愛犬にどれぐらいことばが通じていますか?
ドッグトレーニングの基本は「ことば」の意味をきちんと犬に伝えることです。
ことばには、名前のような固有名詞もあれば、行動を伝える動詞もあります。
それらをきちんと伝えることで、人と犬は共通の言語が無くても、コミュニケーションが取れるようになるわけです。
人が犬に伝えることは、「命令」ではありません。
伝えたことばの意味を理解してやってもらうことです。
そこには上も下もなく、単にことばのキャッチボールと言えるでしょう。
トレーニングをするしないではなく、日常生活でもことばのコミュニケーションは不可欠です。
我が家では、朝起きれば「おはよう。」
人の顔に顎をグイグイ乗せてくる見習いに、「まだ早いから寝る」と言えばグイグイは止めます。
ごはんのときは、「ごはんよ~。いただきます。」終われば「ごちそうさま」など、私は普通に声をかけています。
話しかけることで、犬は確実にことばを覚えていきます。
家族の名前も同じです。
「ママ呼んできて。」なんて言われれば、ママのところに走っていく犬もいます。
子犬にトイレを教えるのも同じです。
排泄行為に対して、さりげなく「トイレ」や「おしっこ」あるいは「ワンツー」などのキューを重ねていくことで、犬は行動と行動を意味することばをリンクづけして学習していくわけです。
ことばが通じると本当に楽しいものです。
今日は夕方散歩に行く時間を見計らっていたとき、さりげなく「散歩行く?」と言ったら、ソファで寝ていたアシスタントが振り返って「行く!」と目を輝かせたのにはこちらもびっくり。
そんなに待ってたの?
シャワーから部屋に戻って、見習いがソファの上で身もだえしながら床に落としたドッグベッドを見て、「アーちゃん、テイクしてアップ。」と言ったら、ドッグベッドを咥えてソファに飛び乗ってくれました。
「テイク=咥える」ということばと「アップ=上にあがる」ということばの意味をちゃんと理解していたからこその行動です。
一緒に暮らしていく上でコミュニケーションはとても大事。
競技会に出る出ない以前に、犬にことばを伝えていくことはとても楽しいですね。
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