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2025年4月15日 (火)

小さいことですが・・。

日常生活の中で、こんなことありませんか?
電信柱を求めて歩いている愛犬にくっついて歩いていたら、犬が電信柱の向こう側に行ってしまい、リードを持ったまま愛犬と生別れになって、電柱にぶつかりそうになった。

もちろん、リードを持った飼い主が犬にくっついて歩いていけば事なきを得るでしょうが、果たしてそれでいいのでしょうか。

電柱のように高いものではなく、低めのガードレールのポールや公園の入り口にあるような車止めなどは、ハンドラーが手をあげてリードがからまないように配慮すればなにもなかったように犬は前に進むことができます。

ではそれでいいのでしょうか。

犬は行きたい方に行き、ハンドラーは犬についてくるものだと犬が思っていることは果たしていいのでしょうか。

個人的には、目前になにがしかの障害物があったとき、それを避けてハンドラーの側に来るように犬たちには教えています。

パピーさんのお散歩レッスンでは、よくこんな生き別れのシチュエーションが起こります。
なぜなら、パピーさんはいきたい方向にあっちこっち走っていくからです。
パピーの社会化では、様々な経験値をあげるサポートをしていきますが、同時にルールも教えていきます。
なぜならパピーの安全を確保できるのは飼い主だけだからです。

そこで、小さいうちから、「そっちじゃなくてこっちよ。」と教えてあげることで、子犬であっても、ちゃんと理解できるようになります。

当然我が家の犬たちも、電柱のみならず、ガードレールのポールだったり、公園の植え込みだったり、勝手に向こう側に行っても、戻ってくるときはちゃんとリードを引っ張ることなく、来た道を戻ってきます。
時に戻りづらい場合は、ヒントをあげることも大事です。

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※こんなときは、アシスタントは私の方に自分から寄ります。

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このルールを犬が理解するのに要する時間は犬の個体にもよりますが、待ってあげることが大事。
ネガティブに叱るのではなく、戻りやすい環境を作ってあげましょう。

さて、今日のオンラインレッスンでは、4歳のT君がトライ。
一度向こう側に行ってしまいましたが、戻り方を教えてあげたら、次回からは向こう側に行かなくなりました。
つまりハンドラー側を一緒に歩くようになったというわけです。
もちろん、シチュエーションが変われば、行動がもとに戻るかもしれませんが、その都度、「般化」してあげれば大丈夫。
ゆっくり伝えていきましょう。

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