愛想がないと言われたくないときは。
愛犬と散歩していれば、当然他の飼い主さんや犬と遭遇します。
どちらの犬もフレンドリーであれば、「ちょっとご挨拶」や「立ち話」もあるかもしれませんが、犬が苦手な子にとっては、犬との遭遇がストレスになってしまうことも少なくありません。
そもそも、犬と遭遇しようが、車とすれ違おうが、バイクが追い抜いていこうが、犬が平常心を保っていられることが、犬にとってはストレスレスで安全なので、気にしないでいられるようにサポートしてあげることが重要です。
しかし、実際なかなかうまくいかないのが現実。
車やバイクなどは、小さいころからそれらの刺激が景色の一部になるまで練習を繰り返すことで過剰反応を回避することができますが、犬に関しては、相手も生き物なので、なかなか思い通りにいかないものです。
特に飼い主さんも一緒だと、「感じの悪い人」にならないように、相手のペースに合わせようとしたりすれば、なおさら愛犬はストレスフルになってしまわないとも限りません。
そんなときは、にこやかに飼い主さんにご挨拶をしたあと、「ごめんなさい。行儀が悪くって~。」と言いながら去っていきましょう。
たまに、自分の犬ががジタバタしたり、唸ったり吠えたりすると、叱っている人を見かけます。
確かに、叱りたくなる気持ちはよくわかりますが、目の前の刺激に気を取られている犬に何を言っても伝わらないので、早く刺激から距離を取ってあげる方が犬は落ち着きます。
また、他犬と遭遇するたびに叱られていると、ますます他犬に対する感情がネガティブになってしまう可能性があります。
何を隠そう我が家の見習いは、いまだにご挨拶したくて犬に向かって行こうとするので、こちらとしては、目視する前に声掛け、こちらを見たら褒めてトリーツ、目視後も落ち着いていられたら褒めてトリーツという作業を繰り返してスルーする練習をしてきたら、最近は遭遇しても大興奮には至らなくなってきました。
それでも、相手の犬がこちらに来ようとジタバタしていたり、伏せて待っていられたりするときは、相手の犬の方に行こうとするので、「こんにちは。うちのは行儀が悪いので、ごめんなさい。」と言って、見習いには「行くわよ。」と言いながらスルーしています。
見習いはすぐにお腹を出すので、おそらく上手に挨拶が出来るはずですが、相手の犬との相性がいいか悪いかは誰にもわかりません。
最初はお互いいい感じで挨拶が出来ても、そのあと急にどちらかのスイッチが入るというのはよくある話です。
そこで、以前にも書きましたが「3秒ルール」が重要になってくるわけです。
たとえ犬同士上手にご挨拶ができたとしても、「こんにちは。」クンクン「ありがとうございました。」でお別れするのが無難です。
犬同士上手にご挨拶が出来なくても、後ろめたい気持ちにならなくていいんです。
人間同士がにこやかに挨拶を交わせれば、ちっとも感じの悪い人にはなりません。
人に対してもフレンドリーな見習いは、ガードマンさんも大好物
跳びつかないで歩けるようになるのも時間がかかりました。
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