馴れることが大事
犬の思春期の話はよく書いていますが、人間と同様、思春期の犬たちはいろいろなものに感情的になってしまいがち。
そのままにしていると、場合によっては他犬に対して過剰反応が出てしまうこともあるので、成長の過程を注意深く見守ってあげることが大事です。
さて、昨年パピーレッスンで、コミュニケーションの取り方や、基本のおうちのルールの伝え方、お散歩のやり方などをお伝えしたLさんが思春期を迎え、新たな課題が出てきたということで、1年ぶりにまたレッスンさせていただくことになりました。
レッスン課題は他犬との遭遇時の対応。
社会化出来ている犬というのは、視界に他犬が入っても平常心を保てる犬です。
怖がって吠える、遊びたくてバタバタするというのは社会化不足。
もちろん、いろいろな理由があって、犬が苦手な犬は少なくありませんが、少しずつ犬たちが自信をもって、他犬がいても気にしないでいられるようにサポートしてあげることが大事です。
最初は、場所馴らしから。
数えるほどしか来たことがない公園なので、リードを緩めて、自分で「大丈夫」を確認してもらえるようにします。
多少腰が引けていますが、自分でチェックしに行っているので、リードを緩めて待ってあげます。
その後は、走り回る犬たちを遠めに見ながら、他犬を景色の一部にしてもらうためのエクセサイズ。
4本の足にバランスよく体重が乗っていることが大事。
もちろん、飼い主さんへの意識も大事ですね。
脱感作と古典的条件付けで、少しずつ「大丈夫」を増やしていきましょう。
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