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2025年4月11日 (金)

後肢の意識付け

今までも何度も書いていると思いますが、ドッグダンスだけでなく、オビディエンスの課題にもバックステップがあります。
バックステップとは後退歩行のこと。
犬が後ろ向きに下がることをいいます。

犬の後退歩行は、単独で犬のみが下がる場合と、ハンドラーと同調して後ろに下がる場合の二つがありますが、どちらも犬に強要したところでできるようにはなりません。
犬が自ら動こうとすることを強化しながら、「バック」等のキューと関連付けすることが重要です。

それでは、犬が自ら後ろに下がるというのはどういうときでしょうか。

今日はヒールポジションへの入り方に加えて、そんなところを見習いのデモを交えて、お伝えさせていただきました。

202504111

後肢を意識することで、バックステップの動きだけでなく、サイドステップやピボットターンなど、犬の動きの幅は増やすことができます。
どれもドッグダンスには必須のムーヴ。
時間をかけて丁寧に伝えていきましょう。

決して正面から犬に負荷をかけて「バック!バック!」と連呼しながら後ろに下げないようにしましょう。
圧をかけてしまうと、まっすぐ下がらず、曲がってしまう可能性が出てきますよ。

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コメント

ついつい「バック」「バック」と強い口調になってしまいます。
風呂場の椅子くらいの高さの台に前足をのせて「ついて」「後ろ」「前」「ついて」と合図してます。
または、ボール投げをする際、「バック」「バック」と言いながらボールを投げるふりをして前後に手を動かしたりもします。何かよい練習はありますか?

投稿: トマト | 2025年4月12日 (土) 01時55分

いつも拝読しています。とても参考になる内容に感謝しています。

今日の記事を読んでハッとしました。

まさに「正面から負担をかけてバック!バック!」とやってました。そして、おっしゃるとおり、ウチの子は思いっきりカーブしながら後退してます。

練習方法、私も知りたいです!

投稿: りんこママ | 2025年4月12日 (土) 09時03分

トマト様
いつもコメントありがとうございます。
前肢をちょっと高いところに乗せていただき、その周りをゆっくり歩きながらヒールポジションの意識を高めるのはいいと思います。

「ふり」では犬はすぐ学習してしまうので、ちゃんと投げてあげましょう。

バックステップも細かく教えていかなければいけないので、お暇なときにオンラインレッスンなどお取りいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

投稿: WanByWan | 2025年4月12日 (土) 09時33分

りんごママさま
コメントありがとうございます。

バックステップも細かく伝えていく作業なので、犬の状態を見ながら一番わかりやすい方法を使います。
要は、犬にとって動きやすい環境を作ること。
できれば、対面あるいはオンラインレッスンを取っていただけるときちんとお伝えできると思います。
ご検討よろしくお願いいたします。

投稿: wanbywan | 2025年4月12日 (土) 09時36分

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