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2025年4月19日 (土)

しつけ教室開催しました。

今日は有栖川宮記念公園で「愛犬のしつけ教室」で講師を務めさせていただきました。

3年目となる今回も、見習いのデモを交えながら、犬との暮らしやトレーニングについてお話をさせていただいたあと、ご参加の皆様の個別案件にアドバイスをさせていただきました。

犬に何かを教えるのであれば、犬が学びやすい環境を作ってあげることが大事です。
何かをやらせようとするのではなく、犬がやりたい気持ちになれるような環境設定も重要。

今回、特に若い犬たちの飼い主さんが参加してくださいましたが、その中で気になることが他犬反応。

「ちょっと前までは大丈夫だったのに、最近ちょっと犬に対して吠えるようになった。」
そんなことを感じて疑問をぶつけてくださいました。
まずは、気づかれたことが素晴らしい。

以前は大丈夫だったからそのうち治るだろう。

確かに、放っておいてもそのうち治る場合もあります。
なぜなら今は思春期。
犬自身にとっても、自分をコントロールできずに過剰反応してしまうことは少なくありません。
だからと言って、犬を見れば吠えるという行動を習慣にしてしまうと、なかなか治りづらくなります。

いつも書いているように、
犬に限らず、周りにあるものすべて景色の一部ぐらいに理解してもらえると、犬の平常心が保てます。

刺激対象物に無理やり近づけるのではなく、少しずつ馴らしてあげながら上手にサポートしていきましょう。

見習いのデモは「行動の持続」

202504191

過剰反応する前の良い行動を褒めるタイミングなどをやってもらい、
最後はリクエストをいただいたので、ドッグダンストリックを披露させていただきました。

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202504193

犬のきもちを擬人化するのではなく、犬の立場に立って見てみると、行動が解析しやすくなるかもしれませんね。

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