愛犬に勘違いさせていませんか?
犬の勘違いに関してはよく書いているお題ではありますが、
今日もちょっとした勘違いのおはなし。
そもそも犬たちのなかにはお仕事好きな犬が沢山います。
与えられたお仕事に満足している犬もいれば、退屈しているときに、勝手に仕事を作ってしまう犬もいます。
例えば、窓から外が見える場所に陣取っている犬たちは番犬を仕事と勘違いしている犬もいて、
窓の外を通るだけの人や犬、車やバイクに向かって吠えることが常態化していることがあります。
吠えることをやめさせたいときは、窓から外が見えないような環境設定をしてあげると行動を変えることができるでしょう。
犬の勘違いは、ちょっとしたことから始まります。
例えば、犬の居場所を家の真ん中に設置してしまうと、犬は家全体を管理するのがお仕事と考えてしまうことがあります。
すると、人の出入りのたびに、止めようとしたり、吠えたりして、人間の生活に支障をきたしてしまうことも。
例えば、家の中の通り道で寝ている犬を可愛そうと思って、避けたり跨いだりしていると、犬はその場所が自分のテリトリーと勘違いして、侵害されそうになると、唸ったり吠えたり、場合によっては噛んだりすることもあります。
どんな犬もそうなるわけではありません。
リソースガーディングが強い犬などには起こりやすくなります。
そうならないためにはどうすればいいのか。
寝ていても、「ちょっとどいて。」と言って動いてもらい、動いてくれたら「ありがとう」。
場合によってはオヤツをあげてもいいかもしれません。
いずれにしても、犬に遠慮しないことが大事。
それは無理強いをするのとは違います。
これを放置してしまうと、ソファやベッドに犬が乗っているとき、隣に座ろうとしたり、ベッドで休もうとすると、噛まれることがあります。
我が家のアシスタントはいつも私と一緒に寝ています。
もともとソファやベッド、車に乗ることと降りることをキューで教えてあるので、降りて欲しいときはその旨伝えれば、すぐに降りてくれます。
夜部屋の電気を消すと、待ってましたとばかりにベッドに乗ってくるのですが、私が寝返りを打っても、足で押しても文句を言われたことはありません。
降りてと言えば、すぐ降りてくれます。
彼は、そういうものだと理解しているからです。
もちろん、こちらが呼んでもすぐ来てくれます。
一緒に寝ていることもあって、少々分離不安なのが気になるところですが、彼も今年10歳。
そろそろわがままを言っても大目に見る年齢に差し掛かってきたので、状況に合わせて調整していきましょう。
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