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2025年3月 3日 (月)

愛犬のトイレは、外?中?

子犬のころ、あんなに大変だったトイレトレーニング。
散歩に行かれるようになって、外でもトイレができるようになると、飼い主はホッとします。

それでいいでしょうか。

よくお困りごとの相談にあがってくるのが、
「トイレを覚えてくれない」というもの。

「トイレを覚える」とは、トイレの場所を認識し、排泄したくなったら、トイレまで自力で行って用をたせるようになることですが、実際はそれだけではありません。
欧米の一般的な戸建て住宅の場合、ドアに取り付けられた犬用のドアから犬が勝手にバックヤードにトイレをしに行く話や、大型犬の場合は、ドアを手で掻いて、トイレを知らせるなんてことがよくあるので、トイレトレーニングの最終形は、バックヤードでトイレをすることだったりしますが、日本の住宅事情では、多くの飼い主さんが集合住宅に住んでいたり、あるいは戸建てであっても、庭がなかったりと、犬には厳しい環境だったりします。

そんなときはどうするのか。

外で排泄できるようになれば確かに楽です。
散歩に連れて行ったときにトイレを促してあげればいいのですが、悪天候の場合や、お腹の痛い時など、外まで行く時間がかかるような状態は人にも犬には辛いものです。

そこで、出来ればトイレは中でも外でも、どちらでもできるように教えてあげることが重要です。

外でトイレをするようになると、なかなか家の中ではしてくれなくなりますが、一日一回ぐらいは、トイレのキューでトイレシーツを使って家の中でも排泄する習慣を作っておいてあげると、いざというときや、旅行などの出先でもお互いのストレスが軽減されます。

つまり、トイレのキューを犬が理解できて、お願いした時にトイレをしてくれる状況が、いわゆる日本的なトイレトレーニングと言ってもいいでしょう。

我が家の場合、当然子犬のころにトイレシーツを使ってトイレのキューで排泄することを教えているので、外で排泄できるようになっても、悪天候の時は、家の中にトイレシーツを敷いてお願いするようにしています。
特に自室が3階なので、お腹が痛い時などは当然外まで我慢は出来ません。
夜中でも、私を起こさなくても排泄できる状態にしておいてあげると、犬もストレスが軽減されますね。

海外の人から見ると、日本の犬のトイレ事情はある意味不思議かもしれませんが、集合住宅の敷地内では犬を歩かせられない環境だったり、タワーマンションにお住いの方々にとっては「中トイレ」は欠かせないので、外・中、両方で出来るようにしてあげるといいでしょう。

特に、年齢を重ねると、介護が必要になることもあるでしょう。
先を予測したトレーニングは大事ですね。

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コメント

育児は自分育てと言われますね。
犬も年齢に合わせた躾をしておくと楽ちんです。

うちは、2頭です。お互いの動きを見て動くのはお互い刺激になりいいことです。

昨夜の雪で散歩に行かないと思ったのでしょう。自分でベランダに出て排泄、室内のシートで排便する。2頭が合図なく自分で済ませていました。

投稿: トマト | 2025年3月 4日 (火) 04時22分

トマトさん
コメントありがとうございます。
そちらは雪が降ったのですね。

いろいろな事情で、外に出られないこともありますから、選択肢があることは犬にとってもいいことですね。

投稿: WanByWan | 2025年3月 4日 (火) 07時36分

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