お散歩のとき、愛犬は右?左?
お散歩に行くとき、愛犬はあなたのどちら側を歩きますか?
右?
左?
一般的にドッグトレーニングでは、犬はハンドラーの左側を歩くように教えます。
様々な訓練競技においても、左側が一般的です。
ドッグダンスやラリーオビディエンスなどでは左右両方使いますが、基本は左脚側です。
理由については所説あるようなので、ここでは書きませんが、犬の安全を確保できれば、右でも左でもいいと思います。
もちろん、競技に出る場合は左側をきちんと教えておかなければいけませんが、競技に関係なければ、右でも左でも問題ありません。
なぜこんなことを書くかと言えば、散歩中犬にハンドラーの前を歩かせていると、犬の安全が確保しづらいので、左右どちらでもいいので、ハンドラーの横に呼び寄せられるようにしておきたいからです。
突然前を横切る自転車やループ、出会いがしらで他犬と遭遇する可能性はゼロではないので、見通しのきく場所であれば前を歩いていても問題ありませんが、呼んだら戻ってきて脚側に付けられるのが理想です。
さらに、前を歩いていると、右に行ったり左に行ったりと、犬は自由に蛇行するのでハンドラーとぶつかってしまうこともあります。
特に、散歩中遭遇する苦手なものや、逆に好物がある犬の場合、それとは反対側に犬を付けることで、ハンドラーが障壁にもなり、犬の過剰反応を抑えやすくなります。
上手にハンドラーと歩くペースが身に付けば、いちいちハンドラーの顔を見上げて歩く必要はありませんが、ハンドラーがいつも同じ側にいるより、どちらの側にいても犬が安定していられるように、左右の脚側を教えておいてあげると、危険回避にも役立ちますね。
今日は若いEくんのお散歩レッスンでした。
気になるものがバイクというEくん。
通りを歩くときは、道路と反対側にいてくれると少し刺激が低くなるので、両サイド歩けるように練習しました。
途中で、別のクライアントさんと狭い歩道上で遭遇したので、若い雄犬同士ということもあり、3秒ルールを実践していただき、スムースに挨拶を交わすことができました。
無用な興奮をあおることのないように、ハンドラーとのお散歩を楽しんでもらえるようになるといいですね。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- ディストラクション練習(2025.06.18)
- ドッグトレーニング:精度をどこまで求めるのか(2025.06.16)
- オヤツ(食べ物)は大事なバロメーター(指標)(2025.06.11)
- 言葉の価値を下げない(2025.06.10)
- バックステップ(後退歩行)の教え方(2025.06.08)
「犬との生活」カテゴリの記事
- ディストラクション練習(2025.06.18)
- 犬のトイレのはなし(2025.06.17)
- 犬のフィットネス(2025.06.15)
- 鼻を使うのは楽しい(2025.06.12)
- オヤツ(食べ物)は大事なバロメーター(指標)(2025.06.11)
「ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事
- ディストラクション練習(2025.06.18)
- 犬のトイレのはなし(2025.06.17)
- ドッグトレーニング:精度をどこまで求めるのか(2025.06.16)
- 犬のフィットネス(2025.06.15)
- 鼻を使うのは楽しい(2025.06.12)
「犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事
- ディストラクション練習(2025.06.18)
- 犬のトイレのはなし(2025.06.17)
- オヤツ(食べ物)は大事なバロメーター(指標)(2025.06.11)
- 言葉の価値を下げない(2025.06.10)
- 日々の繰り返しは大事(2025.06.07)
「子犬の社会化」カテゴリの記事
- 子犬の社会化(2025.05.29)
- 子犬の選択肢を尊重する(2025.05.22)
- ディストラクションは外だけではありません。(2025.05.21)
- 飼い主さんを一番にする(2025.05.19)
- 犬の本能を消すことはできません。(2025.05.12)
「犬の学習理論」カテゴリの記事
- 言葉の価値を下げない(2025.06.10)
- 日々の繰り返しは大事(2025.06.07)
- 自分から落ち着くのを待つ(2025.06.04)
- ひとつひとつを確実に。(2025.06.03)
- 自信をつけるにはハードルを上げすぎない(2025.06.02)
コメント