多頭飼いは順番を教える。
先日、食べ物を前に争わないように環境設定するお話を書きました。
犬にはそれぞれ大きさが異なるパーソナルスペースがあるので、スペースの中に相手が入ってくること自体を好まない犬もいます。
さらにそこに食べ物が絡むと大事になったりするので、管理する側としてはきちんと配慮した環境設定が必要になります。
同様に、オヤツを持っていると、犬たちが集まってきて期待感満載の目でオヤツをくれる人に一点集中していることがありますが、ふとすぐ隣に他犬や同居犬がいることに気づいていさかいになったりすることがあります。
同居犬の場合は、基本的に順番を決めてルールにしておくといさかいを避けやすくなります。
また、「さいしょは〇〇ちゃん、次は△△ちゃん。」と敢えて声掛けしてあげることで、自分の番ではないと気づかせることもできます。
要は犬に勝手に(許可なく)食べ物にアクセスさせないこと。
手の中にオヤツが握られているからと言って、むしり取るのではなく、「いいよ。」とか「どうぞ。」と言われてから食べるようにと教えておくことが大事です。
順番は遊びやトレーニングにおいても、誰から始め、次は誰の番が来るということをきちんと教えておくと、待たされている方もイライラしないで待っていられるようになります。
さて、今日のプライベートレッスンはほぼ同い年の男子2頭。
トレーニングの楽しさを知っているので、待つのがちょっと大変ですが、待機と順番を少しずつ伝えていく中で、少しずつ待てるようになってきました。
もちろん、待っているかたにもご褒美が出るので待ちやすくなるわけです。
特に大きな問題が無い2頭ですが、基本のトレーニングはコミュニケーションの基礎となるので、きちんと伝えていきます。
今日はハンドラーの左側にいるといいことがあると教えてあげました。
位置がわかってくると、一緒に並んで歩くことも出来るようになります。
楽しそうにトレーニングに参加してくれることが大事ですね。
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