リードはちょっと長めがいい。
愛犬とのお散歩にリードは不可欠です。
畑の中の一本道や、自分の裏山などでのお散歩以外であれば、当然他の人やものと遭遇するので、愛犬の安全面だけでなく、他への迷惑防止のためにも必須のツールですが、都会での散歩では、他との距離が取れない分、どうしてもリードを短く持たなければいけない状況になってしまうことも少なくありません。
しかし、もし一緒に歩く練習をするのであれば、短いリードで、いつもリードのテンションが張った状態であるくのではなく、少し長めのリードを使って、リードが緩んでいる状態で歩く練習をすることが大事です。
なぜなら、リードが張っていることで犬の行動が変わってしまうことが多々あるからです。
さらに、リードが短いというのは、犬にとっての選択肢が少なくなるからです。
つまり、犬は刺激対象物から距離を取りたいと思っても、リードの長さが1メートル20cmぐらいの場合、特に小型犬であれば、犬の体高が低いことからも、ハンドラーのそばにいるだけでもリードが張り気味になりやすくなって、ハンドラーの後ろに隠れようと思っても動けない状況になってしまうからです。
ある程度の長さがあれば、長くも短くも手で調整が出来るので、犬の精神状態によって変えてあげることができます。
犬は逃げ場を失うと、「窮鼠猫を噛む」のたとえどおり、反撃に出ることもあります。
要は、犬が自分の安全を確保できる選択肢を持てるようにしておくことが大事と言うことですね。
さて、今日は、若いMさんの屋外レッスン。
日曜日と言うこともあり、都内の公園はあっという間に駐車場がいっぱいになるほどドッグランの利用者が集まります。
そんな中で、走り回る犬達を遠目に見ながら、どう行動したらいいのか、Mさんに少しずつ考えてもらうことにしました。
リードが張らない距離にいることを褒め、刺激が大きすぎないように環境を調整し、Mさんのそばには安心できる飼い主さんがいるということを学ぶレッスンとなりました。
公園に、ランナーや子供や犬がいるのはあたりまえ。
いちいち気にしないで、ママとの時間を大事にしてもらうために、いろいろ頑張ったMさんでした。とれな
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