犬のハズバンダリーケア
ハズバンダリーケアとは動物に苦痛を感じさせずに、動物にとって必要な診療などを行うためのトレーニングプロセスです。
トレーニングと言うと、何かを犬にさせるという感じを受けますが、要は犬がこのメソッドを理解し、YESかNOかの選択肢を持つことです。
嫌がる犬に無理やり何かをさせることではありません。
さて、今日Facebookに見習いのTシャツ着脱動画を載せました。
黒い見習いにとっては、日差しの強い日は、直射で暑くなりすぎないよう、一枚カバーしてあげることが大事です。
初めて着せるときは、自分から首を突っ込めるようにトリーツを使ったりもしました。
そもそも、手足を握られるのが好きではないので、自分から手をあげてくれるように「お手・お変わり」も教えました。
今ではオヤツがなくても、Tシャツを着るときは自分から頭を入れてくれるし、袖口を見せれば前足も上げてくれます。
うまく入らないときだけ、軽くサポートします。
脱ぐ時も、自分から頭を後ろに戻して脱ぐまで待っています。
前足も同様です。
よく、レインコートを着せると嫌がり、「噛む」というご相談を受けます。
無理やり着せるのではなく、着てもいいと自分から近寄ってくれるトレーニングが必要です。
無理やり抑え込めばますますストレスを溜めて嫌がるようになります。
人間の方が体も大きいし、子犬の頃は特に力で抑えられると思い、力づくで行動を変えようとすれば、犬のストレスが少しずつ溜まって、あるとき爆発しないとも限りません。
時間をかけて「大丈夫」と犬が思えるようにサポートすることが大事ですね。
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