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2025年2月21日 (金)

やみくもに怒っても伝わらない

犬の吠えに意味があるということは前にも書いています。
つまり、理由はひとつではないので、対応の仕方もひとつではないということですね。

他犬反応による吠えも同じです。
「おい、こっちこいよ!」なのか、
「おい、こっちに来るなよ!」なのか、
犬のきもちによって吠えの意味は変わります。

しかし、人はついつい吠えている犬に「ダメ!」と言ってしまいがちです。

もし怖くて吠えているのに「ダメ!」と言われても、犬としてはどうしていいのかわからないのが実情。

もちろん、「こっちこいよ!」と吠えている犬に「ダメ!」と言っても、大興奮していれば飼い主の声は耳に届かないこともあるので、「ダメ!」というネガティブワードが有効なわけではありません。

さて、今日犬達と散歩に出たときのこと。
犬とすれ違うたびに存在を消すアシスタントと違い、見習いは挨拶に行きたくて仕方がないので、「おい、こっちこいよ!」タイプですが、そもそも興奮して吠え始めたら意味が無いので、犬が見えたら、興奮する前に「アーちゃん。」と声をかけ、「なに?」と振り向いたら、「おりこうさん!」と言いながらポケットからオヤツを数個取り出して、口の中に連投します。

行動を変えるには、「犬を見たら吠える」の構図を、「犬を見たらハンドラーを見る=トリーツがもらえる」の構図に変えていく必要があります。
もちろん最終的には、「犬を見ても吠えない」行動を習慣化していくことです。

最近の見習いは、夕方の散歩では大分落ち着いて歩けるように張りました。
飼い主がボーッと歩いていると声掛けのタイミングを逸してしまうので、まだまだ油断はできませんが、見習いの気持ちを平常心に保つことが重要なので、他犬と遭遇する機会を増やしながら、行動変容をサポートしていきます。

202502211

外で愛犬の名前を呼んだら、すぐ振り返ってくれますか?

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