選択肢は大事ですが。
「犬のきもち」についてはよくお話していますが、それは、犬のきもちを全部尊重しましょうというお話とはちょっと違います。
なぜなら、全部犬任せにしてしまうと、犬任せにできない状況に遭遇した時に、犬がストレスを感じてしまうからです。
「いつもなにをやっても許してもらえるのに、なぜ今日はダメなの?」という感じですね。
犬のきもちを尊重することは大事ですが、犬のきもちを理解したうえで、折り合いをつけていくことも、人間との共同生活には不可欠です。
おうちのルールなどを教えてあげることで、犬にとっても暮らしやす環境を作ってあげることが必要です。
例えば、
ハウスに入りたくない。
散歩に行きたくない。
大好きなおもちゃを渡したくない。
散歩中好きな方に歩いていきたい。
などなど、放っておけばただのわがままな犬になります。
こういった犬たちのきもちに「いいよ、いいよ」と言っていれば、旅先で犬が安全に過ごせるようにハウスを用意しても、「入らない!」と主張されるでしょうし、一緒におもちゃで遊ぼうと思っても、「絶対渡さない」と言われてしまえば、遊びは終わってしまうでしょう。
犬の顔色を見るのではなく、犬のきもちを理解したうえで、上手に折り合いをつけていくためのトレーニングをしてあげることが重要です。
「トレーニング」と言うと、押しつけのように聞こえますが、要は犬と上手にコミュニケーションを取るということです。
それは、
ハウスは楽しい場所、美味しいものが食べられる場所、ゆっくり寝られる場所と教えたり、
散歩に行くと、楽しいことがあると教えたり、
おもちゃを渡してもすぐに遊びが終わってしまうわけではないと教えたりすることがトレーニングです。
愛犬が理解できるまで、根気よく伝えていきましょう。
今日は若いKさんのお散歩レッスンがありました。
マイペースで歩くので、気に入らない人を見ると吠えてしまうKさん。
ママがどうやって歩いてくれると嬉しいのか伝え続けていったら、
少しこちらを気にするようになってきました。
我が家の見習いにも、「散歩は一人で行くんじゃないんだけど・・。」と言っているのですが、時々忘れてしまうようなので、日々繰り返しています。
犬にも個体差があるので、身に付く前時間のかかる子もいます。
あきらめないことが肝心ですね。
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