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2025年8月

2025年8月31日 (日)

身体のバランス

以前にも書いていますが、愛犬にオスワリをしてもらったとき、腰を崩すことなくちゃんと座れるでしょうか。
恐らく、フツウはそうだと思っている方の方が多いと思うのですが、実は腰を崩す犬は少なくありません。
伏せた時に腰を崩す犬も少なくありません。
理由は様々です。
骨格、筋力、癖など。

理由にあわせて、改善する方法を考えることが出来るので、見極めることが重要です。

また、犬はハンドラーの左側を歩くことが一般的なドッグトレーニングでは推奨されているので、いつも左側を歩く練習をしてしまいがちですが、服従訓練競技などでは当然左脚側であっても、日常の練習では、右を歩くことも、犬の身体のバランスを整えるためには必要です。

左右の身体のバランスをよくするためにも、左右両方歩けるようになるといいですね。

ドッグダンスやラリーオビディエンスでは、左脚側だけでなく、右脚側も課題の中に含まれているので、犬の身体の使い方はニュートラルを保ちやすいと言えるでしょう。

さて、今日は若いボーダー・コリーのプライベートレッスンがありました。
同年齢の2頭のボーダー・コリーは血統が違うので、骨格も筋量も異なります。
当然身体の使い方もそれぞれ。

片側に体を崩しやすいA君の場合、脚側で姿勢を固定する前に、フロントポジション(正面)で座ることから始めてみました。

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ハンドラーが目の前にいるということは、身体をねじりづらくなるので、自然とニュートラルになりやすくなります。
少しずつ練習していきましょう。

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2025年8月30日 (土)

相談会、開催しました。

今日は定期的に開催している、Apsey(板橋のトリミングサロン)さんでの相談会でした。

飼い主さんのお困りごとや、愛犬のストレスを軽減するドッグライフのヒントやアドバイスをお伝えする相談会。

お困りごとは様々ですが、飼い主さんが「お困りごと」と意識していないこともあります。
でも、なにかがうまくいかない。
そんなお話を客観的に伺いながら、うまくいくようなヒントを探る時間です。

飼い主さんは気づいていなくても、実は犬にとってその行動を取りやすくする原因があったりします。

誰が悪いとかという話ではなく、歯車がうまく噛みあっていないことによる誤解によって生じる行動。
そんなことをお話させていただきました。

また、犬の気持ちやメンタルをリラックスさせるのに有効な食べ物を使いながら、犬のエンリッチメントを高めるスナッフルマットの使い方も併せてお話させていただきました。

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アシスタントは、鼻を使いながら、美味しいオヤツをゲット。

一方見習いは、人がいる中でも、落ち着いて待機する練習。

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落ち着くことは犬が人の話を聞くための姿勢づくりにも役立ちます。
楽しいことは何よりですが、興奮し過ぎは問題。

上手にコミュニケーションが取れるように、相手のことをよく観察することも大事ですね。

ご参加くださった皆様、お疲れさまでした!

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2025年8月29日 (金)

キュー(合図のことば)はどう付ける?

犬に何かをお願いするときは、普通は言葉で伝えます。
「オスワリ」や「フセ」、「マテ」は基本ですが、「散歩」という言葉もある意味キュー。
「ごはん」も「トイレ」も同じです。

※「コマンド(命令)」という人もいますが、命令するというより、合図の言葉を伝えるという意味で、私は「キュー」という言葉を使っています。

犬に言葉を教えることは難しいことではありません。
繰り返し、行動と言葉のリンク付けをしてあげればいいのです。
犬は人の話をちゃんと聞いているので、人間の言葉を理解すれば、コミュニケーションも取りやすくなります。

オビディエンス競技やアジリティ競技をはじめ、ドッグダンスでは、犬に様々なキューを教えていきます。
キューと行動を関連付けてあげることで、犬はハンドラーに言われたことをちゃんとやろうと動いてくれるわけです。

そこで問題になるのは、どんなキューを付ければいいのか。
何がわかりやすいのか。

ご存じのように、人の言葉は国によって異なるので、どんな言葉でもいいのですが、要は犬が聞き取りやすく、また、教えた側が忘れないように、日常生活に関連づいた名前を付けた方が人間が覚えやすいと言えるでしょう。

例えば、「ヒール」と言えばハンドラーの横にいる「脚側」のポジション、「バック」と言えば、犬に後退歩行をお願いするなど、言葉はのキューは、「位置」や「ムーヴ」を伝えることに役立ちます。

特にドッグダンスには様々なトリックやムーヴがあるため、キューはどんどん増えていくので、犬にとってわかりやすく伝えていくことが大事です。

「脚側」のポジションも左脚側に限らず、右や足の間、前横、後ろ横などなど、国際規定では10個あるため、それぞれにキュー(名前)を付けなくては犬に伝わりません。

さらに、前に進むのか、後ろに下がるのか、あるいは横方向にサイドステップを踏むのか、どんどん複雑になっていきます。

「ヒール前」や「ヒール後ろ」「ヒール右」などと言うのは、キューが長くなってしまい、犬が混乱しやすいということもあります。

そこで、「ヒール」と言われれば、そのポジションにいることなので、ハンドラーが前進しようが後退しようが、あるいはピボットターン(旋回)しても、ポジションを維持し続ければいいと伝えることで解決できます。

もちろん、前進していたときに、急に後退するときは、犬にギアチェンジを促すために、最初だけ「うしろ」など方向を伝えることも犬には優しいかもしれません。

しかし、後退歩行のキューを使ってしまうと、犬はハンドラーにあわせることなく、単独後退歩行をはじめてしまうので、ポジションとムーヴのキューは分けて考えた方が犬にとってわかりやすくなるでしょう。

後退歩行を表す「バック」というキューを聞いたら、犬はハンドラーとの位置関係がどうであれ、その場から後退歩行を始めるいう理解をしてもらっていると、遠隔作業もわかりやすいですね。

オビディエンス競技では、犬を遠隔で離れた場所に送り出す課題があります。
そのとき、犬がいて欲しい場所からずれてしまったときに、遠隔で正しい位置に戻すために「前後左右」に動くキューを教えておくと便利ですが、ドッグダンスでは、最初から様々な方向のキューを教えているので、遠隔作業も伝えやすくなりますね。

さて、今日はアシスタントとドッグダンスのムーヴ練習。

私の足の間で制止したあと、単独でバックするように伝えています。

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この時必要なキューは、足の間のポジション名とその場からの単独バックのキューです。

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2025年8月28日 (木)

褒めるタイミングはいつ?

犬のトレーニングでは、犬が正しい行動をしたときに褒めて、報酬を出します。
簡単そうに見えますが、実は一番難しい。

なぜ難しいのか。

タイミングを間違えると、意図していない行動を褒めてしまうことになり、
犬は予期しないことを学習してしまうからです。

例えば、犬にオスワリを教えているとき、当然のことながら、犬が座れば褒めるのですが、
犬が座った後すぐに立ち上がってしまった場合、座っている瞬間を褒めなければ
犬は立ち上がったことを褒められたと学習します。

面倒くさいと言われそうですが、それが犬の学習理論です。

何を褒めたいのか。
ハンドラーがきちんと理解していないと、犬の学習が進まないというわけです。

そして、もっと難しいのが、教えた行動をした時だけ褒めようとしてしまい、
犬が自発的に取っている好ましい行動を見落としてしまうこと。


例えば、人を見れば跳びつくような犬が、人を見ても跳びつかなかったり、オスワリをした
直ぐ褒めてあげることで、犬は跳びつくよりも、4本の足を地面につけておくことや
オスワリをしている方がいいことがあると学習してくれるので、
跳びつきに対してネガティブなことを言わなくても済むのですが、
犬の自発的行動はついつい見逃されます。


さて、今日は犬たちとの散歩の途中で、サツマイモを買いにスーパーへ。
いつもガードレールに短く繋がれている犬たちですが、
「かわいい」とかいう言葉に反応して尻尾がブンブンになる見習いが、
今日は近づいてくる若い女性たちに対して、座って待っていました。

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そんな犬たちに、遠くから「おりこうさん!」と声をかけてトリーツを届けました。

いい行動は早めにキャッチして、褒めることが大事ですね。

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2025年8月27日 (水)

鼻を使う効能

愛犬のエンリッチメントとして、嗅覚を使う遊びを取り入れている人は少なくないでしょう。
本格的な「ノーズワーク」でなくても、スナッフルマットや知育玩具を使って、オヤツ探しを愛犬と一緒に楽しむ人もいるでしょう。

先日インスタにスナッフルマットの動画を載せました。
アシスタントは最初から落ち着いてオヤツ探しを鼻を使って行い、見習いは、最初布をおもちゃのように引っ張ったりしましたが、二回目はちゃんとオヤツを探す作業に集中することができました。

もともと、オビディエンス競技で、「臭気選別」という課題をやっていたり、私の手の匂いを付けた小枝を林の中から探してくるというゲームに馴れている犬たちなので、鼻を使うことを楽しんでくれます。

鼻を使うことは、犬のエンリッチメントとして有効なのは多くの人が知っていますが、実はそれだけでなく、かなり頭を使うので、いい意味で、疲労感を感じてもらうことが出来るのです。

つまり、身体的にエネルギーを発散できずに、ストレスを溜めてしまっているような犬にとって嗅覚の作業は、ちょうどいいエクセサイズになるというわけです。

身体的に疲れさせることも重要ですが、どちらかというと犬は身体的に疲れてもすぐにチャージされてしまうので、運動でエネルギーをすべて発散させるのは難しいものです。
そこで重要なのが、頭を使う作業。

様々なドッグトレーニングも、犬が楽しみながら頭を使う点においては、とてもいいエクセサイズです。

いずれにしても、犬にとって鼻を使うことは楽しいことなので、是非日々のエクセサイズに取り入れてみてください。

さて、今日はプライベートレッスンと、お留守番のシッティングがありましたが、2頭ともに、スナッフルマットを体験していただいたところ、とても楽しみながら作業に取り組んでくれました。

特にRさんは、ちゃんと私がセットするまで待てる大人な女性。

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セットすると、ちゃんと鼻を使ってくださるRさん。

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終わると、また私がセットするのを待ってくれました。

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2025年8月26日 (火)

犬の行動が出やすい環境づくり

様々な犬の行動問題、例えば子犬であればトイレの失敗、跳びつき、あるいは食事中にダイニングテーブルに手をかけるなど、犬にとっては全く問題ではなくても、人にとってはちょっと困ってしまう行動をやめてもらいたいとき、叱っても犬にはなかなか伝わりづらいものです。

そこで、やって欲しくない行動と反対の行動を教え、犬の行動パターンを変えていくことで、犬へのストレスを軽減させながら、上手にコミュニケーションを取っていく方法を取ります。

例えば、トイレの失敗であれば、トイレを済ませてからケージから出したり、トイレの場所を多く設置してみたりと、環境を変えることで、犬のミスを減らすことができます。

跳びつきであれば、跳びついていないときを褒めて、ご褒美のオヤツを低い位置であげるようにすると、犬の意識は自然と低い位置に向くようになります。

食事中にバタバタしてほしくないのであれば、食事中はハウスやケージで休んでもらうような習慣をつけてあげることで、落ち着いて食事が出来るようになるといった具合です。

同様に、様々なドッグスポーツで犬に新しい行動を教えるときも、犬にわかりやすくするために、ターゲットを使ったり、動ける範囲を制限することなどで、犬の動きを引き出すことができます。
もちろん、ストレスがかからないように、少しずつその動きに馴らしていくことから始めていきます。

例えば、遠隔のサイドステップであれば、犬が目の前のフロントポジションにいるときにサイドステップの身体使いを教えてから、少しずつ犬との距離を取っていきますが、その際、目視できるロープのようなものをおいて、それより前に出ない行動を教えたり、あるいは犬の前足が乗るターゲットになるモノを置いて、その上でサイドステップを踏むことを教えるなどの「ガイド」を使ったりもします。

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要は犬が理解しやすい環境づくりをすること。

焦らず、少しずつ伝えていきましょう。

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2025年8月25日 (月)

ダニのはなし

少々トレーニングからは離れますが、今日はちょっと私の経験談を。

マダニが媒介する感染症によって死者が出るというニュースに驚かれた方も沢山いるでしょう。

都会で暮らしているとあまりお目にかからないダニですが、私が初めて遭遇したのは、最初に暮らし始めたハスキー犬でした。
1980年代、信州に犬連れ旅行に行き、帰ってきたとき、彼のマズルに黒い、直径5mm程度のほくろのようなものを発見し、慌てて獣医師に連れて行ったところ、血を吸い続けているダニと判明しました。

その後しばらくは遭遇しなかったのですが、2017年現アシスタントが2歳の頃、本栖湖のキャンプで持って帰ってきてしまいました。

本栖湖は当時(今はわかりませんが)犬OKエリアがあり、自由に泳がせることができました。
実は、キャンプの2週間前、私はシープドッグトレーニング中、羊に押し倒されて転倒し、胸椎圧迫骨折をしていたので、動きがあまりよくありませんでした。

楽しそうに泳ぐアシスタントを遠目に見ながら、自由にさせていたところ、自宅に帰ってきて、ダニを発見しました。
最初は彼の耳の中でした。

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幸い、ハスキーの時のように大きくなっていませんでしたが、虫眼鏡でよく見ればダニでした。
しかし、一匹のはずはないとよくよく毛をかき分けてみると、信じられない数のダニを発見したのです。

当時は感染症になじみがなかったこともあり、とりあえず自分で全部取ることにしました。
幸い道具は持っていたので、一匹ずつはがしていきました。

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圧迫骨折のせいで、前にかがむのが死ぬほど辛かったのですが、そんなことは言っていられないので、ひたすら取り続けました。

閲覧注意
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あまり湖に入らず、私のそばにいることが多かった故アシスタントは、現アシスタントほど襲われておらず、恐らく現アシスタントのがうつったのかもしれないと思われました。

もちろん、帰宅してから薬を飲ませましたが、地方の屋外に行くときは、前もって薬を飲ませていくことの教訓になりました。

最近は地方のみならず、都会であってもダニと遭遇すると言われているので、都会の公園であっても、草むらに入るときは注意が必要ですね。

楽しいはずの旅行が最悪の物にならないように、準備は怠らないようにしましょう。

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2025年8月24日 (日)

オビディエンス練習会に参加してきました。

今日はオビディエンスの練習会に参加させていただきました。
練習会と言っても、指導してくださる方がいらっしゃるので、まさにお勉強会です。

微力ではありますが、一応お教えする立場であっても、なかなか自分の動きを客観的に見るのは難しいので、こういう練習会はとても助かります。

私は、秋に4歳になる見習いと参加。
日常的に、生徒さんには「細かいステップで」とお伝えしていますが、実際自分の動きを見てもらうと、若干雑だったりすることもご指摘いただけます。

練習動画は日々撮っているので、「どうして出来なかったのだろう」と動画を見返しながら、次のプランを練るのはいつものことですが、自分では気づかない部分を見つけていただけるので、大変ありがたいです。

もちろん、他の参加者の方々へのアドバイスもとても参考になるので、見学も大事。

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今日は、私だけでなく、見習いもちょっとだけ成長できたかも。と期待する一飼い主でした。

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2025年8月23日 (土)

犬の靴のはなし

最近はあまり珍しくなくなった犬の靴ですが、我が家が最初の犬と暮らし始めた1980年代、靴はほとんどありませんでした。
そのため、初代のハスキー犬が椎間板ヘルニアで、足を引きずるようになったときは、毎日テーピングを付け替えるという作業が必要でした。

それから、ボーダー・コリーと暮らし始めた1990年代、災害時、犬の足を傷つけないようにと靴を探しましたが、当時もまだ「これ!」といういい靴はありませんでした。

4代目のボーダー・コリーを迎えた時、川遊びやらなにやらで、足をけがしないようにと靴を購入。

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ここで気を付けたいのが、現アシスタントは前肢と後肢の足のサイズが異なるため、2個ずつ購入できるタイプの物を探しました。

今回見習いに初めて装着してみました。

アシスタントの時と同様、最初は前肢だけに装着しました。
前肢だけでも、歩き方がピノキオのようになるのは、現アシスタントと同じ。

しかし、装着したままオヤツをあげたり、オモチャで遊んだりして、気持ちをそらしていくと、靴のことは忘れてスムースに動けるようになります。

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朝の散歩はまだしも、夕方の散歩は、日が陰ってもアスファルトの温度が高いことが多いもの。
散歩に出るとき、地面を手で触って熱さを確認することは重要です。

どうしても出かけなければいけないときは、靴の利用も効果的かもしれませんね。

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2025年8月22日 (金)

愛犬は、「フセ」できますか?

多分ずっと前にも書いていたかと思いますが、どこだか忘れてしまったのでリマインド。

愛犬に「フセ」をお願いした時、すぐ伏せてくれますか?

昨日の話にもありましたが、言われた場所ですぐに「フセ」するという以前に、立った状態から「フセ」の姿勢に移ることができるでしょうか。

犬によっては、「フセ」と言われると、まず「オスワリ」をしてから前足をズルズルっと前に出して伏せるタイプの犬がいます。
「フセ」と言われてから、実際に「フセ」の姿勢になるまでの時間が長いので、ハンドラーは「なんですぐに伏せないの?」とか、「この子フセがわかっていない。」と感じることもあるでしょう。

なぜ立っている状態から直接伏せられないのか。

答えは「教えていない」から。

最初にオスワリを教えることで、犬は座る行動が強化されます。
それはとてもいいことです。
ウロウロ動き回ったり、跳びついたりするのではなく、座って落ち着いていることはとても好ましい行動だからです。

犬が「オスワリ」を理解すると、ハンドラーは次に「フセ」を教えます。
その時やるのが、座っている犬の鼻先にオヤツを見せて、犬が「フセ」の体勢になりやすいように、オヤツで誘導しながら「フセ」を教えることです。
方法論的には全く問題ありません。
犬へのストレスも少なく、「フセ」の姿勢にも入りやすいからです。

しかし、いつもそうやって教えていることで、犬は「フセはオスワリをしてからやるもの」と学習していきます。
当たり前のことです。

そこで、「フセ」の姿勢を理解したら、立っている状態からの「フセ」も教えてあげなくてはいけません。

たかが姿勢の話ですが、きちんと立つ、きちんと座る、きちんと伏せる、ということは教えてあげないと出来ません。
当然、伏せている犬に「オスワリ」することなく、直接立ちあがる方法を教えてあげることも同じように大事です。

昨日のグループレッスンで、同じようなご質問を頂いたので、Aさんにやってもらいました。

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立っている状態からの「フセ」。
ポイントは座らずにフセの姿勢に入ることと、言われたときに行動に起こすこと。

ルアーリングはすぐに卒業できたので、次はハンドシグナル(ボディシグナル)を外していくことが課題ですね。

最後に、犬に「フセ」を教えるときに絶対やって欲しくないのは、犬の背中を地面に向かって押そうとすること。
人間は誰かに押されれば必ず反発して押し返します。
そうしないと倒れてしまいます。
犬も同様で、押されるがままの犬はあまりいません。
反発するので、ますます伏せなくなります。
伏せやすい誘導をしてあげましょう。

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2025年8月21日 (木)

遠隔作業の導入

「遠隔作業」と聞くと、訓練競技やドッグダンスなどを含め、いわゆるバリバリのドッグスポーツに必要なもので、一般の家庭犬には必要ないと思われる方は少ないくないのではないでしょうか。

ところが、ドッグスポーツをやっていなくても、「遠隔作業」の概念をちゃんと教えてあげないと、普通の生活の中でも犬が混乱してしまうようになるので、出来ればきちんと基礎を教えてあげることをお奨めします。

例えば、家の中でガラスを割ってしまったとしましょう。
家の中を自由に動き回っている犬に怪我してほしくないので、その場でじっとしているようにお願いしたいとき、貴方はどうしますか?

床一面にガラスの破片が飛び散っています。

もし、「ハウス」がわかっていれば、ハウスに入ってもらうことも一つの方法。
こちらに来てほしくはないので、呼び戻しはできません。
「あっちに行って」って、どっちでしょう。
犬は慌てている飼い主を面白がって、遊んでくれるかと思い、ますますこっちに来たくなってしまうでしょう。

そんなとき、愛犬に「オスワリ」や「フセ」をしてもらって、その場から動かないようにお願いしたいとは思いませんか?

すぐ目の前にいない犬に何かをお願いするのは「遠隔作業」です。

「オスワリ」とお願いした時、愛犬はその場ですぐ座ってくれるでしょうか。
貴方のそばまできて、貴方の目の前でオスワリしようとしたりしませんか?

そんなシチュエーションはそうそうないかもしれませんが、似たようなことはあるはずです。

食べて欲しくないものを床に撒いてしまうなんてこともあるかもしれません。

そこで大事なのが、愛犬にお願いした時は、愛犬にその場でやってもらうこと。
そのためには、日常的に、ハンドラーのすぐ目の前にいなくても、ハンドラーがお願いしたことを愛犬がすぐにできるような練習をしておくことが不可欠です。
普段やっていないことを急にお願いしても、出来る確率はとても低いので。

さて、今日は等々力のDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。

ダンスのルーティンの中に、遠隔作業を入れたいKさん。
ハンドラーさんの目の前では出来るようになったトリックやムーヴも、離れているとなかなか思うように伝わりません。

そこで、まずは簡単な姿勢変更から、少しずつKさんとの距離を離していくような練習をお願いしました。

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細かいステップで教えてあげれば、必ず出来るようになります。

ちなみに、見習いのルーティンは10メートルほど離れて、スピンやおじぎ(バウ)をお願いしています。

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こちらに戻ってこないことを教えるには、ターゲットとなるものがあると教えやすいですね。

ドッグダンスに限らず、日常的に教えてあげると有効なデイリートレーニングは、出張トレーニングだけでなく、オンラインでもお受けいただけます。
お気軽にお問合せ下さい。

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2025年8月20日 (水)

トリーツ(オヤツ)は万能ではありません

「正の強化」を使ったポジティブトレーニングでは、ルアーや報酬としてトリーツ(食べ物)を使います。
もちろん、食べ物が報酬になる犬に限りますが、そんな犬たちにとっても、食べ物が役に立たないときがあります。

つまり、興奮しすぎて、平常心を失っているときです。

平常心を失う状況は、怖いときに限らず、楽しすぎるときも同様です。

例えば、人が好きだったり、犬が好きだったりする犬にとって、人や他犬を見て興奮しているときに、オヤツを目の前にチラつかせて、ハンドラーにアテンションを戻そうとしても役に立たないということです。

ではどうすればいいのでしょうか。

「ダメ!」と言って、犬のリードをグイっと引っ張るのか。

いえいえ、「ダメ!」と言わなければいけない状況にならないとき、犬が興奮しすぎていないとき、平常心を保てているときに、ハンドラーにアテンションを向けるといいことがある、美味しいものが食べられると教えていくことが重要です。

さて、我が家の見習いは、人や犬が大好物。
興奮しているときに何を言っても耳には届かないので、平常心のときから、アテンションを取る練習をしています。

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これを、習慣にしていくとが大事ですね。

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2025年8月19日 (火)

愛犬のエンリッチメント

「エンリッチメント」という言葉も大分一般的になってきました。
犬本来の行動をやらせてあげることで、ストレスを発散させたり、犬らしい行動を引き出してあげるなど、様々な理由から推奨されているエンリッチメント。

犬種によっては、本来の犬種特性を生かしてあげることも有効です。
例えば、我が家のようなシープドッグであれば、本来目標とされ繁殖されてきた行動パターンを見出してあげるために、ハーディング(羊追い)トレーニングに参加してみたり、鳥猟犬であれば、ガンドッグトレーニングなどに参加させてあげるなどがあります。

ワーキングドッグでない場合は、犬たちの嗅覚を使ったゲームも有効です。
ノーズワークなどは、競技会も開催されているほど、楽しむ人が増えてきています。

我が家でも、雑木林などがあるドッグランに行くと、小枝に私の手の匂いを付けてから隠し、犬たちに探してきてもらったりしています。
ルールが理解できると、彼らは嗅覚をフル回転させながら、小枝を探してきてくれます。

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見つけた時の彼らの嬉しそうな表情は、まさにエンリッチメントと言えるかもしれません。

※枝を投げるゲームは飛んでいる枝を急いで咥えて怪我をすることがあるので注意が必要です。


おうちの中でも出来る道具が沢山あるので、是非試してみてください。
大好きなオモチャを探す、探し物ゲームも犬たちはとても楽しそうに付き合ってくれますよ。

最近では、スナッフルマットも市販されていますし、手作りされる方もいます。

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何も指示せず、犬の本能に任せたゲーム。
犬本来の動きが見られて楽しいですよ。

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2025年8月18日 (月)

行動を変えるのは時間がかかる

先日も書きましたが、今日も。

犬、あるいは犬に限らず人間も含め、新しい行動を教えること(覚えること)はさほど難しいことではありませんが、今までやってきた方法を変えるのは時間がかかります。

つまり身についてしまった行動はなかなか変えられないというもの。

今日、たまたまテレビのニュースで、高齢者の自動車免許更新に際して行われる実技試験の様子が放映されていました。
高齢者ドライバーの問題とは別に、自動車学校で貸与された車に乗る高齢者が、最初あたふたしてしまうのは、高齢者に限ったことではないと思います。

例えば車を買い替えれば、当然以前の車と勝手が違うこともあり、ワイパーは?ウィンカーは?サイドブレーキどこだっけ?というのは当たり前のことです。
ちなみに、私の車のサイドブレーキは左足で押しますが、姉の車にはサイドブレーキがありません。

私も同じ車種であっても、買い替えた時はボタンの位置が身に着くまで、変なところを押していたことがあります。

日々乗っている車の運転は、いちいち考えながらしているのではなく、ある程度無意識に行われています。
逆に無意識に、かつ反射的に行動できなければ、危険回避は難しくなるでしょう。

無意識に行っている行動を変えようとするのは、それだけ時間がかかるということです。

犬の行動も同じです。
普段身についてしまった行動をやめさせようとすれば、その行動と相反する行動を教えて、教えた行動を強化することで、以前の行動を出にくくすることが必要です。

そういう意味で、人が「問題」と考える犬の行動は、早くに見つけられれば、早くに修正・変容することができますが、長く継続してしまった行動は、一日や二日では治らないということを理解する必要があります。

そのためには、人間の根気と労力(時間など)が欠かせません。

ちょっとでも、「最近いつもと違う好ましくない行動が出始めた。」と思ったら、「今日だけだわ」と思わず、早めに対処していきましょう。

さて、今日はドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
1歳9か月のKさんは、とても動くことが好きで、練習にも進んで参加してくれます。
それは楽しいからです。

ドッグダンスから犬のトレーニングを始めると、どうしても、楽しいトリック練習の方に目をとらわれがちですが、様々なトリックを有効に活用するには、基本のトレーニングも重要です。

例えばじっとしていること。

一見ドッグダンスには関係ありそうに見えませんが、じっとしていられないと、次のトリックをお願いしたくても、犬がどこかにいってしまって出来ないということにもなりかねません。

きちんとハンドラーの声に耳を傾けながら動くことを教えていきます。

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今日は、ちょっと「じっとしていること」を頑張ってもらいました。

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2025年8月17日 (日)

ヒールポジションの意識付け

昨日、犬を誘導(ルアーリング)する際の、手の向きの話をしました。
犬がスムースに、何も考えずに動くだけで、ちょうどいい位置に来てもらうための手の動き。

プラットフォームといったターゲットを使うことも犬にとってはわかりやすいのですが、ルアーリングでも、ヒールポジションを教えることができます。

どんな方法であっても、犬がわかりやすいことが重要です。

今日は若いボーダー・コリーたちの基礎トレーニング。

いて欲しい場所でじっとしていてもらうことと、いて欲しい場所に自分から入ってこられるように伝えていきます。

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最初は、ハンドラーの後ろから誘導してあげると犬もはいりやすいです。

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馴れてきたら、今度は前からでもはいってこられるように、少しずつステップアップしていきます。

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体の使い方に馴れることが大事ですね。

日常生活でも、ハンドラーの隣に来てもらうことを教えておくことは、
様々なリスク回避にも有効です。

競技をやるやらないに関わらず、きちんと教えてあげましょう。
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2025年8月16日 (土)

ドッグトレーニングにおけるトリーツ(オヤツ)の渡し方

犬に新しい行動を教えるときにトリーツ(オヤツ)が有効だと知っている人は少なくありません。

つまり、ご褒美として渡すこともできますし、犬の動きを誘導するときにもトリーツを使うことができるので、上手に使えるようになると、犬の学習も速く進むというわけです。

報酬として出すトリーツはや誘導のトリーツは、ただあげればいいというのではなく、どのタイミングで、どうやって渡すかがとても重要です。

特に、犬に立ち位置(ポジション)を教えるとき、トリーツのあげ方を間違えてしまうと、意図していないことを犬が学習してしまうかもしれません。

さて、下の画像、何がどう関係して、結果どうなっているかわかりますか?

202508161

202508163

202608162
こういうことを理解していると、立ち位置に限らず、犬に教えたい行動が教えやすくなります。
犬の立場に立ってみるとわかりやすいですよ。

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2025年8月15日 (金)

跳びつきをコントロールする

仔犬の頃はあまり気にならなかった跳びつきも、大きくなってくると、
中・大型犬以上の場合はリスクが増えることから、やめさせたいと思う人は少なくないはずです。

しかし、仔犬の頃からちゃんと教えておきたい「跳びつき」の防止。
跳びつきや2足立ちの癖をつけてしまうと、
すぐに2足で立つようになってしまうので、
出来れば、仔犬の頃から、2足ではなく4足、あるいは座っていることを褒めて
座る頻度を増やしていくことで、跳びつきを減らしていくことが望ましいです。

犬種によっては、2足にあまり健康的な負担を感じさせない犬もいますが、
中・大型犬の場合、自発での2足自立が難しいため、
どうしても人に対して寄りかかるように跳びついてしまうことになります。

中型犬であれば、前足が胸のあたりに来るくらいですが、
大型犬になると、肩に前足がかかるくらいになり、顔も人間の顔と同じ高さになることもあります。

興奮している犬にとって、2足立ちすることで、人の顔に近くなれば、
ますます興奮してしまうこともあります。

もちろん、ウチは跳びつきOKという家庭もあると思いますが、
果たして犬は、人によって跳びつきの良し悪しの区別ができるでしょうか。

さて、我が家の犬たち、以前にもお話しましたが、跳びつきは許可制になっています。

帰宅した時、みんなで跳びつかれると、荷物を持っている私がバランスを崩して危ないからです。

そこで、こちらの体勢が整ってから、一頭ずつに挨拶をするのがルール。
その際の声掛けで、跳びつきもOKにしています。

ということで、跳びつきのキューを出せば、ドッグダンスのトリックとしても使えるというわけです。

202508151

やって欲しい行動を強化する一方で、望ましくない行動や、犬が自発的にやっている行動にキューを付けると、犬が行動と言葉のキューを関連付けさせることが出来るようになります。

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2025年8月14日 (木)

Leave it(リーヴイット)の効果

Leave itとは、「それは放っておいて」の意味。
例えば、落ちているもの、視界に入った犬など、犬に気にしてほしくないときに使う言葉です。

「Leave it」ワードに否定的なトレーナーもいますが、私は一応犬たちに教えています。
特に、落ちているものに興味津々の見習いは、木の実なども口にしたりするので、「Leave it」はフツウに使っています。

一方アシスタントは、周りをあまり気にしないので、日常的には特に使っていないのですが、とりあえず教えたような気がして、今日ちょっとしたゲームで言ってみました。

202508141

食い意地のはっている我が家の犬たちですから、私がトリーツを持てば、当然もらえるものと思っています。
もちろん、トレーニングで、床に置いたり、ボウルに入れたりしても、「食べていいよ」のキューが出なければ勝手に食べることはありませんが、さすがに前足に乗せられたら、誘惑にかられていました。

そこで、思い出して使った「Leave it」

あ~、そういうことか。と一瞬行動が止まったアシスタント。

ちゃんとOKが出るまで食べずに待つことができました。

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2025年8月13日 (水)

好ましい行動を強化する

「強化」とは、ある行動によって得られた結果によって、その行動が出やすくなるようにすること。

ドッグトレーニングでは、犬の行動に対して、褒めて、報酬を出すことを繰り返すと、その行動が出やすくなるというもの。

好ましい行動は沢山あるのですが、意外と見落とされがちです。

目的を持ってトレーニングをしているときは、プランニングの過程で、犬にやって欲しい行動がちゃんと予測出来ているので、強化も間違いなく行うことができますが、日常生活ではついつい見過ごされてしまいます。

例えば、
・跳びつかない
・ドアから飛び出さない
・人間の食事中に静かに待機している
・車の中で騒がない
・そばを走る子供に吠えない
などなど、当たり前のようにやってくれる犬もいますが、
なかなか出来ていない犬もいます。

そんなとき、自然とやっている好ましい行動を見逃さないことが大事。
きちんと褒めることで、その行動は今後頻繁に出るようになるからです。

さて、我が家の見習い、相変わらずフレンドリー路線まっしぐら。

今日も散歩で休憩中、ご近所のワンコを見てロックオン。
放っておけば、私のことなど忘れて、尻尾ブンブンで吠えないとも限りません。

そこで、ちらっと見ても、声が出なかったら

202508131

褒めます。

202508132

以前は視界に入っただけでも声が出ていた見習い。
少しだけ自制心が出来てきたと信じたいところ。
もちろん、他犬との距離感は重要なポイントです。

犬育てに根気は不可欠ですね。

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2025年8月12日 (火)

「持来」の話

今日たまたまSNSで3年前の見習いの記事が上がってきました。
それはダンベル持来。

家で出来るようになった持来を外でやってみたところ、
全然できなかったというお話。


我が家の犬たちは、生後6か月を過ぎるとダンベル持来を教えます。
もちろん「強制」ではなく、自発的に咥えることを教えていきますが、
それ以前には、遊びの中で、咥えたり、持ってくることも教えておきます。

遊びは真剣に犬と一緒に動くことから始まるのですが、
古い動画を見返していて気づいたことがありました。
見習いが来た頃、私はほとんど動いていません。
そう言えば、見習いが来てすぐに肋骨を折っていたことを思い出しました。
それじゃ動けない。
でも、引っ張りっこ遊びは一緒にやりました。

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すると、見習いはちゃんとおもちゃを咥えて戻ってくるまでになりました。

202508122

そして生後6か月を過ぎたところから、ダンベル持来を教え始めました。

シェーピングによって、ダンベルに近寄るところからクリッカーでマークして強化していきます。

202508123_20250812212701

最後は咥えるところまで自発的にやってくれるようになりました。

202508124

もちろん、その後のダンベルの受け渡しや、噛み返し予防などの精度を上げる練習は別に行っていきます。

咥えることが上手にできても、おもちゃと違って、噛み返しはNGです。

細かいステップで丁寧に教えていきましょう。

導入の動画はこちら👇で見られます。


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2025年8月11日 (月)

拾い食いを予防するには

仔犬に限らず、散歩中地面に落ちているモノに気がいってしまう犬は少なくありません。
小さいころに口にしたものが美味しかったり、楽しかったりすると、癖になってしまうことがよくあります。
例えば、草むらに生えている新芽。
食べてみたら美味しかったという経験をしてしまうと、草むらに入るたびに、新芽探しをする犬もいます。
その思いを払しょくさせるには、それ以上に美味しいものや楽しい「もの」、楽しいことを提供しなければなかなかその習慣は治りません。

飲食店街などを散歩していると、特にいろいろなモノが落ちているので注意が必要です。
そこで必要になるのは、そもそも危ないものがあまりない道を選んで散歩することで、地面への興味を減らすこと。
そうは言っても完璧に掃除するわけではないので、リスクはゼロではありません。
そんな時はマズルガードなどを使って、物理的に食べられない状況を作って、食べない習慣をつけることもひとつの方法です。

見た目にちょっと、というのであれば、古典的条件付けという手法があります。
これは、ある意味犬に「トラップ」を仕込むわけですが、床に食べ物が落ちている状態を設定し、その食べ物から少し距離を取りながら、犬が食べ物に向かっていく前に呼び戻し、戻ってきたところを褒めて床の食べ物よりも美味しいものを提供するというもの。

しかし、この方法も繰り返さなければ意味がありません。
一度や二度設定しても、犬はすぐにまた落ちているものに気持ちを持っていかれるので、落ちているものを見たら、食べに行くのではなく、ハンドラーにアテンションを向けるという行動が刷り込まれるまで続ける必要があります。
いつも言っている、「忍耐」が不可欠ということ。
繰り返し練習することで、犬は落ちているものを見ると、勝手に食べに行くのではなく、ハンドラーを見るようになるので、そこを褒めて、ハンドラーを見る習慣をつけてあげます。

ここで間違えないで欲しいのは、「トラップ」に敢えて犬が引っかかるようにして、引っかかった犬を罰することです。
これはまさに「正の強化(Positive Reinforcing)」ではなく、「正の罰(Positive Punishment)」になるので、心ある飼い主さんは絶対にやらないでください。

賢い犬は誰が仕掛けて、誰が痛い思いをさせるのかをちゃんと感じ取っています。
信頼関係を損なわないためにも、間違えないようにしましょう。

さて、今日のグループレッスンでは、たまたま同じような練習をしました。

地面が気になるM君に、床のオヤツを食べずにママに集中して歩く練習をやってもらったところ、少し続けたら、横目でチラ見程度でスルーできるようになりました。

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日々の練習が大事ですね。

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2025年8月10日 (日)

「鼻泣き」を放っておかない

犬の「鼻泣き」はある意味ストレスの表れです。
寂しいときに「ピーッ」と言うのも、欲しいものを目の前に「ピーッ」と言うのも、わからなくて「ピーッ」と言うのも、全てストレスが元になっています。

ネガティブであろうとポジティブであろうと、ストレスの表れです。
それが酷くなると、「ヒャン」から「ワン」になっていくので、「鼻泣き」の時点で対処することが重要です。

しかし、「対処」と言っても、「ダメ!」とか「うるさい!」とか言って治るものではないので、とっても面倒ですが、やらなければ酷くなるので、時間をかけても、そのメンタルを和らげていくサポートが大事です。


今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬はどちらもやりたがりの意欲の高い犬たちです。
動きたくない犬に比べると、ハンドラーさんにとっては動かしやすいのですが、やりたい気持ちが先行して、鼻泣きや吠えが出ることがあります。

声が出るという点では2頭とも同じように見えても実は状況が違うので、当然対処法も変わってきますが、そのままにしておかないことが大事。
声が出づらい状況、吠えが出ないようなサポートをしていくことが不可欠です。


さて、我が家の見習いもやりたがりで、先読みをする傾向があります。
先読みをしている時点で、人の話を聞かずに、勢いで動いているので、私のキューが自分の予想と違っていたりするとストレスを感じて声が出ます。

これをそのままにしておくとエスカレートするので、動きをとめて、やり直します。
声が出なかったらきちんと褒めます。
ダメと言ってもわからないので、自分で考えるまで待つことが必要。

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犬育ては「忍耐」ですね。

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2025年8月 9日 (土)

「NO」を伝える

「しつけ」と言われると、当然「叱る」ということが連動されます。
しかし、昨今のドッグトレーニングは、「正の強化」をベースにしたメソッドが一般的になりつつあるので、昔のように、体罰を使った叱りはもちろんのこと、ネガティブなワードを避ける傾向にあります。

そもそも、きちんと環境設定ができていれば、トレーニングにおいてネガティブワードを使う必要はほとんどありませんが、現実社会の中では、当然犬の行動をいさめる必要があるときも出てきます。

例えば、突然車道に飛び出しそうになったとき、「〇〇ちゃん、おいで~。」では対処できないときもあります。
そんなときは、その行動を瞬時に止めなければいけません。

そういうシチュエーションで「NO」をきちんと伝えることはとても大事ですが、一般的によく言われるように、日常的に「NO」を連発していると、「NO」の価値(重み)は下がります。

母犬が子犬と接しているときに観察していると、多少のことでは母犬は動じておらず、ピンポイントでドカンと雷を落とし、仔犬はびっくりしてフリーズしたりしています。
そのタイミングが絶妙で、感心したものでした。

つまり、日頃「NO」を連発するようなシチュエーションを作らないことが一番大事なポイントですが、万が一そういうシチュエーションになったときは、きっちり「NO」を伝えることが大事。
もちろん、それは体罰を与えることではありません。
なぜなら、犬は声のトーンが変わっただけでも、ハンドラーの心情をちゃんと理解することができるからです。

先日、犬の首輪を掴んで行動を止める方法を書きました。
それは、グイっとチョーキングして犬を吊り上げることではありません。
犬の足は地面に4本着いた状態で、行動を止めるためだけに首輪をホールドするという意味です。

さて、今日の散歩中、狭い住宅街の路地で前方から小型犬を連れた方を視認。
見知った方なので、見習いが興奮してグイグイ行きそうになることを予測し、
遭遇する手前で少し道の横にづれて、見習いのリードを短く足で踏んでおきました。

見習いはリードが踏まれていると、無理にグイグイ挨拶に行こうとはしません。
無駄だということはすでに学習済みです。
尻尾だけ降りながらやり過ごします。
しかし、リードを手に握っていれば、挨拶しようと引っ張ります。
その状態で、「ダメ」と言っても全く意味がないので言うだけ無駄です。
リードを踏んだことで、見習いは突っ込んで行かず、私も叱る必要もなく、
動かなかった見習いを褒めることで、お互いのストレスは軽減されます。

しかし、ときに見習いは私がアシスタントと作業しようとするとき、
アシスタントにニッピング(歯をあてる)しようとすることがあります。
いつもではありません。
自分がやろうと思っていたのに、アシスタントが呼ばれてイラっとしたときでしょうか。
前もって見習いの心境がわかっていれば、隔離しておきますが、
常にその状態ではないので、突然やるときもあります。
そんなときは、はっきり「NO!」と伝えます。
体罰はもちろんありません。
ことばで伝えながら、首輪を掴んで行動を止めます。

要は犬にちゃんと伝わることが大事。
言語が違うので、必ず伝わっているかどうかはその後の行動観察で検証されていくでしょう。

体罰は犬に不快な嫌悪刺激を与えるだけで、行動が改善されるかどうかはわかりません。
弊害の方が多いときもあります。
犬との関わり方はそのペアの数だけあります。

上手にコミュニケーションを取っていかれるといいですね。

今日は朝練中に吠えられた見習い。
脚側停座中でしたが、後ろで吠えられたので、ちょっと気にしていました。
しかし、距離が取れていたので、興奮することなく、脚側停座を維持。

動かなければ、トリーツを出して頻繁にじっとしていることを強化していきます。

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頑張ったら、ちゃんと開放して遊びます。

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2025年8月 8日 (金)

オモチャ遊びのルール

愛犬との遊び方は様々です。
一緒に追いかけっこをしたり、オモチャを介して遊んだり、ドッグスポーツを楽しんだりといろいろです。

簡単な遊びに「持ってこい」があります。
ボールなどのオモチャを投げて、犬に持ってきてもらう遊びです。
犬はそもそも動くものが好きなので、ボールやおもちゃを投げてあげると、喜んで取りに行く犬は少なくありません。

そもそもレトリーブ犬種であれば、咥えて喜んで戻ってくる確率が高いのですが、そうでない場合や、取りに行った後、その場で一人遊びを始めてしまう犬もいます。

なぜ戻ってこないのでしょうか。

それは戻る価値が見出されていないから。

咥えて振り返ると、ハンドラーはその場でじっとしている。
つまり、ハンドラーはそこから動かないので、急いで戻る必要が無いと犬は考えます。

そこで、犬が戻りやすいように、ハンドラーが動いてあげることで、犬は慌てて戻ってくるようになります。

もちろん、戻ってきた犬からオモチャを直ぐに取り上げてしまうと犬はなかなかオモチャを放したくないので、ますます戻りにくくなったり、放しにくくなったりします。
そうならないために、戻ってきたら引っ張りっこを楽しむことがポイント。

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要は犬に楽しい時間がちゃんと続くことを教えてあげること。

犬が戻ってくるとき、一緒に走ってあげると、犬は追いかけてくるようになります。
そして、そのあともちゃんと引っ張りっこなどで遊んであげてから、またオモチャを犬に与えることで、犬は正しいことが続くと学習するので、オモチャも出しやすくなるというわけです。

片手間で遊ぶのではなく、本気で遊ぶことが犬の信頼性も得やすくなりますね。

動画はwanbywandogsのインスタグラムで見られます。👇
https://www.instagram.com/wanbywandogs/

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2025年8月 7日 (木)

距離(Distance)は大事

今日はいろいろな場面でお伝えしている「3つのD」の中の一つDistance(距離)のお話。

ドッグトレーニングの様々な場面で「距離」は重要です。
先日の「マテ」のトレーニングでも、ハンドラーが急に犬から距離を取りすぎてしまうと、犬は不安になって待っていられなくなります。
そこで少しずつ距離を伸ばしていくことがポイント。

半面、刺激が強いものに馴らしていくには、距離を縮めすぎてはハードルが高すぎます。
刺激に対してポジティブでもネガティブでも同様です。

距離を取って「冷静なメンタル」を作ってから、少しずつ距離を縮めていくことがポイント。

さて、今日は朝の練習が終わって帰る準備をしていたら、ちょうど小型犬を連れた飼い主さんが通りかかりました。

こちらはさりげなく距離をとります。
この時はおよそ5メートル。
しかも、相手の犬は向かってくるのではなく、横切っていくだけなので、距離感はほぼ変わりません。

案の定見習いは視界に捉えた時点で、耳が横になって、尻尾フリフリ状態。
そこで、見習いの鉄板「フセ」をお願いしました。

「フセ」はしていても、首は回るので後ろの犬に目が行きます。

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見ることは全く問題ありません。
見ても、冷静でいることが大事なので、敢えて見させないようにする必要はありません。

じっとしているので褒め続けていくと、そのうち後は見なくなりました。

202508072

要は、他犬も人も景色の一部と考えて欲しいこと。

一方同伴のアシスタントは全く犬も人も目に入っていません。
これぐらい気にしないでもらえるといいのですけどね。

今回はまさに本番状態でしたが、日常的に、遠目に犬を見せる練習をすることが大事です。
ドッグランを遠目に見たり、他犬の散歩をベンチから眺めたり、様々な状態で、距離を取った練習をすることで、少しずつ興奮を抑えていくことが可能になります。

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2025年8月 6日 (水)

犬に声は届いていますか?

愛犬にキューを出してお願いするとき、愛犬がすぐにやってくれないことがあります。
理由のひとつは、そのキューの意味を熟知していないから。
もうひとつは、人の話が耳に届かないシチュエーションだから。

キューの意味がまだ伝わっていなければ、繰り返し教えてあげればいいでしょう。
しかし、人の話が耳に届かない状況であれば、耳に届く状態になるまで待つしかありません。

どちらの場合も、キューを連呼しても犬は冷静に行動することはできないので、一度言ってみて反応がなければ、とりあえず言うのをやめましょう。
理解できていれば、少し待てばきちんとやってくれます。
いつも書いている「待つ」ことが大事ということ。

二番目の場合は、待っていても犬の興奮がなかなかおさまらないことがあるので、物理的に行動を止めてあげることが必要になることもあります。

行動を止める場合は、首輪を掴むか、リードを踏んで犬の行動範囲を狭くすることです。
どちらも、犬を虐待するのではありません。
犬の動きを止めるための手段なので、グイっと引っ張り返すのではなく、ただ動きを止めます。
人間であれば、ハグしてじっとする感じでしょうか。

基本的に、首輪を掴まれること自体を嫌悪刺激にしないことが重要です。
そのために、我が家では小さいころから、首輪を掴みながらオヤツをあげたりして、首輪を掴むことに馴らしてキューをつけています。

リードを短く踏んでおくことも、グイっと引っ張るというより、最初から踏むことに馴らしておくことも必要です。

いずれにしても、犬が落ち着いてからお願いしなければ声は届かないので、落ち着くサポートの一つとして、犬の動きを止めてあげることが必要です。

トレーニング中でも、頭がいっぱいになってしまって冷静に考えられなくなることがあります。
そんなときは、落ち着くのを待ってから再開します。

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トレーニング中にちょっとわからなくなってウロウロし始めた見習い。
ちょっと待ってから再度キューを出しなおします。

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2025年8月 5日 (火)

犬の姿勢のはなし

愛犬がオスワリしているときやフセをしているとき、腰(脚)を崩していませんか?

仔犬の頃は、体が柔らかいので、きちんと座ることができないのは当たり前ですが、生後6~7ヵ月になってくると、骨格や筋肉が大分しっかりしてきます。
もちろん、過度に負荷のかかるような運動はお奨めできないお年頃です。

一般的に、犬の骨格が出来上がるまでには諸説あります。
個体差もありますが、犬のサイズ(小型犬や大型犬の違い)によっても異なり、18ヵ月から24ヵ月と言われています。
したがって、それ以前の時期における過度な跳躍や過激な運動は、様々な弊害の元になるので、お奨めできません。

よって、仔犬の成長度合いをよく見ながら、筋力や体幹を付けていく作業が必要になります。
最近よく言われている、バランスエクセサイズやボディフィットネスなどもそのひとつです。

犬も人と同じで、楽な姿勢を取ろうとする個体もあります。

以前、生徒さんがいつもソファに寄りかかってテレビを見ていたそうで、何もないところでオスワリをお願いすると、どちらかの脚を崩す傾向がありました。
そこで、まっすぐ座るエクセサイズをお願いしたところ、きちんと座れるようになりました。

オスワリやフセなどの姿勢に限らず、歩様(歩き方)も観察することが大事です。
よく知られる「股関節形成不全」などの傾向があると、歩様にも現れてきます。

単純に、癖や習慣になってしまっているのであれば、是非姿勢変更のエクセサイズを試してみてください。

フセをした状態から、犬の鼻先に美味しいもの(オヤツなど)を見せながら犬の頭の方向に手を動かしていくと、犬はオスワリの姿勢になります。

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オスワリとフセを繰り返し練習していると、足を崩した状態ではなかなか難しいと犬が学習し、きちんと足をそろえて座ったり伏せたりするようになります。

一日、短い時間でも、こんな練習をすることで、改善することもありますので、やってみませんか?

ちなみに見習いの動きは、後ろ足は動かさず、前足のみの移動で姿勢を変えています。
オビディエンスなどで、前足固定で後ろ足を動かす姿勢変更をやっている方であれば、敢えて、オスワリやフセのキューは出さず、誘導だけで、体の動かし方を学習してもらうと混乱しづらいでしょう。

やり過ぎは禁物。
人間も筋トレしすぎると、筋肉痛になったりしますよね。

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2025年8月 4日 (月)

コンスタントに繰り返すことが大事

ドッグトレーニングでは、どんな行動でも、繰り返して教えることが重要です。
繰り返すと言っても、エラーが出つづけるような繰り返しでは学習はすすみません。
エラーが出ないような環境設定で、犬の成功体験を繰り返していく「強化」が学習を助けることになります。

昨日書いた「マテ」の学習も、動いてしまってから、「あ~ぁ、残念」を繰り返すのではなく、動く前に褒めて報酬を与え、強化することで、犬は何が正解なのかを理解することができます。
そのために必要なのが、小さいステップで教えていくこと。
ハードルを上げすぎて、犬が失敗してしまうのではなく、低めのハードルで成功を重ねていくことが重要です。

犬のトレーニングで重要なのは、教え手側の忍耐。
犬は何も我慢する必要はありません。

さて、今日もアシスタントの練習中は伏せて待つことが我が家のルールの見習い。
待っているときもトリーツが出るので、待つことは嫌なことにしません。
もちろん、一番の報酬は見習い自身のトレーニングタイムです。

見習いにとって最大の好物は他犬ですが、アシスタントと私の練習も刺激になるので、日々ちゃんと待てるようにサポートしていきます。

202508041

同じ場所ばかりだと馴れてしまうので、時には場所も変えますが、この時期どこも暑いのでなかなかバリエーションが増やせません。

見習いの練習は、「落ち着いて待つ」ことから。

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アシスタントの練習中も待機を余儀なくされていますが、自分の練習でも当然じっとしている練習が入ります。
アシスタントの存在と関係なく、オンとオフを教えていきます。

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2025年8月 3日 (日)

犬に考える時間をあげましょう。

カウンセリングやパピーレッスンに伺うときに必ずお伝えするのが「考える犬に育てましょう。」ということ。
当たり前と言われそうですが、実は犬に何かさせようとばかり考えて、ついつい「コマンド(命令)」ばかり連呼していることが意外と多いものです。

そもそも、犬に命令するのではなく、行動を意味する言葉のキューを教えて、行動をやってもらうこと。

犬にきちんと伝え、犬が理解している行動であれば、犬はキューを聞けば何をするかちゃんとわかっているので行動することができます。
もちろん、様々な刺激よって、行動できないときもあります。
そのため、ドッグスポーツの競技に出る犬たちは、刺激(ディストラクション)の中での練習も積まなければいけません。

しかし、一般家庭犬の場合、犬にとって出来ることを増やしてあげることは大事ですが、無理やりやらせようとする必要はありません。
刺激満載で、人の声が聞こえないような場面では、敢えて言わず、犬が考えて行動することを待つことも重要です。

つまり、「やれ」と言われたからやるのではなく、どう行動すればいいのか犬に考えてもらうことが大事ということ。

そのためには、犬の考える時間を取ってあげる必要があります。

なかなか行動に移せないからと言ってキューを連呼するのではなく、犬の状況にあわせて、犬が行動に移すまで少し待ってみると、実は一回言っただけでもちゃんとやってくれることに気づくでしょう。

犬に圧をかけすぎず、犬のやる気を引き出すことが大事ですね。

今日は若い2頭の男の子たちのレッスンがありました。
月齢が近いこともあり、お互いがよいライバルであり、よいお手本です。

自分の番が来ると、「ちゃんと見ていたからわかるよ。」と言っているかのように、次の子の行動の理解が速いことに驚かされます。

短いセッションで繰り返し教えていくと、犬たちが学習し、ちゃんと考えていることがよくわかります。

今日は「マテ」の練習。
「マテ、マテ」と言葉を連呼するのではなく、初めはじっとしている行動を強化していきます。

最初は誘導で行動を引き出します。

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しかし、2度目のセッションでは、何をするかわかったので、言われなくても自発的に行動するR君。
3度目のセッションでは、ハンドラーが少し動いてもじっとしていられたら褒めてあげます。
もちろん、この時も「マテ」などは一切言っていません。

202508032

ハンドラーに何を求められているのかを一生懸命考えているのは観ていて明らか。

行動が理解出来たら言葉のキューをのせていきます。

もちろん、3つのD、「Duration(時間)」「Distance(距離)」「Distraction(刺激)」を加えながら、「マテ」の意味を教えていきます。
細かいステップで教えていくことが大事。

犬たちの成長していく様子を目の当たりにするのは本当に楽しいですね。

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2025年8月 2日 (土)

仔犬の悪戯は当たりまえ

先日、犬が動くものを追いかけるのは当たり前と書きました。
同様に、仔犬が悪戯をするのも当たり前です。

悪戯と言われるのは人間側からみた言葉であって、犬はただ遊んでいるだけです。
トイレのシーツをボロボロにするのは、噛んでいたら白いふわふわしたものが出てきて面白かったから。
ダイニングテーブルの足を噛んだら、痒かった歯が気持ちよかったから。
落ちていたものを咥えたら、飼い主が追いかけてきて面白かったから。

どれも、犬は自分が楽しいと思ったことを繰り返していくだけです。

では、仔犬の行動はみんなそのままにしておいていいのでしょうか。

当然仔犬の安全面を考えたら、人間がコントロールする必要があります。
それが、「環境設定」です。

仔犬が悪戯しづらい環境設定。
噛んでいいものを噛まれて困るものの代わりにおいておく。
ダイニングテーブルにアクセス出来るときは、人間がちゃんと管理できる状況にし、
暇を持て余してダイニングテーブルの足を噛みたくなる状況にしないなど、
様々なマネージメントが必要になります。

仔犬の一般的な行動も同じです。
跳びつき、甘噛み、リードの引っ張りなど、行動が出づらい環境づくりを工夫しましょう。

今日は生後4か月のTさんのカウンセリングがありました。
仔犬あるある行動満載。
まだまだ赤ちゃんだから仕方ありません。

今日は知らないおばさんが突然やってきて、「こうしたらど~ぉ?」といろいろ言われて
すっかりお疲れになったKさん。
でも、その間一度もネガティブなことは言われていません。
ひたすらKさんに考えてもらう時間でした。

202508021

頭と体を使うことが、仔犬の睡眠を保証してくれますね。

今日はFCI Dog Dancing World Championship 2025 2日目。
フリースタイルが開催中です。

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2025年8月 1日 (金)

FCIドッグダンス世界大会始まりました。

FCI Dog Dancing World Championship 2025がフィンランドで始まりました。

202508011

初日の今日はHTM(ヒールワークトゥミュージック)、明日はFS(フリースタイル)、最終日はファイナルです。
遠く日本からもチームジャパンが参戦しています。

1980年代から少しずつ広まっていったドッグダンス。
日本で最初のドッグダンスの全国的な大会が行われたのが2004年、横浜でした。

イギリスからDr.アッティラを迎えての競技会。
我が家も初代のボーダー・コリー、クリスと参加し、中級クラスで1席を頂きました。

今は日本でも年に数十回コンペや発表会が開催されるほどになりました。
嬉しいですね。

FCI Dog Dancing World Championship 2025のライブストリーミングはこちらから👇。
https://www.agilive.fi/ddwc2025

1日だと10ユーロ、3日間だと25ユーロで視聴できます。
世界のトップドッグダンサー達の演技観てみませんか。

くれぐれもフリーをうたった詐欺サイトにはご注意ください。

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