好ましい行動は習慣にする
「正の強化」のドッグトレーニングではご褒美として食べ物(オヤツやフード)をトリーツとして使います。
言葉で褒めたり、「合っているよ。」というマーカーを使った後にトリーツを渡すことで、犬は楽しく学習を進めていくことができます。
※食べるものに興味がない犬の場合は、そのあたりからアプローチを考えていきます。
いずれにしても、美味しいものを頂くことで、犬の行動が少しずつ変化するのであれば、「ダメ!」や「イケナイ!」と言ったネガティブな言葉を使うよりは、犬にとっても人にとってもストレスレスな方法と言えます。
何度も書いていますが、習慣になってくれば、毎回トリーツを出さなくても、言葉で褒めることで犬は理解できるので、オヤツ漬けになるわけではありません。
昨日は、バイクが苦手なE君のプライベートレッスンがありました。
若いE君にとっては、犬種の特性もありますが、爆音を上げながら通り過ぎるバイクは興奮の元。
吠えてしまったり、ぐるぐる回ってしまうと、飼い主さんも気が気ではありません。
そんな気持ちも伝わって、さらに興奮があおられるE君です。
そこで、バイクも景色の一部としてもらうために、E君には関係ないことを伝えていきます。
幸い食べるものは好きなので、遠目にバイクを見ながらトリーツを食べていただき、「バイク=吠える」という構図を「バイク=トリーツ」に変えていくことにしました。
要は興奮しすぎないことが大事。
2回のレッスンと、飼い主様の日々の練習のおかげで、大分落ち着けるようになってきたE君。
昨日のお散歩では、何度もバイクを目にしても、吠えることはありませんでした。
「お散歩イコールバイク」探しではなく、お散歩はママと一緒に歩くことなので、
ママに意識を向けるといいことがあると刷り込んでいくことで、行動が少しずつ変容します。
酷くなってからではなく、「なんか行動が怪しい」ぐらいの時に対処してあげると、改善も速いですね。
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