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2025年4月16日 (水)

毒入りキューにしないために。

「毒入り」と聞くと、なにやら危険を感じさせてしまいますが、
本当の毒が入っているのではなく、言葉の中に「毒」が入っているということです。

どういう意味かというと、「オイデ」や「来い」などの、愛犬を呼ぶキューや愛犬の名前そのもの。
飼い主に名前を呼ばれたり、「オイデ」と言われるたら愛犬は喜んでダッシュしてくるはずが、名前を呼んでも無視したり、「オイデ」と言われると立ち止まったり、どこかにいなくなってしまうということが頻繁にあるとすれば、それは犬の名前や「オイデ」などのキューに「毒」が入っている可能性があるということ。

では、「毒」とは何でしょうか。

名前を呼ばれて行ってみたら、ひどく叱られた。
「オイデ」と言われて行ってみたら、嫌いな爪切りが始まったり、楽しいドッグランでのお遊びタイムが終わってしまった。などという状況が頻繁に起こると、犬は自分の名前や「オイデ」という言葉自体に期待感が持てないので、無視するようになるというものです。

なんでうちの犬は呼んでも来ないのだろう。

そんなときは、「毒入りキュー」になっていないか確認してみるのもひとつです。

パピーレッスンでは、まず子犬の名前の価値を上げることから始めます。
子犬の名前の価値を上げるとは、名前を呼ばれると必ずいいことがあると条件づけていくことです。
呼ばれて振り返ったら、撫でてもらった、相手をしてもらった、美味しいものが食べられた、などなど、子犬にとって楽しいことと自分の名前を関連付けさせることです。

同様に、「オイデ」と言われて行ってみたら、楽しいことが起きると印象付けることがとても重要です。

我が家はオビディエンス競技などをやっていることもあり、「招呼(呼び戻し)」に関しては、何をおいても走ってくることを教えているので、「オイデ」などのキューに対しては一切ネガティブなことを関連付けていません。
※我が家では実際に犬を呼び戻すときは多頭飼いなので、それぞれの犬の名前を呼びます。
緊急事態の時は「来い!」と簡潔にいうこともあります。

我が家では「来い」の代わり、これからやることをその都度伝えるようにしています。

例えば、「爪切りするけど。」とか「口拭くわよ。」とか「足拭くわよ。」などです。
フリーで遊んでいるときにリードを付ける場合も、「リード(ハーネス)するわよ」と言ったりします。
犬たちはその意味を理解したうえで、自分から寄ってきてくれます。

これらの、犬たちにとってはあまり好きでないことに関しては、最初から無理強いするのではなく、少しずつ馴らしていくという「ハズバンダリーケア」を行うことも不可欠です。

愛犬とのコミュニケーションをうまく取るには、「犬の立場」に立ってみるとスムースにいくかもしれませんよ。

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※フリーで遊んでいるときに「リード」というとそばに来てくれる犬たち。

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