり、跳びついたりするのではなく、座って落ち着いていることはとても好ましい行動だからです。

犬が「オスワリ」を理解すると、ハンドラーは次に「フセ」を教えます。
その時やるのが、座っている犬の鼻先にオヤツを見せて、犬が「フセ」の体勢になりやすいように、オヤツで誘導しながら「フセ」を教えることです。
方法論的には全く問題ありません。
犬へのストレスも少なく、「フセ」の姿勢にも入りやすいからです。

しかし、いつもそうやって教えていることで、犬は「フセはオスワリをしてからやるもの」と学習していきます。
当たり前のことです。

そこで、「フセ」の姿勢を理解したら、立っている状態からの「フセ」も教えてあげなくてはいけません。

たかが姿勢の話ですが、きちんと立つ、きちんと座る、きちんと伏せる、ということは教えてあげないと出来ません。
当然、伏せている犬に「オスワリ」することなく、直接立ちあがる方法を教えてあげることも同じように大事です。

昨日のグループレッスンで、同じようなご質問を頂いたので、Aさんにやってもらいました。

202508221

202508222

立っている状態からの「フセ」。
ポイントは座らずにフセの姿勢に入ることと、言われたときに行動に起こすこと。

ルアーリングはすぐに卒業できたので、次はハンドシグナル(ボディシグナル)を外していくことが課題ですね。

最後に、犬に「フセ」を教えるときに絶対やって欲しくないのは、犬の背中を地面に向かって押そうとすること。
人間は誰かに押されれば必ず反発して押し返します。
そうしないと倒れてしまいます。
犬も同様で、押されるがままの犬はあまりいません。
反発するので、ますます伏せなくなります。
伏せやすい誘導をしてあげましょう。

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