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2025年6月11日 (水)

オヤツ(食べ物)は大事なバロメーター(指標)

犬は猫と違い、出された食べ物を残さないと昔から言われていました。
しかし、最近は犬でもあまり食べることに興味が無い犬もいるので、一概に犬を「食べ物で釣る」と言うのは難しくなってきているようですが、今回は食べ物に関して、ほぼ好き嫌いは無いという犬たちのお話です。

食べ物が好きな犬たちにとって、目の前に出された物は大概すぐ口にします。
犬によっては、飼い主さんからしか食べないという律儀なタイプの犬もいますが、基本的に食べるものは何でも好きな犬が食べ物を口にしないときは「普通じゃない」と考えます。
もちろん体調が悪くて食欲が無い場合もあるでしょうが、健康上問題が無いのに食べないという場合は理由があります。

それは、どんな理由なのでしょうか。

・他のことに気を取られて食べない。
「他のこと」とは、犬にとって食べ物よりも大好きなものです。
目の前に大好きな人がいたり、大好きなオモチャがあったり、あるいは犬友達がいるときなど、食べ物の優先順位がそれ以上の物にとってかわられたときです。

・他のことが気になって食べられない。
いつもと違う不慣れな場所で緊張していたり、危険を感じているときは食べ物が口にできないときがあります。
特にこれからのシーズン、花火や雷鳴などによって、恐怖心が出てしまうと、犬は食べることができなくなります。

また、食べ方も犬の心理状態によって大きく影響されます。

いつもお腹が空いているような犬で、なんでもかんでもがっついて、指まで食べてしまう勢いの犬には、ゆっくり食べることを教えておくことが必要ですが、普通に手から食べ物をもらって食べる犬が、手からむしり取るようにがっついているときはメンタルが安定していない状態です。

先ほど書いたように、「食べない」状態や「食べられない」状態まで行かなくても、興奮しているようなときは、落ち着いて匂いを嗅いだり、味わうことなく、飲み込もうとします。

犬のポジティブトレーニングでは当たり前のように使う食べ物(トリーツ)ですが、犬に渡す方法も、単に口に放り込めばいいのではなく、落ち着いて食べられるように、状況によってはデリバリー方法を変えていく必要もあるでしょう。

「食べ物さえあればなんでも言うことをきく」と食べ物を過信し過ぎず、犬の心理状態を観察しながら、上手に使っていかれるといいですね。

202506111

犬のきもちづくりは大変ですね。

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